園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。
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2021年3月19日金曜日

たまには葉物収穫です

住んでおりますマンションの大規模修繕工事が始まり、ただいま足場ができて修繕作業あれこれをしていただいてるところです。洗濯物が干せる日があると、「やったー!」。ベランダにいそいそと運ぶのは、葉物野菜が入った容器。といってもこれぐらいの数ですが。(他にネギがペットボトル3個分。)


ふだんは比較的明るい室内の窓際に並べてます。けれど窓は開けられんし、外は工事用のネットがかかっているしで差し込む日差しはわずか。こうなりますと、じき、コバエがうろつき始めます。ううう、です。もしも、室内だけで栽培するなら、食虫植物も一緒に育てるべきでしょうなあ。

てなわけで、ベランダ解禁日が待ち遠しいのなんの。もうね、曇りでも雨でもベランダに出せるだけで御の字さって思うんであります。

クレソン、お元気です。もはや雑草的存在。雑草だけど食べたら美味しい。

こちらも雑草感満載。エルバステラ。生でサラダに入れられるのがありがたい。


ミニのセロリ。小さいおかげか、緑色の葉も苦味が気になりません。

ルッコラは、スプラウト栽培用の容器で育てていますが、本葉を食べたいので、スプラウトにはせずもうちょっと大きくしようと待ってるところです。

それぞれちょっとずつ収穫。全部サラダにしよう。

ああ、久々の収穫。ベランダうろうろ。生き返る心地ぞする、です。
なお、洗濯物は、お風呂場に干して扇風機が活躍。タオル類は洗濯機の乾燥機能が担当。文明の利器、ありがたや。

【余談】
修繕工事には、「シーリング」という工程もあるそうで、この日、窓ガラスに「シーリングうちたて」と書かれた張り紙が貼られました。

ほう、どんなふうになってるのやら、どんな感じかしらと気になってサッシの窓をあけ、サンダルを床に置いてベランダへ。なるほど、こうなってますかと感心しつつ床をみると、なにやら白いペンキがところどころ張り付いてる箇所がある。なーんだ、けっこう荒っぽい工事なんだねえと思いつつ、ふとわが身のサンダルを見れば、サンダルの足先に白いものが。

そして、窓のサッシの下側が……えぐれてる。

犯人は私です。ごめんなさい。凶器はサンダル。(とても柔らかなシュークリーム状態でした。なだらかにしようにも、指ではくっついてうまくいかず。絵の具の筆でならしたらだいぶましになりました。)
「シーリングうちたて」って「ベランダに出てはいけません」てことだったんだね。ううう…アホでした。


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2021年1月27日水曜日

ベランダからっぽ作戦

 前回に引き続き、マンションの修繕工事のため、ベランダ野菜撤収作業をしています。このたびのターゲットは、フェンスに立てかけていた四季なりイチゴの「めちゃウマ」ご一行様。せっかくランナーから苗にしたのに~ではあるが。


分別して、完了。がら~んとからっぽ。

反対側のフェンス付近にあったものは、すでに撤収済み。

とはいえ、すべての野菜を片付けてしまうのはさすがに忍びなく、じつはいくつかを温存しておりますのさ。

室内のこの一画に収まる程度のブツは残しました。

そして、現物の野菜の他に悩ましいのが、水耕栽培のグッズあれこれ。とりわけ栽培容器のペットボトルやらスチロール箱やらゴミ箱やら。たとえ百均屋さんのお品であっても栽培用に加工してあるので、捨てちまったらまた新しく作ることになるわけで、もったいなく思うわけですよ。
がしかし、それらの約3分の2ほどはやむなく廃棄。

作業机の下になんとか収めました。

さてと。お天気のいい日は温存した野菜の日光浴であります。いざ、ベランダへ。

実際の工事が始まってしまったら外には出せないけど、工事の工程によっては洗濯物を干せる日もあるそうなので、一緒に野菜の鉢も出しますかね。

残した野菜は、ちゃんこネギ、エルバステラ、からし菜系の「パーマグリーン」、ミニセロリ、クレソン。

それと、四季なりイチゴ。へへへ。じつはこの4株だけは捨ててませんのさ。

だって、これらの株は花咲いてるし、実つけてるし。

ほんとは、実をつけた株がさらにもう2株あったけど、「この四角いコンテナに入れて持ち運べる分だけだぞ」と律してペットボトルの苗を入れてみたら、4株しかはいらなかったのでした。

まあこうしてせっせと温存したとしても、今後は室内に置いてる時間のほうが長いでしょうから、そう長生きしないかもですが。

…てなことで、これにてベランダ整理整頓は、ほぼ終了。
ずっと前に土栽培をしていた名残の鉢などもいくつかあり、室内のほうのレイアウトも変えたので机やらなんやら…、それらの分も合わせてけっこうな分量を処分しました。

あ~、なんだか一時代が終わったなあ、みたいな感じがいたします。(たいそうな。)
工事が終わるまで約半年。8月からはベランダが使えるそうなので、野菜栽培も始められる、かな?
それまでは室内で、「せめてスプラウトだけでも育てて楽しむ(しのぐ)のじゃ~!!」と思うております。


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2021年1月5日火曜日

ベランダ葉物野菜に頼る

 お正月用に買い出しした野菜がほぼなくなったので、ベランダ野菜の出番となりました。

カラシ菜系の「パーマグリーン」。(撮影:1/4)


