園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年10月6日水曜日

チコリの間引き、知らぬがお得?

 紫キャベツみたいな姿にるであろうチコリの「ヴェネチア」。近頃たいそう茂りっぷりがいいなあと思ってました。


この栽培容器は6株用なので、もっと間隔をあけて、5株とか3株入りのを用意してやらにゃあーと思ってました。

それが、よくよく見れば、1個の栽培かごに3株も植わっていたという。


そりゃあ窮屈にもなりますわなあ。気がつきませんでどうもたいへん失礼いたしました。

急ぎ、ハサミで余分の2株ずつを取り除きますんで。2株×6かご分=12株収穫。つつしんで・喜んで、サラダのお供にさせていただきましょう。


カット後のお姿。スッキリ! 本来あるべき姿はこうであったか。


根も点検しておこう。


白くて、しっかり固い。「合格」でしょう♪

ということは、これぐらい余分に育ててしまってもそう心配したものではないのかも? ということは、チコリの間引くタイミングって、本葉5~6枚になってもOKってことかい?

間引き菜がいっぱい。オホホ、な、なんかお得な気分。

もしやもしや、さらにさらにほっといてもまだまだ大丈夫だったりして。ぐふふ

限界を知ってみたい気が…(よからぬ妄想にうっとり)


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2021年10月5日火曜日

ひっそりとバジル没

 すでに10月のベランダ野菜をご紹介なんかしちゃったあとでなんですが、9月29日にバジルを撤収しておりました。

バジルは5月5日に種まきして水耕栽培。ちょくちょく収穫もしていました。


液肥を追加すべく株を持ち上げてみると、根が真っ黒なんざんす。

別の株はまだましだったけど、怪しいグレーになってました。

花芽ができると即、切り取ってなかったことにする日々でしたが、根っこは老化をごまかしきれなかったものとみえます。潮時でしょう。

残っていた葉をぜんぶ摘み取っておしまーい。

さて、サラダにいれるには多すぎます。オリーブオイル+醤油漬けもいいかなあと思ったけど、大量消費するには塩分多しで残りそうだし。結局バジルソースを作ることにしました。

とはいえ、うちのミルサーは一度にたくさんの葉を粉砕するには容量が小さい(マックス250ミリリットル)ので、しかたがない、すり鉢ですりおろしてみるか、となりました。
そもそも、バジルソースを最初に考えた人は、ミキサーとかない時代だったろうと思うわkで、となれば、すり鉢ぐらいのものを使って作ったのではないかと想像。うん、できないことはないんじゃないかと。

すり鉢でバジルをすりおろすの巻き。ここまでにするのはわりと簡単、短時間でできました。

ですが、ここからさらに細かい粒にするのはどうかなあ?なにしろ固いんですもん、繊維が。ゴリゴリ感ありすぎ。
ええい、やーめた。残りはミルサーにやってもらおう。原始生活時代はものの5分で終了。

うちの非力なミルサーに入れ、オリーブオイルも大さじ4杯入れて撹拌1分でソース状態完了。えらいぞ、ミルサー。われら、すり鉢君とで3人4脚。これからもバジルソース作成時はご一緒に力を合わせてやっていこうじゃないの。
ジップ付きの袋に入れて冷凍庫に行ってもらいます。

ところで、前回(9/28)作ったバジルソースと今回(10/5)のとでは、色合いが異なるようです。
前回のほうが黄緑色で、今回のは深緑色って感じ。

はは~ん、前回は葉っぱが若くて柔らかかったからかなあ。今回のはお歳をめして渋くなったか。それぞれのお味をたのしむことにいたしましょうかね。

これにてバジル栽培終了。来年またね。そうそう、紫バジルも作りたいから、種、予約しておこーっと♪

【おまけ:ひろった栗で“きんとん”】

友人たちと一緒にお借りしている近所の畑に栗の木があり、今年はたくさん拾いました。

「栗きんとん」(和菓子)なるものを作成。(参照レシピは「だいどこログ」栗きんとん


いやあそもそも、「栗を煮る」というのも今年初めてだったわけで。きんとん作りは、前回(関係する当ブログ記事)と今回のとで2度目になります。

栗の皮を包丁でむくのは怖くて苦手だったので、キッチン用のハサミでてっぺんのとがったところを数ミリ切り落とし、あとは放射状に5ミリ程度ずつ切り目をいれるだけにし、圧力鍋で10分茹でる。そんなもんでなんとかなりました。ほっ

