園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。
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2020年11月3日火曜日

ひっそりと幕、茎ブロッコリー。

 茎ブロッコリーの「アレッタ2早生」。全3株あり。高さ横共に70センチほど。ベランダの奥行きの、ほぼめいっぱいに育ちました。虫にも食われず、鑑賞に堪えるみごとな葉っぱっぷりでござんしょう。


いちおう「茎」ブロッコリーなんですが。3株のうち、1株はてっぺんのつぼみ(頂花蕾)は収穫し、その後若干の茎もとりましたが、その後は鳴かず飛ばず。


もう一丁もおなじく、てっぺんの収穫後は、数センチの茎なのに花が咲きそうだし。


3株目なんて、てっぺんの花芽すら今だ音沙汰なし。


株の支柱の茎部分にも花芽がつくものらしいが、葉が下のほうから枯れ落ち、


ただの棒になっとります。

これはもう見切りどきでしょう。処分することにしました。解体、解体!

ながーーーい茎です。固くて折るのは簡単ではありませんでした。


根っこは、そう悪い状態でもないみたいなんだが。


なんだかねえ、全部捨てるのはもったいなく。写真左下の小さい葉とごく小さい花芽らしきものは食べてみることにしました。このブロッコリーは、茎も、葉も食べられるのがウリだそうですんで。それにしても、たくさんの、葉、葉、葉。どこが「茎」ブロッコリーなんざましょ、ではありますなあ。ハハハ


その食べられるとおぼしき部分をゆでてみました。真緑ですな。

だいぶ時間をかけてゆでましたが、固いです。ほんのり甘みあり。苦味やえぐみはほとんど感じられません。炒めるとか煮浸しにするとか加熱して食べるほうがいいのかもしれませんが、めんどくさくて、そのままポン酢やマヨネーズでパクパク。けっこう、いけるかもよ。(若干無理してます。)

このたび、茎ブロッコリーはお初栽培でありました。うーん、むずかしいですのう。
そういえば、春にでてくる若い枝葉を食べるノラボウ菜なども同じくむずかしかったです。水耕栽培だからかどうかはわからんけど、長く折り取りながら収穫するタイプの野菜はどうもうまくいかんようで。
キャベツや蕾菜、ロマネスコは、わりと失敗がなかったんだけどなあ。

ま、ともあれよくがんばりました。タネまきの8月24日から約2か月あまり。狭いベランダで、液肥をただ飲みすされるのをものともせず、日々欠かさず追加にいそしみましたわたくし。
枯ら さずに葉っぱを収穫できただけでも「よくできました」ってことで。(葉だけね。)
あのう、まだ残ってるんですけど、タネ。(たぶんスプラウト行きでしょう。)


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2020年10月28日水曜日

茎ブロッコリー:畑とベランダのちがい

 茎ブロッコリーの「アレッタ2早生」は、8月にタネまきし、全部で3株。そのうちの1株のてっぺんに、このたびようやく花芽がお出ましになりました。(撮影:10/26)



ネットで、茎ブロッコリーの頂花蕾は「500円玉くらいで収穫すべし」みたいなことが書いてありましたんで、さっそくポキッと。ほんに小さい。


もう一株のほうは、すでにてっぺん部分の収穫(10/13)。そののち、脇芽がだいぶ伸びてきました。しめしめしめ♪

やっとまともに収穫できるかも。ポキポキポキ…

全部でこれくらい。ま、こんなもんさ。ベランダだもの。



ところで、お借りしている近所の畑でもベランダのと同じ苗を植えてるんですが、こちらもちょびっと収穫しておりまして。この畑産とベランダ産のブツを並べてみました。

畑産は、色味が濃い緑色で、茎が太いです。
ベランダ産は、色がグレーがかった緑、茎、ほそっ!

見た目、だんぜん畑産のほうが美味しそうだが、はたして?
サラダにして食べ比べた結果は……、違いは(私には)よくわかりませんでした。
どちらも茎がやや固くゴツゴツ感あり。けっこう長く茹でたんだけどなあ。
だが、どちらも甘みがあり、スーパーで買ったのとはちがうぞと感じられ、じわり喜んでおるしだい。

さてと、あと一株(下記の写真中央)が、まだてっぺんの花芽がでておらんのだよ。


おーい、花芽さーん。

もうじき冬になっちゃいますけどお。


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2020年10月20日火曜日

番外編:畑のブロッコリー

 先日、お借りしている近所の畑に行ってきました。こちら、茎ブロッコリーの「アレッタ2早生」。ベランダで育てた苗のおすそ分けを植えたわけなんですが、だいぶ姿が異なります。

