園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2023年12月30日土曜日

種と年末作業あれこれ

 来年のベランダでなにを育てよう? 大急ぎで考え、春夏野菜の種を注文。数日でもう到着しました。なんか大忙しのこの時期に申し訳なかったです。
トマトは、今年育ててとてもうまくいったミニの「オレンジパルチェ」と、お初栽培の中大玉「セレブスイートトマト」。


セレブスイートトマト:サイトさんによれば、「果実は100グラム前後の中大玉。コクがあり大変美味しいトマト」ですってさ。うまいことおっしゃるのが常ですがね。
また、「草勢が強く旺盛な品種で、普通栽培でも食味が大変良い」。またまたあ、ほんと?
耐病性はトマトモザイクウイルスTm-2a型。うちの場合、葉枯れ病のほうがよく罹患するんだけど、それに対しては書かれてないので、失敗かもしれませんな。

・カブの「ピーチホワイト」:甘く柔らかいのでサラダ蕪として最高。低温でも肥大がよい。栽培容易。はいはい、簡単が一番。生食が好みなのでうれしいですぞ。

「かおり青大葉」:葉にちぢみのあるのが美味しいとか、だれかに聞いたので何度かそのタイプを作ってみたが、どうも香りが薄く残念でした。今回は、「芳香が優れている」というこの品種にしてみました。どうかしらねえ。

・ミニキュウリの「ラリーノ」:たしかずっと以前にも作ったことがあったなあ。わりとたくさんできたような記憶なので、またやってみようと思います。キュウリはあっという間に終わっちゃうので、2回くらいにわけて育ててみたいです。


さて、年末。いつもは友人に教えてもらって花の生け込みを楽しむのだが、今年はなしになったので、お花がありません。と思ったら、ご近所さんからロウバイ(蝋梅)を一枝いただきました。あらうれし。ですが、花瓶がないので、一工夫。
四角い布を用意。これ、ティッシュペーパーカバーにすべく縫ったものだけど、カバーを使いそうもないのでそのままになっていたのでした。


それおば、ペットボトルに巻いて。


ひも巻いて。花を放り込んでみた。ちらっとボトルが見えるけど、ま、いいか。


いい香りがします。

左隣りは、キリタタミアナ。タネまきから10年くらいたったろうか。私が育てた花はほぼ枯れてしまうけど、これは長生きさん。四季咲きですが、正月の今時分が一番よく花をつけています。

そうだそうだ、年末は「お世話になったあの方に、資生堂石鹸♪」ならぬ、なにか作ってお届けしなくちゃだわ。
きょうは、クロワッサンを作ってみよう。一日家にいるのでチャンスです。パン生地にバターをサンドにして伸ばして重ねて冷凍庫に入れて1時間。この作業を3回くり返すので、朝から夕方までかかりました。


成形がよくわからん。二等辺三角形を作るはずなんだが、計算してなくて、直角三角形のままでやるしかなく、やけにこんもり高さのある仕上がりに。


それでもなんとなく美味しそうな焼き色がつき、食べられなくはなさそうです。卵液をぬったおかげでしょう。左側の中央は、生地の端っこを集めたのでそうとういびつな形だけど、食べてみたら、クロワッサン。あたりまえか。


そのいびつな1個以外をご近所さんのお世話になった方にお届けしたのが夕方。これにて今日も一日暮れました。作業の合間に別件のホームページ記事を書いたり、掃除したりもできたので、パン作りも悪くないなあとお思ったことでした。

明日は少し時間があるから、ギターの練習ができといいなあ。

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2023年12月26日火曜日

トマトと葉物の収穫とクリスマス

 前回から10日ぶりでトマトと葉物を収穫。レタス(パリグリーン)の葉先が茶色になってます。チップバーンとかいうんでしたっけ?寒いんでしょうね。カラシナのコーラルリーフプルームは小振りながらもそれなりには育ってました。ワサビナは、赤く変色しているところが出てきています。しかもごく小さい。次回まで育ちますかねえ。


