園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。
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2024年3月22日金曜日

ネギの収穫とタネまき

 ネギの容器1個分を収穫撤収することにしました。2リットルのプラ容器で水耕栽培していた「ちゃんこネギ」なんですが。


とうとう花芽がつきましてねえ。固くて食べにくくなるので潮時でしょう。

栽培容器から全部取り出しました。根元がぷっくりしてて、なんだかワケギみたい。でもこれ、普通の分けつするネギですから。なぜにぷっくり?

何回か根元付近から切っては収穫してましたので、茎の途中にその名残があります。


さて、これで栽培容器が1個あきました。おかげさんでタネまきや苗の植えかえができそうです。なにしろ限りある資材ですからなあ。有効に使わねばなんだなあ。


こちら、先日3月15日にタネまきした諸々です。
ちゃんこネギの次世代とバジルの「カンピオーネ」、シソの「かおり青大葉」です。それぞれ2個の容器にまきました。


タネは、穴あきのザルのような「穴鉢(あなばち)」に、キッチンネットを入れ、バーミキュライトをつめてます。


容器の外側にはフェルト布でおおいを縫って光をカバー。青藻がはえちゃいけませんのでな。


なお、このフェルト布は去年も、ひょっとしたらその前の年も使っていたので、すっかり色があせてしまったので、裏返しました。だからちょっとマシな茶色になっているというわけです。


そして、ジャーン!でましたぜ、芽が。
3月17日。
ちゃんこネギ。モジャモジャ~


バジル(カンピオーネ)、ちょぼちょぼ。


シソ、しーん。


そうそ、こんなもんでしたよね、たしかシソって。お時間がかかるんでございます。待てば海路の日和あり。泣くまで待とうホトトギス。ですからな。じーっと我慢我慢。

いやあ、新芽ぞくぞく、春ですねえ。
けど、このあいだから恐ろしく強い風がピューピュー吹いてまして。窓ガラスがガタガタふるえます。夜中もです。そしてベランダ床に薄き緑色の粉が降り積もり、スルスルのスベール床になりにけり。危ない、危ない。雑巾掛け必須です。
ああ、これもまた春。ううう…

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2024年3月12日火曜日

フェンスネット

 こんな極小マンションの高層階にも、鳥は来るんですなあ、なぜか。お隣にちょっとした山があるからでしょうか。ヒヨドリは、めざとく当ベランダの青菜を見つけては、ついばんでいかれます。プチプチのお土産置いて。

そこで考えましたよ。これですこれ。「フェンスネット」。ようは網ですな。


10メートルもいらんでしょう。3メートルあれば余裕です。でもちょうどいい長さのがなくて、こうなりましたとさ。

さっそく設置。やってみると、高さが足りない。あーそうだった、網は1メートルしかないんである。これじゃ上からいかようにもやってこれるじゃないか。

そこで考えましたぞ。上下2段構えです。これなら上も大丈夫。10メートルのを買っておいてよかったぜぃ。


上と下のネットは、若干重なりができました。これがなかなかいい仕事をするんです。ひとつづきだとフェンスの横の手すりを掃除できないけど、上下に割れるので、このあいだに手を入れて布巾でふきふきできるんだなあ。
ネットの色はグレー。目立たないのもうれしいところ。ベランダから見える景色があからさまな網越しですとさびしいですもんね。目に優しいってやつでしょう。

肝心の効能は。
なんと、今のところヒヨドリ無し。やったー無敵だあ!!
お財布が2000円ぶん軽くなりましたけどな。

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2023年12月30日土曜日

種と年末作業あれこれ

 来年のベランダでなにを育てよう? 大急ぎで考え、春夏野菜の種を注文。数日でもう到着しました。なんか大忙しのこの時期に申し訳なかったです。
トマトは、今年育ててとてもうまくいったミニの「オレンジパルチェ」と、お初栽培の中大玉「セレブスイートトマト」。


