園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2020年9月30日水曜日

ルッコラ簡単お引っ越し

秋は夏のように収穫するトマトやらキュウリもなく、液肥の追加に追われるでもなく、お暇なベランダかと思いきや、こまごまと用事があるもんで。

8月24日にタネまきしたルッコラがモサモサに育って倒れかかってました。カラシナナの「パーマグリーン」も同居してるもんだから、なおのこときゅうくつ。なんとかせねばなりません。


根はどうなってるかいなとポットから取り出してみれば、くるくる巻いており、ポットの穴から飛び出てた部分は長々と伸び、容器のザルの中で漂ってました。


こりゃいかん、お引っ越しせねば。
いざ、一回り大きい黒ポット宅へGO!


すきまにヤシの実チップ(ベラボン)をちょちょっと詰めて、ほいな、引っ越し完了。


簡単でいいですなあ、身一つ、家財道具もお持ちでないですし。
おっと、同居苗だったカラシナ「パーマグリーン」もご一緒させちまおう。

ついでに、若干の間引きもしてみましたぞ。これがまあ、なかなか旨いのだ。


キャベツの千切りに混ぜてみたんだが、ちょっと辛くて、なんつうか味わいがあるといいますか。こんなもん、ただの草にしか見えんのに、へえ~ですわ。
シソもバジルも終わったことだし、これからは、ルッコラ、きみの時代です。頼りにしてまっせ。


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2020年9月28日月曜日

お願い、蕾だと言って、ブロッコリー!

 久しぶり。じつにいいお天気である。当マンションの隣りにちょっとした山があるおかげか目の前を赤トンボがたくさん飛び回ってるんだが、写真にはうつらず。


ベランダを見れば、たいそう大きくなった茎ブロッコリーの「アレッタ2早生」。ベランダの奥行きをほぼ埋め尽くし、歩く隙間もない。


こんなに大きくなるもんだったとは。茎ブロッコリー、恐るべし。

百均屋さんのゴミ箱容器に液肥を満たしての水耕栽培。よく飲むから毎日追加をお運びする。


床にじかに置いては暑かろうと、植木鉢を逆さまにしたりスチロール箱ごしに液肥の容器をのせて差し上げるという気の使いよう。

こんなうちわみたいな葉っぱ。何枚あるもんだか。


茎だって何段にもなってるし。

茎の格段には脇芽も装着。これらがまたさらに液肥をほしがるんだろうなあ。


タネまきが5月31日だから、かれこれ4か月ですぜ。

それで、可食の最重要ポイントである蕾さんちゅうのは今、どうなっとるのかね?
先端をじ~っとためつすがめつのぞいてみるだが。葉なのか蕾なのか。


これぜ~んぶ葉っぱだったら、やだなあ~。
もんもんとする日々である。


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2020年9月27日日曜日

カラシ菜系「パーマグリーン」を間引く

 カラシ菜系の「パーマグリーン」(出身:三池タカナ+チリメンカラシ菜)。タネまきが8月24日で、約1か月たちましたらば、本葉2~3枚にお育ち。ちょっときゅうくつになってきましたかねえ。1ポットに2~3株植わってますもんで。


間引くのは得意じゃないのですが、やってみましょ。

さて、どれをボツにするのかが問題でして。優先順位を決めますかね。

まずは、「育ちがかんばしくないのを取り去る」だろうか。

でも、もし同じくらいの育ち方だったらどうしよう?

「ポットの端っこにあるものを取り去る」でどうかな。うまく育ちにくい気がするし。

そうそう、背丈がやけに大きいのは一見りっぱそうだが、徒長してるかもだから、太さもくらべて確かめてみるってことで。

ざっとそんな基準でハサミで切断。その後、増し土用にヤシの実チップをのせてと。どうかしらね。


おお、なかなかすっきりしておるではないかい?

あ、でももうすでにこのポットでも狭そうです。お隣の葉とぶつかってますもんね。

あ~あ、早晩、ペットボトルに植えかえねば。けっこうせわしいもんですな。

そうそう、間引いた葉が小さいザルにちょいと。


洗ってかじってみたら、思いのほかピリ辛! ちいさくてもカラシ菜風味は抜群なようで。サラダに入れたらいいアクセントになるかもだわん。

じつは、パーマグリーンは去年(2019年)も栽培してまして、11月にはこんな感じでチリチリ頭になってました。


葉のふちのパーマ部分は弾力があり、さわるとごわっとします。そういえば、生で食べるときは口当たりをよくするために細く切ってましたっけ。
さっと湯通しすれば固さがちょうどよくなるんだけど、この「さっと」が難しく、加熱しすぎて辛みが消えてしまうんだよなあ。むずかしい。
結局サラダにしたり、塩味の漬物=酒の肴味がなかなけっこうでおました。

あ、そういえば、いつぞやワサビ菜を育てたとき、アブラムシに襲われ、こまかくカールした葉のあいだあいだにビッシリつまって洗っても洗っても消えず。あれは泣きましたわ。縮れた葉タイプの泣き所でしょう。
どうか今年はさっぱり爽やかな葉でいてほしいもんであります。


