園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。
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2022年1月4日火曜日

ミブナの味が豹変

昨日は葉物野菜をたくさん収穫できたと喜んでおりましたんですが、夕食のすき焼きにいれたミブナが、ミブナが、恐ろしいお味になってました。
断末魔のような苦味。しかもスジが固い。歯の間にはさまるはさまる。いやんもう。

チコリとか苦味のあるもんでもいける私ですが、さすがにこれは。
もったいないから全部食べましたけど。噛むと苦味が増すので、飲んだに等しいかも。おかげで、スジが喉につっかえてむせてました。

こちら、暮れの収穫前、ふさふさだった頃のミブナです。


そういえば、以前ルッコラを水耕栽培したときもひどくまずい味にしてしまったことがありましたっけ。辛さもですが、なんというか渋くて苦くて、みたいな。あれもたしか冬だったよなあ。
ルッコラのときは、液肥の濃度が濃すぎたのかもと、薄めてやるようにし、そのまましばらく我慢して食べてたけど、私が力尽き、没にしてしまいましたっけ。

ミブナの「京なじみ」、おしまいにしますかね。
まだこんなに青々としてきれいなんだけど。

種まきは9月19日でした。長きにわたりごちそうさまでござんした。合掌。

さて、栽培した容器を洗わなくっちゃね。
とはいえ、緑色の藻が洗剤で洗ってもなかなか消えません。スポンジでこすったけど、これくらいは残ってしまうのだよなあ。

そこでだ。以前どなたかのブログでクエン酸を混ぜたお湯に浸す話をご紹介なさっていたのを思い出し、さっそくやってみることに。
スプーン一杯で5グラム。1リットルの水に25グラム(すりきりスプーン5杯)入れるんだそうな。
この水切かごは約3リットルほどはいりましたので、「スプーン5杯×3=15杯」。

なんだけど、あまりの大量消費に恐れをなし、10杯だけにした。(おケチの私)
さて、こんなもんで水切かごはきれいになるのでしょうか?
漬けておく時間は、明朝までの12時間後くらい。お湯の最初の温度は、たぶん20度くらいかと。

【予想】
ア.きれいになる。
イ.半分くらいきれいになる。半分くらい汚れが残る。
ウ.ほとんどきれいにならない。

私の予想は「ア」です。きれいになっていてほしい、おケチな私にしては大量のクエン酸をつかったんだからね、と思うわけです。さていがかなりますやら?


ときに、1月1日にトマトの種まきをしておりました。夜は布団の中で共に眠り(?)、昼はお日様が良くあたる窓辺に転がしておくという加温方法。

タッパーのふたをどけてキッチンペーパーをめくってみますと、「Mr.浅野のけっさく」、「シュガリーテール」がそれぞれ1粒ずつ発根しておりました。
わーい、芽でたし!

よかったですわ、ほんに。浅野さんは750円/袋だし、シュガリーテールさんは1000円/袋。もしも発芽しなかったら、お財布にぎりしめてワナワナ、梅干しを見つめておかずにする日々になるとこでしたもん。
(いや、まだわからんよ。実ができるかどうかはさ。不安はつづくよどこまでも…)

2022年1月3日月曜日

葉物野菜の寒さ対策と栽培容器

 前回から1週間ぶりくらいの葉物収穫あり。お店もまだ流通がお正月モードですで、これはじつにありがたいです。



例年、冬の夜は葉物野菜を室内にとりこんでいましたが、今年は横着してベランダに放置。それでもだいじょうぶ、みたい、かな?

いえいえ、これはあかんでしょう。こちらルッコラなんですが…


葉っぱ、めちゃめちゃ赤いもん。

はいっ、反省いたします。今日から夜は室内にいれよう、ルッコラだけは。

カラシナ系のパーマグリーンはずいぶん収穫できた長持ち葉物ナンバーワンですが、さすがに寒くなったら生長がかなりゆっくりになってきたようです。


そこで、1度にたくさん収穫するはひかえることにし、一株に葉っぱ3枚は必ず残しておくことにしました。なぜに「3枚」かというと、なんの根拠もないんですけどね。まあ、なんとなくです。


レタスの「パリグリーン」。最初は、黒い苗用ポットに種をまき、キッチン用の水切かごで育てていましたが、株が大きくなったので穴あきポットに植えかえ、コンテナ風のプラスチック容器に引っ越しさせました。まだポットの穴からは根が出ていないけど、お元気みたいでほっとしてます。

で、このコンテナ風プラスチック容器なんですが、横のところに隙間ができてしまうんですわ。中に液体肥料+水がたっぷりはいると、容器が耐えられなくなってこんなふうにあいてしまうのだ。

