園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2023年1月7日土曜日

水耕栽培資材の要・不要

 物置に、水耕栽培で使っている(使っていた)あれこれが入ってる段ボール一式があります。年末に片付けそこねた諸々ですな。


さてと、これをどうしたものか。
とりあえず、1個ずつ出してみた。

大小のザル。上の丸くて小さいのは最近買ったばかりで、夏に根が腐りやすいキュウリの通気性が良くなるようにと用立てたものの、バーミキュライトをこのザルいっぱい使うのがもったいなく思えて、実行していない。他にも同じく使えてないのが2個もある。


スプラウトの専用栽培容器なんだが、1度使ったきりでそのまんま。スプラウトをたのしむには、大量の種がいるとわかり、これまた種代がもったいなさすぎるからと使用せず、お蔵入り。なんか他に用途はないもんかしらねえ…

植物につける名札。マジックで書いた文字を消すには、キッチンで使う白いメラミンフォームでこすり洗いせねばならず、おっくうになる。今や、マスキングテープに書いて貼ってボツにするほうが簡単だから、こちらも、たぶん、お蔵方面かと。

フェルト布。穴あきポットに結わえ付けて液肥を吸わせる役目。液肥が少なくなったとき、根が乾燥してしまわぬようにという用心のためのお品。なんですが、こまめに液肥を追加すれば問題ないとわかり、使わなくなってしまった。

現役のグッズもあります。
もとは鉢皿で、まんなかにハンダごてで穴をあけてあります。ゴミ箱容器にセットして苗をおく台として使っているものです。

その台の穴にセットするわっか。自作しました。穴あきポットがお皿の穴のよりも小さいと、スポット抜け落ちてしまうので、このわっかに穴あきポットのせるとうまい具合におさまります。ストッパーですね。

シリンジとスポイトとくだ。液肥の入ったペットボトルから必要量を吸い出すための用具です。シリンジは、そのうち滑りが悪くなって使えなくなるので、これは予備です。


霧吹きと、穴あきポットと苗を入れるポット。穴あきポットはもう少しほしいけど、苗用のポットはこんなにいらんでしょう。50個とかセットで売ってるもんで、こうなっちゃいました。

霧吹きの親分みたいなやつ。ペットボトルに装着できる装置で、百均屋さんで買いました。1度にたくさん続けざまに水がでてくれるので、トマトの苗が乾燥してサビダニにやられるのを防ぐために使っています。なかなかな便利品です。

水耕栽培用の装置「ホームハイポニカぷくぷく」に付属していたものです。

小さい苗にスポンジを巻き付けてこの白いキャップみたいなやつに入れ、大きな桶のふたに差し込んで苗を安定させるものです。装置には1個しかついてなかったので、このキャップだけ別に買い求めました。この装置に限らず、ペットボトルなどにも使えば、苗のうつしかえが楽にできるのがうれしいです。

…てなことで、いくつかはまだ使うものだけど、それ以外は不要だろうなあということが判明。いらんものは、今度のゴミの日に処分することにしましょ。
やれやれ、やっと大掃除めいたことができた、正月あけでありました、とさ。

(とかなんとかいいつつ、捨てるとき、「だってこれ、またなにかに使えるかもよ」とかいって残してしまうおそれ多分にあり…)

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2023年1月6日金曜日

結球レタスの1世代から2世代へ

 結球レタスの9月7日種まき組「レガシー」。7株のうちの、残り1株を収穫することにしました。

まだまだ巻きが小さいんですがね。


外側の葉の先端が痛んできて、このままでは可食部分がへるじゃん、と思いまして。


根っこ。しっかりしてます。終わりにするのは、もったいない気もするけど。


ハサミでチョキンと収穫。一番美味しいと思う中心部は、ちいさいっす。

はーい、これにて第1世代の結球レタスは終了。


さびしいなあと思うまもなく、じつはお次の第2世代もご用意しておりますのさ。

こちら、種まきが先の「レガシー」より21日あとの、9月28日だった「オンタリオ」です。


根の伸び具合はこんな。まだ、長さ20㎝程度。柔らかでふわっとした感じです。

「オンタリオ」は、上のゴミ箱容器栽培の3株の他に、2リットル入りのプラ容器でも栽培中です。

ときに、「オンタリオ」と「レガシー」の葉っぱを比べると、「レガシー」は広くて凹凸が少なく、つるんとしているのに対して、「オンタリオ」は葉の先っぽがとがってカールしてる、全体にクチャクチャ込み入ってるって感じかなあと思います。

それなら、こちらの容器に並んでいる5株のうち、1株だけ「レガシー」が混じっているのですが、さて、どれだとお思いになります?


