園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年3月26日土曜日

元旦種まきのトマトに実

 今年2022年1月1日に種まきしたトマトが2種類あります。ごみ箱容器で水耕栽培をしているのは全部で3株あり、中玉の「Mr.浅野のけっさく」が2株と、ミニの「シュガリーテール」が1株。


そのうちの「Mr.浅野のけっさく」に実ができたようです。まだとても小さい。


なんかいつもより早いような気がして過去のブログ記事をめくってみました。すると、一昨年も1月4日に種まきしており、そのときは、花芽が3月、実がついたのが5月になってからだったようです。うん、やっぱり早いわ。背丈もまだ40センチくらいしかないのに。

ただ節と節の間は狭くて、幹も太めでがっしりした体格に育ってはいます。今年は寒い冬だったと思うんだけどなあ。不思議だ。どうしてか聞いてみたいけど、トマトは無口だからねえ。

根っこものぞいてみました。実がついている「Mr.浅野のけっさく」。20センチくらいの長さで、わりとびっしりはえてました。


一方、実はまだだけど花芽がさかんにできている「シュガリーテール」。


シュガリーの根っこも拝見。浅野とくらべるとまばらかな。ミニトマトと中玉とでは、ミニのほうがゆっくり育つとか? どうなんでしょう。



ところで、トマトは他にも2株ありまして。上の苗と同じ日に種まきしたけど育ちが遅いので、まだ小さい容器(2リットルのプラスチックケース)で水耕栽培しています。こちらも背が小さいながら、節間が短くてわりにがっしり型。



プラ容器の「浅野のけっさく」。根っこ。ほわんほわんだね。


同じくプラ容器の「シュガリーテール」の根。いっそう細めですわ。


この2株は、今日の強い風で大揺れしてました。支柱をそえなくちゃならんでしょう。

そうそう、春はこうした風の日が多いんでした。マンションなので風対策必須ですな。

あ、でも支柱とか上から紐で吊るとかすると、夜、室内に取り込むのが難しくなるんでした。いちいち紐を外すか、ごみ箱にくくりつけた支柱が窓枠にぶつからないように気を使って運ぶかしなければなりません。

ベランダに置きっぱなしにしたいとこだけど。だめかしら。悩ましや…

【余談】

今日は友人たちとご近所にお借りしている畑に行ってきました。すでにジャガイモは植えてしまっているのでさしたる作業はなく、草を取ったり土寄せをしたりぐらいで終わりし、ツクシ摘みでもするかと、辺りを散策。

ツクシはまだ短くてほっそりさん。わずかしかでていません。もう少し先かな。


近くの沼地。


水の中に黒い点々があるのをご覧頂けるでしょうか。


これ、ぜーんぶオタマジャクシなんです。ものすごい数。指を突っ込むとウニョウニョとした感触をたのしめます。躍り食いか佃煮の食べ放題ですぞ。

それで、これ全員カエルになったらすごいことになるねえと友人に話したら、ほとんどが鳥などのご飯になっちゃうんだと。ひえっ! 


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2022年3月24日木曜日

レタスは1株何枚収穫できるんだろう

 きょうの収穫です。レタスのパーマグリーンが一番多くて、あとはちょびっとのハンサムグリーン、それとエルバステラにミツバ。


レタスは下の方の葉から摘み取っているんですが、この軸のところ、どこまで伸びますかねえ。


1株からいったい何枚の葉が収穫できるもんですかねえ。こうも長々と軸が伸び上がっているのを見ると、おケチな私は、1個をまるっと刈り取って売ってるレタスって、なんかだいぶもったいないことをしているのかもと思ったり。

一方、うちでは株が小振りにしか育たないレタスもあります。

もじゃもじゃの葉っぱのハンサムグリーンです。横にはわりと広がってるけど。



背丈が伸びないのだ。

この二つは栽培容器がちがってまして、ハンサムグリーンは浅いキッチン用の水切かごで、パーマグリーンは深めのコンテナです。育ち方の違いはその関係ですかねえ。それとも品種によるものか。おもしろいです。

でもでも、ハンサムグリーンだからこそのご活躍もありました。とんかつのお飾りレタスになっていただきました。フリフリがちょうどいい感じかなあと思いましてね。なお、とんかつ作ったのは数年ぶり。揚げ物を作るのが苦手なもので。やる気になったのは、このレタスのおかげかな。



もう一丁、まだかまだかとたのしみにしているのがルッコラ。これがなかなか大きくなりません。この前間引いたけど、まだ足りなかったですかねえ。

とら刈りになったけど、がっつり散髪したのはエルバステラ。育ちすぎると葉が固くなるみたいなので、これはどんどん切って食べちゃったほうがよさそうです。

ともあれ、お天気はこのあとあたたかくなりそうで、ほっとしてます。


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2022年3月23日水曜日

ぶるぶるなベランダ野菜

 昨日は、一日中3度とか4度とか寒い日でした。小雪もちらつきましたしね。こんな日は野菜を室内においとくほうがいいでしょう。寒さに弱そうなトマトとキュウリ、種まきしたばかりの葉物を窓辺に並べて保管。


