園芸でちょこっと科学

園芸でちょこっと科学
タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年11月16日火曜日

トマトの粒をさがせ

 さて、「この中に、トマトの実ができているんだけどみつけられるでしょうか」とでもいうしかないような、殺風景な「Mr.浅野のけっさく」2株の姿であります。


5月5日に種まきしました。最初の茎はすでになく、根元付近から新たに出てきた脇芽が育ってここまでになったのですが、すでに下の方の葉は痛んでありません。

残っている枝にできた実がやっとこさ赤くなってくれました。

こちらも同じ日に種まきした、左が「ピッコラカナリア」、右が「プチぷよ」。こちらも同じく脇芽が育ったものです。


ピッコラカナリアは、1個だけ色づいてました。最初は黄色でだんだんにオレンジ色に変化。


こうなれば収穫OKじゃないだろか。ついでに、中玉の「Mr.浅野のけっさく」もまだちょいと早そうだけど、ええい、いただいてしまえ~。無理矢理収穫。

ピッコラカナリアは、夏の収穫のときよりもあまずっぱさがキリッとしてて、浅野さんは文句なしにめちゃうまでした。「ああ、だからこの次期のトマト栽培はこれだからやめられん」とほくそ笑んでおったしだい。

とまあ喜んどりますが、今後の見通しはどうなんでしょう。もうじき、寒さがやってきますわなあ、もれなく。

次回収穫予定の、少しまとまった数のものたちがひかえてるんですけど。

浅野のけっさくさんと。


ピッコラカナリアさんも。

はたしてこれらの粒々は無事にお口に入れることができるんでありましょうや。青いまんまで討ち死にか。週間天気予報の最低気温を見つめては、じりじりしてます。


にほんブログ村

にほんブログ村

水耕栽培 ブログランキングへ

2021年11月14日日曜日

ネギとミツバ比べ

 「ネギの白いところを長くしよう作戦」を試みています。根元付近を暗くすべく、厚紙を巻きました。種まき時期が異なるので、早く種まきした株には2段に重ね、後からの株はまだ1段だけです。


さて、白いところは増えたでしょうか、それとも青いままでしょうか。

後から種まきしたものの厚紙をめくってみると。薄緑色ですかね。

それなら、早く種まきしたものはどうじゃろか。白いところは、薄緑色のところもあるけど、10㎝くらいのもあるようです。

えーっと、厚紙を2段重ねにしたのがいつだったか思い出せないので「どれくらいの期間で白くなった」かははっきりせんのですが、まあいつかは白くなっていくだろう、ということで。またしばらく待ちますか。

ついでだから、根も拝見。

こちら、遅い種まき組の根。


早い種まき組の根。遅い組のよりは密集してるかなあ。



ところで、こちらはミツバです。

根をのぞいてみましたらば。びっしり、長くて、直線的。そして固いんです。

ネギはほっそりさんだけど、ミツバはごついんですねえ。ミツバの葉は楚々とした感じがするけど、根はしっかりものだったなんてね。いやびくり、知りませんでした。

【きょうのベランダ収穫】

いいお天気つづきで、葉物が元気です。からし菜系のパーマグリーン、チコリのヴェネチア、レタスのパリグリーン、ルッコラとミブナ。


特にパーマグリーンの勢いがすごいです。この前まではとりすぎると食べきれないので、1回の収穫につき3枚」としていたのに、育ち過ぎて黄色になってしまもんだから、きょうは焦って10枚もとっちまった。

一枚でもこれ、凄いボリュームなんですけど。


サラダの具にしてますが、パーマされた葉に弾力があって、軽く盛り付けてもお皿からはみ出しがち。お口の中に入れたときのゴワゴワ感もすごいですぞお。おまけにピり辛で一度にたくさん食べにくいときている。
とりあえず細かく切って、タッパー2個に押し込み冷蔵庫に入れときました。
生食だけでなく、スープにも入れて消費に励もう週間スタートですな。


にほんブログ村

にほんブログ村

水耕栽培 ブログランキングへ

2021年11月11日木曜日

レタスのお初収穫

 初収穫のレタス「パリグリーン」。一緒に、カラシナ系の「パーマグリーン」、ルッコラ、エルバステラ、チコリの「ヴェネチア」、ミニトマト「Mr.浅野のけっさく」も2個とりました。


チコリは外側の緑色の葉っぱ3枚だけとって、温存してます。今、中心部の色が変わって巻き始めているところ。暗くてよく見えませんが。


ここんところが、ほら、ちょっと不気味な紫キャベツっぽくなってきたような?

