園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年8月26日金曜日

トマト株数の縮小

 ミニキュウリが元気に育っているおかげで、そのとなりのトマト(種まき:6/28)の置き場がどんどん狭くなって栽培容器が2列になるありさま。こりゃいかん。


そこで、ミニトマトの「シュガリーテール」が2株あったのを、1株あきらめてボツにしました。これでどうだろう。


それでもまだなんだかとなりの葉っぱが重なって混み合った感じがします。株の根元にはわき芽ができてて、それはとらずにいました。それも混雑の原因かな。

というのも、本体のほうの葉っぱが暑さのせいか茶色になって枯れ落ちていくし、花芽ができても落っこちるしでうまく育っていない感じがするのです。

その花芽というは、こうなっちゃうのだ。暑さのせいでうまく受粉できないのかな。


一方、株の下にできたわき芽が若いせいかとても元気そうなので、いざというときの保険がわりにとらずにおいておいたのでした。

ほら、わき芽ってこんなにきれいなんだもん。

うーん、よし、この際思い切って本体をボツ。わき芽をいかしてみるか。

中玉の「Mr.浅野のけっさく」の1株だけ残して、あとの苗の本体を次々に切っちゃいました。(これ、けっこうドキドキ。ヒヤヒヤ。もったいない気も…)

下の写真の右はじ、1株だけ残して、あとの3株全部のわき芽を残して本体カット。
これでだいぶすっきりしたかな。

あ、あの、この1本だけ本体を切らずに残したのは、この株(中玉の「Mr.浅野のけっさく」)に1個だけ実ができていたからです。

この花芽の房の根元のとこにご注目くだされたし。

これですこれ。いちおう実の形をしていましてね。これがたぶん初収穫になるかと。

というわけで、この1株のみ残してみました。どうなりますやら。これ1個だけみのってあとぜーんぶ花芽は落っこちたりして、ね。ううう…

それにしても、ボツにした切り取った枝葉は触ってみるとなんか変なんです。握りしめるとふにゃっとしてやわらかい。みずみずしさがないというか。水分がうまく回ってなかったのかなあ。

ま、そんなんでベランダの風通しも少しはよくなってすっきり。

それにしても、6月種まきのトマトってうまく育たないもんだなあと、あらためて思っておるしだいです。来年は、キュウリみたいに、種まきをあと1か月遅らせてみよーっと。


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ミニキュウリの雌花のつきかた

いつになくすくすくお育ちのミニキュウリ「半白きゅう太郎」。花芽もだいぶついてきました。「節成り」というだけあって、節ごとにきちんきちんと律儀に雌花あり。


 その雌花ですが、つきかたがいろいろでおもしろいです。

こちらは、横並びで3個。


同じく横並び。4個で、「3」と「4」は根元が一緒の茎でした。


こちらも全部で4個。1本の茎からにゅーっと突き出た茎に「2」「3」「4」がでていました。

雌花の出方もいろいろあるもんで。ふむふむ。

ところで、ツルは節からでてきているようなんですが、中にはこんな花のガクが伸びてるのも。ツルもいろいろだあ。



株の全身像はこんなです。全部で2株。左がボックス型のプラ容器で、右がエアレーションありの水耕栽培装置(ホームハイポニカぷくぷく)におさまってます。


育ち方は、エアレーションがちょい早い感じですが、葉の数とか大きさなどはどちらもそんなに変わらないように思います。背丈が180㎝を越えたので生長点を止めました。

わき芽はそれぞれ根元付近から3本ずつでているので、それもいかすことにして上から紐で吊しています。

エアレーションのありとなし。根っこに違いはあるんでしょうか。

こちら、エアレーションありの根。根の下にドーナツ型のわっかが置いてあるので根が放射状に均等にひろがっています。


一方、エアレーションなしの根。固まってるところがありますねえ。この容器じゃ小さいのかも。だいじょうぶかいな。


どちらも液肥の消費が激しく、毎日3リットル近く補充しないと間に合わん。ま、お元気な証拠でしょう。

で、肝心の実。一番花がこれなんですけど。なんかね、ずっとこの姿なんだなあ。ちっともふくらんでこないのだ。このまましおしおしお、しおれちまったりして?


そういえばキュウリって、こんなふうにちっとも実がふくらまないことがままあるんでした。思い出しました。雌花が咲いてるからって安心はできんのである。気を引き締めてかからねば。といっても、私にできることはないよなあ、たぶん。あとはキュウリさんのお仕事でしょうから。ふう~、なんともはや気が気じゃない。

ミニキュウリ「半白きゅう太郎」の種まきは、7月28日でした。今、約1か月たったところ。「わー、きれいな葉っぱだったねえ」って観賞植物で終わるのか?