セレブスイートトマト:サイトさんによれば、「果実は100グラム前後の中大玉。コクがあり大変美味しいトマト」ですってさ。うまいことおっしゃるのが常ですがね。
また、「草勢が強く旺盛な品種で、普通栽培でも食味が大変良い」。またまたあ、ほんと?
耐病性はトマトモザイクウイルスTm-2a型。うちの場合、葉枯れ病のほうがよく罹患するんだけど、それに対しては書かれてないので、失敗かもしれませんな。

・カブの「ピーチホワイト」:甘く柔らかいのでサラダ蕪として最高。低温でも肥大がよい。栽培容易。はいはい、簡単が一番。生食が好みなのでうれしいですぞ。

「かおり青大葉」:葉にちぢみのあるのが美味しいとか、だれかに聞いたので何度かそのタイプを作ってみたが、どうも香りが薄く残念でした。今回は、「芳香が優れている」というこの品種にしてみました。どうかしらねえ。

・ミニキュウリの「ラリーノ」:たしかずっと以前にも作ったことがあったなあ。わりとたくさんできたような記憶なので、またやってみようと思います。キュウリはあっという間に終わっちゃうので、2回くらいにわけて育ててみたいです。


さて、年末。いつもは友人に教えてもらって花の生け込みを楽しむのだが、今年はなしになったので、お花がありません。と思ったら、ご近所さんからロウバイ(蝋梅)を一枝いただきました。あらうれし。ですが、花瓶がないので、一工夫。
四角い布を用意。これ、ティッシュペーパーカバーにすべく縫ったものだけど、カバーを使いそうもないのでそのままになっていたのでした。


それおば、ペットボトルに巻いて。


ひも巻いて。花を放り込んでみた。ちらっとボトルが見えるけど、ま、いいか。


いい香りがします。

左隣りは、キリタタミアナ。タネまきから10年くらいたったろうか。私が育てた花はほぼ枯れてしまうけど、これは長生きさん。四季咲きですが、正月の今時分が一番よく花をつけています。

そうだそうだ、年末は「お世話になったあの方に、資生堂石鹸♪」ならぬ、なにか作ってお届けしなくちゃだわ。
きょうは、クロワッサンを作ってみよう。一日家にいるのでチャンスです。パン生地にバターをサンドにして伸ばして重ねて冷凍庫に入れて1時間。この作業を3回くり返すので、朝から夕方までかかりました。


成形がよくわからん。二等辺三角形を作るはずなんだが、計算してなくて、直角三角形のままでやるしかなく、やけにこんもり高さのある仕上がりに。


それでもなんとなく美味しそうな焼き色がつき、食べられなくはなさそうです。卵液をぬったおかげでしょう。左側の中央は、生地の端っこを集めたのでそうとういびつな形だけど、食べてみたら、クロワッサン。あたりまえか。


そのいびつな1個以外をご近所さんのお世話になった方にお届けしたのが夕方。これにて今日も一日暮れました。作業の合間に別件のホームページ記事を書いたり、掃除したりもできたので、パン作りも悪くないなあとお思ったことでした。

明日は少し時間があるから、ギターの練習ができといいなあ。

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2023年12月15日金曜日

番外編:なんじゃかじゃの作業

 友人らと近所にお借りしている畑でユズをとりをしました。友人は脚立に登り、私は脚立を押さえる係り。あるいは高枝切りばさみで1個ずつ外すつもりなんだけど、大量のトゲが行く手を阻んでなかなか実にはたどり着けず。いてててとかいいながらもぐんですが、これがなかなか。


でもでも、こうやってかごに入ったのを見るとニンマリしてしまいます。

手にしてみると、ずしっ。採れたてだもんね。

家に戻り、ジャム作り。タネ以外は全部いれたので、ぽってり果肉の多い仕上がりです。ジュースが多かったので、お砂糖を控えめにしてちょうどいい感じ。いい香りが室内にいっぱい。

