園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2020年12月31日木曜日

晦日にカブの収穫

 ちょいとばかり風邪っぴきでした。熱はなくもっぱら喉中心で声がれが激しい。でも数日おこもりしていたら復活。よしっ、ベランダ徘徊を再開じゃあ。

30日の夕方。カブがだいぶフサフサしているようです。


葉をめくってみると、おお、けっこう育っておるではないか。

もう収穫してもよさそうなんだが、夕方だし寒くなったので作業は明日とする。


31日。夕べは大きな満月。けさも綺麗な月でした。そしていいお天気のベランダ日より。

まずは、くだんのカブの根を確認しよう。ほうほう、みなそこそこ元気なようす。


では、収穫にとりかかろうではないか。

ふと見ると、カブの一つがなんだか楕円というか、横に広がってる感じがします。なーんか変だなあ。


抜いてみた。特にどうということはないようなんだが…


黒い穴鉢から取り出してみると。底がパックリあいとりましたがなもし。どうりで横長なわけだ。


収穫をのんびりしてると、割れちゃうんだね。いかんいかん。

残り4個もみな取り出しました。

培養土のバーミキュライトを洗い流すと、黄色いつやぴかお肌あらわる。


一応身体測定をしておきますかね。

上の写真の右、大きくて綺麗な個体は、横幅約6センチほどでした。


左端の一番小さいのは、約5センチってとこでしょうか。


それなら、あのパックリ割れたやつはどうだろう?

約7センチでした。ということは、6センチを越えてはいかんということですかねえ。肝に銘じておきましょうぞ。


調理は、とりあえずそれぞれ塩もみしてみました。
このカブは「味こがね」というのだそうですが、色味がちょっと、なんというかかんというか…
「こがね」というよりは、軽く醤油漬けにしたみたいな、燻製のなにかみたいな、う~ん。

お味は、まず実が固いです。ガリッと迫力あり。だけど、いい味がします。甘くうまくたいへんよろしい。葉もよしよし。
なるほどねえ。柔らかいカブの魅力もよろしいが、かように豪快にガリモリするカブも好きかも。
そうか、「こがね」なのは「色」かと思ったけど、「味」に注目をという意図だったんですかねえ。ふむふむ。

さて、祭りの後のからっぽ容器あり。

他にも片付けねばならぬ野菜あり。植えかえやら、容器の洗浄やら、ちらかったゴミのかたづけやらのなんじゃかじゃで大掃除の体。といってもごくごく狭いベランダ、ほどなく終わりました。
あ、室内は手つかず。これも例年どうりですわね。ホホホ
そうそう、けさから作りはじめたおでんのつづきにとりかからねば。

2020年の最後の日が暮れようとしています。
16時17分。
16時18分。
16時19分。

どうぞよいお年を!


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2020年12月26日土曜日

ネギの腰巻き

 8月24日にタネまきしたネギ(分けつするタイプ/「ちゃんこネギ」)。だいぶあふれてきました。


もう食べ始めてもいいのでしょうが、根元を見ると白いところがありません。

さびしいですわね。これじゃ。

トころで、ネギをかき分けて中央付近のを見ると、青い葉が出始める別れめのところが、まわりのものよりも上のほうになってるのがありました。

これは思うに、この部分に光が届きにくいのでせり上がったのではないかと。
よしよし、それならば、さらにもっと上まで伸びていただきましょう。

とりいだしましたる厚紙。(うちにはこれがたくさんあるのだ。)
ちょっと折って。


ネギの下あたりにくるっと巻いて。ホッチキス止め。

ほーら、暗くなったでしょ。ネギ殿、ここは真っ暗な土の中だよ。白いところをどんどん伸ばして厚紙の上までいけば光があるからさ。遠慮無く白ネギ増長なさってくだされい。

なお、液肥はこうして諸々を持ち上げれば下のペットボトルの口が見えてきますから、ここから投入。ちょっとめんどうだけど、なんとかなるでしょう。

しめて全3ペットボトル。厚紙でおおいました。ベランダにはめったに雨が降り込まないのがありがたい。
さてと、あとはよろしく!