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2022年8月24日水曜日

どうする食用ホオズキのハダニ

 食用ホオズキ「太陽の子」。種まきは3月3日でした。いったん実を10個ほど収穫したものの、その後は鳴かず飛ばず。花芽がつくものの、花の根元の細い茎が朽ちたようになって落下するばかり。葉も同じく。


株の下のほうは、しばらく棒だけだったところに最近出てきたわき芽。この上のほうの葉がどうも気になるのだ。

上の方の葉に近づいてみると、うっすら膜がかかったようになっている。その中に細かな茶色の点々もあるのだった。

じつは、前から薄々感づいてはいたんですよ。これはハダニってやつのしわざじゃないかと。葉の色も退色しちゃってるし。
対策として、時々水スプレーをかけてみたりはしたんだけどいっこうに収まらず。

この状況でも花芽ができるから、まあいいかなあ、だいじょうぶだよなあと思ってたけど、いつまでたっても花芽は落ちる。葉も落ちる。

一方、株の下のほうに最近育ってきたわき芽を見ると、緑色くっきりでピッカピカきれいなんだなあ。


ということは、この際、痛んでる上半分を切り落として廃棄すべしってことかと。
でも、また花芽ついてるし、もったいないんだけど。
ええい、やっちまえ。

き、きりましたぜ!

このあと大急ぎで袋に格納。ハダニの巣窟だもんね。床を消毒。手も消毒。

そして、上部を切断して残った下半分がこちら。

ハダニにやられてない葉って、こんなにもきれいだったんだねえ。まじまじと見入る。

この葉っぱをひっくりかえしたら、なんと花芽がありましたがな。

これ、生き残るかも。実になるかも。期待ふくらむなあ。

新しい葉っぱ、いとおしいぜぃ。水でしめらせたティッシュペーパーでせっせと葉を一枚一枚ポンポンとふきました。ハダニは乾燥に強く水に弱いらしいですからな。水スプレーでもいいらしいが、そのあとのベランダの床が激しく水浸しになり、拭き掃除がお手間なもんで。

…とまあ、われながらいつになくかいがいしいお世話っぷり。
さて、うまくいきますかどうですか。


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2022年8月23日火曜日

バジルがあ…

 ここんとこちょっと涼しめだったけど、きょうは久しぶりに蒸して逃げ場のない暑さにどよ~んとおからだが重いです。首に水でしめしたタオル巻きで過ごしました。

さて、ベランダです。36度越えの真夏もギンギンに葉をつけていたバジルの「ボロッソナポリターノ」。

なんとなーくのぞいてみたら、花芽あらわる!


なにっ、もうこうなりますか?まだ8月終わってないけど。去年のバジルの記録では9月28日だったので、今年はそれよりだいぶ早く終末がきたということになります。あ~あ、今、唯一の収穫ブツだったのになあ。がっくり。

花芽ができはじめると葉が固くなってしまうので、いつもより思い切ってたくさん収穫。


バジルのとなりにちょびっとだけ摘み取ったのは、ルッコラ。これ今期、お初収穫。バジルがもうじき終わりでさびしいけど、お次はルッコラに助けてもらえそうです。わーい、なのだ。とはいえ、株は全部でこの分量ですからねえ。うれしがって摘んでもちょびっとだわ。もっと種まきしとけばよかったと悔やまれます。


右下で今にも消えそうなエルバステラ。ずーっとこんな感じで弱々しいのだ。早くたねまきすぎたかしらね。

さて、収穫後のバジル。あと残りこれくらい。いつもはサラダにいれるか生春巻きに一緒に巻き込んで食べてるけど、最後は久しぶりにがんばってバジルソースを作りますかねえ。

2022年8月22日月曜日

キュウリVSトマト

 ミニキュウリ「半白きゅう太郎」は全部で2株あり。たいそうお元気で、どんどん勢力を伸ばしています。根元近くからわき芽が2本でてきたので、とりあえずこれも上から紐で吊しました。おかげで、この2株のあいだの間隔がだんだん広がってきています。


一方、そのとばっちりを受け、隣りに並べているトマトの肩身がどんどん狭くなっていくというシステムになっておりまして。ごく狭いベランダスペースですんでしかたがありません。

ミニトマトの「シュガリーテール」は列に並びきれず、1株は手前にはみだしちゃいました。


何しろ今、トマトは1個も実ができていないので、存在価値があやういんでございますよ。もうすでに先日、2株撤退。暑さのせいか花芽が落下してばかりいるのであきらめたしだい。今後もあやういかも、かも…
トマト、(キュウリよりも)すきなんだけどなあ。


ま、とかくこの世はままならず、ですかね。
いやいや、キュウリに救われている、ということでしょう。はい。


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