園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年8月24日水曜日

どうする食用ホオズキのハダニ

 食用ホオズキ「太陽の子」。種まきは3月3日でした。いったん実を10個ほど収穫したものの、その後は鳴かず飛ばず。花芽がつくものの、花の根元の細い茎が朽ちたようになって落下するばかり。葉も同じく。


株の下のほうは、しばらく棒だけだったところに最近出てきたわき芽。この上のほうの葉がどうも気になるのだ。

上の方の葉に近づいてみると、うっすら膜がかかったようになっている。その中に細かな茶色の点々もあるのだった。

じつは、前から薄々感づいてはいたんですよ。これはハダニってやつのしわざじゃないかと。葉の色も退色しちゃってるし。
対策として、時々水スプレーをかけてみたりはしたんだけどいっこうに収まらず。

この状況でも花芽ができるから、まあいいかなあ、だいじょうぶだよなあと思ってたけど、いつまでたっても花芽は落ちる。葉も落ちる。

一方、株の下のほうに最近育ってきたわき芽を見ると、緑色くっきりでピッカピカきれいなんだなあ。


ということは、この際、痛んでる上半分を切り落として廃棄すべしってことかと。
でも、また花芽ついてるし、もったいないんだけど。
ええい、やっちまえ。

き、きりましたぜ!

このあと大急ぎで袋に格納。ハダニの巣窟だもんね。床を消毒。手も消毒。

そして、上部を切断して残った下半分がこちら。

ハダニにやられてない葉って、こんなにもきれいだったんだねえ。まじまじと見入る。

この葉っぱをひっくりかえしたら、なんと花芽がありましたがな。

これ、生き残るかも。実になるかも。期待ふくらむなあ。

新しい葉っぱ、いとおしいぜぃ。水でしめらせたティッシュペーパーでせっせと葉を一枚一枚ポンポンとふきました。ハダニは乾燥に強く水に弱いらしいですからな。水スプレーでもいいらしいが、そのあとのベランダの床が激しく水浸しになり、拭き掃除がお手間なもんで。

…とまあ、われながらいつになくかいがいしいお世話っぷり。
さて、うまくいきますかどうですか。


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