園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年2月17日木曜日

ミニトマト「シュガリーテール」の育て方どうしよう

 今年の1月1日に種まきしたトマト2種。ミニの「シュガリーテール」2株と中玉の「Mr.浅野のけっさく」3株は、背丈が5~10㎝程度になりました。すべて水耕栽培です。


中玉よりもミニのほうが小振りです。ふんふんなるほど、実の大きさに比例してるのかな。
こちら、ミニの「シュガリーテール」。

中玉の「Mr.浅野のけっさく」。



ときに、「シュガリーテール」はお初栽培でして、どんなふうに育つもんやらドキドキなんであります。
なんでも、ふつうのトマトとちがって、生長点が1メートルくらいのところで止まってしまうんだとか。その後は、あちこちにできる脇芽いかして少し伸び、その脇芽もいずれ先端が勝手に止まるのだが、また別の脇芽が育ち…という具合に、全体に上ではなく、横広がりに育っていく体質のもののようで、「芯どまり」というんだそうな。
(なお、注意書きには、脇芽はとると収穫量がへるのでとっちゃイカンとあり。)

株の高さは1メートルくらいに収まるらしいのですが、横にはどれくらい広がるんですかねえ。ぜんぜん検討がつきません。

ま、といっても、種のサイトさんによれば「草勢は中程度。定植から収穫までの日数が短い極早生。脇芽が出て来なくなるとそれ以上の開花は無くなるので、一般品種よりも収穫時期は短期集中型となります。」
…とありましたから、上手に育てられない自信満々の当ベランダですんで、〈さしておおきくならずあっというまに終息する可能性ありあり〉と予想しています。広がり方など心配には及ばんでしょう。

それはそうと、この「芯まり」の場合、〈支柱を栽培容器に取り付ける〉のか、それとも〈ネットをはわせる〉のかで、ちと悩みますなあ。



支柱を使う場合:栽培容器に支柱がくっついているので、容器の移動が簡単です。お天気や気温の変化があって室内にいれたいときにも、ヨイショと運べばよさそうですもんね。
ただし、枝ぶりが、支柱4本程度の範囲内でおさまってくれればいいけど、横にはみ出しそうな予感もするわけで…

ネットを使う場合:ネット一面に広がるので、株の風通しがよくなるような気がします。
けど、台風がくるってときは、あおられそうだし、これを室内に運ぶには、ど、どうすんですかねえ?

ま、そんなこともたのしく悩んでまいろうかと、思っております。

そうそう、種のサイトさんに書かれていたこのフレーズ。

「果実が楕円形のピンク色ミニトマトで糖度9~10度程度と高く、安定して素晴らしい食味の果実が収穫できる。」

…に、うっとり。特に「安定して」ってところに期待しちゃいますなあ。私でも美味しくできそう、って思うじゃないですか、ふつー。

夢見る、お初栽培「シュガリーテール」。さて、いかに?


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2022年2月16日水曜日

キュウリの種にまつわる話

 キュウリの栽培が苦手。暑くなると根がとろけて傷んでくるし、葉が白や黄色の病気だらけになるし、寒くなれば落下傘みたいに反り返った形になり生長が止まるし、どうもよろしくない。

がしかし、過去に1度だけうまくいったキュウリが頂いたタイの種で下半分が白いタイプだったのです。このときはほんによくとれました。

タイ産の種はその後手に入れることがかなわないままですが、このたび、たまたま見つけた種「半白きゅう太郎」(宇治交配)が、「おや、ちょいとあのタイ産のににているかも~」と思いためしてみることにしました。

こちらがその噂の「半白きゅう太郎」さん。


袋から種をとりだすと、裸のままで、全7粒登場。裏書きには6粒とありましたから、1粒はおまけ(予備?)ですかね。

一粒あたりのお値段は考えなかったことにして、さっそく、種まき、種まき。
シーズンをずらして3回に分けようと思い、まずは2粒を水で濡らしたキッチンペーパーにはさみ、タッパーに入れ、夜は布団の中、昼は陽当たりのいい窓辺においとくことにします。
(気温が低いときは、ヨーグルト用の保温容器も使いつつ、でいこうかと。)
貴重な2粒であります。発芽、どうぞ、どうかよろしくです!


