園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年9月29日木曜日

秋トマトの初収穫と外敵

秋トマトを楽しみたく、6月28日に種まきした中玉トマト「Mr.浅野のけっさく」。スチロール箱と収納ボックスでエアレーション無しの水耕栽培。全部で2株あり。

暑さでかなり間延びしつつも、なんとか育っています。


けさほど、床を見れば、ゴマ状の黒い粒がベランダ床に点在。

接近すると、これですわ。

はは~ん。この上に誰かいるってことよねと、天井を見上げる。

そういえば、葉っぱ、穴ぼこだらけ。スカスカ。風通し、よお~し。

って、喜べませんぜ。血眼で「誰か」を探す、探す、探す。

現行犯逮捕!

もう一丁も、確保。

この捜索ですが、じつは数日がかりでして。ずーっと、床の黒い落下ブツをみつけてはその真上の葉をしらみつぶしに探し、やっとやっと今日、めでたく捕獲できたしだい。

思うに、虫が小さいうちはなかなか見つけられなかったのではないかと。これぐらいの大きさになってようやく目にしやすくなった、ということかなあと思うのです。
犯人の虫探しってなかなかですわね。

とはいえ、これで全員逮捕できたかどうか、まだ安心はできますまい。明日の床に黒点々がなくなっていることを願うばかりなり。

さて一方、朗報なのは、お初収穫。スチロール箱育ちの株の主枝1段目に2個。

2段目に1個。

合計3個を頂くことができましたあ!

おいしいんだろか? 種まきから苦節約3か月ですぞお。どうかなあ。うふうふ

とりあえず、冷蔵庫に保管。夕食にてお味見する所存。


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2022年9月28日水曜日

ざるに種まきルン♪

水耕栽培用にと用立てた容器なんだが、あまり使わなかったり、買ったきりでまだ一度も使ったことがない品物があったりします。

左のざるは、エルバステラなどの葉物野菜用に何度か使用。右端の下は1度キュウリに使ったかなあ。でも中央の丸いざるは未使用のまま推移しています。まったくもう…


というのも、キュウリやトマトを育てるときに、これなら穴がいっぱいあいてて根元の風通しがいいだろうと思って手にいれたものの、「ざるは、バーミキュライトをたくさん使用する」ことに気がつき、もったいなさが先だって使う気になれなくなっていたのでした。

しかしなあ、せめて1度くらいは使ってみようじゃないか、と思い直し、やってみることに。

さて、ざるに種まきするとしたら、いったいどの種がふさわしいでしょうか?

家にある在庫種のうち、それらしいのをいくつか見繕って並べてみました。


ダイコンなどの根菜類をするには深さが足りないだろうし、このような結局葉物野菜になりますかな。

これ全部種まきしたいけど、さすがに置き場所がないから、2種類を厳選。

一つは、ルッコラ。根が少し横に這ったりするので、この大きめのざるがいいかもしれないと選びました。根もけっこう長くなるし。とはいえ、下のゴミ箱容器ほど長くはならんだろうから、ちょっと大げさかもしれません。他に適当な液肥をいれるものがなかったもんで。


お次は、右側の「オンタリオ」というレタスです。丸い小振りな新品のざるに種まき。こちらはだいぶ前に頂いた種だったので、発芽率がよろしくないかもと、袋ごと全部ぶちまけたんだが、やりすぎだったかしら。


左は二十日ダイコンの「ビットリア」。これも袋全部ぶちまけ組。(もう、どうなるやら知らんがな。)

これらの種ですが、私の経験では、たぶん、きっと、まちがいなく、徒長するに決まってます。
そこで、ざるには浅めにバーミキュライトを敷き詰めておきました。あとで上から追加のバーミキュライトを振りかけなくちゃならんのでね。

さて今、当ベランダではトマトが一番スペースをとっておりますんですが、これも寒くなればじきに終わることでしょう。そうなれば、ベランダ野菜は一気にさみしくなります。あとは、いくつかの葉物があるくらいですから。

で、そのとき、このざる育ちの葉物野菜が秋冬を彩ってくれるであろうと、期待。

まだまだ種の在庫種あり。置き場所の許す限り、栽培容器の有る限り、種まきし尽くしていこうじゃないのと思っておるしだい。

ただし、冬はのんびり、ゆっくりお育ちになるでしょうから、収穫までが長い長い。気が遠くなりそ……


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2022年9月27日火曜日

水耕栽培容器の変更

水耕栽培をしているレタスの「パリグリーン」。容器の底が緑色に。いやん、藻が発生しちゃったじゃないか。

そりゃそうですわなあ、液肥がむき出しだもの。こういう場合、底にアルミホイルなどを敷き詰める作戦もあるそうですが、今回は、蓋付きの容器がまだ残っているので、それに植えかえようと思います。

左のルッコラが入ってる収納ボックスに、右のレタスをいれようかと。

ルッコラの株を収納ボックスから引き出して、そこに、レタスの容器を詰めました。

じつは、この収納ボックスにはすでにレタスが1株だけ先住民族のごとくはいっていましたので、あとから追加した5株とあわせ、全部で6株が入居完了。まだ残りあと3株のレタスの行き場がありません。


そこで、もう一丁、収納ボックスをご用意。ここに先ほどのレタス3株を入居させようというわけです。残りの2個の穴ぼこには、ルッコラを同居させましょう。(ルッコラはあと1株行き先がありませんが、それはまた別の手段で。)