とはいえ、この栗きんとんもすぐには食べきれないので個包装して冷凍庫へ。


茶巾絞り風にするべく、ラップで包み、根元をすこしひねって色紙を細く畳んでつくったひもで結んでみました。
色紙は茶色ってところがミソ。なにしろセットの色紙で残る色といえば、グレーとか茶とかなのだ。この不人気色を消費するのにちょうどよかったってわけです。うほっ


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2021年10月4日月曜日

10月のベランダ野菜

なにやらずいぶん暑い秋です。日中は当ベランダ30度ですもんねえ。日差しがきびしくて、古い着物地をつなぎ合わせて作ったカーテンで日除けしてます。

カーテンの足元には、まだ小さい苗などを隔離。そう小さくもない「とんがりキャベツ」もこの日陰の中に。なにしろ直射日光にさらしておくとぐったりしてしまう、お弱い体質ですんでね。


種まきから2週間ほどになるレタス2種(パリグリーンとハンサムグリーン)。葉がそれぞれヒラヒラさんとホッソリさんに変化。こうなればうっかり混じっても見分けがつきそうです。


小カブと二十日ダイコン。双葉の大きさですが、小カブ(味こがね)のほうが本体が大きいのだから双葉も大きいはずだと思うのに、二十日ダイコン(ビットリア)のほうがでかいのだ。なんで? 不思議。


ミブナ。細長い形の葉になってきました。なお、右の二十日大根はこちらに間借り中。


9月25日に種まきしたばかりの「スティッキオ」。まあまあの発芽率。

爆発してる「ルッコラ」。すでに食べ時。大きい葉をサラダにいれてます。
「エルバステラ」は暑さに弱いみたいで、もう一鉢はボツになり、今はこの一鉢のみ。なんとか乗り越えてくれい!


もう一丁、瀕死のハクサイ。先日友人から苗をもらい、土栽培だったものを水耕栽培用に根を洗ったためか、ぜんぜんあかんのです。終日お日陰でお育てしないと、すぐにヨヨとお倒れになってしまうのでした。前途多難。


一方、たいそう元気者のチコリ「ヴェネチア」。雑草かあ?
この容器ではもはや窮屈そうです。


元気といえば、ミツバとネギも同じく。春に育てたときは貧弱だったけど。(ミツバは一枚も収穫せずにボツ。)日陰にしてなくても、つやつや。この季節が合うのかもしれません。


フェンスに設置しているのは、カラシ菜系の「パーマグリーン」。この前まで1個の容器に2株植えていたのですが、さすがに狭かろうと1株ずつにしました。

今年はアブラムシがいないのでありがたい。
例年、くねくねと込み入った葉になるパーマグリーンの葉の裏表を血眼になって退治すべく格闘してました。
アブラムシを呼ぶというアリをなくすため、土栽培をすべてやめて水耕とし、日々ベランダ床を雑巾で拭き掃除する作戦が功を奏したか? たまたま今年はそんな気候なのかわかりませんけどね。
でも、ハモグリバエはもれなく出没。イモムシもしかり。飛んでくるものは拒めないということですかね。むむう…


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2021年9月30日木曜日

浅い水耕栽培容器

紫キャベツみたいに育つ(はずの)チコリ用に、栽培容器がほしいなあと思うのです。

今うちにあるのは、キッチン用の水切かご。


 ・これは、レタスとかルッコラなどの小さい苗をたくさん入れるのに便利。しかも、8個でも10個でも入れる数がわりと自由にレイアウトできるのがありがたい。
○買ってきたら加工することなく、すぐに使えるのもよし。
・しかし、大きな苗をいれると、倒れたり苗同士がくっついたりして扱いにくいことがある。キャベツみたいになるチコリには不向きだろうなあ。
・緑色の藻が発生しやすい。長く栽培する野菜だと、何度も洗わにゃならんのがちとめんどう。チコリはけっこう長く栽培するからなあ。