とことで、以前育てたタイの種のキュウリはこんなでした。白いところが多めだけど、今度の「半白きゅう太郎」とちょっとにてますでしょ。(撮影:2009年8月14日)


そうそう、種も気になるけど、栽培のしかたも当時は今とちがってました。

当時の自分の栽培方法を調べてみると、ビニールの青いキッチンネットにバーミキュライトを入れ、そこに苗を植えてあるんですが、根部分が外に露出したまま。外側の容器に液肥を注いでいたようです。ずいぶんと風通しがよさそう。ただし、外側の容器が小さいので液肥の追加が毎日大変だっんじゃなかろうか。

ついでにあれこれ過去の記録を調べてましたらば、うまくいったキュウリは、タイ産の種のときだけではないことが判明。

この「ドカナリ千成(せんなり)」のときもたいそうよくとれたようです。(撮影:2018年8月16日)

節ごとに実がなってるし。

な~んだ、ようするに〈「ミニキュウリ」ならうまくいっていた〉ってことだったみたいで。それなら、半白でなくても、ミニキュウリを探せばよかったわけで。はい。
記憶と記録とではだいぶ違っておったと、反省してます。

ま、とにかくもうキュウリの種はまいちゃったのである。
どうか、うまいことお育ちくださいませ…


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2022年2月14日月曜日

ネギの白部分伸張作戦の結果

「 ちゃんこネギ」の白いところをたっぷり食べるべく、欲ばってます。根元付近を厚紙でおおえば、白いとこがグーーーーーンと伸びてくれんじゃないの、といわけなんですが、さてどんなもんでしょうか。なお、種まきは去年2021年8月20日でした。

【予想】

ア.厚紙の高さ分くらい白くなる。

イ.厚紙の高さの、半分以上白くなる。

ウ.厚紙の高さの、半分以下が白くなる。

エ.白いところがほとんどふえない。


欲ばりともこさんは、「ア」でいきたいところですが、現実はキビシイものだから「イ」の半分以上は白くなってほしい、ってところでしょうか。

では、めくってみます。まずは、左端の一番背の低い厚紙を抜き取ってみました。

「厚紙の半分から3分の2くらいまでが白くなってる」って感じですかねえ。

残りの2つはどうだろか?並べてある厚紙は、高さ40㎝ほどです。

「厚紙の高さの半分くらい」ですかね。う~む、思ったほど伸びなかったなあ。
ま、でも厚紙をしないよりは白いところが伸びてるわけで、喜ばしいことではあります。

それにしても、根元のあたりがなんだか古い葉っぱがモジャモジャしてますなあ。通気性がよろしくないかもしれんから、とっちゃおう。
ゲッ、まだ生えてるところまでとっちまった!すまん。これは即いただくとしよう。

はい、さっぱりとおきれいになられましたよ。

おやっ、なんか新しい芽らしきものが生えてる。

この「ちゃんこネギ」は、「分けつ」するタイプのネギだそうだから、こうした新芽がでてくるのかも。ちょっとお得な感じがします。ホホホ

さてと、きれいにするお手入れもすんだことだから、元にもどして置きましょうと、倒れ防止の紐を結び直し、厚紙を上から通そうとするんだけども、けども、これがなかなかはいらんのだ。
なにしろいい加減な厚紙の貼り合わせなもんだから、隙間にネギの先っぽがひっかかる。厚紙を回したり戻したりと、行きつ戻りつしながら、ようやくはめ込んで完成。やれやれ。
欲ばるって大変だあ。
元のコンテナに入れて、手前にミツバの苗も戻し入れて、作業完了。ふう…


根元のお掃除をしつつ思ったんですが、根元がさわると湿ってるんですよね。おそらくかなりの湿気が発生しているだろうと。ということは、気温が上がってきてるし、腐っちゃうかもだわ。このぶんでは、アブラムシ発生も近いかも。
ここらで、厚紙作戦はおしまいにいたさねば、ですかね。