エルバステラは、葉が垂れ下がると周囲にぶつかって痛みがちなので、ときどき散髪しています。左の丸い鉢に植わってる小振りなモヤモヤは、あとから種まき(10/5)した同じエルバステラ。密集させすぎて育ちが遅くなってしまいました。


ミニトマトは「Mr.浅野のけっさく」。久しぶりにとれました。おとといの雨にあたってしまったようで、割れてます。まだ食べてみていないけど、秋だもの、きっとおいしいにちがいない。

とまあ、ようやくレタスができはじめたので、これからはベランダのあれこれ野菜だけでサラダの盛り合わせが一皿整いそうです。といっても、そんな豪華な食卓は、そうそうなくてせいぜい1週間に一度くらいだろうけど。

室内では、四季咲きの花「キリタタミアナ」の勢いがすごいです。食べられないのが残念ですわん。



にほんブログ村

にほんブログ村

水耕栽培 ブログランキングへ

2021年11月10日水曜日

レタスどき近し

 昨日はまとまった雨降り。きょうはからりと晴れてあたたかいお日よりでした。

ベランダのレタスは、種まきが9月19日でした。キッチン用の水切かごで水耕栽培中。あたたかいせいか、わさわさとしげってきました。

この「パリグリーン」というレタスが特に元気。全7株あり。


これは以前も育てたことがありましたが、そのときは茎が徒長してぐにゃぐにゃに曲がって手が付けられないありさまだったけど、このたびはすんなり。

茎は短めだし、株もねじれずにまとまっています。よいこだあ。もうぼちぼち外側の葉をちょいとずつ摘んでいってもよろしいんじゃないでしょうか。


レタスはもう1種類、「ハンサムグリーン」があり、こちらはパリグリーンよりこぶりみたいです。全12株。

直径8㎝くらいの黒いポットにバーミキュライトを入れてます。根っこがちょろっとでてますな。こちらは渦巻き状に葉が巻いてくるまで、まだしばらくかかりそうかな。

それにしても今年は、葉物野菜がすくすくです。こんなにもめごとが少ないことってなかったかも。

キャベツやチコリまでも葉がちゃんと巻いてますし。ありがたや、ありがたや。


【おまけ】

食用菊の話です。先日知り合いの方から「もってのほか」という食用菊をいただいたのですが、じつは、これを茹でるのが苦手でして。私、色が抜けて見るも無惨な埃っぽいグレー色にしてしまうのが得意なんですわ。

それがです。このたび、たいそう美しく温存することができたのでした。オホホ


これはおそらく、ゆで時間に問題ありだったかと。失敗したときは、加熱中の鍋にお酢を入れ、そこに菊の花びらを放り込み、かき混ぜて水の中へ、でした。

そして今回。沸騰後加熱を中止し、そこへお酢を入れて花びらを放ち、若干かきまぜ、即、水洗いへ。という段取りにしてみたのです。これが正解かどうかは知らんけど。ま、結果がよかったんでニンマリリン。

ときにこの「もってのほか」ですが、じつは近所にお借りしている畑でも今たくさん花を咲かせていましてな。今までは調理が恐怖だったけど、おかげさんでとってもたのしみになっちゃいました。むふふ♪ 



にほんブログ村

にほんブログ村

水耕栽培 ブログランキングへ

2021年11月9日火曜日

カブの「味こがね」のふっくら度

 小カブの「味こがね」は、種まきが9月19日。51日たったところですかね。四角いプラ容器で、エアー無しの水耕栽培です。

狭いベランダの2カ所、写真の上中央と左下付近に設置していますが、ご覧いただけますでしょうか。ごちゃごちゃですみません。


左下のは、3株。なんだか葉の数が少なくて弱々しげ。

上中央のは、葉が大きめで、色がやや濃いめかな。


根元のふくらみは、直径2センチメートルくらいでしょうか。名前が「味こがね」というくらいで黄色のカブになるんだそうですが、すでに黄色をまとってキラリン。思わず、「おお、なるほど」。そしてほっと安心。ま、白いままでもいいんですけどね、食べられれば。

根っこは、短め、少なめ。このカブってこんなもんなんですかねえ。


「カブ」と「ダイコン」とどこが違うのが、あるいは同じなのかって気になり調べてみましたらば、

カブ:アブラナ科アブラナ属。「茎」が大きくなったのが、あのふっくらふくらんだところだそうな。

ダイコン:アブラナ科ダイコン属。(←ここがダイコンなんだね。)こちらは「根」がふくらんだところを食べてるらしいです。

ふむふむ。茎はわりとあっさりした味だけど、根っこって辛かったり複雑な味がするのかも、と思ったりしてます。


ときに「味こがね」は、大きさが直径5~6㎝の小さいのから12㎝くらいまで収穫の幅があるそうです。種袋には「肉質はちみつで歯応えがよく、甘味がある」とな。

さて当ベランダ育ちではどんなもんでしょうかねえ。以前育てたおりには、「肉質固めで歯応えガリガリ、甘味はどこへやら」というのが常でございまして…

毎度、「今度こそは!」って思うんだよなあ。どーか、よろしくです。


にほんブログ村

にほんブログ村

水耕栽培 ブログランキングへ

閲覧回数の多い記事