園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年9月27日火曜日

水耕栽培容器の変更

水耕栽培をしているレタスの「パリグリーン」。容器の底が緑色に。いやん、藻が発生しちゃったじゃないか。

そりゃそうですわなあ、液肥がむき出しだもの。こういう場合、底にアルミホイルなどを敷き詰める作戦もあるそうですが、今回は、蓋付きの容器がまだ残っているので、それに植えかえようと思います。

左のルッコラが入ってる収納ボックスに、右のレタスをいれようかと。

ルッコラの株を収納ボックスから引き出して、そこに、レタスの容器を詰めました。

じつは、この収納ボックスにはすでにレタスが1株だけ先住民族のごとくはいっていましたので、あとから追加した5株とあわせ、全部で6株が入居完了。まだ残りあと3株のレタスの行き場がありません。


そこで、もう一丁、収納ボックスをご用意。ここに先ほどのレタス3株を入居させようというわけです。残りの2個の穴ぼこには、ルッコラを同居させましょう。(ルッコラはあと1株行き先がありませんが、それはまた別の手段で。)


ほい、これでどうじゃな。レタス全9株が無事に収まりました。

で、最後に残ってるルッコラ1株。これは、どうしたもんか。

またもや家捜しをして見つけてきましたぜ、食パ1斤をいれるプラ容器。この蓋に穴をあけてあるやつです。


これにルッコラ1株をポイといれ、液肥を満たして遮光用のフェルトのカバーをして完了。

やれやれ、これでレタスとルッコラがなんとか落ち着きましたようで。

こちらは、収納ボックス(レタス3株+ルッコラ2株)とパンケース入りのルッコラ1株を並べて眺めてるところです。


さてさて。ひとつ、気になるのが収納ボックスの深さ。下の写真左のレタスを入れたボックスは液肥が5リットルくらいはいるものでちょうどいい感じだけど、右のは10リットルも入るんです。これが重くて、なるべくなら持ち上げたくないのだな。これだけの液肥を入れると容器の縁が変形してしまうので、ほんとなら2個重ねて使ったほうがいいくらいやわなのだ。


ですので、浅いほうのボックスがもう1個あればよかったんだけど、あいにくではらっていて、深いのにするしかないのでした。むむう…

まあ、ルッコラの根が長いのでこれくらの深さがあるほうがいいのかもしれませんので、よしとしましょうかね。

 それにしても、こういうのは、先に容器の数を確かめてから種まきしましょうね、って話でございましたね。
例によって、泥棒を捕らえてから縄をなうタイプでーす。へへっ


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2022年9月26日月曜日

6月種まきトマトの実

 中玉のトマト「Mr.浅野のけっさく」。種まき(6/24)から約3か月たちました。徒長気味でスタートし、8月は花芽がボロボロ落ち、実はならず。いまじぶんになってようやく実ができつつあります。

全部で2株あり。1株は、本体の他にわき芽も2本いかしています。なにしろ下のほうには花芽も葉もなくさびしいので欲ばっちゃいました。


わき芽つきの株はスチロール箱で、もう一方の株は収納ボックスでそれぞれ水耕栽培。なお、ボックス育ちのほうは、本体は激しく徒長したので剪定してボツになり、今育っているのはわき芽1本です。

徒長の問題の他にも、葉っぱが枯れていくというか萎縮していく病気(「萎凋病/いちょうびょう?)があるようで、これが下のほうの葉から順番にじわじわ攻めてきております。この症状は栽培当初からどの株にもありました。ただ、進行スピードは秋になったら弱まったみたい。やれやれ。

スチロール箱の株の根。液肥の表面にギランギランしたものが浮いてますなあ。なんだかわからんけど、液肥交換したほうがいいかも。うう、めんどくさいけど。

収納ボックスの株の根。こちらは、まあまあ元気そうかな。

さて、肝心の花と実。

【スチロール箱の株】
ようやく下のほうの実が色づいたようで。ちょいにんまり。

こちらは、株の中間から上のあたり。この位置のは、青い実がわりとまとまってついてます。これより下は、花芽が落ちて2~3個しかできてなかったり。暑い時期の影響ですかね。


