園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。
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2023年8月17日木曜日

食用ホオズキ「太陽の子」収穫

 今年1月1日に種まきした食用ホオズキ「太陽の子」。3株あり、1株は育ちが思わしくなく、早々に剪定。残り2株のうち、1株は、陽当たりのいいフェンス(だけど、栽培容器が4リットルのプラ容器で小さい)に設置しました。

こちらその、陽当たり良好/栽培容器「小(4リットル)」の株。背丈は小さいけど、実がよく連なっています。


一方こちら、陽当たり悪い/栽培容器「大(16リットル)」の株。


背丈が2メートルをこす大木となり、実と実の間が15㎝もあいてしまうほど間延びした徒長っぷりです。

近頃、どちらも、てっぺんあたりの花が落下して、枝ばかりが伸びています。暑いせいかなあ。
とりあえず、下のほうの実のガクは黄土色になってきたので収穫することにしました。
ほんとは、実が落ちるくらいまで完熟させたいけど、周りの植物が育ってきたので、スペースを明け渡さねばならんから致し方なくということもありまして。

左が、コンテナ&日陰育ちの株の実。右が、プラ容器&日向育ちの株の実。

数量をみると、コンテナ育ちのほうが多くできたようです。
ガクをめくってみました。左がコンテナ(日陰)で、右がプラ容器(日向)なんだけど、個体によって色はちがうみたいで、なんともいえませんなあ。


お味は、甘酸っぱい。青いと若干渋みあり。食用ホオズキを以前食べたときはなにかぼんやりとした甘味だったけど、これは、かなりハッキリしたすっぱさと甘味があります。かなり主張してますな。後口に、ほわっとした甘やかさが残りました。

それにしても、これっていつ食べるものなんだろう。果物だろうか、野菜だろうか。ふだん間食をする習慣がないので、ちと考えてしまいます。とりあえず、食後にいただきました。
食後のデザートとするには、1個2個食べるだけだと物足りないし。何個も食べたらすぐなくなるだろうし。1月から長々育てたので、もったいなさが先にたち、なかなか食べられないでいます。冷蔵庫にいれといて、食後、他の果物と一緒に、ちびちびいただくとしますか。

さて、収穫したあとの株はどうしましょう。

ア.全部廃棄。ベランダがすっきり片付きます。
イ.剪定して残す。新しい枝葉がのびて実ができるかもしれない。

廃棄しちゃったら、その後どんなふうに育つのかを調べることができません。どうしてもお邪魔になったら廃棄するにしても、それまでは剪定してその後の育ち方も観察してみたいがなあ。
ってことで、ハサミで散髪しました。

こちらは、あの2メートルあった、コンテナ育ち&陽当たり悪い株。さっぱりしました。

あ、でも根はそのままだから、はえ放題です。ほらね。


そして、こちらの2株。右端はプラ容器育ち&陽当たり良好の株。左は、しばらく前に剪定したプラ容器育ち&陽当たり悪い株です。

さて、どうなりますかねえ。ホオズキはナス科ホオズキ属の多年草だそうです。秋には実がつくでしょうか? ついてほしい…んですけどねえ。

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2023年8月8日火曜日

食用ホオズキの大株小株と実

 前回、食用ホオズキは4リットル入りの容器に植えかえた記事を書きましたが、じつはそれより前、5月27日にコンテナボックスに植えかえた2株がありまして。

7月31日。

そのうちの1株がこちら。フェンスに届くほどの背丈。大きく育ちましたんですが。


実がなかなかつかず、この段階でわずか1個だけという希少果実なんでございますよ。その上にはちっとも花芽ができません。


このままでは観葉植物ですわなあ。というのも、このコンテナ育ちのホオズキは、この時期、ベランダではトマトが隆盛で、巨大になったトマト苗の後ろに控え、トマト苗をかすめたわずかの日差しで育ってきたのですから、かようなひょろ長になるのも無理はないのでした。

うーん、どうしましょ。ホオズキはナス科だそうです。それなら剪定して秋口に期待して見る手はあるかも。というわけで、上部をバッサリカット。切りすぎたかしら。それとも切らなすぎ?


そして、コンテナ育ちのもう1株。こちらは、上のよりさらに徒長しまくった株でございまして。

8月7日。4リットルの空き容器育ちと同じ食用ホオズキとは思えん勢いで伸び続けています。上に設置されているエアコン室外機に到達。とりあえず株の生長点はカットしました。


それでもこちらはかろうじていくつかの実ができています。が、やっぱり間延びしてます。実と実のあいだが10㎝くらいはあるでしょうか。効率の悪い、でくの坊的な様相ですわ。

コンテナ育ちの根元は、こんなです。コンテナの高さは22センチ。

ふたをめくると。根がびっしり。液肥はすぐに底をつき、毎日追加しないといけません。ボックスの大きさに対して根が大きすぎるんでしょう。


さて一方、ずっと陽当たり良好だったフェンス育ちのホオズキです。身長はたったの50センチくらいで、このプラプラ並んだ実の軍団。栽培容器は4リットルの小振りさよ。

こちらも毎日液肥を追加するにはするんですが、それほどへっていません。1日半くらいはもつみたいです。じつに効率よし。どういう仕組みかわからんが、お日様カンカンのなせる技、なんですかねえ。

