園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年7月19日火曜日

バジルとトマトと水耕栽培肥料

 「バジルの葉のどれを摘みとるか」に注目しています。

バジルは、2リットル入りのプラ容器にそれぞれ4株ずつ入れて水耕栽培。


てっぺんのところを収穫したあと、横っちょにある葉っぱが気になるんだなあ。


すでに脇芽ができているのだから、しかもけっこう大きくなっているのだから、この下にある2枚はとって食べちゃってもいいんじゃないかと思うのですが、どうでしょう?

葉をこのままほっておいたら株の栄養のためにはよさそうだが、じきに固くなったり病気っぽくなって廃棄することになると思うのですよ。

ほら、こんなふうに黄色っぽくなってですねえ。


食べる気力が失せるお姿になるんだなあ。


こんなふうにボツになるのがもったいないんで、脇芽の下にある葉はさっさと収穫してしまおうってわけです。

で、ビシバシ収穫。

下の写真の手前にあるばらのがその葉っぱ。向こう側は、生長点のところです。

うん、これで下にある葉をむなしく廃棄することは少なくなるでしょう。よしよし。(か、どうかは知らんけど。)

あ、トマト、収穫しました。

中玉の「Mr.浅野のけっさく」は、11段あるうちの9段とか10段あたりになりました。
てっぺん付近には、あやしげな実ができています。尻ぐされの一歩手前なのかなあ、模様あり。食べても変な味はしませんが。


中玉トマトの残り個数を数えてみました。
1月種まき組…全3株→49個
3月種まき組…全2株→22個

全部あわせて70個ほどですか。ああ、もうじき今年の第一次トマト時代が終わる。ううっ

ときに、残り少なくなった水耕栽培用の肥料「ハイポニカ液肥」を急ぎネット注文。到着。間に合いましたあ。

去年は8月始めにこのセットを買い求めているので、だいたい1年で1セットを消費する勘定になりますかね。
お値段は「A液」と「B液」合わせて約6千円(送料無料)。
ということは、500円/月かあ。
おこづかいが…へりますわ。500円あったら、幕の内お弁当が1個、あ、買えまへん。足がでちゃう。卵1ケースと魚肉ソーセージ4本セットだとぎりぎり買えるか。いつのまにやら500円の値打ち、下がっちゃったなあ。

2022年7月18日月曜日

トマトの収穫を遅らせてみたら

 お初栽培のミニトマト「シュガリーテール」。なんだかもうひとつパッとしないお味なので、収穫時期を待って遅くしたらどうだろうとやってみた。

結果は、ここまで赤くならないときとさして変わらないような…でした。甘みが薄くすっぱさもなし。


粒々はこんなにも美しいんですけどねえ。つやピカ!


まだ出始めの頃のほうが、ジュースっぽいお砂糖みたいな特徴のある甘さがあったように思うんです。このところの雨つづきがたたったのだろうか。

この「シュガリーテール」は1月1日に種まきしたのが、全部で2株あり。

その一株は、背丈は1メートルくらい。葉が茶色く痛み始め、順に切り取っていたら坊主頭さんになってきました。(以下の写真は収穫前です。)


おかげで、実のつきかたがよく見えまーす。「あ、もうそろそろいいかも」「なんだ、きのうとちっとも変わってないじゃないか」とか、たいそう観察がしやすいですわな。


そして、もう1株も状態は同じような感じで、上記の株より二回りくらい小さいです。


これらはまだ青い実がいくつかあるので、順に収穫したら、1月種まき組のシュガリーテールはこれにておしまい、かな。

ときに、シュガリーテールは「芯まり」タイプだそうで、「脇芽がでなくなるとそれ以上の開花は無くなるので、一般品種よりも収穫時期は短期集中型となります」(←種のサイトさんより)だそうな。そういえばこの3月種まき組は、花、もう咲いてないし。あっというまなんだねえ。

…てなことで、収穫時期遅らせ作戦はなんともはやの結果となりました。

さて、そんな駆け足トマトのシュガリーさんを、じつはもう4株もご用意しておりますんですよ。

一つは、3月3日に種まきした株で、


もっか花芽バシバシ追加中。

で、もう一丁は、6月24日種まき組の3株。


というわけで、シュガリーの旅はまだまだつづく。

はたして3月種まき組は、真夏になったら今度こそおいし~くなるんでありましょうか?

6月種まき組は、そもそもこれからむかえる盛夏を徒長せず耐え忍び、秋に実をつけるやら?

