園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2024年8月10日土曜日

最終トマトと新トマト

 今年1月1日に種まきしたトマトは、最後の1株になった。
8月3日。中大玉「セレブスイート」。物干し竿近くに、最後の実が2個。


セレブスイートは中大玉サイズの品種だそうですが、きょうの収穫ブツは、こんな感じ。まあまあそれっぽいかなあ。割れてるし、ガクの色は茶色がかってます。お疲れさまでした。
最後の実だけど、お味はちゃんと美味しい。甘さとすっぱさがしっかり同居してる。

お初栽培で、どんなもんかと気を揉んでましたが、とても美味しいトマトでした。着果がよろしくなくて、花は1房に5個ぐらいあるのに、実は1個とか2~3個程度。こうした品種なのか、当ベランダの受粉がうまくいかなかったからか。
ためしに、トマトトーンを使ってみたかったなあ。収量が少ないのが残念でした。

根っこ観察。薄茶色。まあまあ、ですかね。半年もたってますから。エアレーションなしだったけど、この暑い夏にも関わらずよくできたなあと思います。

かくして、1月1日種まきトマトは、これにて終了。

さびしいよねえ。うん、さびしい。

で、じつは、すでに次回作の種まきをすませてあるんでした。ホホホ

7月13日に種まきしたのが、こちらでーす。1月1日に種まきしたのと同じ品種。まだ種が残ってますからね。早く使って差し上げねばってことで。

ミニトマトの「オレンジパルチェ」3株。同じくミニの「フラガール」は、さらに下の写真のとあわせて、合計2株。中大玉「セレブスイート」は1株。


こう暑いと苗がひょろひょろ・徒長しがちだと思うんですが、なんとかぎりぎりの伸び加減できているようです。
うまくすれば10月か11月には収穫にはいれるのではと目論んでおるしだい。
さて、どんなもんですかねえ。

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2024年8月7日水曜日

まじめにミニキュウリを育てよう

 今までいいかげんでした。すみません。なにをまじめにやるのかというと、わき芽かきです。

ものの本などに書いてある方法を無視して、伸び放題にしてましたらば、花ばかり咲いて実にならず。さすがにまずいと気がついて、「まじめ」になろうとしております。

8月2日。ミニキュウリの「ラリーノ」3株。エアレーションなしの水耕栽培です。種まきは、7月13日でしたから、20日たったことになります。早いなあ、キュウリって。もうこんな背丈になりましたよ。


8月6日。4日後。またぐーんと伸びました。


裏側から見ると葉っぱがそんなに茂ってないように見えるんだけど。ベランダの表側からのぞくと、つやつやしてなかなかに美しいです。


さて、いよいよわき芽をとる作業であります。
お手本にしたのは、こちらのサイトさん。

「スキマde園芸」

7節目以降で脇芽を1本伸ばし2本仕立てに」。だそうでございます。
さっそくまねしましょ。写真の矢印から下のわき芽を全部とりました。
これで「2本立て」スタートしたわけだ。

6節目までは脇芽かきをして摘花も行う」そうだから、6節より下の花芽もとっちゃう。えーっ、もったいなあ。いいんかいな。

こういうのもとるんだよなあ。ううう


やっぱりなんかドキドキしますなあ。どうかうまいこと実が育ちますように。

ときに、根元を見ると、白い根が表面にでてしまってます。なんどもバーミキュライトを上からかけてるんだけど、やっぱりまたこうなっちゃう。うーん、これ以上盛り上げたら容器からこぼれてしまいそうだよ。

根っこ。白くてピッカピカ。眩しい!!!

ああ、たぶん今が一番お美しいときなんでしょうなあ。そのうち、実ができるようになると、葉がボロボロになって、根が黄色になっちまうのだ。
黄昏れどき。じわーんとしてしまうのよね。
ま、まだ実の一つも収穫してはおらんのだ。枯れ落ちることより、そちらを心配しなくっちゃですな。はい。

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2024年8月2日金曜日

水耕栽培容器を作り替える

 便利に使っていたプラスチック製の容器。穴あき鉢をのせておく蓋のところが割れちゃった。


そりゃそうですわなあ。蓋に穴を開けてそこに鉢と植物の重みがかかるんだもの。
そこで、この割れた部分に割り箸を渡しガムテープで貼っておさえて使ってました。


けれど、ガムテープが劣化してそれもできなくなり、いよいよもってどうしよう?

で、考えましたぞ。壊れた蓋は廃棄。かわりにプラ容器に穴をあけ、小さな角材を切って渡し、たこ糸で縛るというアイデア。プラ容器はキリでわりと簡単にあくんだねえ、びっくり。


これを容器の両端に施します。

で、この植えに穴あき鉢(苗が植わってる容器)をのせようってわけ。容器の口が若干狭くなっているので、角材がストッパーになり、穴あき鉢が下に落ちにくいってわけですなあ。

だけど、角のところに隙間ができるんです。この隙間に光が入って液体肥料に藻がはびこりそうじゃないですか。こりゃイカン。


そこでですねえ。この隙間を隠すべくフェルトを穴あき鉢の下にかませてみようかと。

約12センチ角のフェルトに穴を開けてかぶせて、四隅を糸で止めてみました。ど、どうかしら?