こうしたものが室内にあると、ついつい観察してしまいます。

ミニキュウリの「半白きゅう太郎」は、あいかわらず生長がゆっくりなようです。

小さい苗はいずれも3月11日に種まきしたものです。

紫キャベツの「キャンディーレッド」。双葉の根元と茎が紫色で、なんとな~くそれらしい感じがしてきました。

同じく紫色のカラシナの「コーラルリーフ プルーム」。なんか、カタカナの長い名前って覚えられませんわ。サラダ用の葉っぱだそうです。小さくてなよなよしてますな。


「新芯菜(しんしんさい)」は、夏でも花芽が立ち上がってくる(トウだちする)そうで。トウの部分を摘み取って茹でたり炒めたりして頂くのだとか。もうすでに本葉がちろっと顔をだしたりしてるところをみるに、じょうぶで旺盛な植物って感じがします。
葉物の少ない夏場の救世主になっておくれと期待していますのさ。


ところで、寒いベランダの外に置きっぱなしにしたのもありまして。こちら、道ばたの草にしかみえない「エルバステラ」です。

いつもは、摘み取ってサラダにそのままいれたり、スープの具にしたりしています。ふと、卵と春雨と一緒に炒め物にしたらどうだろうと思い立ち、やってみることにしました。だって、長い葉がニラににてるんだもん。

みためはほぼニラだけど、ニラとはだいぶちがって、香りなし、クセなしのさっぱり味。ニラの滋養強壮的な迫力はないけど、これはこれで穏やかでいいかもです。

ときにエルバステラの原産地を調べてみましたらば、ユーラシアから北アフリカあたりだそうな。現地ではどんなふうにして召し上がっているんでしょう。「元は雑草として自生していた」そうですが。
日本ですと、ひょっとして、高級なレストランとかで大きなお皿にちびっとのっかってたりして。オホホ
なお、エルバステラは、寒さに弱いみたいで、けさはぐったりしおれてました。室内にいれてやるべきだったと反省。すまんです。


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2022年3月21日月曜日

ネギくらべ

 お彼岸というと、友人がぼた餅(秋は、おはぎでしたっけ?)を作って持ってきてくれます。小豆あんとごまをまぶしたのと2種類4個。こうした季節の行事をちっともしない私ですが、近頃では、まだかなあと、届けてもらうのを待っていたりして。


お腹が不調だったことを忘れてパクついております。
配食してくれた友人に胃薬も飲んでおくようにといってもらったので薬箱からそれらしき物を探したら「アリナミンA」しかなくて、まあいいかと飲み込み、瓶のラベルをみたら賞味期限が2019年。だ、だいじょうぶかいな、でした。結果、ふつうに過ごせております。お薬がりっぱなんだか、私の胃が頑丈なんだか。アハハでした。

なお、友人は、ぼた餅と一緒に「下仁田ネギ」ももってきてくれました。
ぶっといんだねえ、下仁田ネギって。当ベランダ産のネギ(ちゃんこネギ)とはおおちがい。横綱と序の口みたいな感じかしらね。

下仁田ネギは、友人いわく「加熱して食べると、とろっとしておいしいよ」。
ならば、ネギ焼き、すき焼き、味噌を入れたぬた、どれにしようか。たのしみ、たのしみ。
せっかくだから、うちのちゃんこネギも同じ調理にして食べ比べてみますかね。


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2022年3月19日土曜日

霧にむせぶ日

 今朝は、霧で外がみな灰色。ふだんなら向こうに街並みが見えるはずなんです。


少し時間が過ぎると、ようやく近くの景色があらわれてきました。


散歩に行き、道を歩いていると、スモールランプとヘッドライトをつけた車が突如あらわれてびっくりします。学校のような大きな建物も霧の中にあっては、まるで消えてなくなり、そのあたりはただの原っぱかなにかに見えたり。幻想のような光景でした。

さて、家にもどったら、にわかに気分が悪くなり午前中いっぱい布団の中ですごすはめにた。どうやら冷えたみたいです。このところのあたたかい陽気のつもりで薄着のままプラプラ歩いたからでしょう。そういえば今朝の気温は2度だったかな。油断なりませんなあ。

そんなことでさしたることもできず、ベランダで、ネギやミツバ、スティッキオを収穫しただけでした。
薬味のネギを切らしたが、ベランダのをちょちょいととってくえばいいのはありがたい。

ミツバは中華スープの浮き実に。スティッキオは、マヨネーズをつけて頂く仕様に。

そうそう。うちには1つだけ花がありまして。それが今、満開です。
四季咲きのキリタタミアナ。

お正月の頃にもずいぶん咲きましたが、いったん数本だけになったなあと思ったら、またたくさんの花をつけました。この花、夏以外はずっと咲いてるんじゃなかろうか。


たまに水やり、ほんのたまに野菜に使っているハイポニカの液体肥料をやるくらいで、なにもせず。
2008年6月にサルマタさん(ブログ:「サルのメモ帖」)から種をいただき、種まきしたから、13年になるのかな。花をすぐ枯らす名人な私なのに、ずいぶんと長生き。お丈夫な花です。
なんにせよ、元気なのがありがたいなあと思うんでありました。
あたしゃとうぶん、腹巻きしてすごすとしよう。


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