園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2020年10月30日金曜日

秋たけなわ葉物祭り

 あれやらこれやら収穫しました。これまで、ミブナだけが稼ぎ頭でしたが、ようやく他の葉物が追いついたようです。


最も収量で期待しているレタスの「ハンサムグリーン」。ですが,これがなかなか大きくなりませんでな。よおーく調べましたらば、3匹のヨトウムシらしき幼虫のご飯になっていたもよう。

どうりでスカスカな感じだったわけだ。


こちらは同じレタスだけど、別の場所で栽培(ゴミ箱容器による水耕栽培)していたもの。虫の難を逃れたおかげでしょう、フサフサですもん。


歯応えと辛みが魅力のカラシナ系「パーマグリーン」。直径9センチのポット植え。キッチン用水きりザルと桶による水耕栽培です。1株に5枚くらいの葉ができています。

一方、同じくパーマグリーンで、ペットボトルによる水耕栽培組は、縦にも横にもさらに大きく育ってました。お家が大きいと大きく育つの典型ですなあ。


ピリッと辛みが効いて旨い草のルッコラ。もっとたくさんタネまきしとけばよかったと後悔してます。隙間に他の葉物が同居中。

同じく辛みが魅力な草、クレソン。これがまあよくふえるふえる。茎から根をはやして増殖してます。直射日光があたらない場所なせいか、固くならずに食べられるのがうれしい。

こちらも草に分類したい、エルバステラ。ピーナッツの風味があるとタネ袋にはあります。うーん、どうだろう。サクサクした食感がおもしろい。歯にむちっと残る感触がピーナッツ風かなあ。

いずれにしてもみなどれも緑一色ですが、そのなかに紅一点、二十日ダイコンの「ビットリア」があるとないのとではときめき度がちがいますなあ。底面給水による水耕栽培です。


ポットから取り出しました。ダイコン部の下の根が長いのにビックリ。この部分はまだこれから大きくなるところだったのかなあ。

にぶい赤は、洗うと鮮明な赤になった。ほう、である。

これらの収穫ブツを全部お皿に盛ってみましたらば、2皿分になりました。得した気分よ♪

あ、タンパク質がなにも入ってないや。食べるときにクルミを煎って散らしますか。

タネまきした8月24日から67日めにして食べる葉物勢揃いのサラダ。
なーんだ、ちっともお得じゃないじゃん、ではありますなあ。ハハハ


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2020年10月28日水曜日

茎ブロッコリー:畑とベランダのちがい

 茎ブロッコリーの「アレッタ2早生」は、8月にタネまきし、全部で3株。そのうちの1株のてっぺんに、このたびようやく花芽がお出ましになりました。(撮影:10/26)



ネットで、茎ブロッコリーの頂花蕾は「500円玉くらいで収穫すべし」みたいなことが書いてありましたんで、さっそくポキッと。ほんに小さい。


もう一株のほうは、すでにてっぺん部分の収穫(10/13)。そののち、脇芽がだいぶ伸びてきました。しめしめしめ♪

やっとまともに収穫できるかも。ポキポキポキ…

全部でこれくらい。ま、こんなもんさ。ベランダだもの。



ところで、お借りしている近所の畑でもベランダのと同じ苗を植えてるんですが、こちらもちょびっと収穫しておりまして。この畑産とベランダ産のブツを並べてみました。

畑産は、色味が濃い緑色で、茎が太いです。
ベランダ産は、色がグレーがかった緑、茎、ほそっ!

見た目、だんぜん畑産のほうが美味しそうだが、はたして?
サラダにして食べ比べた結果は……、違いは(私には)よくわかりませんでした。
どちらも茎がやや固くゴツゴツ感あり。けっこう長く茹でたんだけどなあ。
だが、どちらも甘みがあり、スーパーで買ったのとはちがうぞと感じられ、じわり喜んでおるしだい。

さてと、あと一株(下記の写真中央)が、まだてっぺんの花芽がでておらんのだよ。


おーい、花芽さーん。

もうじき冬になっちゃいますけどお。


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2020年10月26日月曜日

二十日過ぎダイコンの収穫

 はるか昔、といっても8月24日にタネまきした二十日大根の「ビットリア」。ポット植えで、底面に液肥を満たしての水耕栽培です。きょう(10/26)で63日になりました。

長時間熟成のおかげでしょう、ごりっぱにお育ちになりました。葉っぱが。


ダイコン部分は、しもぶくれのお多福さんと丸顔さんにおなり。


お多福さんを抜いてみたら、ぱっくり口があいてました。


葉はトゲが凄くて、塩もみしようにも、さわるとチクチク痛いこと痛いこと。しばし箸で塩となじませつつ水を入れてかき混ぜてのち、絞る。それでもまだ痛いんだが。
なんとか小さな一皿に。