トマトは、わりととれました。ただ色がちょっとねえ。完熟してないのにとっちゃった感あり。焦ったかしら。


大きさはこんな感じです。中玉トマトの「Mr.浅野のけっさく」がだいぶ大きくなりました。

ミニの「オレンジパルチェ」は、大きいのもあれば、ごく小さいのもあり。


食べてみると、「Mr.浅野のけっさく」は、やっぱりちょっと早かったなあ。ぼんやりさんのお味だったです。でも、「オレンジパルチェ」は、黄色寄りでもあま~。ほんに美味しい。
数もたくさんできますし、よい子だあ。来年もぜひ、お育てもうそうと思う。

けど、Mr.浅野のけっさくさん。うーん、どうしましょ。なんでか今年は、総じて美味しくならなかったです。数量も少ないですし。まあとりあえず、今度はこれが完熟するまでじっと我慢してみることにしますがね。


【おまけ】
クリスマスだそうで。特段の行事はないのですが、お世話になったあのかたにお礼のパンを焼いてお持ちしました。
「マリネ」というパンというかお菓子というか。シュトレーンというパンの簡略版なのかなあ。作るのがたやすくて甘すぎない重すぎないパンて感じですかね。

本『パン作りの12か月』(七沢なおみ・谷上正幸著/文化出版局)をまねして作りました。
パンに粉糖を振りかけたりして、薄く切って食べるんだそうな。

ラム酒に漬けたドライフルーツがいっぱい入ってます。準強力粉300グラムに対してバターも90グラムほどはいるので、ベタベタの生地。こねるのが難関だけど、そのうちなんとなくまとまるから不思議。作るのはおもしろい。でも食べるのは、ちょっと苦手かな。フランスパンとかライ麦パンとか、食事用のパンが好みなので、お菓子寄りのはあまり作らんのです。でも差し上げるときは、こういった菓子パン的なのが好まれるんだなあ。

そうそう。畑をなさっている方から「キクイモ(菊芋)」というものをいただきました。見た目がショウガ。キク科だそうです。ぬか床に放り込んだら、これが旨いのだ。

薄くスライスしました。シャキシャキしてる。芋って感じはしないなあ。やや甘味もあったりして。長芋のぬめりのないやつ、みたいな。


味噌漬けにもするらしいから、今度はそれをやってみたいです。新しい食材ってドキドキしますなあ。

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2023年12月19日火曜日

分けつするネギ

 分けつするというネギ、「ちゃんこネギ」を育てています。「分(ぶん)けつ」って、なんだかおもしろい言葉だなあ。わかれる、分割、増えるということなんでしょうか。
こちらがそのネギです。フェンスに取り付けた棚に並べた2リットル入りのプラ容器。ここで水耕栽培しています。


同じタネですが、タネまきの時期が異なり、左側の2個が4月2日で、右側の2個が9月22日のものです。


4月まきのほうは、もう何度も収穫しました。といっても根こそぎ抜いてしまうわけではなく、根際の2㎝くらい上を切り取って使うだけなので、また切ったところから葉っぱがにゅーって出てきます。で、また切ってのくり返し。


こうするとそのうちだんだん細くなっていって、そのうち終わっていく、と聞いたことがあるけど、どうなんでしょう? 
最初のときより細くなっていく、小振りになっていく、のでしょうか。なんとなく、そうでもないような気がするんだが。

というのも、このネギは、横っちょから新芽ができてる風なのだ。


これが「分けつ」というものなのかねえ。どうなんでしょう。
こんなふうだからか、今も伸びてくるからまだ収穫できてます。

なお、9月タネまきの2ポット入りのほうは、まだ収穫したことがありません。もうじき食べてもよさそうな感じがしています。
となると、これって4月タネまきのも9月タネまきのも一緒に収穫していくということになるのかしらね。