ベランダ育ち→背丈が70センチほどある。葉っぱもでかい怪物くん。



畑育ち→背丈50センチほど。葉も小ぶり。キュッとしまったボディーですな。

また、脇からでるつぼみ(側花蕾)のできにもちがいがあるようです。

ベランダ育ちの場合→茎の長さ5センチくらい。細身。花数少なめ。


畑育ち→茎の長さ10センチほど。太めで花数多し。ごりっぱざます。

なお、畑育ちは、やわらかくお味もよろしいです。おかげさまでお客様にもたいそう喜ばれ、見事ブチブチの穴ぼこになるまでお召し上がりになり、お帰り遊ばされました。むむ~

茎ブロッコリー付近におられたのは、このかた。幼齢期のトノサマバッタでしょうか。


調べたところによると、バッタの食草は単子葉植物だそうですので、茎ブロッコリーの無銭飲食犯とするのは濡れ衣でしょう。誤認逮捕ですまん。すぐさま地面に釈放いたしやした。

ベランダ育ちと畑育ち。それぞれだなあ。

なんだか「都会のネズミと田舎のネズミ」のお話を思い出しました。
そうだなあ、ベランダ育ちにもいいところがあるかもよ。ベランダ育ちはきっと、葉っぱが美味しいにちがいない。うん。まだ食べてないけどさ。


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2020年10月18日日曜日

じみ~に期待エルバステラ

 タネまきは8月24日でした。発芽後、ほぼネギとかニラにしか見えんエルバステラ。オオバコ科だそうで、歯応えプツプツ、後口がピーナツ風味のたのしい草(野菜?)です。

9月18日。タネまきしてから25日後だけど、こんなです。弱っちくてふわふわなのだ。


9月23日。ポットの中では倒れがちなので、ザルとゴミ箱の容器へ引っ越し。ゴミ箱には液肥を入れて水耕栽培。どうしても横たわってしまう。貧弱だなあ。無事に育つんですかね。


10月3日。緑色が濃くなったような。葉の長さも伸びたような。

10月7日。おや、ザルのふちから飛び出してるのが増えたみたい。

10月10日。ごちゃごちゃしてきましたわ。

今日、10月18日。ザルの培養土が隠れつつあるほどに、茂ってるわん。

こうなるとがぜん注目度アップしますなあ。しげしげと観察してみる。
葉にトゲトゲの出っ張りができてました。やっとこれでニラじゃないっていえるよなあ。

ところで、このエルバステラですが、じつはこれまで、どでかいずうたいのブロッコリーの鉢と鉢のあいだにギューッと押し込んでました。が、今日、陽当たりのほうへ鉢をぐぐっと押し出しておきましたよ。

エルバ君、聞いてくれてるだろうか。ブロッコリーは姿が大きくはなったが花芽が小さくて収穫は見込めそうもないピンチである。
そこでだ。これからは、地味だが小さくとも確実に葉をつけて食べられる君のような葉物野菜にこそご活躍願いたいと思っておるしだい。期待してますよ。
今頃になって陽当たりにだされても、時すでに遅しかもしれんが…


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2020年10月13日火曜日

ブロッコリーはどの位置で切る?

 背丈と幅が前回より5センチほど増え、それぞれ65センチ位ずつに育ったブロッコリーの「アレッタ2早生」。お初栽培であります。


左端の株に、念願の花芽さまがおでき遊ばしました。

なかなかにけっこうな眺めでありますなあ。一時は蕾ができないまま葉っぱだけで終わるんじゃないかと冷や冷やしてましたので、やれやれでございます。

では、いよいよ「収穫」ちゅうもんをやってみたいと思うのでありますが、はて、いったいどのあたりから切り取ればよろしいんでございましょうや?

どこまでいっても蕾のところみたいな気がして、「ここから下は茎です」みたいな目印がないように思うのです。


ま、てきとーに切ってみるしかないやね。包丁でサクッと。こんなもんかな?


うーむ、なんとまあ微量な収穫なことで。だって、こんなにデカい株なのに、食べるとこがこれっぽちですぜ。

あっ、一緒にこの小さい蕾のところもとれちゃったらしい。しまった、おいとけばもうちょっと大きくなっていただろうに。もったいなあ。


切り口のところを見る。下のほうにも蕾がついてるんだね。これも少しは大きくなるんだろか。

ところで、葉っぱですが、下のほうの葉が枯れ落ちていきますのさ。
こういうでかいのが、バサッと。

おかげで、茎の下のほうは、棒だけになっちまいやした。


別の株の場合ですが、こちらは余り落葉せずに反り返っております。なんかちょっと暑苦しい感じ。液肥を追加するときはお邪魔なので、葉をかき分けないといかんのでした。

同じブロッコリーでも、いろんなタイプがおありになるようで。

根の様子はどんなもんかしら。


色は白いみたいだし、まずまずのようです。その調子でよろしく。

さて、収穫した蕾さんをいただこう。軽くゆでてみましたよ。

小皿にちょいとですけど。パクッと一口。なんかよくわからんぼんやりしたお味でした。筋張っているようでもあり。ゆで方がたりないのだ、と思いたい。
次回はパクパクパクと三口分くらいは食べてみたいもんであります。


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