正解は、「4」です。(なお、この「4」のレガシーは、種まきが10月24日の第3世代。)
私、最初、苗がまぜこぜになってしまってさっぱりわからなかったんですが、大きく育ってきてみると、ほうほう、な~るほど、これかも、って思えるようになりました。
後から気がついたのですが、苗の根元にラベルが貼ってあったので正解がわかったというしだいです。

「オンタリオ」は、まだこちらにも控えがございまして。

当ベランダの陽当たり一等地フェンスにお並びいただいております。
今、もっとも期待値が高いということで。

でもですねえ、種のサイトさんによれば、
「高温期の結球にすぐれる極早生レタス!トウ立ちが遅く、高温結球性のすぐれた極早生種です!暑さに強く、丈夫でつくりやすいレタスです」と。

どうやらこれ、夏に向かって育てるのに向いてるレタスらしいんですわ。
これから、真冬に向かおうってのに…
となると、
高温に強い極早生種は、低温だと育ちが極端に遅くなるとか?
寒さにはからっきし弱くて、痛んでしまいがちだとか?
ひ弱で作りにくいレタスになる、とか?
さて、どんなもんですかねえ。ハラハラ、ドキドキ…

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2023年1月5日木曜日

トマトとナスの発芽

 1月1日に種まきしたトマト3種とナス1種。3日にはいくつか発根し、残りはどうなるやらと気を揉んでいましたらば、でましたねえ。

1月4日。白ナスの「とろ~り旨なす」。残りの2粒も根が、ぴょこりん。


ミニトマト「シュガリーテール」。3日まではぜんぜんだったけど、3粒すべてそろい踏み。


中玉トマト「Mr.浅野のけっさく」。こちらも3粒が一斉に、根がでました。


というわけで、元旦にまいた種はぜんぶお出まし完了となりました。
めでたし、めでたし~♪


種はタッパーに入れ、寝室のお布団の中にいれておく作戦が、どうやら無事うまくいったことにもなります。わーい、なのだ。
これで、今夜から布団の中はタッパーなしですっきり。気をつかわずに(寝たら存在なんか忘れてるんだけど)、どーんと大の字で寝られるってもんであります。

ささっ、種まき、種まき~。
3日に発根した分のポットに加えて、きょうの分の種もポット入れ、並べました。おお、なかなかに壮観。


おっ、1鉢、双葉がでてるのもあり。ミニトマトの「オレンジ パルチェ」です。早いですねえ。


またまた気をよくして、もう1種類、種まきしました。

食用ホオズキの「太陽の子」です。


昨年、ご近所さんから頂いた種です。ご近所さんに市販の「太陽の子」の種をさし上げ、そのご近所さんが北海道におられる妹さんに送り、育ててくださった実をご近所さんがお持ち帰りし、今度は当ベランダ用にくださった…そんな種であります。
種がぐるっと回って戻ってきたみたいな感じですかね。

頂いた実はたいそう美味しく、しかも大きい粒でしたが、当ベランダではさて、どんなふうにお育ちになるものやら? 期待だけはでっかいのだ!

