園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2020年8月31日月曜日

イチゴの早熟一郎さん

 イチゴのランナーから子株をとろうと、ただ今奮闘中。


いえいえ、さしたることはしていません。ランナーの先をポットにのせ、洗濯ばさみで挟むくらいです。


こちらは2株ポットに入ってます。右が親株からとった最初の子株=一郎さんで、左が2番目=二郎さん、手の上にあるのが3番目=三郎さん。


その一郎さんの根元をみたら、あんれま、花芽ですがな。


はやっ! ずいぶんと手回しのいいことで。

ポットをひっくり返してみたら、根っこがブハーッ。飛び出してました。植えかえなくっちゃだわ。


そうそう、この手の早熟タイプですが、先客がありまして。

こちらも上記と同じ親株から出発した一郎さんであります。すでに花がさき、実をつけ、ランナーも準備なさっておるという。どうなんですかねえこれ。

こんな超スピード育ちの株って、来春もまた実をつけるんだろか?

ま、それはどうかわからんけど、ポットのままじゃきゅうくつだろうから植えかえせねば。
ネットごとポットから取り出し、穴のあいた鉢に移しかえました。

ペットボトルにハイポニカ液肥を満たして、引っ越し完了。簡単だあ。

来年のことはわからんけど、花が咲いておるのだから何個かの収穫はできるでしょう。
どうかよろしくお願いしますなのだ。

ところで、これらの子株の親株はどうなったかと申しますと。
葉っぱだらけで。

根をのぞいてみる。真っ黒。ドヨ~ン

まことにどうもご愁傷様です。暑かったですしねえ…
長い間お世話になりましたということで、栽培はおしまいです。

ところで、この親株と同じく、去年のランナーから育った株もあるのです。たぶん一番遅くランナーから切り離したので、だいぶあとになった五郎さんとか六郎さんとかじゃないかなあと。
それが、ずーっと葉っぱばっかりだったのに、今頃になって花咲かせてるんですわ。

花芽をめくったら、すでに実になってるのもありました。

ランナーのしんがりは、今時分になって実をつけるとは。イチゴって、こんなにもなが~くたのしめるんだあ。ふむふむです。

なお、このイチゴは四季なりの「めちゃウマ」です。ホームセンターでたしか3株300円のお徳用だった苗かと。今年で3年目になります。ほんにお得ですわあ♪


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2020年8月29日土曜日

夏葉っぱの収穫

 うえ~あつ~!!たまらんです。あ~あ、こう暑くてもなんかやれることってないですかねえ。

「室内での植えかえ」はどうかしら。うん、これならできそう。(撮影:8/27)


だって、先日スポンジにタネまきした葉っぱ物が次々に発芽しちゃってるんだもの。

エアコン部屋で涼しく、絨毯の上にしゃがみ込んでのんびりとね。土のある庭ならシャベルを持つだろうけど、バーミキュライトなのでスプーンとピンセットが標準装備。ほぼ、おままごと状態ですな。

とはいえ、灼熱ベランダの野菜もほっとくわけにはいかんでしょう。液肥の追加をいたさねば。夕方その作業をしつつ、ついでにちょびっと収穫も。


バジル(ボロッソナポリターノ)は背丈がのび、だいぶ傾いてます。


あらま、もう花芽がちらほら。


いかん、のんびり収穫してたら栽培が終わってしまいそうです。急がねば。どんどんとって、どんどん食べよう!(8/28)


クレソンはどうだろか。


いくらか摘んで、サラダにでもいれますかね。

あ、なんか白いのがある。根っこだ。こうやって横へ横へと伸びていくんだね。

クレソンの栽培容器は、キッチンの水きりかご(ザル?)です。持ち上げると根が少しはみ出していました。

下の受け皿が茶色なのは、バーミキュライトがこぼれちゃったから。ザルの上に不織布を敷き詰めてはあるんだけど、細かいバーミキュライトは通り抜けてしまうのだ。まあ、だからって問題はないでしょう、たぶん。


右側の細いもやもやしたものがオカヒジキです。ちゃんと育てば太くて松葉ボタンみたいになるんだろうけど、うちのはこんなですわ。


サクサクするのがおもしろいオカヒジキ。細くてもたのしめてます。


さて、今一番気がかりなのが、モロヘイヤです。

近所でお借りしている畑のモロヘイヤ(うちのと同じタネから育った苗を植えたもの)は、きょう見に行ったらば、すでに数本花が咲いていました。モロヘイヤは実は毒があるそうで、食べちゃいかんのだとか。
うちのも花が咲いてしまわないかとハラハラしてますのさ。

摘みとったブツをよーく観察。

うん、これはだいじょうぶみたい。やれやれ、ほっ。
暑くても元気なモロヘイヤはありがたしだ。
ただ、うちの水耕栽培では育ちがゆっくりみたいで、畑のようにボーボーに茂ってはいません。ベランダのは、一度に収穫できる分量がちょっぴりなのがちとさびしいです。
来年はもうちょっと株数を増やしたいなあと思うのでありました。

あ、でも、来年は住んでいるこのマンションの大規模修繕の年にあたり、ベランダが2か月から7月まで使えないのでした。
室内でできるおたのしみ栽培ってなにがあるんだろう?
じみ~に遊べるなにか。ぼちぼち考えておきますかね。


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2020年8月28日金曜日

アレッタ2早生、夏を行く!

