園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年7月31日日曜日

暑いときのベランダ作業

 日差しが痛い。ベランダの野菜をなんとかせねば。とりあえず、日向側においてあったまだ小さい苗のキャベツとチコリとルッコラとミツバを日陰側に運んだ。写真左の奥です。暗くてよく見えませんけど。


そうだそうだ、ネギとキュウリもあるんだった。フェンスの棚にあるから直射日光ビリビリ。煮えちまうよ。日陰に急げ。

よしよし、これでひとまずなんとか。

あ、トマトはどうする? カンカン照ってますぜ、フェンスの下。移動させようにも、紐で苗を上から吊ってあるからねえ、簡単に引っ越しはできんし。

そうだ、物置に古い着物で作ったカーテンがあるはず。フェンスにたらして、洗濯ばさみで止めて。ど、どうかしら? ありゃ、太陽が上すぎて、あんまり日陰になっとらんじゃないか。


でも、もう、こんなところでかんべん。
温度計40度だし。

人間は早々に、エアコンガンガンの室内に退散。炭酸水一気飲み。グビ~ッ。

なお、このベランダ灼熱地獄をものともしない(と思われる)バジルは放置しました。液肥をたっぷり追加しましたんで、たぶんだいじょうぶ。な、はず…

2022年7月30日土曜日

バジルのどこをどう収穫するか

 バジルの収穫。いちどきに全部収穫するのならどっからでもお好きなようにだけど、少しずつたのしもうとすると、これがなかなか悩ましい。

こちら、大きな葉になるタイプのバジル、ボロッソナポリターノ。さて、これのどの葉っぱをとるか、なんですわ。


「1」は、生長点に近いてっぺん付近のひとかたまりをとる、というもの。
「2」は、「1」はそのままに、「1」の下にある両脇の葉っぱをとる、というもの。

「1」をとった場合、どうなるか。まん中の茎の両脇にある小さい葉のところ(脇芽)が育って2本の茎になる。わーい、茎が1本増えたあ…ってなる。


こうなれば、その下にある古い葉っぱは、たぶんとってもいいんじゃないかなあ。

というわけで、葉、2枚を収穫。



ところが、ちと悩ましい体型の株もあったりするわけですよ。
脇芽がちっとも育たない。小さいまま。そうすると、上の茎のところを切っててっぺんの生長点側を収穫する気になれんのですわ。で、そのまま見送ってみてるだけになっちゃうのだなあ。

こちらも、その一つ。脇芽が育たなくて待っていたら、茎がえらく長くなってしまったのだ。


こちらも、変形タイプでしょうか。中央の茎の両脇に脇芽が2個あるんだけど。1枚の葉は消失していて、もう一枚だけがついているのだ。たぶん、残ったこの1枚もとっていいんじゃなかろうか。


こんなふうに、「先端を切った横から出ている脇芽が2本、その後ちゃんと生長しています」みたいなわかりやすい育ち方をしてくれると悩まずにすむんですけどねえ。

てなことで、このたびもなんだかよくわからんまま収穫したのがこちらです。彩りと香りがうれしい。とれた葉はちぎってサラダにいれたり、生春巻きの具にしていただきますかね。


散髪後のバジル。すこしは風通しがよくなったでしょうか。

それにしても、暑いのに(だから?)ほんによく育ちます。当ベランダでは、もっか他に収穫出来るものなしのベランダですんで、貴重なビタミン草。
なお、液肥もよくお吸いになるんで、おかわり追加のお酌をさせられてます。(ベランダ暑い!)


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2022年7月29日金曜日

夏だ本葉だぴょんとでた

 空が青い。高い。雲、白い。


ベランダ午後3時頃の気温、38度を示す。むお~っとしますなあ。


液肥を追加しつつ、野菜観察。

さすがにこの暑さじゃ、ミツバはあやしい。葉の色が黄色くなってます。


紫キャベツの「キャンディーレッド」は、今のところお変わりなくのようです。春に育てたときは生長が止まって食べるまでに至らず終わってしまいました。秋に向けてなら少しはうまくいくでしょうか。



ルッコラとチコリ(ボロッソナポリターノ)はどうでしょう?


ルッコラは、発芽率がたいそうよろしくてポットいっぱいになってしまいました。てきとうに間引き収穫して食べながら進めていったほうがよさそうです。


チコリ(ボロッソナポリターノ)もお元気。本葉がちらり。とうぶん緑色のままでしょうけれど、寒くなったら色が変わって紫キャベツみたいに結球してくれる、はず。

それにしてもこの暑さ、ルッコラみたいな雑草系はいいとして、一番心配なのがミニキュウリの「半白きゅう太郎」。このかた、ウドンコ病にめっぽうお弱くて、春に育てたときはまだ実が1個2個できたあたりであっという間に全滅した前科あり。
どうか、今度こそ、お丈夫に育っていただきたいもんであります。


食用ホオズキ(「太陽の子」)はいくつか実をつけており、袋が茶色になってきました。

これだけ枯れ色なら、中身も黄色になってるんじゃないこと?
業を煮やして、そーっと袋を爪で割ってみた。

なーんだ、残念。

ひょっとして、中の実が黄色く色づくのは、外側があのスケスケな感じにならないとだめなのかも。ふう、前途遼遠なり。

うへー、それにしても暑いです。滝の汗。観察もそこそこに、室内へ退散しましたとさ。

ところが、どういうわけか夕方は涼しい風がすーっと通る心地よさ。おや、もう秋かしら?


