園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年12月31日金曜日

レタスの引っ越しに明暗

 レタスの「パリグリーン」は、黒いポットに種まきしてキッチン用の水切かご煮並べて水耕栽培(底面に液肥を入れる仕様に)しています。けれど葉っぱが茂りすぎて倒れる問題多発。


そりゃそうですわなあ、ポットは直径6センチ程度しかないので背丈が20センチにもなろうというレタスには小さすぎて無理ってもんでさあ。

黒いポットから根を引き出してみたら、根っこがとぐろ巻き状態。なんとかいたさねば。


そこで、容器を変更することにしました。先日栽培が終わったカブの跡地があいてますんで、そこに引っ越しさせようかと。

まずは、穴あきのポットにキッチン用の水切ネットを重ね、そこにレタスの苗を入れてバーミキュライトで隙間を埋め尽くします。


これをば四角いコンテナ風の栽培容器にセットして完了。わーい、簡単だあ。


これで少しは苗が傾くのを防げるんじゃないかと思うのですがどうでしょう。


一方、こちらのレタス「ハンサムグリーン」。

珊瑚みたいに見えるレタスで、だいぶ横幅が広がってきたようです。

どれどれ、こいつも引っ越しさせようぜと、ポットを引き上げようとしたんですが…

動かんのです。なんで?
水切かごをめくってみたら、根がお隣同士からまってました。

これじゃ動くわけないわ。無理にはがしたら根が傷むし。しかも、こんなに緑色の藻が生えていたなんて!
せめて容器を洗ってやりたいけど、どうしたもんやら。
とりあえず、ザルのほうはそのままにして、下の桶のほうをはずして洗いましたけども。藻は消えてないから、いずれ増殖してくるでしょう。むむ~

それにしても、ポットから穴あきの鉢に引っ越しさせるのは無理そうです。
あ~あ、こうなる前に早く植えかえすべきでしたなと、反省。

明日の朝の予報は、零下7度とやら。いよいよ来ました冬将軍。レタスも夜は室内に取り込まねばなりますまい。これがめんどくさいなあ…と思うわけで。ううう

【番外編】
友人らと近所に畑をお借りしてまして、ときどきダイコンやらハクサイなどを収穫してきます。
畑は連日の最低気温が零下3度だ4度だとかいうおかげで凍土と化し、アスパラナは全滅、コマツナも瀕死の状態です。(撮影:12/24)

ハクサイは外側の葉は霜枯れてましたが、中はまずまずの状態でした。


ダイコンは収穫後、葉を取り去り土の中に埋めているので、それを掘り返す作業をいたしますんですが…、これがなかなか。午前中だと土が凍って歯が立たず、昼過ぎに行けばとけてドロドロ。まず長靴がつるんつるん滑ります。ぬかります。いつでもドロレス遊びOK状態ですな。

スコップで土をほるんだけど、掘りすぎるとダイコンを破壊してしまう恐れがあるので、シャベルに持ち替え、さらには手で掘り掘りする、なんともじみ~な作業。しゃがんでるから腰も疲れるし。
やっと掘り当てました、徳川埋蔵金。ではなく、ちまたじゃあ1本(たったの)50円也のダイコン様よ。買った方が早いんじゃねえの、と思わんでもないわけで。ハハハ

掘り出したダイコンは、葉の付け根のところから新芽がでていたりします。ヒゲ根も新しく伸ばしているし。土の中で生きてるんですわなあ。


さらには、ナメクジになめられてダイコンに穴ぼこがあいてることも。ナメクジ恐るべし。
だいたいさあ、ナメクジってこんな土の中でもの食べたら口の中がザラザラしないのかね。不思議だよ。ミミズもだけど。

ときに、畑のすみにフキノトウがあるのを発見。
春ですぜ、春。来てますよ。ちょいとうれしい。(撮影:12/30)


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2021年12月30日木曜日

カブ「味こがね」の水耕栽培

 黄色いカブ「味こがね」の種まきは9月15日でした。最初の収穫が12月7日(当時の記事はこちらです)。お次が12月29日になりました。

ただし、球のところは、まだ充分大きいとはいえません。


葉っぱもさして茂ってはおらんのですが、寒いのでもうこのあたりで手を打とうかと。栽培容器は、深さ20㎝ほどの四角いプラスチック製。ぷくぷく無しの水耕栽培です。



穴あきポットを四角い栽培容器から抜き取りました。スポッ。

薄茶色になった根ですが、とろけてはいないようです。

ポットからカブを引き出しました。ありゃま、横長!ラグビーボールみたい。

5株全部を水洗い。バーミキュライトがとれたら、ピッカピカ。「こがね」感がでてきましたぜ、うっふん。

どれどれ、まずは身体検査から。腹部の直径は、一番大きなカブですと5.7㎝。

一番小さいカブは、4.9㎝。あらま、このかたはお肌が荒れてますなあ。

種のサイトさんによれば、「味こがね」は直径5~6㎝の小カブから12㎝くらいまで収穫の幅が広いんだとか。へえ、12㎝。そこまででっかく育ててみたいもんですわなあ。

では調理。「肉質はちみつで歯応えがよく、甘味がある」「煮崩れしにくく、煮込み料理にも好適」だそうなんですが、薄く切って塩もみにしました。
もったいなくてなかなか加熱する気になれませんでねえ。もっと大量に収穫できたなら半分は加熱調理にもしてみたいんですけど。


