園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年1月31日月曜日

番外編 重湯と粥

 重湯生活は、水分が大量でしかも点滴ずくめだから、排出が半端でない。手洗い通いのスタンプ集めでもしたら、またたく間にゴールにいけそうである。がそれでいて、つねに空きっ腹。おくちが固いものを欲して騒ぐ。

そして、ついに、今朝から粥をいただけることに、ですよ。ま、ご飯のほうがいいけどな。

はい、きましたぜ、三分粥だそうで。

おお、卵にホウレンソウの固形物。お久しゅうございましたなあ。


牛乳パックが200ミリ。倍増してるし。

喜び勇んで、二口三口かきこんだら、ムオ~ッと湧き上がる強烈な胸焼け。

固まりましたわ。しばらく動けず。

あとで医師に聞いたら、食道の粘膜の一部を剥ぎ取っているので、今はまだスルリとは落ちていかないのだそうだ。

粥といえども、食事の基本「ゆっくりとよく噛んで」である。以後気をつけよう。

しかし、粥でよかったあ。ご飯だったらどうなっていただろう。詰まった飯は、口から棒で押し込むんだろうか?

ウグッ!


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2022年1月30日日曜日

番外編 シャワーの威力

 入院中のシャワーは、じつにありがたい。

いそいそとお風呂グッズを用意して、案内されたシャワールームへ。ドアに貼ってあるボードには、この日の使用予定表だが、私のほかにはおられないみたいで空白だ。(のちに知ったのだが、他の日もほとんど利用者さんがおられんみたいである。まあここは外科だもん、難しいお身体の方が多いわけで。)

シャワールームの中に入ると、ま新しい紙製足拭きマットを敷いてくださった。清潔第一、なるほど、なるほど。

服脱いで用意万端、どれ、シャワーをと水栓のノブを上げたとたん。

スゲー勢いでお湯が飛び出してくる。いやもう、わがやのシャワシャワーな柔らかイメージでいたから、ほぼぶっ飛ばされた感じですわ。

でも、肌にあたる水圧は痛いののちょい前くらい。なんつうか、慣れてみれば快感心地よし。絶妙ですな。

これなら、垢すりする腕力がない方でも汗やらを拭き散らかしてくれそうである。たいしたもんだわ、病院のシャワー力。

なお、点滴は入浴前にいったん中止しました。

手順はまず、管の途中の栓を締めて液体袋側の管を外します。

次に、身体に入っている針の部位などは、上から柔らかなクッキングペーパーみたいなのをあてたのち、透明のこれまた柔らかなシールを貼り付けて養生していただいた。ピチピチのお若い男性看護師さまに。


それにしても、この表面に貼った柔らかしわしわシート。これどこかで見たような。

あー、傷とかに貼るあれだ。傷テープ。あのちょびっとでお高いやつですぞ。

う〜ん、シャワーごときでこんなりっぱなお品を使っていただくというのもなんか…

そもそも、点滴部位は水とか入らない構造になっていると、看護師さまに説明を受けたし。

なんなら、サランラップでいいんじゃね?

あなたなら、どれになさいますか?

ア サランラップ

イ 高い傷口シート

ウ 貼らなくていい


…わたしゃ、「ウ」でよござんすよ。もったいないですもん。

ステキ看護師さんのお優しきお手当は心残りですけどさ。

あ、やっぱ「ア」にする。お安くて、お優しいお手当つきだも〜ん。

なお、点滴部位のテーピングの仕方がお見事なので、ご報告いたします。


お家でも、ガムテープで電気コードなどを固定するときにまねしたいなあと思ったことでした。


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2022年1月29日土曜日

番外編 食事の味

 食道の不調により点滴ぐらし3日めの朝。もはや飢餓状態ですな。元気な証拠でしょう。



そして今朝、食事解禁。優雅に一人、小さなラウンジ風のスペースにて。


いえいえ、同室の方がベット生活なので一人なだけ。ここ、空調設備の真下のせいか、ちと寒いので厚着して滞在すべきだったりします。(時節柄、窓開けられてたりもする。)