まあねえ、たぶんこの容器(百均屋さんのお品)は小物入れなどに使うもので、水をいれることは想定してないでしょうから当然ではあります。

そこで、この悩ましいスリット問題を解決すべく、目玉クリップを装着。
すると、ピッタリとじてくれましたぜ。

でもでも、水の水圧で容器自体が破裂する恐れもあるかもなので、にわかに安心はできませんな。できれば、もっと丈夫な容器ととりかえるか、せめておなじコンテナ容器を2個重ねて使うことをおすすめします、と自分に言い聞かせたしだいです。


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2021年12月14日火曜日

4日ぶりの葉物収穫

 秋はダイコンやらハクサイやら、野菜が豊富ですなあ。今年はことのほかよくできているのか、スーパーじゃあダイコンの50円祭りとかやってますもんねえ。近所にお借りしている畑でもよくとれるので、そればかりを食べているけふこのごろ。おかげでベランダ野菜になかなかたどり着けず、4日ぶりにやっと収穫したのがこちらです。

カラシナ系の「パーマグリーン」がどっさり。レタスの「パリグリーン」も優勢、「はんさむぐリーン」はすこーしずつ増えてきました。(撮影:12/13)


パーマグリーンですが、以前はそのままサラダにしていたけど、葉が固くなりお口の中でゴワゴワするようになりました。そろそろ潮時かもと思ったけど、元気に育っているので没にるすには忍びなく。そこで、少し時間をかけて茹で、細かく切ってからお浸しにしてましたらば、これがなかなかに美味しい。パーマグリーンは、固くなければよいお味なのだなあ、ふむふむ。調理法もだいじだなあと知ったしだいです。

年末だからでしょうか、あれこれと雑用ありでバタバタな日々。

【干し柿作り】

「終末に畑から(極小ベランダに干せる最大分量/作業がいやならない分量でもある→)20個程度をもいできては皮をむいて紐で吊して物干し竿に干す」をくり返し、もう何回やったかなあ。最初は1週間で干しあがり、そのうち2週間かかるようになり、3週間前に干したのが昨日(12/13)やっと食べられる感じに乾しあがりました。

右側は、実の上の枝に紐をかけて吊した物。左側縦一列は、その枝がとれてしまったので紐を十文字に渡してほした物です。


十文字にかけたら、実がおっこちたり、紐が食い込んでしまわないか不安でした。実は無事落ちることもなく、紐あとは、さてどうでしょう?

左がその十文字仕様だった実。ふつうにひも掛けしたものと比べてみたんですが。まあまあですかね。そう無残な姿でもなかったかと。売り物だとはじかれるかもですが。


干しあがった実は、オレンジ色が少し残った状態で、柔らか。ちょうど食べ頃かと。
でも、この柔らかさがどうも気持ち悪くて苦手な方もいらっしゃるそうで、黒く固くなったほうがよろしいのだとか。好みは色々。
柔らかいと果物っぽさが残り、固いとお菓子よりになる気がします。私など、食性が雑食なせいかどちらもOK。
今年はこれにて干し柿作りはおしまいです。食べるより差し上げることが多かったかも。こんなちっぽけなベランダでも作れるのがおもしろく、製作過程を楽しんだ作物でした。

【ユズジャム】

これまたおもしろかったジャム作り。こちらも畑のを頂いてもいできたものです。果実が2キロあまりあり、皮と中の袋部分と種とを仕分けるのが大変でした。砂糖は痛んだ部分と種を除いた材料の9割というレシピがあったけど、7割くらいに。それでも1キロ600グラムぐらいはいれるんだよね。びっくり!


皮は肌が傷んでいて使いにくいものが多く、中の袋には細かい種が残りやすく指でホジホジに時間がかかってかかって…。2日がかりでした。

ジャムを作るにはホウロウの大鍋がよろしいらしいが、アルミの鍋で代用。おかげさんで鍋の内側がえらく綺麗になりましたぜ。ふふふ

瓶も煮沸して脱気。熱い瓶にさわるのがオソロシイので、ゴム手袋の上から軍手をはめ、瓶にはさわってもお湯にはふれないようにしたら、なんとかなりました。

で、できた! 


