園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年9月10日土曜日

バジルおしまい

 バジルの「ボロッソナポリターノ」。種まきは6月7日でした。初収穫はそれから約一か月後の7月11日。そしてこれまで、ちょこちょこ摘み取って使ってましたが、育ちが遅くなり、葉っぱがすこし縮れてきたようです。このあいだは花芽も2輪ほどできてましたし。ここいらが潮時ですかねえ。


いちおう根っこも見ておきますか。
うおー、ばっちいですな。

もう一丁はどうだろう。黒くなってる。こっちもだいぶ年期がいってる。


ん、これであきらめがつきましたわ。
収穫はいつもなら手でちぎってとるのですが、きょうははさみで葉のじくのところを茎にのこし、葉だけを外しました。葉にじくがついていると、バジルソースを作るとき、あとから切り取らなくちゃならんので二重手間ですもんね。何回も作っていながら、やっと今頃そのことに気がついたしだいです。

でけた! はさみで切るのってけっこう面倒でした。ふう。

この「ボロッソナポリターノ」はバジルの中でも大きな葉になる種類なんだそうで、一枚でもなかなか迫力があります。ピザに3枚ものせたら、オバケバジルになっちゃうし。

さて、バジルソース作りです。
うちのミルサーですが、超小型でこのバジルはそのままではうまく砕いてくれません。そこで包丁でざっと細かくしてのちミルサーにいれたらなんとかできました。

一瓶につき、大さじ5杯のオリーブオイルと塩を小さじ1杯を加えて撹拌。ニンニクや松の実(またはクルミ)はいれず。
 

ニンニクは接客のあるときは食べられないので、その心配がないときにあとから加えるでいいかなあと。
収穫した葉全部を使ったらこの二瓶になりました。これは、友人二人へのプレゼント。これにてバジルおしまい。
あー、また一つ、夏が終わったなあと思ったことでした。


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2022年9月9日金曜日

キュウリ:エアーありと無しの収穫量

 ミニキュウリの「半白きゅう太郎」。水耕栽培で、エアレーションありと無しの2株を育てています。種まきは7月21日、初収穫は8月31日でした。


左がエアレーション無し。右がエアレーションあり。(ホームハイポニカぷくぷく」という水耕栽培用の装置)


葉の数と大きさは、エアーありのほうがりっぱ。わき芽(側枝)の数もエアーありが4本で、無しが3本でています。

ただし、うっかりエアーありのわき芽を切ってしまったので同数になっちゃいました。もったいなあ。


収穫量は、9月8日現在で、エアーありが合計7本、無しが7本の同数。エアーありのほうが断然よくできるだろうって予想してたんだけど、そうでもないのかなあ。

こちら、エアーありの株。全長の中間あたりのようすです。なんでかねえ、雌花が咲いたあと実のところがしおしおと縮んでしまうもの多し。


なかには、こんなふうにうまく育ってきているのもあるんだけど。向こう側の2本は、たぶんボツだろうなあ。


一方、エアレーション無しの株。

4節連続で実がなってます。なかなかこうはなりません。たぶん今期最高(いや、当ベランダ始まって以来か?)のよき出来方でありましょう。


なお、エアー無しには、こんなうらなりさんもできていますがね。

そして、エアーなし株は、株の一番下にも1本。こちらはわき芽(側枝)にできた実です。

この日(9/8)は、この1本を収穫して、生春巻きに使いました。


ちっちゃ。パクッと一口ですがな。もっとたくさんあっても苦しゅうないんですけどお、と思いつつ。


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2022年9月7日水曜日

種まきルン♪

 先日レタスの種が届き、これでこの秋の葉物がぜんぶ出そろいました。

さあさあ種まき。トレーに水を入れ、ロックウールを並べて用意万端。いきますぜぃ。

それぞれの種をロックウールの穴ぼこにいれました。


いれたんだけど、な、なんかだいじょうぶかなあ。
レタスの「パリグリーン」はコート種子とやらで種に防腐剤をまぶしたコロンとした大粒の種だったから1個ずついれやすかったけど、他の種はごくごく小さい。心もとない気がして1穴に2~4粒くらいいれちゃった。無駄にいれたのか、発芽率がよくないかもしれないからそれでOKなのかよくわからん。