さあさあ、なにはともあれ待ちに待ったご飯ですぜ。

で、現物はこれ。流動食セットのみ。


液体ですが、重湯、味噌汁の汁、ジュース、牛乳、ほうじ茶と、バラエティありよ。すべて完食。3分で終わりましたがね。


そういえば、ずっと以前に入院したとき、経鼻経管栄養剤というものをいただいたことがあり、ようは点滴みたいなつくりのもんを鼻から胃に管で流しこむもので、これが3週間続いたことがあり、まあそのときよりは、ありがたき幸せかもです。

ときに、経鼻経管栄養剤にも匂いと味つけはしてあるみたいで、看護師さんが「今日はイチゴ味ですよ」といって点滴みたいな袋を管にセットして供してくださるのだが、匂いはすれども、味は素通り。胃の膨満感だけをブオッと押し込まれた感じ。
おかげで退院した直後は、味に飢え、紙でさえかじって異なる味のものを口入れたくなりましたっけ。

ですので、けさの重湯御一行様のそれぞれのお味が感じられるってだけでもよしよしでございましょう。
けど今度は、歯応えのあるものを物色するヤマイに陥りそ…ハハハ


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2022年1月27日木曜日

番外編 出先から

 しばしの予定で、まかないと点滴付きの宿?(病院)におり、園芸話ができません。「柿酢」の話をお知らせしようにも写真をいれたPC使えず。不便ですなあ。

ま、のんびりしてますんで、なにかしらのつぶやきをと思っております。

今朝、室内から見えた朝日です。


絵画みたいで、美しいなあと思ったことでした。


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2022年1月26日水曜日

ちょいと収穫あり

 お久しぶりにこんもりと。

寒いので、チッブバーンていうですかねえ、葉先が茶色になったりしているようです。

一番よく茂っているのが、「パリグリーン」。葉の大きさも巻ぐあいも優等生です。


同じレタスだけど「ハンサムグリーン」は、背丈短く、葉も小ぶり。でも葉数はあるようで、一株から1〜2枚とれるかなあ。


若干量はがしてとれたのが、「スティッキオ」です。切り口から甘い香りがただよい、なんかちょっと香水ちっくな気分に。


反対に、原っぱの草的なのが、「エルバステラ」。ボウボウな見かけがねえ、いかにも草って感じで。だか、お味はさっぱりしてて、噛みごたえがプツプツ切れるところがおもしろいです。


そして、まだ小さくて収穫が待ち遠しいのが「ルッコラ」。香りもピリッとした辛みも好き。

欲ばってたくさん種まきしたからぎゅう詰め。


そのせいか、寒さのせいか、たいそうゆっくりなお育ちです。

おーい、まだかあ。じき春になっちまうぜ。ひとつまみも食べないうちに花咲いちゃったりして。ううっ


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2022年1月25日火曜日

トマトの本葉登場

 今年の1月1日に種まきしたトマト2種。昼はベランダ、夜は室内に移動させています。


ほんとはね、ああ、めんどくさ~、ではあります。といますのも、なにしろ梅雨前に収穫期にはいらないと、梅雨時はうどん粉病にかかるし、夏は直射日光があたらくて徒長するわ受粉しないわでうまく育たんのです。それで栽培を早く早くと焦ってますのさ。

こちら、ミニトマトの「シュガリーテール」。お初栽培です。

なんでも「芯止まり」という性質だそうで、腰ぐらいの高さまでで上にいく生長は止まるんだそうです。あとは放任でよくて、たくさん実がつくそうな。
栽培がらくちん、というか、伸び放題だからあっちこっちスペースをたくさん使われてしまいそうな不安もあり。なるべくコンパクトにおさめたいところです。