それなら、このBOX(縦37㎝/横25㎝/高さ22㎝)はどうだろう。


・蓋つきだから、藻がはえにくいのがうれしい。
・液肥がたっぷり入るから、追加する手間が少なくてすみそうだ。
・だけど、こんなに高さがあって深いと液肥が重いんである。この箱1個だけだと持ち上げたりするときに歪んで心もとないので、2箱重ねなくちゃならんのだよなあ。
・チコリには、さすがにこれほどまでの大きさは不要な気がする。

てなことで、何かもっとちがう容器がないものかと、百均屋さんに行きました。

ありましたぜ、こんなのが。先の深いBOXと同じシリーズのもので、高さが11㎝と半分です。どうかしら、これ。とりあえず、ハンダごてで蓋に穴あきポットをいれる穴ぼこを作りました。これがけっこうお手間でしたけど。なんとかできましたぜい!

穴の直径は約8㎝。小さい方の穴あきポットのサイズに合わせました。(ちなみに、うちにある大きい方の穴あきポットは直径約10㎝。)

さっそく、チコリ(「ヴェネチア」)の苗を入れてみました。(チコリは穴あきポット直径8㎝を使用。)


根っこの具合はこんな感じです。

どうかなあ? もしも、苗がさらに大きくなってしまうようだったら、5個の穴をあけたこちらの蓋に取り替えればどうかしらん?(注:穴のサイズは直径10㎝用。8㎝の穴あきポットを使う場合は、調整用の円盤を重ねます。)


じつは、このシリーズのBOXは蓋が別売りになってましたんで、蓋だけ買ってくることもできるのです。ありがたや~。しかも深さがちがうBOXでも蓋は共有できそうです。なかなかによいですなあ。

まあ材質は薄めなんで、そう長持ちはしないでしょうけど。

なお、蓋は100円/個、本体のBOXは200円/個でした。

あ、もしも5個用の蓋に変更したら、6株あった苗は1株あまっちゃいますわなあ。ど、どうしましょ。

うーん、その場合、あまった1株は食べちゃうからいいんだも~ん。へへっ


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2021年9月28日火曜日

まだまだバジル

 大きな葉っぱになる品種のバジル「ボロッソナポリターノ」。たしかに収穫スタートは大きくても、そのうち普通サイズくらいになってしまうのがつねなんですが、今年はなぜかまだデカサイズを保っています。


身長は、根元から50㎝くらいでしょうか。


種まきは5月5日。初収穫が7月5日なので、約2か月半あまり摘んでは食べして楽しんでいたことになります。とはいえ、さすがにもう先端のあちこちには花芽が。


とりあえず、その花芽部分だけでも摘んじゃったほうがいいよねえというわけで、痛んだ葉も片付けつつ…(ボツの葉、けっこうあるもんですね。)


収穫。すると、食器洗い用のボールがいっぱいに。

バジルソースにするんだけど、うちのミルサーは葉をそのまま砕くには非力なので、包丁できざんでからオリーブオイルを加えて撹拌してやっとモーターがガリガリといい音と立てて動きました。ふう~。(このときばかりは、強力ミキサーを熱望します。ふだんは必要とする調理を思いつかないので忘れてるんですがね。)

できまた、緑色ソース!
(クルミや粉チーズ、ニンニクは入ってません。食べるときにそのつど追加する方法で。)          

いやあ、なんか凄い色。アオムシがいっぱいはいってそうな気がして、なんだか…ですが。
このソースを発明した人を尊敬しますわ。イカスミソースもですけど。初めて食べたとき、墨汁を口に入れる気がして恐かったのを覚えています。

とかいいつつも、来年はパープルバジルでソースを作ってみたもんだと密かに思っております。色は紫だけど、お味は緑のと一緒に違いない、と予想してるので、それを確かめてみたいのです。友人にこのことを話したら、「ゲッ」っていわれました。
そうかなあ、だって「青シソや赤シソを食べるのと同じようなもんじゃないか」と申したのですが、「紫色のソースなんてやだ」っいわれちゃいました。そうかなあ。

ま、それはともかく、バジルはまだ健在なり。もうあと1,2回収穫できるかなあ。



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