栗を頂戴しました。近所でお借りしている畑で先日拾ったのと同じ木のものです。前回は手のひらにのる量だったので調理は短時間ですみましたが、こたびはこんなに。
どうやったら楽に手早く皮むきができるか。これが問題であります。
とりあえずネット検索してクラシルというサイトさんの「圧力鍋で時短 栗の茹で方 レシピ・作り方」をまねて圧力鍋で茹でることに。
さらに項目を付け加え、「皮にいれる切れ目のつけかた」を2種類にわけて実験してみることにしました。なお、栗はあらかじめ一晩水に浸け、皮を少し柔らかくしておきました。
これはその後です。
【皮のむき方:てっぺんむき】クラシルでは、クリのとがったところに包丁で1カ所切れ目を入れていたのですが、今回は十文字に入れることにします。なお、切れ目はハサミを使ってみたらこわくなくて簡単でした。
その際、まず、厚みの少ないほうに1回目の切れ目を入れます。
その後、あけた穴にハサミを差し込んで十文字になるように追加の切れ目を入れました。
【皮のむき方:
おしりむき】もう1種類は、栗のざらざらしたほう、かりにおしり側ということで、この部分を包丁で切り取ります。(さすがにハサミではできないので、包丁使用。ちょっと恐い。でも、ざらざらのところは柔らかくて滑りにくくわりに楽でした。)
全部のクリを、この2種類の切れ目のつけかたに分けてみました。
こうして「どちらが簡単できれいに皮がむけるんでしょうか」ってことをやってみようと思います。私の予想は「おしりむき」。裁断面積が広くて大きいのであとから皮をはがすのが簡単に思うからです。さて、どうでしょう。
それぞれの切れ目をつけた栗を圧力鍋にいれ、水を入れ(400ミリリットル)て加圧10分、のち自然放置。
さましてから、せっせと固い鬼皮と渋皮をむきます、むきます、むきます。どうしても割れますねえ。どっちもらくちんてわけにはいかんなあと思いつつ。
まだ途中ですけど。「おしりむき」のほうが原型をとどめておるような…
最初、渋皮を爪ではがしていたら、爪の中に栗の破片が押し込まれ痛みが走ってきたので爪の使用を断念。包丁の刃を使ってはがすようにして進めました。
だた、だんだんめんどくさくなり、ふと、「“てっぺんむき”した栗も“おしりむき”してからむいてみたらどうだろう」とやってみたのが右側のタッパーのお品。
おお、原型をとどめる成功率アップ!
つまり、「てっぺんむき<おしりむき<てっぺんむき+おしりむき」という順位となりましょうか。
今後、栗はこの2カ所切れ目入れ方式で皮むきに挑みたいと思ったしだい。
とはいえ、それでもやっぱめんどくさ~。卵の殻むきも苦手だしぃ。
ああ、自動栗皮むき器が開発されたらもっとうれしいんですけどお。