もう一丁は、中玉の「Mr.浅野のけっさく」。このところ毎年育てています。


枝振りが大きくて、これまたお邪魔なサイズなんですが、当ベランダでは丈夫なほうでお味もなかなか美味。頼りにしていますんで今年もよろしく、なのだ。

【おまけ】

友人たちと近所にお借りしている畑があり、ダイコンをとりに行ってきました。

畑といっても、今はほぼな~んにもありません。ハクサイも残り少なくなりましたし。


ダイコンは暮れに収穫し、畑の土を掘って埋めてあるので、シャベルで掘り出します。うっかりすると、ダイコンを切りつけてしまうので、手でかきだすほうが安全かなあ。

おっ、こちらも残り少なくなりましたなあ。


2本を近くの川で洗って自転車に積みました。
先っぽから新芽がでちゃってます。土の中にいても芽をだすんですなあ。ふむふむ。
春の準備が始まってるってことかしらん。



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2022年1月22日土曜日

水耕栽培容器の深さ

 レタス苗を入れている水耕栽培容器は、四角いプラスチックの容器です。けっこうな分量の液肥がはいるので、床掃除のときなど、そままでは重く持ち上げるのに一苦労。そこで、自在車のついた置き台の上にこの容器をのせたらスーイスイ。これでだいぶらくちんになりました。


それはよかったんですが、もう一つ、この四角い容器の「ふち」が水圧でふくらんでしまうのがねえ、なんともはや。この隙間から液肥に日光が入って藻がはえてしまいそうなんですわ。(この写真のみ1/3に撮影)


とりあえず、目玉クリップで止めておさえていたんですけど。


なんとなくこれだけじゃいずれ容器が壊れそうな気がして心配です。

そこで、同じサイズの四角い容器を2個重ねました。うん、これでかなり改善されたかも。


それぞれ単独で使えるのになあと、もったいない気もしますが、壊れちゃったら元も子もないので、これからはつねに2個重ねでまいりましょうかね。

それに、目玉クリップをはずしたりつけたりしなくてもよくなったから、根の観察もすぐにできるわけだし。よしよしとしましょ。


なお、このタイプの容器は他に高さの異なるのもありまして。左の背が高い方は22センチメートルで、低い方は11センチメートルです。

レタスなんかは、根の様子からすると低いほうでもよかったかも。トマトとかキュウリなどの大型の野菜なら背が高いほうでないと液肥がすぐになくなりそうな気がしますがどうでしょう?
私はまだトマトにもキュウリにも使ったことがないのでわからんのですが。

【おまけ】
きょうは友人たちと近所にお借りしている畑に行ってきました。ハクサイを収穫したくらいで作業はなく、今年はどんな作物をどこに植えるかという相談しました。
その際、畑を見立てた白い紙に、野菜カードを並べたらどうだろうと、作って持っていったのです。レイアウトを考えるよすがになればと思って。

これ、畑に見立てた白い紙が、春用、夏用、秋用、冬用、全部で4枚あったほうがよかったなあ。一枚だけじゃレイアウトしきれなかったね。
よーし、次回のために、ちょいとこのセットをバージョンアップしておきますかね。
今年はさて、どんなふうに育つもんやら。想像(空想?)するってたのしいなあと思ったことでした。ま、失敗も多しですが。


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2022年1月21日金曜日

レタスなどなどでサラダ

 いいお天気でした。葉物野菜がだいぶ育ったので摘み取ろうと思います。
とんがりキャベツやらレタス(パリグリーンとハンサムグリーン)やら。


スティッキオやらカラシナ系(パーマグリーン)やらエルバステラやら。

ミツバもちょいつみました。これはお鍋にいれようか。

ザクザク切って、この前収穫したとんがりキャベツとチコリ(ヴェネチア)もプラスして、一皿にしました。しかしこれだけじゃタンパク質がないなあ。

しょうがない、あとで魚肉ソーセージでも添えますか。

ともあれ、全部ベランダ出身のサラダになりました。ホホホ、なんかうれしい。


あ、カラシナ系のパーマグリーンだけは別にしました。なにしろ辛みがだいぶ強いので加熱する調理がいいかもなのだ。

それにしても、青空がまあなんとも気持ちがいい日でした。しかし、のちに風がピューピューでてきて寒いのなんの。出先では帽子が飛ばされそうでした。
それでもベランダは南向きなため、北風を建物(マンション)がふせいでくれ、午前10時頃には16度をこえる気温だったようです。

そうそう、トマトの小さい苗と小さいルッコラも室内から外へだして日光浴。お天気がありがたいですなあ。

【おまけ】
野暮用で病院へ。話題のPCR検査なるものを受けました。採集したものをこんな容器に入れるのだそうで。しげしげと眺めたしだいです。


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