なかなかにオツですぞ。ちゃんとダイコン風味で、根元付近はけっこうピリッと辛いです。あっちゅうまに食べておしまい。

さて、残りの丸顔、1個。


もうちょっと待ったらもう一回り大きくなるんじゃ…
いや、欲ばってるとパックリ割れるかもよ。
でもあと数日、待つことにしよう。

ところで、二十日大根のビットリアは、他にも9月16日にタネまきした一群がありまして。(きょうで40日め。)
こちらは、ゴミ箱容器による水耕栽培です。ゴミ箱の上にザルをセット。ザルの中にスポンジで発芽させた苗を植えました。

さあて、ザル育ちはどこまで太ったかな? 葉っぱフサフサですけど。

ありゃ、まだ鉛筆程度にもなっとりませんでした。なかなかに前途遼遠ですわ。ろくろっ首になりそ。


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2020年10月25日日曜日

番外編:畑の収穫よっこらせ

 昨日は朝から夕方まで友人たち2人とお借りしている近所の畑へ。サトイモ掘って、葉と茎を切って片付けて、ざっと耕して。次に、人畝だけサツマイモ掘って(おもに私が)、茎と葉を片付けて(友人たちが)。跡地を耕してホウレンソウやらのタネまき(友人たちが)。さらに、水場の治水工事用の石運び(友人たちが)、ついでにカキももぐ(友人たちが)。他にもあれこれ、なんかもう、ハアハアの一日でした。たいして働いていないのに、筋肉痛でおます。

で、その収穫ブツ。山分けして、自転車の前後に積んで運びましたぞ。


サツマイモは、まっすぐ地面の下に向かってはえていました。シャベルで掘るの大変。

南京豆は、ハクビシンにことごとく苗を引っ張られ、地面にとっちらかってました。その食われたその残りを血眼で広い集めた涙もんの貴重品がこちらですわ。ううっ…

粒々をていねいに洗い、圧力鍋で塩茹でしました。涙もピーナツもしょっぱい。

ショウガは、皮をこそげたら、まあなんと色白だこと!友人が買ってくれた苗で、近江ショウガだそうです。

お酢と砂糖と塩で甘酢漬け作成。

柿は、甘柿とのことだがなぜか渋いので皮をむいて吊してみた。

じつは、先日とってきた甘柿も同じように渋かったので、タマネギが入っていたネットにいれ干しておりますのさ。

なぜにネットかといいますと、この実は切って食べようという段になってかじったら渋かったので、すでに4分の1個に割ってしまったあとだったのです。紐で結わえるわけにもいかず、魚干し用の網もないから、こうしてネットに入れましたのさ。

さわってみると、カサカサ。

こちらは8分の1くらい薄くしたもの。いっそうカサカサ状態。

当ベランダはマンションの上階で地上よりも乾燥しやすそうだとはいえ、まだ寒風吹きすさぶ時期でもなし、干し柿作りなんてできるのかねえ、ではありますが。ま、やってみなくちゃね。腐るのか食えるのか。乞うご期待ざんす。

それにしても、畑の収穫はいろんなふうになかなかでございました。草生えるし、虫や獣はうろつくし、収穫後の片付けや跡地の開墾があるし。収穫したブツは洗ったり加工したりの作業いろいろ。たのしくもあり、お疲れも有り。
まったくアウトドア派じゃないわたくしですが、なぜかつづいてますなあ。


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2020年10月22日木曜日

秋の虫?

朝のベランダ観察タイム。手すりにぶら下げてあるカラシ菜系の「パーマグリーン」は、きょうも元気。おや、ビニール袋の中になにかがいる。


いましたぜ。寒い朝だから、ビニールで暖をとっていたのかも。


ビニールをめくると、焦ってる、焦ってる。脱走するらしい。

ちょっと待った。ほう、これ、カミキリ虫だろうか。

しげしげと眺めているあいだ、わりにじっとしていた。
枝や幹を食害するそうだが、ベランダには木がないのになあ。しばし観察ののち、遠方へポーーーーーイ。

トマトの葉にも来客あり。こちらはカメムシか。

側面から見ると、平べったいんだ。

かなりすばしっこい。飛び道具を持ち出し、捕獲成功。

ふちの模様がなるほど亀の甲羅風。検索したら(まちがってなければ)「キマダラカメムシ」で、街路樹につくとある。
こちらさんも、羽根休めに立ち寄ったのだろうか。
あるいは、トマトも吸い込むに値する栄養があるとか?
大急ぎで観察をすませ、匂い回避のため、これまた同じく遠方へポーーーーーーイ。

こんな極小ベランダにも、あれこれ虫は来るもんだ。
せっかくだから、ミツバチとかナナホシテントウムシにこそおいで願いたいが、めったにおめにかかりませず。

さてと、きょうもミブナをつんで朝ご飯にしよう、秋の日。(撮影:10/22)




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