となれば、いよいよ、初収穫であります。買い置きのネギがもうじきなくなるので、よいタイミングだわ。
初収穫の調理はやっぱり、焼きネギ、ですかねえ。しかし、それほど太くもないし。すき焼きか、酢味噌和え、だろうか。
うーん、調理力がないので思いつかん始末。ま、地味に納豆の薬味でまいりましょうかね。

それにしても、種まきが去年の8月って、ずいぶん時間がかかってますなあ…
ネギねえ、これ、どうもなんか、買った方がお安いとか、思っちゃうです…ううっ

あ、珍しく雪が積もった今朝。ベランダから見えた風景です。どよ~んと薄暗くて、静か。道路にはほとんど積もってなくて雪かきせずにすみました。屋根の雪も昼頃にはほとんどとけてしまったから、雪だるま作成の予定だったお子たちには残念だったかも。


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2022年2月11日金曜日

スティッキオとエルバステラも収穫

 昨日の雪からガラリ、いいお天気になりました。気温も上々、20度に近づこうという。


室内に避難していた野菜をベランダへ。そして1週間ぶりに葉物を収穫。

まずは「スティッキオ」からいきますか。けっこう茂ってます。


これがしかし、ちょっと無理がありまして。外側からケチケチ一枚ずつはがして収穫しようとすると途中でポキッと折れてしまうんだなあ。


毎度取り残しができてしまう。なんかもったいなくて、さらに無理矢理ひっぱったりするもんだから、根元がばっちくなるのだった。

な、なんとか取り外しに成功。調理するときはちと固いので、薄い輪切りにしています。


レタスの「パリグリーン」。じつによく茂ってくれる優秀レタスですな。横にはみ出しちゃってるし。

なかには中心部が丸まってきているのもありました。レタスを育ててるけど、巻くのは初めてかも。

ギザギザの葉のレタス「ハンサムグリーン」。葉がもうちょっと大きくなってくれるとありがたみが増すんだけど、どうしてか小振りにしか育ってくれません。弾力のあるモサモサの食感がワイルドです。

「エルバステラ」が久しぶりにフサフサになっとりました。宿根草だそうで、〈冬は休眠して地上部の葉が枯れ、春に新しい芽をだす〉と種のサイトさんの説明なんかには書かれていたけど、当ベランダのエルバステラは、なぜかそのままずーっと葉が残ってます。おかげさんで冬も収穫できる貴重な青菜(雑草)として活躍していただいとります。


そんなあれやこれやを集めました。

全部、こまかく気って保存容器へ。よしよし、これで数日、サラダや浮き実には困らんじゃろう。


あ~あ、これに紫色のチコリが加われば彩りもよく、味わいも深まっていっそううれしいのだが、すでにもう食べてしまったんでした。細切りニンジン、追加しますかね。


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2022年2月10日木曜日

雪の日のベランダ

 朝から雪降りの予報だったので、昨夜のうちにベランダの野菜を室内に移動させておきました。われながら準備がよろしいぞと自画自賛。ごみ箱容器に植えていたキャベツも前日に撤収しておいたので、それもまたよしよしです。


こちら、寒さの心配がすくないであろうネギとミツバだけが置いてある、いつになくがらんとしたベランダ。


せっかくだからと床の拭き掃除を開始。いつもは狭いベランダにぎちぎちに並んだ鉢の間をぬって拭いてるけど、こうなんにもないとお尻もぶつからず、のびのび作業ができますなあ。
このところお天気続きだったせいかホコリが積もるようになってましたが、さらに花粉も混じってそうな白っぽい粉状の汚れもみうけられ、春も近いかあと思ってみたり。

雪の予報だったけど、雨交じりで道路の雪はかき消されているようです。やれやれ雪かきは無しですみそうかなと安堵。


とはいえ、気温はずっと低いまま。エアコンのお世話になりっぱなしな一日となりました。

このまま夜中も積もらないでいてほしいけど、どんなもんですかねえ。

明日は晴天とか。そろそろ、キュウリの種をまこうかと。キュウリは3回くらいに時期をずらして種まきしてみるつもりです。暑さで根がとろけさせるのが得意なもんで、うまくいかない苦手な野菜ですが、今年はエアレーションの助けも借りてやってみようかなあと思ってます。

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