本体のてっぺん付近。かろうじて、ぱらぱらと実が。

一方、スチロール箱の株のわき芽は今、花が盛り。

これが実になって食べられるのは1か月以上?、2か月ぐらい先?。となると、11月ぐらいですかねえ。霜が降りる前になんとか間に合ってくれますように…

【収納ボックスの株】
こちらわき芽ですが、実ができています。ちょびっとだけど。


上の方には花芽あり。こちらも収穫は11月あたりになるんでしょうか。まだまだ先だあ。

ベランダの床に黒い点々が。


これ、ホコリじゃないと思うよ。だって床掃除毎日やってるもん。この黒点々が落ちてる辺りの上にはトマトの枝葉があるんだけど。だれかいる。ぜったいだれかいるはずなんだけど。いくら探しても見つからんのだ。
だれじゃ、私のトマトちゃんの葉を食いちぎってるヤツは!!??


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2022年9月24日土曜日

ネギの囲いとレタスの容器替え

 ちゃんこネギ(種まき:7/21)の葉がだいぶ横に倒れてきています。支柱がわりに根元に厚紙を巻いてはいるのですが、それよりも背丈が伸びてしまったんでしょう。


じつは、この厚紙は背丈を半分に折って巻いてあります。ですので、この半分折ってあるのを広げれば高さが倍になるんですなあ。厚紙はホッチキスで2カ所止めてあるだけなので、はずすのは容易。われながらじつに楽ちんアイデアでありました。

さっそく、開いて折り直し、再びネギの根元に巻きました。

フォッフォッフォッ。でけました! どうじゃな。


これでネギが白くなってくれることでしょう。当分は横にも広がらないだろうし。

ただし、風にご用心なのだ。背丈が伸びた分、風のあおりを受けますからねえ。ときにパタンと倒れていたりしますんで。

で、今度は風対策。金属の棒を添え、本体と棒を紐で結わえておきました。こんなんで、だ、大丈夫かなあ…



そうそう、レタスの「レガシー」。8鉢のうちの1鉢の様子がみょうなんですわ。

ほら、この左下のやつ。葉っぱがないの。



近くにおっこちてる緑色のブツ。虫だろうか。本体の姿は見あたらず。さては土の中に潜ったか?

いずれにしても、この株はもう育ちますまい。ボツじゃっ。

レタスを食べる虫もいるんですねえ。用心、用心。

そうだ、植えかえしよう!
植えかえたからって虫がこないわけでもないでしょうが。まあ、模様替えして気分を変えてってことで。
ボックス型のプラ容器のふたに穴をあけてたものをご用意。6鉢植えかえました。並びきらなかった1鉢は、別のところに寄せ植えしてます。

この蓋のついた容器なら液肥に光が直接あたらないので、藻もはえないことでしょう。
ただし、虫の番は怠りなくですわね。


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2022年9月23日金曜日

エアーありキュウリ終了

 ちょいと野暮用で旅行しておりました。旅にでてもめったにお土産など買ってこないのですが、新幹線駅での待ち時間が長すぎたもんで珍しく立ち寄ってしまいました。

さて、私はどこへいったでしょう? の品揃えであります。


答えは、岩手県盛岡市。「ふかひれ」はお隣、宮城県気仙沼市のお品です。お土産って、当該の県のものだけじゃなくて、お隣の県のお品も置いてあったりするんですねえ。知りませんでした。

さて、帰宅してベランダ点検。ミニキュウリ「半白きゅう太郎」(水耕栽培/エアレーションあり)がどうも生長してないんじゃないかと気がついたしだいです。

だって、あんなに雌花が咲いていたはずなのに、ちっとも実が大きくなってないんだもの。


なら、もうしょうがない、やーっと、株をばっさり始末しちゃった。

雌花はいっぱいついてるんですけどねえ。

実が大きくならず、しぼんで朽ちているんです。

毎日見ていると、明日こそは大きくなるか、昨日よりちょっとはふくらんでる気がすると期待ばかりふくらんでたんでしょうね。こうして家をあけて戻ってみても、やっぱり変わらないのだと現実を受け止めました。うううっ

