園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年10月30日日曜日

【番外編】畑の芋掘りとお茶菓子作り

 先週から畑へ芋掘り出勤。友人たちと近所にお借りしている畑で、前回はサツマイモ、このたびはサトイモとヤツガシラ、それにショウガ、ニンジンです。

掘るのはたのしく、畑のとなりの小川でイモ洗いはすごく冷えたけどおもしろく、作業のあとのくつろぎの一服まで、じつにたのしい時間でありました。

収穫物は自転車に積載する量を大幅に超えているので、友人の車で運搬してもらいました。かたじけない。

帰宅後は、大量の水をジャージャー流しながらのイモ洗い。しかもキッチンで。なにせ、干すのはマンションのベランダなもんで、土が散らからない・付着の虫がうろつかない程度の洗浄クオリティが望まれます。小川で洗ったぐらいでは落ちないでしょう。

洗い上げたイモを、市の古い広報誌(丈夫な紙)に並べて干す。


今年、ヤツガシラは葉や茎がりっぱだったけど、イモはほんのちょびっと。親イモも超小振りでした。


一方、サトイモはけっこうな分量。サイズが大きめのと小さいのはこんな感じです。



こちらはヤツガシラの茎。本体のイモはショボかったけど、茎はふっくらりっぱ。
もったいないので、友人たちのまねをして、私も茎の調理に挑戦。といっても、ほんの少しの茎ですけど。

下処理をするんだそうで、皮むき(指まっくろ)→酢水に浸ける(1時間)→酢水で茹でる(2分ほど)のレシピでやってみましたが、アクは抜けず噛むと舌がピリピリ。

しかたがないので、一晩水に浸けてみました。

翌朝、かじってみたら、OK。


畑で収穫したニンジンとお隣の畑のお師匠さんから頂いたピーマン、お揚げを入れて、炒り煮にしてみました。

大きい入れ物がなかったので、ラーメン鉢にドーン。


いっぱい出来たと喜んだけど、これ、下処理した茎全部です。なんかかさが減ったような…
ま、ともあれ、とうぶんたのしめそうな副菜ができたんでよしよし。

それにしても、「ヤツガシラの茎を食べる」というのは、なんともめんどうなことで。
もったいない、と思わなければやってみようと思えない気がするなあ。


あ、珍しくお菓子も作ったんでした。これはその畑での休憩用です。
「ウーピーパイ」。ホットケーキミックス+バター+卵にココアと抹茶をそれぞれ混ぜてオーブンで焼きました。(参照レシピはこちら

できたパイのあいだにマシュマロをはさんでレンジでチンしてできあがり。

…なんだけど、マシュマロが小さいせいか、なかなかとけなくて苦戦。何度もレンチンするも、かたくなにとけてくれず、ついには霧吹きで水をかけてみたり。
前回作ったときは、マシュマロのサイズが大きくてとけてはみでちゃって大変でした。うーん、マシュマロのサイズが(質も?)も課題ですな。

生地を絞り出すときの大きさも難点。直径4センチくらいって書いてあったけど、厚みはどうなんだろう? これは薄くなりすぎたように思う。
お味は、ふつうに食べやすいお菓子。

いやあ、そもそもお菓子をほとんど食べないので、よくわからん。そういいながら、近頃畑で食べる茶菓子を作るのがおもしろい。お腹を壊すかもしれん怪しい試作品多しなんだが、がまんしてか、あきれてか、ともあれ食べてくれる友人たちに振る舞うのが(おしつけるのが)たのしいのである。

なお、「ウーピーパイ」の「ウーピー」ってなんだろうと思ったら、「わーっ!」とかそんな感じのことばだとか。
また、「パイ」なのに、生地が細かい層になってないんだがと調べたら、「パイ」には2種類あって、層になってるやつ(練った小麦粉のシートとシートの間にバターをはさんでそれを幾重にも重ねる)と、層になってないやつ(小麦粉とバターを混ぜて練っておしまい)もあるんだって。ふむふむ知らんかったなあ。

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2022年10月28日金曜日

カラシナとワサビナ

 きのう、レタスなどのほか、カラシナの「コーラルリーフプルーム」とワサビナを収穫したんですが、その際、どの葉を収穫するかを決めるのが、ちょっと悩ましいのです。

カラシナとワサビナは、こんなふうに2リットルのプラ容器に数株植え、フェンスに設置しています。


で、ポットの横向きの姿を見て、ふむふむ、このあたりがでっぱってるから、この葉っぱを摘み取ろうってなるわけです。すると、下のほうの黄色く枯れた葉っぱが目に見えたりして、それも気になる。


この黄色い葉は、株元にあって小さいんだなあ。まだ出来たてだろうに、なんでだろう。不思議。


もう一丁、カラシナの「コーラルリーフプルーム」も同じく横からのぞいたり、よく見えないんからつま先立ちして、やや上のほうから眺めたり。

けれど、これだとフェンスの向こう側がよくわからんのだ。

結局、株をプラ容器ごと棚からおろして床に置いてみましたらば。

なんだ、よーく見えるじゃないか。あたりまえなんですが。


じつは、この棚からいちいちおろすのがめんどくさくてですねえ。ついついさぼりたくなるんですわ。液肥を入れるときも棚の上においたままで追加するもんで、しばしばあふれさせたり、あわてて株ごとおっことしたり。反省してます。(でもすぐ怠惰に戻る。)