さらに、春になったらどうなるんでしょう。古い方は終わっていくんだろうか。それとも、しぶとく増えるんだろうか。分けつするネギって、なんかおもしろいなあ。

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2023年12月16日土曜日

トマトと葉物の収穫

 朝は雨降り。その後は曇りというか晴れというか。なんだか妙な暖かさの日でございました。
久しぶりにあれこれ収穫。ベランダなんだからいつでもとれるようなもんなのに、ついまとめてとってしまうこと多し。


気温が高めのお日よりのせいでしょう。タネまきが9月22日のレタスやカラシナがよく育っています。

こちらの左側のレタス(レガシー)は、タネまきが10月19日。玉になるレタスなので、巻くまで待とうホトトギス状態。収穫はまだです。

トマトの生長が進みました。赤いのがだいぶ目につくようになってきましたようで。ですが、じつは足元に鳥さんのフン1個発見。狙われてますわ。この後、急ぎビニールシートをかけておきましたけど、どうかしらねえ。きちんと覆うほど大きくないし。横はスカスカだからなあ。

中玉の「Mr.浅野のけっさく」は、相変わらず収量少なくて3個。オレンジパルチェはたっぷりのよい子さん。どちらもめちゃめちゃ旨いです。


「Mr.浅野のけっさく」は次のが今、これくらいにはなってまして。これがなんとか赤くなるまではと願っておるのですが。うーん、どうでしょう。

トマトの根元付近。それぞれ四角いコンテナ(オレンジパルチェ)とごみ箱(Mr.浅野のけっさく)で育てています。

オレンジパルチェの根っこ。トマトのタネまきは3株とも7月22日でした。長持ちしてます。

まあ夏には恐ろしく徒長したので、いったん剪定。その後、何度目かのわき芽が今育ってるようなわけでして。トマトサビダニみたいな病気があったりもしましたが、今はみあたりません。こうして新しくしていくのがよかったんだろか。どうなんでしょう。

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2023年12月15日金曜日

番外編:なんじゃかじゃの作業

 友人らと近所にお借りしている畑でユズをとりをしました。友人は脚立に登り、私は脚立を押さえる係り。あるいは高枝切りばさみで1個ずつ外すつもりなんだけど、大量のトゲが行く手を阻んでなかなか実にはたどり着けず。いてててとかいいながらもぐんですが、これがなかなか。


でもでも、こうやってかごに入ったのを見るとニンマリしてしまいます。

手にしてみると、ずしっ。採れたてだもんね。

家に戻り、ジャム作り。タネ以外は全部いれたので、ぽってり果肉の多い仕上がりです。ジュースが多かったので、お砂糖を控えめにしてちょうどいい感じ。いい香りが室内にいっぱい。

さて、こちらはしばらく前に収穫したサツマイモ。余り甘味がなくそのまま食べる元気がわきませず。ずーっと放置してたんですが、年末ですからねえ、なんとかいたさねば。

とりあえず、全部蒸す。普通の白っぽいサツマイモは皮をむいて干し芋にしてみることに。ずっと前に買った網が役に立ちそうです。ってお初に使用。切り干し大根とか干し椎茸を作るつもりだったけど、ダイコンは漬物にして食べちゃうし、椎茸はお高いから買わないしで、この網の出番はなかったのでした。

この網、なかなかよろしい。なにがって、あけ口にファスナーが2個ついててどっち向きにもあけられるのがよろしい。しかも最下段には底網もついているので、虫もつかないのです。

ただし、イモがなんともはや。やけにぶ厚く切っちゃったんだなあ。こんなに厚くても乾くんだろうか? まあねえ。あまり乾かないうちに食べてもいいんじゃないのーという思いもあって、この雑さ加減よ。(まったくもう、ステーキじゃないっつーの。)

安納芋(あんのういも)という、やわらかくて色の黄色っぽいのは、つぶしました。

きび砂糖を加えてラップに包んで冷蔵庫へ。バターを入れればスイートポテトになるそうである。



そんな作業をしてあっという間に日が暮れる、けふこのごろ。うちも普通に師走だなあ。

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