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2023年1月4日水曜日

元気なレタスと終わったワサビナ

 結球するタイプのレタス「レガシー」の第一陣種まき組(9月7日)は、7株あったうち、残り2株になりました。


どちらも同じような生長っぷりだと思うんですが、中心部分をさわってみると、ガッチリ固いのが上記写真「1」。これを頂くことにします。

しかし、この株はベランダの奥地にあるので、右側手前から順番に苗がのっかってるキャスターを引っ張って、ようやくたどり着き、目的のレタスを引き出しました。やれやれ。

ほう、巻いてる姿は、なかなかに美しいもんですなあ、と、しばし見とれる。


根はまっすぐ。やや固めでした。



根元付近をハサミでチョキン。外側の葉の先っぽが枯れてます。霜焼けですかね。


全体にこぶりなサイズだけど、持ってみたらズシッと重いのだ。外側の緑色の葉も中の薄き緑色の葉も分厚くて、噛むとバリンバリン。迫力のごついレタスです。こういう種類なのか、当ベランダだけなのかは、お初栽培なのでわかりません。

一方、ワサビナは、貧弱です。収穫し始めた頃はもりもり元気だったんだけどなあ。
なんかこのところ生長しないというか。先日はアブラムシの軍団がいたので、1株ずつ水道水で洗ってやったりもしてたんですがねえ。

上のほうの葉をめくってみると、なんだか葉っぱがどれもこれもそりかえってるんだなあ。

これって、ロゼット型になろうとしてるんじゃないだろうか。そりかえってすこしでも太陽を浴びようっていう、アレ。
うーん、ワサビナは寒さにお弱いのかもしれません。休眠しちゃうかも。
うん、おしまいにしましょう。

一応、根っこものぞいておきますか。細かいホワホワの根のようです。


ぜーんぶ、切り取ってワサビナ収穫、おしまい。
種まきは、10月24日でした。栽培期間は2か月半ぐらいってとこですかね。

さて、これできょうの作業は終わりかなって思ったら、柔らかい葉=リーフタイプのレタス「パリグリーン」がやけに混み合っているんだなあ。

これも収穫しておこう。外側の葉を数枚ずつ外して集めて。ついでに紫色のカラシナ「コーラルリーフプルーム」も、ちょいと。

で、ぜんぶ集めたら、こうなりました。パリグリーンは全部で28枚。

と、と、とりあえず、洗って冷蔵庫へ。野菜室には、朝とった結球レタスが1個、すでに入居してました。
もう、これ、ハクサイとか買ってる場合じゃないでしょう。
毎日がレタス(とワサビナ)曜日です。


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2023年1月3日火曜日

新年芽でたいナス・トマト

 1月1日に種まきしたトマト3種とナス1種。水でぬらしたキッチンペーパーに種をおき、タッパーにいれ、寝室の布団の中へ。
今朝、寝ぼけ眼で、タッパーをごそごそ取り出してのぞいてみる。


ん? やっ? なんかでてるかも?! パジャマのまま起き出して、机に運び観察。


お初種まきの、ミニトマト「オレンジ パルチェ」。全3粒中、3粒発根。


こちらもお初種まきのナス「とろ~り旨なす」。全3粒発根中、1粒発根。

へえええ。ナスがこんなに早く動きがあるって珍しいです。かつて、1か月近くもかかることがありましたもん。

お布団の中はあったかいんだねえ。そりゃあそうか、マンションで室温はつねに20度前後なのに、寒がって電気敷き毛布使用ですからな。

そういえば、暖かくなった4月頃に種まきするよりも、発芽率がいいかも。4月ともなればさすがに電気毛布使わないですし。

とはいえ、無言の種もあり。

ミニトマトの「シュガリーテール」。


中玉トマトの「Mr.浅野のけっさく」。


どちらも、去年の残り種でして。おとなしいのは、そのせいかしら?

ボツだったら、ど、どうしよう…。また新しく、種、買わなくちゃだが…


ともあれ、まずは、発根した種4粒をまこう。

黒いビニールポットにキッチン用ネットをセット。バーミキュライトを入れて、底に水張って、そして種置いて、またバーミキュライトをチラチラとかぶせて。こんなもんでどうかしら。


種をぜんぶおおってしまうと、わからなくなるので、すこしだけ見えるようにしちゃったんだけど。こういうの、だめかしら?

まめに観察するから、乾かないでしょう。(たぶん)

まだ発根しない種入りタッパーを足元に置いて、今宵も寝るのでありました。
これがねえ、じつは案外お邪魔なのです。気になっちゃって、足元に押しやってみたり、お腹の横においてみたりするんだけど、いつしか睡魔がおとずれ、記憶から消え去る。
で、朝、布団の外にほうりだしてるんだなあ。もう、知らん。

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