まあじきに発芽してきたら、判明するでしょう。うまくでてくれるといいがなあ。

レタスの「レガシー」。こうしたいわゆる葉っぱが固めでパリッとしてるタイプはひさしぶりです。ずっと前このタイプを水耕栽培したら、徒長したりクネクネと曲がってしまってちっともうまくいかなかったから手を出さないことにしていました。
けれど、ふと、「種まき時期を春でなく、秋から冬にかけてだったらうまくいくかも」という予想がわいてきて、このたびやってみることにしました。レタスはパリッとしたのが好みなのでたのしみであります。

「わさび菜」も以前栽培しました。そのときはアブラムシの巣窟となり、くねくねした葉っぱの間にびっしり埋まってるのを洗い流すのが大変でした。
それなのにまたまたやろうっていうのはですねえ、今年、当ベランダにアブラムシがほとんど発生してないのです。なぜかわからんけど、こりゃチャンスかもって思いましてね。

紫色のカラシナ「コーラルリーフプルーム」とレタスの「パリグリーン」は、前回栽培してうまいこといったので、今年もってことで。

さて、どうなりますやら♪

【昨日と今日の収穫】
ルッコラはふだんサラダにいれてます。

きのうは久しぶりにピザを作ったので、これにのっけてみました。

うーん、ちと苦かったです。サラダだとピリッっとして美味しく、苦味は気にならないんだけどなあ。ピザの場合はバジルにしたほうがよかったと反省。

今日は、ミニキュウリ(半白きゅう太郎)を4個収穫。


エアレーションありと無しの株を1株ずつ育てていますが、収穫量は今のところ合計で、無し→6個、あり→7個。そう変わらない感じ。
明日は、こちらの2個(無しの株のもの)がターゲットになりそうかな。

パリッと歯切れよく、美味しいです。小さいから漬物用みたいに皮が固いかもと心配したけど、だいじょうぶでした。もっか簡単に作れるからと、毎日夕食は生春巻きなんですが、その具にご登場願っておるしだいです。


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2022年9月5日月曜日

ウリハムシとの格闘

もっかのたのしみは、ミニキュウリ「半白きゅう太郎」の収穫。

9月4日。さて、きょうはどんな案配かしらねえと、ベランダでしげしげながめる。おっ、3個もならんでるのがあるぞおと喜んだのもつかのま、そのむこうのほうに、隙間ができた葉っぱが見えるじゃあーりませんか。


なんじゃなんじゃ? この丸い跡。さては、ウリハムシかあっ!!!


よーし、みてろ。そーっと近づき、葉の裏と表から挟みうちにしてやるわ。
全方位を囲い込む両手で、一撃。

だが、敵もさるもの、す~~っと逃げられた。

で、思いっきり叩いた手が痛いっ!痛いのは叩いたからではない。だって葉っぱが千切れないように、そこはかげんして叩いたんだもん。

ああそうだったそうだった、キュウリは葉っぱに細かなトゲがいっぱいあるんでした。水で洗ってもどこかなんかチクチクする。残ってしまうらしい。

これだめじゃん。両手挟み撃ち作戦の失敗である。

ちなみに、逃げたウリハムシは、手の届かない天井にピタッと止まってやがるのさ。はは~ん、すきをみて戻ってくるつもりか。ったくもう。


翌日9月5日。なんと、昨日よりも被害が広がっているではないか。むむぅ

次なる作戦は、「指だけ」でブチッとするやつ。逃げ道は両手よりもいっぱいありそうだが、瞬間にこめる力は素早く強力にちがいない。

いくぜっ!


