園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年11月30日水曜日

ワサビナとカラシナの新旧交代

 ワサビナとカラシナ(コーラルリーフプルーム)。どちらも、早くに種まきした組と、後からの組のとがあります。

早いのは9/7。遅いのは10/24。約2か月違いってとこでしょうか。その遅い組がだいぶ大きくなってきました。


ワサビナの新旧を並べてみました。背丈は同じくらいだけど、早い組のはギザギザが深く、さわるとちょっとチクチクします。茎も太いかな。後からのは、柔らか。


カラシナはどうだろう。
葉の色がちがってる。早い組のは渋い赤紫、遅い組のはぐっと鮮やか。


ところで、早い組の栽培容器ですが、プラスチックの箱形のふたに穴をあけた容器で栽培しています。
根はどうなってますかねえ。ふたをめくってみよう。


色は薄茶。あ、なんかこんがらがってる。ちょっと詰まりすぎたかも。欲ばって1ポットに数株植えちゃったからね。どうりであまり背丈が伸びなかったわけだ。

ところで、このふたつき容器で遅い組のも育てたいと思っているのですが、この容器が足りません。そこで、早い組の栽培を早めに終わらせて遅い組のと入れ替えねばなりません。
それで、じつは、その入れ替えをいつやろうかと悩ましく、悶々としていました。
まだ元気な苗をボツにするのはもったいなくてですねえ。

けれど、もう遅い組がここまで育っちゃったんだもん、待ったなしでしょう。
今、やらねば。
ハサミでチョキチョキ。収穫しちゃいました。ワサビナは1ポット3株、カラシナは4~5株も入っていたんですねえ。次回からは、もう1株ずつへらして育てることにしましょ。

お次は容器を洗って、遅い組のワサビナを入れました。

あ、カラシナが1株あまっちゃう。うーん、これはベランダの別の容器にいそうろうかな。

こちら、撤収した収穫ブツ。ついでにレタスもつみとりました。



なお、ベランダには、カラシナの種まき遅い組(10/24)のが、しばらく前からふたつき容器に植えかえて置いてあります。

こちらは、葉の色がなぜかぼんやりした紫色なんだなあ。葉の色って、なにで決まるんですかねえ。お天気だろか。気温だろか。液肥の濃度だろか。
もうすこし鮮やかだと、サラダきりっとして映えるんですけど。
とりあえず、液肥を交換してみますかね。

そうそう、終末はこのあたり、気温がだいぶ下がるみたいで。
いよいよ、ベランダの野菜を室内に取り込んだりしなくちゃならんかもです。
(ううう、メンドクサイナア。)

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2022年11月29日火曜日

チコリの斑点

 種まきが、7月21日だったチコリの「パラロッソ」。約4か月たった今、もっそりと大株になりました。


まさか、こんなにもデカ株になるとは。チコリはこれまでも何度か育てていますが、たいてい2リットルのペットボトル容器でOKで、縦横20センチくらいのサイズ。ほわっとふくらむ程度だったんですがねえ。

ゴミ箱容器に植えかえさせられて、これですもん。あまりに広がりすぎるから荷造りひもで矯正縮小しております。



根もりっぱ。真っ白い綿菓子状態。こんなゴミ箱ごときじゃ足りないかもだわ。

株の根元からは、わき芽のような葉がでているのもあり。分けつするんだろか。まさかねえ。ただの幼葉だと思いたい。


このチコリ、おおむね緑色なんだけど、中心部に赤紫の斑点模様ができはじめたようです。


このチコリの完成形は、種袋の写真によれば、紫キャベツのような形になり、赤紫と白の斑点模様になるそうな。

さあて、当極小ベランダのチコリ、どこまで近づけるでしょうか。

お味は、今のところ恐ろしく苦いです。香りはスースーしてとっても爽やかでいい気持ちになれるんですがねえ。

こんな葉っぱでも虫がつくのでした。ガの幼虫だろうと思われる黄緑色の青虫をときどき見かけます。(図の虫はイメージです)


「蓼食う虫も好き好き」なんですかね。

紫と白のキャベツ風になれたら、ちゃんと美味しくなるんだろうか。もしもずっと苦いままだったら、ガの幼虫のご飯で終わるんですけど…

2022年11月28日月曜日

ルッコラの栽培時期

この日(11/27)はとてもいいお天気でした。おかげさんで葉物が茂ってくれそうです。



でも、なかにはちっとも進展してくれない野菜もあり。


その一つがルッコラです。種まきが9月28日。葉にできるはずのギザギザがあまりないし、背丈も伸びないし。

おまけに、赤い葉ができちゃってるし。


気温が低くなってきたからですかねえ。このまま育てても、葉がロゼット状になって茎も固くなるんじゃないかなあ。冬支度してるんだろか。
うーむ、この時期の栽培は失敗だったようです。次回は、種まきを早めなくっちゃ。