【聖護院ダイコンで千枚漬け】
お借りしている畑のお隣さんから聖護院ダイコンを1個ドーーーン、頂戴する。大きいねえ、聖護院ダイコンて。それをばスライサーで薄くして、昆布もハサミで切り、簡易漬物器のなかに並べる。そこへ、和風だしの素と塩、砂糖、酢を混ぜた液体をドボドボドボ。簡易漬物器のネジを巻いておしまい。これはじつに簡単でしたなあ。
ちと調味料が勝った感ありだけど、美味しくできました。

聖護院ダイコンは、まだあと半分残ってます。さて、今度はなににしましょ。食べ応えありありだあ。


でかい大量の葉っぱも、茹でていただいたのだがこれがまあじつに美味しい。ダイコンよりまろやかだろうか。お初体験でした。いやあ、なんか畑で育ててみたくなっちゃいます。

…てなことで、春のフキノトウとフキ、ワラビつみから始まり、梅雨どきのウメ、秋はクリやらサツマイモもあっていつになく野菜・果物の食品加工作業が充実している年であります。それもこれも豊作だからでしょう。
そしてコロナ関連ゆえに休業と外出しにくい状況からもたらされた「あき時間」のおかげですかねえ。


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2021年11月27日土曜日

ミブナの収穫のしかた

 朝と夜、ぐぐっと冷え込むようになりました。それでも日中は暖かいのでほっとします。

ベランダの野菜の生長も、ゆっくりで、キャベツやチコリの結球は、なかなか進みませんな。


レタスも、ハンサムグリーンはのろのろさん。でも、パリグリーンはわりとすぐモジャモジャになります。

ミブナは、四方八方に広がりやすく、すぐ近くにある網戸とドアの間に挟まってちぎれてしまうこと多々あり。乱暴に開け閉めするからでーす。


このミブナですが、収穫のときは今まで、大きそうなのを1本ずつちまちまとハサミで切ってました。なんとまあめんどくさい作業なことで。しかも、となりの葉とからまっていたりするからるから、うっかり折れたりぐちゃぐちゃになったり。

んー、もうやだ。いったいどうやって収穫したらいいんだろう?

出荷する農家さんなら株ごとバッサリ切ってしまうんだろうけど、そんなもったいないことはできんしなあ。育った外側の大きい葉からじわじわとっていきたいのだよなあ。

とはいえ、1本ずつはもうめんどくさすぎ。

そこでだ。根元から上5㎝くらいのところをバッサリ切ってみた。あんまりうまく切れなかったけど。こんなんで、どうだろか。また次の葉が生えてきてくれるかなあ。


一緒に、ルッコラとレタスを2種(パリグリーンとハンサムグリーン)も収穫。
ミブナは「サラダミブナ」なので、みんなあわせてサラダの大盛り一皿ぐらいはできそうです。

なお、ルッコラはこれにておしまい。葉が赤くなってきたのです。種まきは7月22日でした。ずいぶん長い間お世話になったようで。ごちそうさまでした。


辛みあり、草味とゴマみたいな風味のなかなかに味わいのある葉っぱなのでさびしいですのう。

でも、だいじょうぶ。こちらに第2弾をご用意しております。といっても、まだ双葉ができたところでして。収穫はまだまだ先でしょうねえ。


日中はベランダで、夜は室内にいれてみようと思います。

【おまけ】

久しぶりに縫い物をしました。プレゼント用の「コースター」。じつは、うちでは近頃、コースターというものをめったに使わないので、使い勝手がいいのか悪いのかよくわからんまま作成。この色味だと、秋限定しようですかねえ。



材料は、仕事で使う布の余り切れを使用。

カップの下においてみた。カップの大きさによっては小さかったり大きすぎたりしそうです。

作業は、涙型に切った布を表と裏2枚をあわせ、ミシンで葉脈をいれただけです。葉脈の糸は裏側にも貫通しています。コースターは表も裏も気にせずに使えるようにしたかったので、糸止めがあまり目立たないよう、往復縫いをしたり、でっぱった糸切り落とすんですが、これがなかなかむずかしい。

お手本にさせていただいたのは、こちらのサイトさんです。作品は、葉脈のデザインが手縫いになってました。生地は麻布だそうです。
私の変更点は、葉脈のデザインを変えて立体的に。生地は残り物なので、綿だけでなく、ストレッチ(モスグリーン)がはいったのやら、ポリエステル(ベージュ色)やら。


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2021年11月8日月曜日

二十日ダイコン撤退

 9月19日に種まきした二十日大根の「ビットリア」。キッチン用の水切かごにて水耕栽培しています。5日前(11/3)に一度、美しいダイコン姿にて収穫できました。(関連記事はこちら)それがそれが、なにゆえか葉っぱが枯れ草色になっていくではありませんか。


なんじゃろなあ、これ。虫は見あたらないので、お病気なのかもしれません。

ダイコン部分は…棒、ですな。


残りを全部掘り返してみると。いやはや、ユニーク揃いの形状であります。

しかも、どれもすご~く固いのだ。葉も痛んでるから、どこも食べられるところがないんだよなあ。ションボリ
しかたない。廃棄じゃあ。

あ、でも葉物野菜の収穫あり。

ちょい元気復活。また明日があるさ、ルン♪


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