園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。
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2022年12月5日月曜日

紫キャベツの収穫

 紫キャベツの「キャンディーレッド」。種まきは7月21日。2度目の挑戦で、今度こそでっかいキャベツにしたかったけど、こんなもんでした。周りの葉っぱは、でっかいです。


こちら横向き。頭でっかちで、ほっとくと傾く、徒長タイプに育ちました。


上記写真左はそれなりに巻いてる風ではあります。ただ、この巻き具合はもう何日もこのまま。ふっくらしません。きっともう寒いんでしょうねえ。

そして、もう一方のほうは、葉が丸まってはいるけど、中身までふんわりしてるだけでした。


よって、このあたりが限界だろうと見切り、栽培おしまいとし、収穫しました。
白いベールをかぶったような葉で、指でなぞると、この白がかすれて赤紫色がすこしくっきりします。

根は、長くてほっそり。広がってないんだね。

さて、外側の葉をめくっていくと、ドッキリするような赤紫色が出現。室内撮影なのでなんかうまく色がお伝えできません。


ベランダに移動して、再びパシャリ。そうか、「キャンディーレッド」ってタケノコ型のキャベツだったんだ。


くるっと回転、裏側。葉脈が血管みたい。

1枚かじると、固いんだがポキポキと折れていく。ほぐれる感じ。芯のところが甘い。ほう、こういうお味でしたか。
前回育てたときは、こんなふうに玉にはならず、固くて苦くてなんだかなあだった。

ちゃんと育ったら、ちゃんと美味しいのだな。

また板の上に広げてみる。赤紫と芯の白との対比がなんとも鮮やか。


タケノコ型の横を切って断面をだしてみた。巻いてる巻いてる、グールグル。

全部を細切りにしました。レタスのサラダにちらちら混ぜ込んだらきれいかなと思って。

これにて紫キャベツの栽培はおしまいです。
今回全3株を育て、そのうち1株はあまりに不出来で途中で撤収。残りの2株のうち、1株はフワフワの葉でこれもボツ。1株だけがなんとかそれらしい姿になったということになりますかね。

さて、次回も育てるかどうかなんですが。
うーん。種まきが早すぎたかな。暑さの残る7月だったから徒長したんだろうと思われるので、これが8月末とか9月始めあたりだったらうまくいく…とも考えられます。
がしかし、狭いベランダの長期間&面積を占領する野菜でしたからねえ。

ま、種がまだ残ってますんで、気が向いたらやってみる、でいこうかなあと。

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2022年11月27日日曜日

紫キャベツのお味

 紫キャベツの「キャンディーレッド」。種まきは7月21日でしたから、かれこれ4か月になりますか。横幅だけが大きくなって、お隣のチコリと押しくら饅頭。けれど背丈が高い分でっぱって首一つ上。今や極小ベランダの主として君臨しております。


ほんにお邪魔なサイズなんですが、紫キャベツちなもんがどんなお味なのか確かめたくて育てているようなわけでして。

紫キャベツを単独で並べると、こんな感じです。ゴミ箱容器による水耕栽培。


自立できないので支柱を添えました。キャベツにしちゃあ茎が妙に長いでしょ。種まきが早すぎたかなあ。当時は暑かったからか、徒長しちゃったみたいです。

上からの光景。

上の写真の左端は、巻きつつあるようで、まあまあキャベツらしくはなってきております。


まん中のは、貝が閉じてるみたいなかっこうなんだけど、どうですかねえ。


そして右端の株。これが悩ましい。3株のうち、大きさが最も貧弱で、ずーっと、何日も小さいままのこの姿なのだ。


たぶん、もう大きくならないんだと思う。固まっちゃった感じがするもん。
うーん、あきらめよう。

バッサリ、切り取りました。根っこは元気そうだんだけどなあ。


そして、切り取った(収穫といえるんだかなんだかの)葉っぱがこちら。


外側の葉をかじってみたら、まあしぶいこと、固いこと。ジュースにでもしたら「青汁」としていけるかもだけど、我慢大会になりそ…

中心部分だけを細切りにしてサラダにいれました。というか、単独で食べる勇気がなくて紛れ込ませたといったほうがいいでしょう。この中心部分も外葉ほどではないが渋みあり。そして噛んでも固さが残るから、しばらくはお口のなかでガサゴゾするんである。スープで流し込みましたけども。

残るは2株。さて、どうしましょ。
紫キャベツの栽培。暗雲立ちこめてますなあ。
これからますます寒くなるわけだけど、生長に進展がみられないようだったら撤退、ですかね。

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2022年11月13日日曜日

紫キャベツとチコリ巻きスタート

「葉が巻いてくれますように」と願ってやまない紫キャベツの「キャンディーレッド」とチコリの「パラロッソ」。種まきはともに7月21日ですから、かれこれ4か月になろうとしているのですが、はて?


紫キャベツの場合

紫キャベツの「キャンディーレッド」。上の写真左下の株が、どうやらそれらしくなってきたようです。


中心部分を見るに、ひときわつやっとした赤紫がのぞいてました。きましたぜ、イエ~ィ!


