園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年7月16日土曜日

番外編:種まきから14年目のキリタタミアナ

 四季咲きの花「キリタタミアナ」。種まきしてから14年目になります。食べられません。

花を育てるのが苦手でめったに植えませんが、この花はずいぶんと長生きしています。

今は、花がひとしきり咲き終えて、お休みしてるところですかねえ。


そういえば、何年も鉢をとりかえたりしてませんでした。ただ、ほっておくと茎がどんどん上へ上へ伸び上がってきてしまいには重みで垂れ下がってしまうので、ときどき上のほうを切り取って、背丈を低くしています。

手にしているのが切り取った枝。剪定する場合、いつ頃どのあたりで切るといいのかとか、ぜんぜん知らんのでてきとうです。


以前に切り取った後の茎に、小さい葉っぱがでていました。こんなおおざっぱな世話でもなんとかなってるのかも?

根元が黒いから、もう朽ちて終わってしまったと思っていたら、新芽がにょっきり。

土もかえてないし、肥料はたまに野菜にやる液肥をめんどくさいからそのままうすめずにながしこむくらい。水やりはごくたまにかなあ。サボテンよりは回数が多いかもだけど。
キリタタミアナ。ベトナム原産だとか。なかなかにたくましい花のようです。

(キリタタミアナの種は、2008年6月に、ブログ「サルのメモ帖」のサルマタさんからいただきました。)

【本日の収穫】

前回の収穫(7/14)から2日後になります。中玉の「Mr.浅野のけっさく」のみ。3月種まき組の株から収穫したものが半分以上かな。1月種まき組は、じわりじわりへってきてますなあ。雨降りつづきだけど、あまずっぱいお味が変わらないのがありがたいです。



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2022年7月15日金曜日

食用ホオズキを棒にしちゃった

食用ホオズキ「太陽の子」。カビだかなんだか、ともかく痛んだ葉っぱをむしっていたら…


すかすかの棒状態に。

 ま、でも、てっぺんには一応葉っぱは残っているわけで。

緑色濃いから、なんとか生きていけるんじゃないだろうか。


先端には新しい花芽もできてるし。

株の中間には、実がぷらんぷらん。


一番最初の実は黄色くなりつつあるみたい。もうじき「食用」になるかもよ。かなりちっちゃいから食べた気がしないかもだけど。

途中がスカスカなので、脇芽がせいちょうするのを期待しているんだけど、ごく小さい葉っぱのうちに枯れて落ちてしまう。これは、今までで一番大きくなってる脇芽。うまく育ってくれるといいんだが。

そうそう、植えかえもしたんでした。
このあいだまでは、2リットルのプラ容器だったんです。


けれど、風にあおられて横倒しになってしまうので、フェンスから床置きにし、安定するゴミ箱容器に入れ替えました。

根は、まだ狭かったプラ容器の四角い形のままなのが、なんともはや。
そのうち広がってくれるかなあ。



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2022年7月14日木曜日

ミニトマト「シュガリーテール」を美味しくしたい

 「美味しくしたい」っていったって、何かいい知恵があるわけでもない。そもそもシュガリーテールがひどくまずいというわけではないのです。ただ、なんとなく甘味が浅いというか、薄いというか。中玉の「Mr.浅野のけっさく」がしっかりした味なのでそのギャップが気になってしまうのかもしれません。

シュガリーテールの種のサイトさんによれば「糖度9~10度程度と、安定して素晴らしい食味の果実が収穫できる」とあり、せっかくのたのしみな性質を無駄にせぬようどうにかならんかなあと思っておるしだいでして。

で、考えました。とにかくひたすら熟していくのを待ってみようかと。これなら液肥を調整するとか別の液肥を買い足すとかの手間もいらんわけで。オホホ

こちらがそのシュガリーテールの本体です。このトマトは「芯どまり」の性質があるそうで、脇芽をとらず、上から紐で吊ってぐらぐらを防いでいます。



気になる実の色味ですが、こんなあんばいになっとりまして。

だいたい、右はじくらいになると収穫してたんですが、これじゃあまだ「熟している」とはいえないのかもしれません。

このあたりの赤味はどうでしょう? これもまだ我慢ですかねえ。

も、もういいんじゃない、これ。

こっちなんかもうピンク色の領域にはいってるみたいでし、これこそ収穫OKでは?

でもですねえ、なんですかこのシュガリーテールは、実の上のカクッと折れた形の茎のところがみょうに固いのだ。普通ならここを指で押し込むと「ポキッ」ってとれるのに、シュガリーは、ぐにゃりと曲がったりしてかなりしぶとい。なかなか外れない。めんどくさいからハサミで切ってしまったり。

はは~ん、この角のところがわりと簡単にはずれるようにならないと「熟した」感じにはならんのかも?

では、この茎の角がヤワになるまで待ってみますか。

あ、そもそもちゃんと折れるようになるんでしょうね、これ。そうなったときにはもう実が朽ちてしまってるってことはないでしょうなあ?