むむう、いかがなりますやら。1袋1000円の種袋だったシュガちゃんに今後の期待がかかります。(種を消費して元をとるつもりが、益少なく、無駄に育てて泥沼におちそうですぜ。)


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2022年7月17日日曜日

番外編:畑のキュウリやらナスやら

 久しぶりの晴れ間。友人らと近所にお借りしている畑に出勤。草取りと収穫をしてきました。

なんとも息苦しいキュウリあり。


これなんて、想像を絶するお苦しみだったのでは…


いろんな形やらサイズやら。たのしいな。

こんなに山盛りキュウリ、いったいどうすりゃいいんだか。シシトウもだ。


うれしい悲鳴あげちゃってるけど、キュウリはもう花があまりなく、支柱の中間から上のほうにしか元気な葉がありません。収穫がどっと来たかと思うとあっというまにおわっちゃうんだなあ。

あ、だからキュウリは何回も種まきするって、そういえば聞いたことがありますわ。

また、次の種まきやらの準備をしなくっちゃだわ。

おかげさまでいい汗をかき、しあわせな時間を過ごしました。

【おまけ】

そうそう。畑作業をしていると、大きなりっぱな網を持った少年(中学生さん?)が通りかかったので、ちょいと立ち話。聞けばおたのしみでトンボとりをしているとか。たった今、捕獲したばかりという珍しいトンボをみせていただきました。ごく小さな綺麗なトンボでした。

ただこのあたりは野原も地主さんがいらっしゃるみたいなので、簡単にはいれてもらうことができないのですとのこと。私たちの畑周辺はたぶんだいじょうぶだからと、お誘いし、しばらく滞在してのち帰られました。

さて、畑作業も終わりあたりを見渡していると、「あ、トンボだ。さっきみた小さいやつ!」となり、しばしトンボ観察に夢中になる我らおばちゃんたち。この畑にこんなトンボいたっけか。いやあ知らなかったぞ。かわいいじゃないか。などなど。なにやらトンボ熱にうかされてしまったようで。
「ありがとうございます」といってペコリとおじぎをしたあのトンボ中学生さん、「また来ます」ってよ。よし、トンボの勉強しておこう。


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2022年7月16日土曜日

番外編:種まきから14年目のキリタタミアナ

 四季咲きの花「キリタタミアナ」。種まきしてから14年目になります。食べられません。

花を育てるのが苦手でめったに植えませんが、この花はずいぶんと長生きしています。

今は、花がひとしきり咲き終えて、お休みしてるところですかねえ。


そういえば、何年も鉢をとりかえたりしてませんでした。ただ、ほっておくと茎がどんどん上へ上へ伸び上がってきてしまいには重みで垂れ下がってしまうので、ときどき上のほうを切り取って、背丈を低くしています。

手にしているのが切り取った枝。剪定する場合、いつ頃どのあたりで切るといいのかとか、ぜんぜん知らんのでてきとうです。


以前に切り取った後の茎に、小さい葉っぱがでていました。こんなおおざっぱな世話でもなんとかなってるのかも?

根元が黒いから、もう朽ちて終わってしまったと思っていたら、新芽がにょっきり。

土もかえてないし、肥料はたまに野菜にやる液肥をめんどくさいからそのままうすめずにながしこむくらい。水やりはごくたまにかなあ。サボテンよりは回数が多いかもだけど。
キリタタミアナ。ベトナム原産だとか。なかなかにたくましい花のようです。

(キリタタミアナの種は、2008年6月に、ブログ「サルのメモ帖」のサルマタさんからいただきました。)

【本日の収穫】

前回の収穫(7/14)から2日後になります。中玉の「Mr.浅野のけっさく」のみ。3月種まき組の株から収穫したものが半分以上かな。1月種まき組は、じわりじわりへってきてますなあ。雨降りつづきだけど、あまずっぱいお味が変わらないのがありがたいです。



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2022年7月15日金曜日

食用ホオズキを棒にしちゃった

食用ホオズキ「太陽の子」。カビだかなんだか、ともかく痛んだ葉っぱをむしっていたら…


すかすかの棒状態に。

 ま、でも、てっぺんには一応葉っぱは残っているわけで。

緑色濃いから、なんとか生きていけるんじゃないだろうか。


先端には新しい花芽もできてるし。

株の中間には、実がぷらんぷらん。


一番最初の実は黄色くなりつつあるみたい。もうじき「食用」になるかもよ。かなりちっちゃいから食べた気がしないかもだけど。

途中がスカスカなので、脇芽がせいちょうするのを期待しているんだけど、ごく小さい葉っぱのうちに枯れて落ちてしまう。これは、今までで一番大きくなってる脇芽。うまく育ってくれるといいんだが。

そうそう、植えかえもしたんでした。
このあいだまでは、2リットルのプラ容器だったんです。


けれど、風にあおられて横倒しになってしまうので、フェンスから床置きにし、安定するゴミ箱容器に入れ替えました。

根は、まだ狭かったプラ容器の四角い形のままなのが、なんともはや。
そのうち広がってくれるかなあ。



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