 きょうもきょうとて最高気温34度とか。まったくもってお暑うございます。

室内はもとよりベランダなんてア~タ、まちがっても行きたかない危険ゾーンであります。
ほらほら、シソは葉先が茶色く枯れてるし、

トマトは、枝葉がぐったりうなだれゾンビのごとくさまよってるし。

そんななか、ヤシの木もかくやとばかり、ぶはーっと葉を広げる一群あり。

「アレッタ2早生(わせ)」。ネット検索によれば「すずなりブロッコリ-」と表示されたりもしてるとか。こちら、ご出身は、ブロッコリー×ケールだそうな。
ブロッコリーって秋冬のイメージだけど、ケールはどうなんだろう?暑さに強かったりして?

一株をみると横広がりな感じ。厚めのごわっとした葉で、グレーがかった鈍い輝き。亀の甲羅にみえなくもない。


アレッタはお初の水耕栽培です。今年の5月始めにタネを買い、どんなもんだか秋まで待てず、ほんのお試しでタネまきしてしまったのが5月31日。その約3か月後がこのふさふさ姿でござんす。
うーむ、なんか妙。育ちすぎな気がします。さては私の得意な「葉ばかり茂って花とか実がつかないシリーズ・ブロッコリ-編」だったりして。

でもまあアレッタは、つぼみだけでなく茎もこのでかい葉も食べられるのがウリだそうですので、そちらをたのしみにいたしましょうかね。
これ栄養あるんですってよ、カロテンとかビタミンKとか。なにせ青汁のCM「まずい~、もう一杯」の材料のケール出身ですからなあ。(飲んだことはない。)

根も育っているようです。
こちら8月18日のアレッタの根。ショボい。



10日後の8月28日。長さも数も増えました。おかげで液肥の消費も増え、毎日追加が欠かせません。

ん?根は食べられるんだろうか、どうなんですかねえ。以前キュウリの水耕栽培の根をかじったらかなり苦かったです。

あのう、やっぱりできましたらば、まん中の花とつぼみ希望なんすけど。
まあだかな?



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2020年8月26日水曜日

秋近しのタネまき(後編)


前回にひきつづきタネまきの話です。

スティッキオとパーマグリーン。
【スティッキオ】甘みがあるのでお菓子っぽい扱いが向いてるのかもですが、まだためしたことがありません。香りがさわやか。ふつうにサラダに。葉がニンジンみたいに細かくてふわふわなので、飾り付けがたのしい。茎は固くなることがあるので、早めに収穫いたさねばだわ。

【パーマグリーン】昨年冬に栽培したときは、ちょっとゴワゴワした固めのカラシナって感じでした。生食ですとピリリとした辛みがあり、カールした葉に弾力がありなんというかおもしろい味わいがあります。加熱すると普通の菜っ葉。

なお、これらのタネまきは、ポットではなくスポンジにしてみました。
スポンジだと、根や芽がおでましになるシーンをつぶさに観察できるからです。
とはいえ、タネならなんでもスポンジでOKではないようです。失敗の暗い過去あり。ダイズのように大きすぎると、根がスポンジを貫通できなくてのたうちまわるし、細かすぎても潜り込んで消滅してしまうので、その中間くらいがよいと悟ったしだい。

さてさて、パーマグリーンとスティッキオ。
そのタネをまいた当日、24日。


翌日の25日。パーマグリーンが発根なすってました。スティッキオはまだみたい。


パーマグリーンは発芽率もよさそうです。タネ、むだにたくさんまきすぎたかなあ。


こちらも、スポンジ組です。レタスの「ハンサムグリーン」とミブナの「京なじみ」

【ハンサムグリーン】これもレタスにしては固い葉です。おかげで?なのかお丈夫で、珊瑚みたいな形状を保ちつつよく茂って頼もしい限り。舌触りがゴワゴワですけど…

【京なじみ】ミブナ(壬生菜)。春にもタネまきしてまして、今も元気元気。(撮影:8/25

ミブナというと冬の鍋に入れるイメージだったけど、夏でもイケるのだと知りました。いやびっくり。
この「京なじみ」は「サラダに最適」とあるとおり、苦味薄く辛みも薄くさっぱり味でした。うーむ、これじゃミブナを食べる意味あるんかいなと思わんでもないですが。ハハハ
まあ、丈夫さがなによりであります。秋冬もうっすらミブナをたのしむことにいたしましょう。

さてタネまき。当日の24日。
あ、「ハンサムグリーン」はタネがコーティングされてるので大きいです。

翌日、25日。でましたぜ、どちらさんも。

ぞくぞくと発芽方面に向かっておるようでありがたきかな。

ただし今後は、茎がびよーんと伸びて徒長するかもしれんので注意いたさねば。
とうぶんは、エアコン部屋でお過ごしいただくという豪華なお取り扱いになりましょうかねえ。


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