ちと心配だけど、この路線で行ってみようと思います。さて、結果はどうなりますやら~♪

【本日の収穫】

中玉トマト「Mr.浅野のけっさく」。わりと大粒多し。


最大サイズと最小サイズのそれぞれ3個ずつです。右はじのは厚みが少なく、平べったい形。ガクの色が茶色の実がふえてきました。

次回は、この8段や9段のあたりが収穫地点かと。もう天井のエアコン室外機付近になっちゃいましたなあ。つつしんでだいじにいただきましょーっと。


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2022年7月13日水曜日

植えかえは決断のとき

 6月24日に種まきしたトマトなんだが、穴あきのポットから根っこが飛び出ちゃってる。


それより4日後に種まきしたトマトはどうだろう?


めくってみると、少量ではあるが、これも同じく。


こりゃあ植えしろってことですわなあ。
しかし、植えかえ用の栽培容器(2リットル入りのプラ容器)を数えてみたら、あと1個足りない。どうしよう?

しょーがない、今植わってるやつをどれかあきらめることにして融通しようじゃないか。

ちらり、ミツバとシソが目にはいった。共にお育ちがかんばしくないから、このうちのどっちかをボツにするしかないなあ。さて、どちらに?


シソ。そうとうなボロボロ姿ですぜ。でも種まいてからまだ一度も食べてないんだけど。

ミツバはどうじゃろか。新芽のとこがきれいだから、まだ脈ありかも。


かくして、せっせと植えかえ。最もましな陽当たり場所であるフェンスにずらりと並べました。

ボツをまぬがれたミツバ。とはいえ、フェンスには並びきれんので、陽当たりいまいちの床に設置。ま、まあ、なんとかなるかな。

じつは、トマトは陽当たりよろしめのフェンスに全部は並びきらなかったのです。フェンスに並べたのはすべて中玉「Mr.浅野のけっさく」で、ミニの「シュガリーテール」は床置きなのだ。

この冷遇っぷりはなぜか?
「シュガリーテール」は、今収穫しているののお味が(中玉「Mr.浅野のけっさく」にくらべて)薄めで、収量も少ないので、優先順位が下がり、かような事態になったしだい。
種のお値段が高かったから(15粒/千円)この扱いはまずいような気もするんだが。

あ~あ、シソは畑に生えてた苗を引っこ抜いてきた1株以外はゼロになっちゃったし。
トマトはフェンスに全部は並びきれないし。(←苗作りすぎが原因です、はい。)

なにせ限りある極小ベランダ敷地ゆえ、苦渋の選択であります。
ともあれ、今後の方針が決まり、ひとここちつきましたようで。

それにしても、お天気は当分雨空みたいでして。こうしてあれこれ考えて設置してみましたけども、このお天気じゃあねえ、お育ちがうまくいかんかもだわ。むむう…

【追伸/7月14日】
苗の入ったポットを入れておいたキッチン用の水切かごですが、この中に水耕栽培用の液肥(ハイポニカ)を満たしておくと、いつもなら緑色の藻がはえてくるのに、なぜかこのたびはほとんど見られません。
冬にレタスを栽培したときには、一面びっしりはびこっていたのに。春夏のこの時期はうんと暖かいんだからそれこそよく繁殖してすごいことになっていてもしかたがないだろうになあ。なんでだろう。不思議です。



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2022年7月12日火曜日

トマト収穫祭り終盤

 トマト(中玉:Mr.浅野のけっさく/1月1日種まき組/全2株)の収穫は、たぶん今が頂点で、あとはまっさかさまに減収かもと思われます。だって、ついに尻腐れがあらわれましたもの。発症場所は、全部で11段あるなかの9段と10段。


つまり、これより上の段は、もはやまともにお育ちにならないってことですかい?…どよ~ん

この2株は、4段あたりまでの収穫が終わり、葉っぱもありません。スッカスカ。


痛んできたのでとっちゃってます。


そして、1房に最もよく実がついている7段と8段がもっかの収穫ターゲット地点。
実のつき具合ですが、どちらも8段めがダブルの房です。

スチロール箱育ちの株の実を数えてみると、7段が12個、8段はダブルの房で10+9=19個あり。おにぎやかなことで。

でも、9段からは5個もできるかどうか。お尻痛んできてるしなあ。

ああ、これがシヤワセの最後かもと思いつつ、収穫しましたぜ。


でもって、こちら、最も大きい3粒と、最も小さい3粒。ちいさいのから食べるか、大きいのから食べるか。うーん、それが問題だ。(とまあ平和なお悩み。)

ところで、トマトは3月に種まきした株もありまして。
とったばかりの1月種まきの実と並べて眺めてみました。
すると、3月種まき(まだ収穫してないやつ)の実はガクの部分の緑色が濃く、しっかりとがってる感じ。皮に艶があり、キリッと張りがあるような。
ふむふむ、若いってこーゆうことなのねえ、とぞ思ふ。

夕飯はピザを作る。トマトは(もったいないから)生地にのせず、別の容器に入れつまんでいただくことにしました。


トマトは、小さくてもお味にかわりはなくて美味しかったです。うれしいぞ。

それにしてもだ。ベランダで収穫したバジルは一緒にオーブンにいれたら枯葉色になっちまった。せっかくの黄緑色があああ! 無念。
もうこれからは、ぜったいに焼き上がってからのせるんじゃわい。


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