そして穴あき鉢を設置。これで隙間に光が差し込むのを防げるんじゃないかと思うのです。
下記の写真は、四隅のフェルトの出っぱりを切ってみたバージョン。

でも、結局この四隅を切ってしまうのはあまりよろしくありませんでした。
このフェルトをめくって液体肥料を注ぐので、出っ張っている方が持ちやすかったです。

フェルトを切って不要になった部分がこちら。なんかあ、これ捨てるのもったいないような。いえ、使い道はたぶんありません、私の場合。なので、ポイしました。


こうして、2個の栽培容器は修繕できました。右手前の2個がそれです。


でもまだこれ、あと残り10個が未修繕。うーむ、道のりは長い。

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2024年8月1日木曜日

トマトのラスト前

 この日も、トマトを2株処分する。一つは、ミニの「フラガール」。もう葉はほとんどない。


上のほうにこの3個があるだけになりました。

根は、やはり茶色茶色っぽくなりつつありますなあ。

そして、もう一株。ミニの「フラガール」です。下のほうにある葉がわりとお元気で残ってます。上の葉がないのは、たぶん天井に設置したエアコンの室外機の吹き出し風にあたってしまったからではないかと思います。


このてっぺんの枝はエアコンにあたっていただけあって、茎が茶色。実もショボいんだなあ。


この株の根元付近にはわき芽がでています。去年ならこれを育てて秋冬トマトとしてたのしむんだけど。これがむずかしいのだなあ。もうすでに茎の間が間延びしてる。徒長ってやつですかね。どうしてもこうなりがちなのだ。これをうまく育てるのがなかなかでして。

根はまだりっぱなのでもったいないんだけど。

はいっ、店じまいでーす。おしまい。

まあ、なんてあきらめがいいでしょう。というのも、じつは7月13日に新しく種まきしちゃってるんだなあ、これが。

ずらり、並んだ今年のトマト第2軍団。

新しい恋人ができたもんだから、前のお人はお払い箱みたいな態度ですが。

第2弾の種まきを7月にしたのは初めてです。今までは5月とか6月でした。ですが、これだと早すぎてみな徒長してしまうんでした。そこで、今年はそれより遅く種まきしてみたんですが、さて、どうなりますやら。「徒長はしないけど、実がなる頃に冬が来ちゃって霜枯れる」パターンになりそうな気もします。ま、ともかくもやってみることにしましょ。

こちら、終わらせた2株の最後の収穫です。


そうそう、下記はそれより前の7月26日の収穫。このときはもうちょっとはとれていたんだねえ。


フラガールは甘く、セレブスイートは甘さとすっぱさがあり、美味しい。どちらもお初栽培でしたが、あたりのトマトでした。ありがたや~

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2024年7月24日水曜日

トマトのおしまいが進む

 今年(2024年)1月1日に種まきしたトマトがだいぶお疲れモードになりました。

7月19日。この日の収穫なんですが、果実の表面がシワシワだったり、ガクの色が枯れてきたり。それでも美味しいんだなあ。


7月24日。

ほとんど実がついていない3株を店じまいすることにしました。
こちらは、ミニのフラガール。根っこはまだ固くしっかりしています。



同じフラガールではあるが、こちらは、種まきが遅く2月13日。しかも、発根が約一ヶ月後の3月17日という、たいそうのんびりな株でした。発育が遅いだけあって、その後のお育ちも芳しくなく、収穫も少ない。そして、根もさしてふさふさになりませんでした。こんな大きめのコンテナに引っ越してみたにも関わらず、どうもうまくいきません。
弱い苗は最後まで弱いのだという実験になったみたいですな。


こちらは、ミニトマトのオレンジパルチェ。根っこ、りっぱ。この1株でずいぶんと収穫できました。オレンジパルチェ、やるなあ。そして、パルチェは、これにて全部おしまいです。

この日の収穫。バジルとシソもちょっと。トマトは、わりとまともなのは、これが最後でしょう。トマトはあと残り3株。けれど、痛んだり小さかったりで、しょんぼりな実になるんだろうなあ。


トマトは、当ベランダでは水耕栽培で、ごみ箱容器とコンテナで育てています。液肥の追加は、最盛期ですと、ごみ箱容器=毎日、コンテナ=3日に1度くらい。コンテナのほうが慌てなくてすむんだけど、毎日世話できるなら、ごみ箱でじゅうぶんな感じがします。
そもそも、株は天井につっかえるので8段までしか大きく育てられませんしなあ。

てなことで、家を空ける日があるならコンテナだけど、たいていはごみ箱容器ですみそう。じつは、コンテナが1個しかないから買い足そうと思ってたんだけど、今のところ不要でしょう。

夏真っ盛り。あちー、あちー。ときどき雷雨がざんざか降ってます。少しは熱気が和らぐでしょうか。残り3株のトマト。よーし、ユニーク果実をたのしむことにしましょ。

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