さて、こちらはしばらく前に収穫したサツマイモ。余り甘味がなくそのまま食べる元気がわきませず。ずーっと放置してたんですが、年末ですからねえ、なんとかいたさねば。

とりあえず、全部蒸す。普通の白っぽいサツマイモは皮をむいて干し芋にしてみることに。ずっと前に買った網が役に立ちそうです。ってお初に使用。切り干し大根とか干し椎茸を作るつもりだったけど、ダイコンは漬物にして食べちゃうし、椎茸はお高いから買わないしで、この網の出番はなかったのでした。

この網、なかなかよろしい。なにがって、あけ口にファスナーが2個ついててどっち向きにもあけられるのがよろしい。しかも最下段には底網もついているので、虫もつかないのです。

ただし、イモがなんともはや。やけにぶ厚く切っちゃったんだなあ。こんなに厚くても乾くんだろうか? まあねえ。あまり乾かないうちに食べてもいいんじゃないのーという思いもあって、この雑さ加減よ。(まったくもう、ステーキじゃないっつーの。)

安納芋(あんのういも)という、やわらかくて色の黄色っぽいのは、つぶしました。

きび砂糖を加えてラップに包んで冷蔵庫へ。バターを入れればスイートポテトになるそうである。



そんな作業をしてあっという間に日が暮れる、けふこのごろ。うちも普通に師走だなあ。

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2023年10月19日木曜日

7月に種まきしたトマトやいかに

 秋にもトマトをいただきたいものだと思いまして、7月22日に種まき。発芽してしばらくは調子よかったけど、そのうち徒長して、茎が伸びる伸びる。手をブラブラさせたオバケさんみたいになっちまった。うえーん、なのだ。この背の高い枝葉がそれです。節と節の間がすごく長いでしょう。暑さが原因だったですかねえ。種まきが早すぎたかも。


仕方がないから、根元から出てきた新しいわき芽を残し、伸びきった茎をバッサリ切って、わき芽伸ばし作戦に変更。わき芽は、だいたい60㎝くらいの背丈に伸びてきました。

でもね、その新しいわき芽も、全部が成功してはおらず。

こちら失敗作。たぶん苗は「Mr.浅野のけっさく」だと思うんですが。まるで霜にでもあたったみたいに、だらんだらんですわ。数日前からだけど、どーしたんですかねえ。この一株だけこんなです。


根っこは、ちゃんとしてるみたいなんだけどさ。

液肥をたっぷりやっても、復活せず。この株はあきらめることにしました。

今、育っているわき芽からも、新しいわき芽が下からでていたりします。花芽もでてますのさ。


背の高いほう苗のてっぺんには、花芽がいっぱい。わりと元気そうです。

苗の中間あたりは実がついています。でもね、花芽のうちに落下してるのも多く、実はかぞえるほど。

こちらは、オレンジパルチェ。実がつかないとこがいくつもあるんだなあ。

これは、Mr.浅野のけっさく。これも下のほうには、実なし。

ここ数年、トマトの年2回栽培(1回目は1月種まき)を試みていますが、2回目の種まき時期がむずかしいです。5月も6月も失敗し、今年は7月22日だけどまだ早すぎるようで。来年は8月にはいってからにしてみますかね。

【おまけ】

近所にお借りしている畑の周りには、クリやユズの木があり、折々に拾ったりとったりして楽しんでます。今はぼちぼちカキが出始め、少しだけもいで、干し柿に仕立てました。まだ固くて青みがあるかた早かったかもなあ。おかげで皮をむくのは簡単だったけど。


今度の土曜日あたりは、ちょうどいい熟れ具合になってるかな。
当マンションの部屋は高いところにあるせいか、実が腐ることもなくうまく作れます。鳥も今のところやってこないみたいだし。ただ吊しておけばいいので簡単。でもね、たくさん吊すと、洗濯物が干せませーん。ハハハ

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