てなことで、ルッコラ、おしまい。
柔らかそうな葉だけを摘み取りました。


ちょっと葉をかじってみましたらば、辛みはあるものの、旨味が薄いといいますか、ぼんやりさんになってました。やっぱりおしまいなんだと実感。

他にもレタス(パリグリーン)やらカラシナ(コーラルリーフプルーム)、ワサビナ、中玉トマト(Mr.浅野のけっさく)を収穫。


あ、そうだ、今週末あたりからこのあたり、最低気温が2度とか3度とかの予想だそうな。
ということは、こんなまとまった収穫はもうできないかもしれません。

だいじにいただくとしよう。

そうだ、霜対策もいるのかなあ。ネットやビニールも用意しておかねば。

ううう、冬、苦手です。夏も苦手だし。
(そんならいつがいいんじゃ→春のあったかいときと秋のあったかいときです。はい。)

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2022年11月27日日曜日

紫キャベツのお味

 紫キャベツの「キャンディーレッド」。種まきは7月21日でしたから、かれこれ4か月になりますか。横幅だけが大きくなって、お隣のチコリと押しくら饅頭。けれど背丈が高い分でっぱって首一つ上。今や極小ベランダの主として君臨しております。


ほんにお邪魔なサイズなんですが、紫キャベツちなもんがどんなお味なのか確かめたくて育てているようなわけでして。

紫キャベツを単独で並べると、こんな感じです。ゴミ箱容器による水耕栽培。


自立できないので支柱を添えました。キャベツにしちゃあ茎が妙に長いでしょ。種まきが早すぎたかなあ。当時は暑かったからか、徒長しちゃったみたいです。

上からの光景。

上の写真の左端は、巻きつつあるようで、まあまあキャベツらしくはなってきております。


まん中のは、貝が閉じてるみたいなかっこうなんだけど、どうですかねえ。


そして右端の株。これが悩ましい。3株のうち、大きさが最も貧弱で、ずーっと、何日も小さいままのこの姿なのだ。


たぶん、もう大きくならないんだと思う。固まっちゃった感じがするもん。
うーん、あきらめよう。

バッサリ、切り取りました。根っこは元気そうだんだけどなあ。


そして、切り取った(収穫といえるんだかなんだかの)葉っぱがこちら。


外側の葉をかじってみたら、まあしぶいこと、固いこと。ジュースにでもしたら「青汁」としていけるかもだけど、我慢大会になりそ…

中心部分だけを細切りにしてサラダにいれました。というか、単独で食べる勇気がなくて紛れ込ませたといったほうがいいでしょう。この中心部分も外葉ほどではないが渋みあり。そして噛んでも固さが残るから、しばらくはお口のなかでガサゴゾするんである。スープで流し込みましたけども。

残るは2株。さて、どうしましょ。
紫キャベツの栽培。暗雲立ちこめてますなあ。
これからますます寒くなるわけだけど、生長に進展がみられないようだったら撤退、ですかね。

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2022年11月25日金曜日

巻き巻きレタスの喜びと悲しみ

 パリッパリの葉っぱのレタスに憧れておりまして。それがどうやら実現しそうな雲行きなんであります。

こちら、2リットル入りのプラ容器で水耕栽培の「レガシー」。なんかぐちゃぐちゃにつまってますけど…


フェンスの上ではよく見えないので、床におろしてのぞいてみました。
うん、巻いてる、巻いてますよね、これ。

厚みの部分を手で押してみると、弾力あり。中が詰まってるって感じしますもん。

根っこは、わりとまっすぐなんだね。

パリパリタイプの葉になるレタスが今年うまいこといってるのは、思うに、種まき時期じゃないかなあと。徒長して失敗していたのは春に種まきしてたからかなと。

今年のは、9月7日でしたもんね。ただ、スタートはちょっとグネグネしていました。まだ暑さが残っていたからでしょう。

今年は、その後に種まきしたレタスが2種類あり、こちらは最初から順調です。

左が9月28日種まきの「オンタリオ」。右が10月24日種まきの「レガシー」。


どちらも、スッキリ立ち上がっており、なんか、ホッとしてます。

一つ気になるのは、リーフというわれる葉のやわらかタイプのレタスは、そのつど葉をつみとって食べてるけど、このパリパリのレタスは、すでに食べられるのは食べられるんでしょうけど、パリパリ感をたのしむには、玉になってるほうがいいような気がして、まだほとんど手つかず。じーーーーっと見てるだけなんだなあ。

おかげで株がどんどん大きくなるからスペースがなくなる。お隣同士きっちきちになってますのさ。適当なところであきらめてとっとと収穫したほうがいいだろうなあ、と思いつつおります。

【おまけ】

水耕栽培の培地にバーミキュライトを使っています。今まで、やや遠いところにあるカインズホームさんに行って18リットル入りの袋を買ってきていたのですが、お店まで自転車往復するのがめんどくさくなってとうとうポチりました。


この暑苦しい分量。物置には収まらないので、ベランダの洗濯物干しスペースの床においているという、最もお邪魔なシロモノになっております。

これって、どれくらいもちますかねえ。半年?1年?それ以上?

お値段は18リットルの3倍強くらいでした。配送手数料も含むからでしょう。
でも、いいのだ。なくなりそうだ買ってこなくちゃと、イライラしないですむもん。

けど、洗濯物干す時、足元でお邪魔なんですけどお~(こちらもイライラ~)

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