たしかに歯応えありあり。柔らかくて水っぽいカブとは正反対。細胞がしっかり密に詰まってる感じがいたします。噛むとじわり甘みあり。

黄色という色味もなかなかおもしろいです。今時分は、ダイコン料理が多く(ぬか漬けやら千枚漬けやら柚ダイコンなど)、食卓が白っぽくなること多しなのでこの「味こがね」の黄色は「おや~~っ?」って思う意外性があり、目がたのしいです。
あ~あ、それにしても、収穫は七草まで待ちたかったなあ。

じつは、寒さも気になっていましたが、レタスがね、小さなポットで育ててるんですけど、もう限界で、このカブの植わってる容器に引っ越しさせてやりたかったんですわ。
ま、そんなこんなで、カブちゃんはこれにておしまいとなりにけり。ごちそう様でーす!


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2021年12月29日水曜日

トマト終わったな

この辺り(東京都青梅市)はぐっと冷え込み、最低気温がマイナス4度とやら。

数日前はトマト祭りだと収穫でニヤけてましたが、さすがに息絶えました。

一番実が多かった頼みの中玉「Mr.浅野のけっさく」が。ほれ、こんな。


ミニの「ピッコラカナリア」や「プチぷよ」もおなじく。


「プチぷよ」なんて、もうあとちょっとで真っ赤になろってとこだったのに、のに…

「プチぷよ」の根元を見れば、新しい芽がでているじゃないですか。しかも霜枯れていないピカピカの新芽です。

根っこはどうだう?

おっ、固くてしっかりしておる。ということは、この新芽を育てたらまた元気な実をつけてくれるかもしれないわけで。

いやいや、それはたぶん無いでしょう。「プチぷよ」は当ベランダでは最も病気がちのお弱いトマトでしたもん。しかもこれからが寒波本番なわけで。
あ~あ、とびっきり美味しいトマトだったんだけどなあ。


そして「フルーツゼブラ」。茶色と緑のしましま模様になるミニトマト。
これがまあ夏にもさして実がならず、そのまま今もってこれっぽっち。もうどんなお味だったか思い出せなくて、この残り少ない数個にとてもとても期待してたのに。
この品種の美味しさは謎のままになりそ。



「フルーツゼブ」」の根も、わりときれいでした。


「Mr.浅野のけっさく」にも根元に新芽あり。おまけに青いけど実もついてます。

「Mr.浅野のけっさく」の根。こちらもお元気のようです。


ということは、とにかく葉っぱが傷んだってことなんですかね。
寒くなければまだ長持ちしたことでしょう。

…てなことで、できていた実の少しは色づいていたものだけを収穫することにしました。


薄ぼんやり赤みがあるものでも、食べられる美味しさがあったのはうれしかったです。

これにてトマト終了。種まきは5月5日でした。長きにわたり、ありがとうさんにございます。
来年のトマトは、さて、どういたしますかねえ。
じつは、もう新しい種を注文しているのですが、なかなか届きませんのですわ。
きっと、種屋さんも大忙しな師走かな。


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2021年12月24日金曜日

トマトと葉物でXmas

 5月1日に種まきしたトマト。まだしぶとく期待しております。

青い実ができていて、日々どうじゃろかと眺めておるしだい。


この枝のは、まだ青いのが多いよなあ。


そして今日。この赤み具合。もうよろしんじゃございませんこと?

中玉の「Mr.浅野のけっさく」さん。

オレンジ色になっとるミニの「ピッコラカナリア」どの。


意を決し(←たいそうな)、イケそうなのを集めてみました。ウホホ

ついでに葉っぱものも収穫。レタス2種とカラシナ系を1種。ミブナも。


そういえば、きょうはXmasだそうで。特にケーキなどを用意するわけでもないわがやですが、赤と緑でなんとなくそんな雰囲気になってるかも?

メリークリスマス!

どうぞたのしいあったかいひとときをお過ごしなされませませ…


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2021年12月22日水曜日

種まきから3か月のスティッキオ

 ベランダの手摺りに設置した棚にフサフサと葉を広げた「スティッキオ」(フェンネルの小型版だそうです/それならフェンネルってなんだ? ではありますが)。

種まきは9月25日で、プラスチックの保存容器にて水耕栽培しています。


室内側であればまだ寒さがしのげるだろうけど、この場所はぐっと外にせりだしているのでかなり冷えることでしょう。でも同時に日中は陽当たりがいいという利点もあります。


そんな環境は、スティッキオにはよろしいのかどうかわかりませんが、ともあれだんだんに茂ってはいるようです。

根元付近からは、新しい芽がでていました。緑色が濃いんだねえ。


小さい葉っぱが何枚か枯れてました。だ、だいじょぶか…


根っこをのぞいてみました。株の背丈よりはずっと短くてショボい感じがします。液肥を絶やさないようにしないと、これじゃ根まで届きませんわな。気をつけましょーっと。

茎のひとかけらを外して、食べてみました。

レタスのような、シャキシャキ感。でもまだ甘味がありません。甘い香りはするんだけどなあ。もっと大きな株にならないと味がのらないのかもしれません。

Xmasにサラダかお菓子に飾り付けて楽しもうと思ってたけど、ほんのちょっぴり使うだけにして、そっとしておきますかね。


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