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2020年9月25日金曜日

8月24日タネまきミブナ収穫

 ミブナ(壬生菜)の「京なじみ」。タネまきから約1か月で、もうフッサフサ。


ぼちぼち食べ始めてもよろしいんじゃないでしょうかいねえ。


ところで、ミブナはこれより前の5月30日にタネまきした第一陣もありまして、こちらはすでにちょいちょい収穫しております。

欲ばって1ポットに数株詰め込んでしまったので、ギュウギュウよ。

そのためか、背丈が伸びません。後からタネをまいた第2陣では反省して3~4株だけの少数同居にしました。おかげさんで風通しよろしいみたい。増し土もしやすいですし。

そうだ、詰め込みすぎと、そうでないのとでは育ち具合がどれだけちがうもんだか、くらべてみようじゃないの。それぞれのポットで長めの一枚を選んでみた。上が詰め込まないほうです。
ほ~、なるほどねえ。詰め込まないほうのは茎も太めでした。お勉強になりましたわん。

ついでに、根の具合ものぞいてみますか。
詰め込みすぎの場合。根ももれなく詰め込まれてますなあ。

詰め込まない場合。フワフワの根が別れ別れになってる感じ、ですかね。

収穫量はどうなんだろう? 数えてないからわからんのだが、株全体の重さを調べてみたら確かめられそうなんだけど。同じ時期に、密にしたのとそうでないののタネまきをして重さくらべをするといいかなあ。ま、次回やってみましょーっと。

それにしても、ミブナが今年のような猛暑の夏でも元気に育つもんだとはねえ、知りませなんだ。冬は鍋に入れたりするから年間通して栽培できるってことですかね。じつにけっこうなお野菜であります。まだ、タネいっぱい残ってますんで、ポットが空きしだい順にタネまきしていこうじゃないの。
なお、お味ですが、この「京なじみ」はサラダ用というだけあって、普通のミブナの辛みと苦味はうすうす、あっさりでありました。そこがちとさびしいがのう。


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2020年9月24日木曜日

バーミキュライトとベラボンの用途やいかに

 タネまきして双葉になった水耕栽培の苗。茎が伸びすぎて不安定なので土の類いをかぶせてやろうと思う。

そこでとりいだしたる「バーミキュライト」とヤシの実チップの「ベラボン」。

バーミキュライトは多孔質なのが特徴だそうですが、うちのお品は特価品だけあって粒がたいそう細かく、ヒル石の層になってるあの感じが少のうございます。粒の砕けた集まりのような…。穴ぼこは余りあいてないのかも。だいじょうぶかいな。



「ベラボンは」とても軽くてふわふわ。指で押すと戻る反発力があります。


さて、どっちを使おうかねえ。

じつはベラボンだが、乾燥して圧縮された状態で売られており、使うときは水を入れてふやかしてからの使用となってまして、調子に乗ってふやかしてたらバケツ一杯分もふやけさせてしまったのだ。早く使い切りたいのだが、これがなかなか。ハハハ


となれば、まずはベラボン消費優先でしょうな。

さっそく、このだいぶ背伸びした二十日ダイコンの「ビットリア」に敷き詰めてみよう。


ベラボンを指でのせてみる。ちょっとふわふわするけどのっかりました。よーし。


次は、小カブの「味こがね」。二十日ダイコンよりも小型で密集しているため、小さい茎のあいだにベラボンを詰めるのがむずかしい。なんとか押し込んだけど、苗がまん中に寄ってしまってますがな。


さらに難しそうなのが、セロリのミニ版「ミニホワイト」。間引きがむずかしく、下のポットなんぞは、指で引っこ抜いたためにほぼ全滅させてしまった失敗品になってます。


根元をのぞきこむと、ほらね、こんなだもん。すんごい密集っぷり。
  

ハサミでチョキチョキも難しいわけで、これに粒子の大きいベラボンを押し込むのはさすがにちょっとなあ。

こうなったら、バーミキュライトの出番でしょう。
スプーンですくって葉の上から振りかけてみました。



おお、細い茎のあいだあいだに潜り込んでいきます。


やるじゃないか、バーミキュライト。お徳用のお安い極小粒もお役に立ちますなあ。

なお、ベラボンですが、栽培のスタートのタネまき前からですと、うまいこと使えました。
ザルにキッチンのごみ用不織布をのせ、ベラボンを敷き詰めます。



そこへ、タネまきした「葉ゴボウ」は今、好調であります。


葉ゴボウって初めて栽培しますが、こんなにも早く育つとは。タネまきが9月16日で、写真は7日後の23日。タネを水に漬けてからとか書いてあったけど、そのままでも翌日には発根してました。
双葉はリボン型なんだね。レタスみたい。ぷっくりと厚みがあってなんとも可愛い、というかうまそうだぞ。スプラウトとしてもイケるんじゃなかろうか。

あ、しまった用土の話をしていたのでした。ベラボンは植物で、バーミキュライトは鉱物。バーミキュライトのほうが用途がひろくてお安くて使いやすいんだけど、悩ましい問題もあるとかないとかよくわかりません。その方面の研究が進んでくれたらうれしいがなあ。


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