とはいえ、残り2株はまだちょっとなんだかなあ。

こちら、巻く姿勢は見せているものの、中心部分が盛り上がってきていません。


もう一丁も同じく。

それにしても、紫キャベツって横幅が広がる広がる。液肥を入れている下の容器とのバランスが悪くなって傾いてしまいます。
そこで、支柱がわりに竹串を3本ほど刺して紐で結わえてあります。これで、ちょっとはましになりました。

けど、ゆくゆくはちゃんとした支柱が必要になるでしょうな。ますますずずうたいがでかくなりそ。

根はほっそり密集して長いです。液肥は2日に1回くらいの追加でしょうか。

【チコリの場合】

一方こちら、チコリの「パラロッソ」。横に広がるってところは紫キャベツに負けてませんなあ。


あまりにバサバサして、そばを歩くと骨折させてしまうことがしばしば。そこで、葉の外側から紐で軽く結わえています。


そしてきょう、中心部分に紫色の斑点ができているのを発見。

やったー、待ってました!
なにせこのチコリ、種袋のグラビア写真によれば、紫キャベツみたいになるんだそうで、やっとこさ一歩ちかづいたかも、です。
ずーっと、緑色だし、苦さ抜群でしたからねえ。紫色になれば、少しは強烈な苦味も和らぐかと、期待しておるしだい。
あ、香りは今の緑色でもいいんですよ。爽やかなスーッとする感じですから。

【余談】
昨日、近所にお借りしている畑へ出勤。そのおり、お隣の畑の方からなにやら実がついている枝を頂戴しました。
帰宅後。さて、飾ろうにも枝振りが大きすぎておくところがみあたらない。とりあえず、天井に設置。ここなら頭にぶつからないからまあいいか。
それにしても、なんだか黄色っぽいぼんやりした実だなあと思っていたのだが…

今朝になって、なんか、どっかちがうことに気がつく。

全体に赤っぽくなったような? 近づいて見たら、黄色いのは外側で、外側の皮のようなものがパッカリひらくと赤い実ができている、ってことだったようです。おおお~!

なお、元の黄色い実はこんな感じ。

ここでやっとこの花の名前を知りたくなりました。きのうも教えてもらっていたはずだけど、覚えようって思わなかったんだね。
調べたら「ツルウメモドキ」だそうです。
「猫に小判」「馬の耳に念仏」「ともこ(筆者)に花」、なもんですから。ハハハ
 
ときに、ツルウメモドキって食べられるんだろうか?
なにせ「花より団子」「花より野菜」なもんですから。
12月ぐらいまではあまり美味しくはないけど、「雪が降っても残っているような実は甘味があって美味しいとされています」との検索結果あり。「されています」って、なんだ、おいしくなるの?ならないの?どっちなんだろ?
それなら、ええ、もう、じーーーっと待とうじゃないの。

2022年10月26日水曜日

葉が巻くスイッチON

 20日ほど前(10/3)の紫キャベツ「キャンディーレッド」はこんなでした。

葉が横にでっぱってだらけた感じ、ですかね。



10月25日。ん? どうなった? この写真じゃよくわからんかも?

横から見ると。下半分はだらんとしてるけど、上は上向きになっているような?

こっちのは、なんか、ふわっと丸く囲んでるふう?

これはいよいよ、葉が「巻く」かも! 期待しちゃいますなあ。

中心部を上から見ると。小さい葉が閉じ合わさってるんだね。


外側にいくにつれ、少しずつ広がって中心部をおおう形になってるみたい。


それなら、チコリの「パラロッソ」はどうだろか。

横から見てみた。ぐちゃぐちゃでよくわかりませんなあ。

まあちょっと巻いてるかなあ、って感じはありますかね。

こちらの株は、下向きのだらりとした葉と上向きのバンザイしてる葉にわかれています。

中心部は、いちおう巻いてる、のかなあ。なんともはや。

このチコリ「パラロッソ」は、種袋のグラビア写真によれば、“紫キャベツ”のように球体で赤紫色になるらしいです。なんともほど遠いお姿でして、ハハハ…

そうそう、レタスにも変化あり。
左は柔らかい葉になるリーフレタスの「パリグリーン」。右がパリッと固めになるはずの「レガシー」。

柔らか葉っぱの「パリグリーン」。茎が伸びてきて徒長が心配でしたが、今のところ数㎝くらいの伸び加減でおさまってます。ホッ


一方、パリッとした葉になる「レガシー」。
ほら、なんかまっすぐになってるんであります。

葉にさわると、固い。今まではフニャフニャだったのに。ほほう、ついに、ついに来ましたか。なにせこれまで、パリッとレタスを成功させたことがない実績を積んでますんで、待ちわび気分が異様に盛り上がっております。

いけるか、人生初の巻き巻きパリッとレタス。ニヤけます。

それにしても、葉が巻くスイッチって、どんな条件で入るんだろう。不思議。

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