というわけで、バッサリでありました。

ほかにも、弱ってる現象あり。生長点付近はことに柔らかいはずの葉が凍ったみたいにカチカチに固くなる「落下傘」(だったかな?)状態だし。


うどんこ病さんに襲われてるし。


根だけは、タワシみたいにごわっと固くてお元気そうだったんだけどなあ。


かくして、キュウリ時代、終わりましたなあ。

なお、肝心の収穫量ですが、この前撤収したエアレーションありの株と無しの株を比べてみると、

エアレーション無し→14本

エアレーションあり→11本

えーっ!なんで? 
エアレーションありのほうが枝葉がしっかりしてたし、数も多かったのに、収量じゃ負けてるって…

というかあまり変わらない、ともいえそうな近い値ですがね。

理由はわからんけど、結果がそうなのだからしかたがありません。

てなことで、来年のキュウリ栽培、どうしますかねえ、なのだ。

・とりあえず、枝葉をよく茂らせたいから、エアレーションの器具をもう1セット用意。(設備は増やさないと固く誓ったのだが、この際、忘れたことにしましょーっと。)
・品種は別のにして(どれもさして変わらないかもしれんけど)。

・種まきは、今年と同じ7月21日あたりで。

ってことで、ためしてみようかなあと思ってます。


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2022年9月19日月曜日

紫キャベツの植えかえと台風対策

紫キャベツ「キャンディーレッド」。種まきは7月21日。
ベランダの手すりに設置しているのですが、台風の風であおられ、倒れそうです。なんとかしてやらねば。とりあえず、手すりから下ろしてどうしたもんかと思案。(栽培容器は、2リットル入りのプラ容器。)


このまま手すり上部に設置すれば辺りにさえぎるものがなく最も陽当たりがいいのだが、葉っぱがこんなに横広がりな姿になってはバランスが悪い。かといって、床置きでは周囲のなにかしらで陽当たりがちと弱くなるわけで。

結局、安定した場所優先と考え、床置きにし、植えかえもやってしまうことに。

プラスチックのゴミ箱容器(約4リットル入り)と、穴をあけた植木鉢用皿をセット。(あ、皿が大きすぎてゴミ箱容器にきちんと収まってないとか、どうか気にしないでくださいましな。ぴったりとはいかんのよ、全部百均さんの別々のコーナー御用達のお品ですんで。)


2リットル入りのプラ容器からキャベツの苗を引き抜き、ゴミ箱容器に設置。根は20㎝程度で小振り。プラ容器でもまだ大丈夫そうなくらいではありますが。


ゴミ箱は、1容器あたり4リットル強入ります。液肥を計量しつつ、キッチンの水道まで行ったり来たりしながらベランダまで運ぶのがちょいと面倒。
ま、でもできましたあ!

ん? けど、ベランダを移動させようとすると、お、お、重い!

そりゃそうだ。4㎏以上はあるんだもの。腰が危ないです。

そうだ、たしか、あれがあったはず。あれ、あれ、なんていうんだっけ?

自在車のついたやつ。そう、カタカナで、キャスター。前に百均屋さんで買ったんです。値段は百円じゃなくて、1個200円だったかな。これよ、これ。


このキャスターの上に苗の入ったゴミ箱容器をば持ち上げて置くのだが。ここ要注意。うっかりすると腰にくるからね。膝を曲げてかけ声かけて。よっこらしょ! これを3個分だから3回。

でけた!


これならベランダ床をそれこそ自在に移動できるってもんです。

だが、一つ気をつけねばならんことが。自在すぎて止まらない。ストッパーがないから、ゆるやかだけど傾いているベランダ床の上を、スルスル~ッと溝側に行っちゃうのだ。これが泣き所。

まあ、そんときは、なにか、木片とかストッパーになるもんを噛ませておけばなんとかなるでしょう。(ここまでが昨日、9/18。)

さて、もう一つの気がかりは台風のゆくえ。時折突風が吹いたり強い雨があったり、急に日が照ったり。

ベランダ野菜は、とりあえず、昨日夕方、すべてフェンスから離して室内側に寄せて床置きにしました。


キュウリも上から吊っている紐ごと室内側に結わえ直し。

ネギやチコリも床に。

くだんのキャベツはこのあたりに。

きょうは19日。雨は今のところ振ったり止んだり。ただ風は夕方からずーっとひっきりなしに風が鳴っています。夜中までつづくんでしょうか。どうか、どちらさまもご無事でありますように…


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