【おまけ】
ベランダから朝日が見えました。左下にうっすらグレーになってるところが手摺りです。

ということは、元旦のお日様もだいたいこのあたりに登るってことになりますかね。
ということは、初日の出は、どこかへ出かけなくてもここからパジャマで見られるんだなあと気づいた。長いこと住んでて今頃ですが。
ではでは、ここで簡単にパンパン手をあわせて拝み、寒いから急いで部屋に入ってお布団に潜って二度寝OKよ。ありがたや~
あ、もしかしてお賽銭箱にお金入れないと御利益がなかったりして…いやん。


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2020年12月24日木曜日

カラシナ全盛期

 「パーマグリーン」という葉っぱが縮れたカラシナ系(三池高菜+チリメンカラシナ)の葉物野菜がたいそう元気に盛り上がってるようで、お盆いっぱいとれました。

葉の色味には、黄色っぽいのやら黒っぽいものまでいろいろあり。


茹でればみなにたような濃い緑色になるみたい。なお、このパーマグリーンときたら、茎がけっこう固いのでゆで時間長めにしてみる。すると、お盆いっぱいあったのが下のような分量になりました。けっこうありますなあ。

青菜にしては収縮率が少ないみたいです。まあ、目減りしにくいからかなりお得といえるかも。
なまのままですと、辛みたっぷり。茹でるとあまり感じません。なんというか旨味のあるお浸しになります。かみ応え充分で、歯ぐきが、丈夫になりそ。ハハハ

ベランダの残りは、これくらいになりました。水切かごで水耕栽培しています。背丈が伸びてるから容器が傾いてしまいます。

全部で12株あり。一株ずつポットに入っており、それぞれ葉が3枚くらいついてるでしょうか。

ベランダの手すりに設置しているペットボトル栽培のほうも、にたような感じで葉っぱは3~4枚ってとこでしょうか。

だいぶ寒くなってきたので、もう今までのようぐんぐん育たないだろうと思います。
とくにこの場所は、冷気がもろにあたるせいか葉の色が紫がかってるのが多いみたいですし。だいじ~にいただくことにしましょーっと。

【番外コーナー】
ところで、物干し竿に柿が吊してあるんですが、どんなもんでございましょう。近所でお借りしている畑にできてる渋柿の皮をむいて吊してるだけなんですが。

ほそっ!…なんか、えーって思います。あんなにふっくらした柿だったのになあ。

でも、手にしてみると、中がやわらか~。ふにゃふにゃ~。

もう、いいかも。どれどれ収穫しよう。
この日(12/23)は、マンションで花の手入れをしている不数人の方とご苦労さん会(といってもこの時期なので簡単なお茶会程度)があるというので、持参することにしました。
個包装、完了。

それを、こんな柄にもないこっぱずかし入れ物に詰めましたぜ。
この布の小物入れは、マンションの手芸の会で教わって作ったのですが、どうもなんだか乙女チックなものが苦手である。ま、季節物だからよしとしよう。
中身は、しゃれたケーキでなく干し柿ですけどな。
ほとんどは、うちで食べることなく差し上げてばかり。

残る干し柿はあとこんだけ。鳥さんのおやつにされる前に取り込むことにしましょう。

今日(24日)なんと、たまたまですが某高級干し柿(市田)さんを頂戴いただきまして。せっかくなので記念写真をば。右端がそのお方です。左と中央が当ベランダ産。

うーん、粉がふいてるとやっぱり美味しそうですなあ。
しょうがない、うちのにはこっそり粉砂糖でもかけてみようかしら。


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2020年12月22日火曜日

間に合わないイチゴ

 ベランダの手摺りに取り付けたペットボトルで水耕栽培の四季なりイチゴ「めちゃウマ」。(撮影:12/22)


葉のところどころが赤くなり、さすがに寒いよなあと思っていたら。

花が咲いてました。


もう一株にも。


イチゴは、他にも床置きになってるグループもありまして。ネギとレタスの狭間にあったりします。


ここはあまり陽当たりのよろしくないところなんだが、ここにも一輪。


せっかくの花だけど、「これじゃXmasケーキに間に合いませんがな~」なんて言ってみたりして。(たぶん、この寒さですもん、お花見できただけで終わると思います。ああ…)

ところでこのイチゴは、2016年9月10日に近所のホームセンターで買い求めた苗でした。


ということは、今年で4年目になるんだなあ。長持ち長生きな植物であります。
2株で300円ぐらいじゃなかったろうか。おほほ、だいぶとお得だったですわねえ。
お味がめちゃウマかどうかは、ナンですがね。

【おまけ】
ご近所さんでお見かけした庭先の光景です。この白いの、何かと思ったら霜柱ですと。ヒョエ~でした。もっと接近してとればよかったなあ。霜のすじが整然と並んでてとても美しかったです。

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