ほい、これでどうじゃな。レタス全9株が無事に収まりました。

で、最後に残ってるルッコラ1株。これは、どうしたもんか。

またもや家捜しをして見つけてきましたぜ、食パ1斤をいれるプラ容器。この蓋に穴をあけてあるやつです。


これにルッコラ1株をポイといれ、液肥を満たして遮光用のフェルトのカバーをして完了。

やれやれ、これでレタスとルッコラがなんとか落ち着きましたようで。

こちらは、収納ボックス(レタス3株+ルッコラ2株)とパンケース入りのルッコラ1株を並べて眺めてるところです。


さてさて。ひとつ、気になるのが収納ボックスの深さ。下の写真左のレタスを入れたボックスは液肥が5リットルくらいはいるものでちょうどいい感じだけど、右のは10リットルも入るんです。これが重くて、なるべくなら持ち上げたくないのだな。これだけの液肥を入れると容器の縁が変形してしまうので、ほんとなら2個重ねて使ったほうがいいくらいやわなのだ。


ですので、浅いほうのボックスがもう1個あればよかったんだけど、あいにくではらっていて、深いのにするしかないのでした。むむう…

まあ、ルッコラの根が長いのでこれくらの深さがあるほうがいいのかもしれませんので、よしとしましょうかね。

 それにしても、こういうのは、先に容器の数を確かめてから種まきしましょうね、って話でございましたね。
例によって、泥棒を捕らえてから縄をなうタイプでーす。へへっ


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2022年9月26日月曜日

6月種まきトマトの実

 中玉のトマト「Mr.浅野のけっさく」。種まき(6/24)から約3か月たちました。徒長気味でスタートし、8月は花芽がボロボロ落ち、実はならず。いまじぶんになってようやく実ができつつあります。

全部で2株あり。1株は、本体の他にわき芽も2本いかしています。なにしろ下のほうには花芽も葉もなくさびしいので欲ばっちゃいました。


わき芽つきの株はスチロール箱で、もう一方の株は収納ボックスでそれぞれ水耕栽培。なお、ボックス育ちのほうは、本体は激しく徒長したので剪定してボツになり、今育っているのはわき芽1本です。

徒長の問題の他にも、葉っぱが枯れていくというか萎縮していく病気(「萎凋病/いちょうびょう?)があるようで、これが下のほうの葉から順番にじわじわ攻めてきております。この症状は栽培当初からどの株にもありました。ただ、進行スピードは秋になったら弱まったみたい。やれやれ。

スチロール箱の株の根。液肥の表面にギランギランしたものが浮いてますなあ。なんだかわからんけど、液肥交換したほうがいいかも。うう、めんどくさいけど。

収納ボックスの株の根。こちらは、まあまあ元気そうかな。

さて、肝心の花と実。

【スチロール箱の株】
ようやく下のほうの実が色づいたようで。ちょいにんまり。

こちらは、株の中間から上のあたり。この位置のは、青い実がわりとまとまってついてます。これより下は、花芽が落ちて2~3個しかできてなかったり。暑い時期の影響ですかね。


本体のてっぺん付近。かろうじて、ぱらぱらと実が。

一方、スチロール箱の株のわき芽は今、花が盛り。

これが実になって食べられるのは1か月以上?、2か月ぐらい先?。となると、11月ぐらいですかねえ。霜が降りる前になんとか間に合ってくれますように…

【収納ボックスの株】
こちらわき芽ですが、実ができています。ちょびっとだけど。


上の方には花芽あり。こちらも収穫は11月あたりになるんでしょうか。まだまだ先だあ。

ベランダの床に黒い点々が。


これ、ホコリじゃないと思うよ。だって床掃除毎日やってるもん。この黒点々が落ちてる辺りの上にはトマトの枝葉があるんだけど。だれかいる。ぜったいだれかいるはずなんだけど。いくら探しても見つからんのだ。
だれじゃ、私のトマトちゃんの葉を食いちぎってるヤツは!!??


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2022年9月24日土曜日

ネギの囲いとレタスの容器替え

 ちゃんこネギ(種まき:7/21)の葉がだいぶ横に倒れてきています。支柱がわりに根元に厚紙を巻いてはいるのですが、それよりも背丈が伸びてしまったんでしょう。


じつは、この厚紙は背丈を半分に折って巻いてあります。ですので、この半分折ってあるのを広げれば高さが倍になるんですなあ。厚紙はホッチキスで2カ所止めてあるだけなので、はずすのは容易。われながらじつに楽ちんアイデアでありました。

さっそく、開いて折り直し、再びネギの根元に巻きました。

フォッフォッフォッ。でけました! どうじゃな。


これでネギが白くなってくれることでしょう。当分は横にも広がらないだろうし。

ただし、風にご用心なのだ。背丈が伸びた分、風のあおりを受けますからねえ。ときにパタンと倒れていたりしますんで。

で、今度は風対策。金属の棒を添え、本体と棒を紐で結わえておきました。こんなんで、だ、大丈夫かなあ…



そうそう、レタスの「レガシー」。8鉢のうちの1鉢の様子がみょうなんですわ。

ほら、この左下のやつ。葉っぱがないの。



近くにおっこちてる緑色のブツ。虫だろうか。本体の姿は見あたらず。さては土の中に潜ったか?

いずれにしても、この株はもう育ちますまい。ボツじゃっ。

レタスを食べる虫もいるんですねえ。用心、用心。

そうだ、植えかえしよう!
植えかえたからって虫がこないわけでもないでしょうが。まあ、模様替えして気分を変えてってことで。
ボックス型のプラ容器のふたに穴をあけてたものをご用意。6鉢植えかえました。並びきらなかった1鉢は、別のところに寄せ植えしてます。

この蓋のついた容器なら液肥に光が直接あたらないので、藻もはえないことでしょう。
ただし、虫の番は怠りなくですわね。


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