刈り取ったら、残りの姿が、な~んか終わりかけの葉ボタンみたいなっちゃった。


レタスの「ハンサムグリーン」。一枚の葉がだいぶちいさくなりました。

株はまだ茂ってるけれど、寒さで大きくなれないのかもしれません。

フェンネルの小型版「スティッキオ」は、だいぶ混み合ってきたようです。

きゅうくつそうになってる3本を収穫。

根元ふっくら。着物の打ち合わせみたいになっとります。この白っぽいところがシャキシャキして甘くて美味しいのだ。

ミニセロリは背丈が短め。これも寒さのせいですかね。

ミニだけど、香りは一丁前のセロリ。葉はスープや味噌汁にいれてます。茎はサラダ。

見ためがニラみたいな「エルバステラ」。刈り取ってもまたぞくぞく生えてきます。野菜なのか草なのか。お味はほんのり甘く、サクサクしつつも、歯にニチャリとした感触もあり。つまみ食いをすると、どうもなんかウシの気分になりも~す。

葉のところどころに角のような突起。

サラダでも食べるけど、スープにいれたり、パスタの青みにしたり。ニラのような強い香りがないので扱いやすい気がします。

思いのほか、けっこな分量になりました。

冷蔵庫ががら空きでよかったです。
でもでも、お肉も魚もなし。タンパク質補充のために、明日はぜひ買い物に行かねば。
在宅に慣れちまったんですかねえ。なんだか外出がおっくうになっとりますです。
あ~あ、まだまだゴロゴロしてたいなあ…
いかんいかん、正月太りの兆候ですがな。


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2020年12月20日日曜日

ミニセロリとエルバステラも食べ頃です

 昼間は暖かいお日和で、助かっております。最低気温がマイナス3度なんてときもあるけど、液肥はまだ凍ってはいないようで、水耕栽培の葉物は無事お育ち中です。

こちら、ミニサイズのセロリ。ミツバっぽいけど。


茎が白いタイプ。このミニサイズセロリの品種には緑色のもあるのだとか。


太そうなのをいくらか収穫しました。葉はスープ、茎はサラダにしよう。

そしてエルバステラ。全部は多すぎるから半分だけ切り取ったら、虎刈りみたいな中途半端です。噛むとサクサクして甘いようなちと苦いような、なんとも草っぽい感じ。ナムルやパスタの具になったりもするんだそうだが、もっぱら生食ばかりでまだ試しておらず。

他の葉物もモサモサなので刈り取りました。

洗って水にいれといたら、えらくブワーッとふくらんじゃいました。

水切りして種類ごとにビニール袋に収納。つづいて冷蔵庫の野菜室をのぞいたら、すでに頂き物のハクサイやお借りしてる畑で収穫したダイコンやらで埋め尽くされていた。
むむぅ、やむなく冷蔵室に保管。ど、どうしよう。ぜんぶ鍋に入れるか。

てな具合にウハウハ喜んでるのも今のうちでしょう。ブルブル寒波がやってきたら大方はロゼット状になったり赤く霜焼けちゃったりするんだろなあ。
天気予報の気温欄を見てはビクビクする、けふこのごろであります。


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2020年11月20日金曜日

ミブナ終わる

 ミブナ(壬生菜)の「京なじみ」。タネまきが8月24日でした。夏の暑さにもめげずよく茂って何度も収穫。約3か月たちますが、今だ健在。優れものであります。


そして、これからいよいよ鍋料理にいれて楽しめる本番来たり、かもしれんのですが、おしまいにしようと思います。

よく見ると枯れた葉がだいぶあるし、


根が込み入ってるから、もうあまり大きくはなれないでしょうし。


ここらでおしまーいってことで、みな根をプチッと切りました。切り口付近を見ていて、あれえ?と思ったことがありました。

それは、ミブナの根から突起が出ていて、その突起にはまとまった茎が房のようについていたからです。いくつもの小房に分かれているといいますか。それぞれの房ごとにまとまって茎にくっついているっていうか。(写真は根が上になってます。)

私はてっきり、タコの足のように、茎が1本ずつ根のまわりにぐるっと生えているのだとばかり思っていたのでした。なーんだ、ちがってたんですねえ。

この小房がどんどんふえていけば、一抱えもあるようなたっぷりした姿になるってわけなんだ。ほうほう、なるほど。この育ち方はミズナも同じかも。ハクサイとかコマツナとは異なるのだなあと知りました。(ま、それがどうしたではありますが。)


さてと、収穫。ペットボトル容器4個から全部取り出しました。おお、けっこうな分量です。


こんなに食べきれるかしらね。

このミブナはサラダでも食べられるという品種だそうで、ふつうのミブナのような苦味や辛みはほとんどなく(そこがちとさびしくはあるが)、茎のシャキシャキ感が魅力です。ミブナをご存じないお客様にお出ししても大丈夫そうなさっぱり風味ですもん、おすそ分けもしてわしわし食べますぞー!

さて、ペットボトル容器が4個あきました。やったー!、なのです。

じつは、ポット住まいで窮屈にしている諸々の苗があるんです。これをいれてやろうかと。これらはトマト苗が入っているスチロール箱の上にあり、背が伸びて今にも落っこちそうになっているのでした。


はい、無事植えかえて設置完了。左からスティッキオ(フェンネルの小型版)、小カブ(黄色のカブ「味こがね」)、そしてミニセロリ。

これからは、こちらフェンスの陽当たり一等地にて遠慮なくご活躍いただきたいもんであります。(風もよくあたるから、苗の傾きやすさも抜群ですが…)



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