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2022年7月28日木曜日

6月種まき(第3期)トマト定植

いやあもう、今年2度目の夏が来たような暑さ。こんな陽気ですが、先日来、ベランダの模様替えというか、植えかえ作業あれこれを試みているところであります。

一番の難所はトマト。2リットル入りのプラ容器から、ゴミ箱容器(約5リットル)とスチロール箱(約24リットル)・コンテナ(約22リットル)に植えかえる作業に手間取りました。

苗を入れ替えるのはごく簡単なんですが、新しい容器に水で薄めた液肥を満たすのがもうなんちゅうか。キッチンとベランダを何遍往復したことか。水耕栽培の泣き所ですかねえ。ゼイゼイ…

やっとこさ、納めましたぜ。こちら、中玉トマト(Mr.浅野のけっさく)4株。


ミニトマト(シュガリーテール)3株も、ゴミ箱容器に収容。
ほかに、キッチン用の水切かごに並べていたポットの葉物野菜(チコリ・ルッコラ・紫キャベツ・ネギ)を四角い収納ボックスに収めました。

フェンスには、ミニキュウリの「半白きゅう太郎」を2株、2リットル入りのプラ容器へ。

じつは、キュウリだけはこのあと、エアレーション付きの栽培容器(ホームハイポニカぷくぷく)に入れるため、苗の根元の扱いを他のものとは別にしています。

まず、種をロックウールにのせて発芽させ、

「育苗プラグ」という、横が割れたプラスチックの小さい入れ物に苗+ロックウールをはめ込んでいます。


こうしておいてから、2リットル入りプラスチック容器に装着。育苗プラグが下の液肥が入った容器に落っこちないように、プラ板は私が適当に切って取り付けました。


というのも、なにしろ「ホームハイポニカぷくぷく」は、この育苗プラグじゃないと苗を入れることができないのです。それがちょっと一手間なんでございますよ。

こちらそのプラグをはめ込んで使うエアレーション装置「ホームハイポニカぷくぷく」。以前トマト苗を入れたときの画像です。


キュウリは根が暑さで柔らかくよれよれになりがちなので、できればエアレーションありで育てたく、そのためにはこの育苗プラグ必須というわけでして。(なお、エアレーション器具だけ単独で普通の栽培容器に入れれば、プラグは不要ではあります。)


フェンスにはほかに、エルバステラとミツバを設置。


そうそう、今、当ベランダで唯一の収穫物件がバジル(ボロッソナポリターノ)でして。

30度越えの暑さもなんのその。お元気な葉っぱで助かります。サラダの香りづけでたのしんでます。ほんの数枚だけど。

最後に、使っていたもろもろのプラ容器のカバーも洗濯しました。ポリエステルのフェルト布なので、乾きがはやいのがありがたいです。日光で変色しちゃってますがね。

あ~、これにて一連のベランダ改装作業は、ほぼ作完了。きょうはぐっすり(バッタンキュー)眠れると思います、はい。


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2022年7月27日水曜日

トマトの後始末

ベランダの床いっぱいに広がるガの幼虫の黒い点々(フン)。ううう…トマト栽培、降参です。

さてどうやって片付けるか。このところ仕事がおしてて、作業に使えるのは夕方の30分だけ。でもやりおおせましたぜ。

苗を片付け、栽培用のゴミ箱容器やコンテナ、スチロール箱を洗って干して、床も拭き掃除完了。


片付けのあとには、こちらの先日種まきしたばかりの葉物野菜あれこれと、トマトの苗など少々をとりあえず並べる。植えかえもしたいけど、それはまた後日。

トマトの苗のいくつかとバジルも植えかえたいけど、とりあえず、フェンスに並べたままだなあ。

そうそう、トマトの根の観察記録をいたさねば。

こちら、種まきが3月24日のトマト苗(中玉:Mr.浅野のけっさく)の根です。


一方、種まきが1月1日のトマト苗(Mr.浅野のけっさく)の根。

トランク育ち。


スチロール箱育ち。


こうしてみると、1月種まき組のほうが3月のよりも大きいです。ま、あたりまえかあ。

なお、トランク育ちとスチロール箱とでは、トランク育ちの根のほうが固くてしっかりしていました。スチロール箱育ちは、根の先がちょっととろけてました。

トランクのほうが温度変化に弱そうだから根も傷みやすいかなと予想してたけど、はずれました。トランクってなかなか良いのだと知りました。もう1個欲しく思います。1500円くらいするのがつらいけど…


そして、最後のトマト収穫ブツ。といっても、虫食いがあるし、青いのもあるから、食べられそうなものを選んだら、だいぶ少なくなるでしょう。


美味しいお恵み、ありがとうございました。
トマトの種まき時期ですが、1月はとてもうまくいったけど、3月は徒長しまくりでしたし、実はあまりつかないしで失敗でした。
さて、6月種まき組はどうなるでしょう?
こちらは、まだこれから花芽がつくところ。期待してますですよ。

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