ともあれ、このワサビナとカラシナ、なかなかに美味しいです。辛みはあまり感じられないのはちと残念だけど、シャキシャキ感が際立っている。ワサビナは、さわるとイガイガしてるからお口に刺さるんじゃないだろかと思ったけど、小さく切ってサラダにいれてるせいか、もともと葉が薄いせいか、軽い弾力を感じる程度でした。

カラシナにワサビナ。いい感じです。

【番外】

散歩していたら、電柱(下の写真中央)のてっぺんに丸っこい何かがいる。

電柱といえばカラスだろうと思うんだが。


カラスにしては電柱との間が妙にあいている、というか、すきまがあるのだ。

近づいてみたら、この方でした。ウギャー、ウギャーという鳴き声あり。


サギ、でしょうか。この道のすぐ横は川(霞川/かすみがわ)なので、サギはときどきみかけます。でも、まさか電柱の上におられるとはねえ。たまたまカラスがお留守だったからですかねえ。いやびっくり。


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2022年10月27日木曜日

葉物とトマトをちょい収穫

 ここ数日はいいお天気になるんだとか。おかげさんでか、数日ぶりに収穫あり。


特にトマト。中玉の「Mr.浅野のけっさく」がうれしいです。秋の収穫用にと6月に種まきしたものの、7・8月の暑さで徒長はするわ、葉が枯れる病になるわで、ほとんど棒だけの姿だったもんで。ようやくそれらしくなったかなあと喜ばしいかぎり。

とはいえ、株は全部で2株あるんですが、どちらも痛んでるんだなあ。

こちらはコンテナ育ちの株(もう1株はスチロール箱育ち)。てっぺんは物干し竿くらいの高さに達しています。まばらな枝葉で、下から順にじわじわ葉が枯れてきちゃってる。


それでも実はできており、今のところ株の中間辺りがぷっくりふくらんでます。その上はまだ花芽の段階。


そして、根元にはわき芽がでているのでした。いつもならかき取ってしまうんだけど。傷んでなくてきれいな葉っぱだし、なんかもったいなくてですねえ。そのままにしています。



こちら、レタス軍。たいそうお元気。

でもね、アブラムシ発見なのだ。10匹くらい群れをなして張り付いてました。このところほとんど見かけなかったのに。

なんでレタスかなあ、と思ったら、上の写真右下にあるルッコラがアジトでした。

このルッコラにビッシリお集まりでございましたぜ。とりあえず、ボールに水をためて苗ごと沈める水攻めにしてみたけど、どうだか…。息を潜めてて、じきに復活してくるかもしれん。要注意ですな。


それにしても、なにゆえアブラムシ?

たしか昨年、すべての野菜を水耕栽培にしてからはアブラムシ、いなかったのに(春先のネギには来てましたけど。)

なんでかなあ。もしかすると、近頃、畑で収穫したイモなどを洗って、ベランダで干したりするもんで、そこにアブラムシが付着していたのかも。

ともあれ、即、アブラー監視委員会を設立。血眼になってブチブチしなくっちゃだ。ううう、悩ましや。

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2022年10月26日水曜日

葉が巻くスイッチON

 20日ほど前(10/3)の紫キャベツ「キャンディーレッド」はこんなでした。

葉が横にでっぱってだらけた感じ、ですかね。



10月25日。ん? どうなった? この写真じゃよくわからんかも?

横から見ると。下半分はだらんとしてるけど、上は上向きになっているような?

こっちのは、なんか、ふわっと丸く囲んでるふう?

これはいよいよ、葉が「巻く」かも! 期待しちゃいますなあ。

中心部を上から見ると。小さい葉が閉じ合わさってるんだね。


外側にいくにつれ、少しずつ広がって中心部をおおう形になってるみたい。


それなら、チコリの「パラロッソ」はどうだろか。

横から見てみた。ぐちゃぐちゃでよくわかりませんなあ。

まあちょっと巻いてるかなあ、って感じはありますかね。

こちらの株は、下向きのだらりとした葉と上向きのバンザイしてる葉にわかれています。

中心部は、いちおう巻いてる、のかなあ。なんともはや。

このチコリ「パラロッソ」は、種袋のグラビア写真によれば、“紫キャベツ”のように球体で赤紫色になるらしいです。なんともほど遠いお姿でして、ハハハ…

そうそう、レタスにも変化あり。
左は柔らかい葉になるリーフレタスの「パリグリーン」。右がパリッと固めになるはずの「レガシー」。

柔らか葉っぱの「パリグリーン」。茎が伸びてきて徒長が心配でしたが、今のところ数㎝くらいの伸び加減でおさまってます。ホッ


一方、パリッとした葉になる「レガシー」。
ほら、なんかまっすぐになってるんであります。

葉にさわると、固い。今まではフニャフニャだったのに。ほほう、ついに、ついに来ましたか。なにせこれまで、パリッとレタスを成功させたことがない実績を積んでますんで、待ちわび気分が異様に盛り上がっております。

いけるか、人生初の巻き巻きパリッとレタス。ニヤけます。

それにしても、葉が巻くスイッチって、どんな条件で入るんだろう。不思議。

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