枯れ色になった実を、すこし収穫してみました。あ、右の緑色のは、上のお日様カンカンの場所で育っていたもう一つの株があり、その根がとろけて傷みボツになったので最後にとった実です。いい場所に育っても傷む株もあるのだ、ということでしょうか。


白っぽくなった実を割ってのぞいてみると、黄色いのだ。「太陽の子」は黄色の実になるんだそうです。食べてみたら、すっぱい。けどあまくもある、かな。もっと黄色になるまで待つんでしょうか。

それなら、こちらの青いのは、たぶん推して知るべしでしょう。

と思いつつ、じつは食べてみましたよ。すっぱー。渋みあり。これ、置いといたら黄色くなるんだろか。

なかなかにおもしろいです。しばらく待ってみることにしましょう。ふふふ

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2023年8月7日月曜日

食用ホオズキの水耕栽培容器

 今年の1月1日に種まきした食用ホオズキ「太陽の子」。

7月7日。4株のホオズキは最初2リットル入りのプラ容器で育てていました。しかし、根が容器の形に四角くなるほど混み合ってきました。


そこで、「ハイポニカ液体肥料」が入っていたプラスチックの容器を改造したものに植えかえることにしました。

こちらがその空き容器。横のところをハンダごてで溶かして穴をあけました。わりと簡単でした。

遮光のために、シートをかぶせました。けれど、シートの長さが足りなかったので、その分はアルミホイルで代用。ぜんぶセロテープ止め。おお、これも簡単(てきとう)。

ホオズキの苗を、2リットル容器からお引っ越し。ま、倍ほど大きくはないけど、2リットルよりはましでしょう。

もう一株は、シートがないので、フェルト布を巻くことにしました。苗をいれるところを丸くハサミで切り取りました。

容器の持ち手は隠さないでだしておくことに。この取っ手があれば、持ち運びするときに役に立つんじゃないかなあと思いましてね。

布を止めるのは、縫うのがめんどくさいので、ちょっと止めただけ。ハハハ、手抜きですな。


さて、苗を入れてベランダの手すりにセット。ど、どうかしら?

先ほどのシート+アルミホイルのもベランダへ。この容器の幅がちょうどネットにはまるサイズだったのですよ、偶然ですが。

はい、てなことで、設置終了。めでたし、めでたし。

あ、液体肥料は、横にあるふたをまわして外し、ここにじょうごを差し入れます。
あとは、こんなきゃしゃな容器で、いったいどこまで育ってくれるやらではありますなあ。
その結果は、次回へ。

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2023年7月4日火曜日

トマト快進撃

 急な用事で家をあけてるあいだに、トマトはどんどん色づいていったようでパンクしそうな勢い。収穫急げになってました。

6月29日。前回の収穫(6/23)から6日後。収穫量は「シュガリーテール」が伸びてきましたが、「オレンジパルチェ」がやっぱり多いです。「Mr.浅野のけっさく」も、すこしずつ増えてきたみたい。


5日後の7月4日。どの品種もお皿にこんもり。たぶん今までで一番多い収穫でしょう。キュウリ(ミニの小次郎)もちょいとあります。


3品種の大きさ比べ。この日とったなかで、一番大きそうなのがこちらです。浅野さんは中玉だから大きいんだけど、シュガリーテールもオレンジパルチェもかなりむっちり大きめでした。今が充実してるんでしょうねえ。


ベランダの様子です。もうね、下のほうはスカスカ。あ、葉が痛んだわけではなく、収穫が終わった段から下の葉を切り取り、風通しをよくしたくてこんなふうになってますのさ。

トマトの株は今、実がついているのは6、7段あたりでしょうか。物干し竿の位置にできている「Mr.浅野のけっさく」は、まだ青く、これから色づいていきそうです。

ところで、トマトの株の下のほうがスカスカになってるわけですが、その隙間を埋めるように、食用ホオズキの「太陽の子」が育っています。


今までトマトの陰にかくれていたので、徒長してひょろながになってしまいました。トマトがしだいに衰退するにつれ、ホオズキに陽が当たるという作戦だったんだけど、そううまく交代できていませんなあ。

 
それでも、ホオズキにはいくつか実ができています。ぷっくりと可愛らしい。

おたのしみなことで。ホホホなのだ。

【おまけ】
ところで、昨日(7/3)、友人と近所にお借りしている畑に行って収穫してきました。昼間の2時頃、30度越えだそうなので長居はせず、40分ほどで退散。

この日の前日(7/2)にも友人が収穫してきたというのに、その翌日でもこんなにできていたという。どーなってるんだろう? 一夜にして怪物サイズ。毎日収獲、あるいは朝と晩にも点検しないと間に合わないのかもしれません。おそるべし、畑。


なお、この畑付近にクマが出没したとのニュースが、先ほど市内の放送で流れていました。なんかねえ、歯形のついたキュウリが転がっていたんですよ。電気柵してるんだけどなあ。ビビります。

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