き、決まった。

そして、指にびちゃーっとおぞましい黄色の液体がぬちゃり。ゲッ

でもでも、仕留めましたぜ。だんだんにブチ潰し技能はアップしていくものとみえ、本日の成果は、成功7匹、逃走2匹。初日にしては成績優秀かと。おっほん

それにしても、マンションの上階にある当ベランダに、こんなにもウリハムシがご来店になるとは。最初は1匹、お次はこれだもん。日に日に増えてるよ。なにもこんなちっぽけなキュウリ2株ごときにこんでも。

そういえば、畑にはもうキュウリが植わってないですもんね。ひもじさから嗅ぎつけたか?

明日もブチ潰し作業に精を出すとしますかね。ううう…


本日(9/5)の収穫、2本。わーい。ご機嫌よろしくにんまりです♪



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2022年9月3日土曜日

来夏用の種を買う

 早々と夏野菜の種を注文しちゃいました。そもそもレタスの「パリグリーン」を冬用としてほしかったんだけど、同じ送料なら夏用の種も一緒にと思いましてね。


すぐに届けてくださったのはうれしかったんですが、キュウリの種の有効期限が「2022年11月」となっていて、なんだ今年の11月じゃん、ガーン!!!しまった、ですわ。

(ちなみに、他の種の有効期限はみな来年2023年でした。)

夏野菜の種はもっと遅く(12月とか?)に注文すべきであったと反省しとります。

とりあえず、来年まで冷蔵庫で保存しておくことにしましょ。


さて、来年の種のご説明をばちょっと。

【レタス:パリグリーン

前回も冬に栽培。水耕栽培のレタスはなかなかに手強くて当ベランダではうまくいかないこと多しですが、このレタスは徒長せず、とてもよく茂ってくれました。期待のレタスです。

【ミニトマト:オレンジ パルチェ

「糖度は高く風味はとても良い/βカロテン含有量が非常に多い」だそうな。

おやつ味のトマトとしてたのしもうと思ってます。なにより「家庭菜園でも育てやすい/収量が多い」との解説が決め手でした。

とはいえ、毎度種の能書きを読み、あれこれ夢見て失敗多しなもんですから、これもどうだかわかりませんけどな。

種まき時期は、今年成功した1月1日と、2回めの6月末まきが失敗(花芽どきに夏の暑さで徒長)したので、7月末の2回を予定しています。

【ナス:とろーり旨なす

ナスは得意なんです、りっぱな大木にするのが。実(み)は、しらん。

で、もう2度と手をだすまいと固く誓ったんですが、水耕栽培をなさっている方のブログをいくつか拝見していたらこのナスが非常に美味しいとか、栽培が容易とかいうお話だったので、それならばわたしもと思いましてね。

なお拝見したブログ記事には、収穫は秋よりも梅雨前のあたりの実のほうが美味しかったという記述もありました。となると、種まき時期はトマトと同じ1月になるのかな。

【キュウリ:小次郎ミニきゅうり

こちらのミニキュウリには、姉妹品みたいな「小太郎」(主枝型)という品種のもあるそうな。「小次郎」は即枝をだすタイプで、収量がより多いそうです。


ときに今年、ミニキュウリ「半白きゅう太郎」を育ててみて、種まき時期が梅雨時分のときはウドンコ病で失敗したけど、その後7月21日にまいたのはまずまずいい感じで推移。

ミニキュウリは、葉が小振りで狭いベランダでもなんとかなったのもうれしいかな。

ただ、「半白きゅう太郎」は、わがやではまだ小さい実が黄色くなったりしぼんだりする「流れ果」というそうなんですが、それが多いです。こんな感じ。


雌花が4個もついてくれるようなせっかくの節成りタイプなんだけど、この「流れ果」のせいでボツになっちゃってるのだ。


もっとも、「流れ果」になる原因のほとんどは、光合成がうまくいってなくて実に充分に栄養がいってないから、だとか。日照不足・曇り雨続きもよろしくないらしい。(いずれもネット検索より)
そういえば、このところ台風の影響で曇りか雨ですもんねえ。品種のせいではないのかもしれません。

ともあれ、この新しい種をためしてみようと思います。


そうそう、本日のミニキュウリ「半白きゅう太郎」の収穫はこちらです。ありがたや~♪


次回も期待してますよ!


茎、割れてるけど…



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