園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年7月13日火曜日

めざせ秋冬トマト

 5月5日にタネまきしたトマト3種。全部で8株あります。

中玉に育つ「Mr.浅野のけっさく」は、株が大きくなるので豪邸のスチロール箱へ。ミニトマトの「プチぷよ」はゴミ箱容器だが、3株のうち育ちが弱々しい1株だけはエアレーション付き(ホームハイポニカぷくぷく)という超豪華ルーム。


とはいえ、スチロール箱が足りなかったので、中玉「Mr.浅野~」の1株はやむなくゴミ箱に押し込みました。
ほかには、ミニの「フルーツゼブラ」(茶色と赤のまだら模様)と「ピッコラカナリア」(黄色)が1株ずつ、おなじくゴミ箱ハウスです。

どれも徒長気味でほっそりさんですが、つい数日前から花が咲きはじめました。

ミニの「プチぷよ」。花数は10個くらいでしょうか。小さいけど花茎がしっかりして丈夫そう。


ミニの「ピッコラカナリア」。あまり普及してない種類だからてっきり花芽も少なかろうと思ってましたが、ふつうに10個あまりついてます。

ミニの「フルーツゼブラ」。こちらも一般的でない種類かと。育ち具合が一番遅くて、花芽もまだほんの数ミリほど。だいぶあぶなっかしい感じ。


一方、中玉の「Mr.浅野のけっさく」は、さすが中玉だけあって花が大きいです。


でも、浅野さんの1株だけ、なんだかようすが怪しいのだ。生長点にあたる中央の茎(薬指の位置にある)が、まるで脇芽みたいにほっそりと弱々しい。むしろ左に傾いてる葉の茎が太いから、これが生長点側の茎かと思うほど。        


まあ、この付近で何かしらのトラブルあったのでしょう。うまくいきそうになかったら、脇芽をとらずにそちらを生かしてまいりますかね。

てなことで、もっか、トマトで極小ベランダが埋め尽くされておるしだい。
もうじき梅雨があけるとか。これからが難関ですわなあ。
なにしろ灼熱の照り返しベランダですからねえ。どうやって壮絶な暑さをしのごうかしらと思うわけです。液肥がお湯になりそ。
う~ん、とりあえず、外用のカーテンでもかけてみますか。あ、どこにしまったんだっけ? いかん、家捜しいたさねば…


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2021年7月10日土曜日

スプラウト作り納め

 ベランダが工事で使えないあいだ、室内でスプラウトを楽しんでました。そして工事終了になるや、さっさと通常の野菜栽培復帰。スプラウトは忘れ去られる運命よ、となる前に、残ったタネを使い果たそう会を開催。それがまあこんなふうになりましたというご報告です。

まずは、ソバ。たぶんわたくしのスプラウトのソバ栽培史上(ほんの数回)最もよろしかったできとなりました。(撮影:7/2)


横からもご覧遊ばせ。おひさまめがけて斜めっております。


もう一丁のほうは、まっすぐ上向き。びっしりはえとります。

タネ袋のグラビア写真にも負けないそろいのいい姿は、オッホン、ひとえにわたくしの努力と根性の賜(=水取り替えてるだけ)かと。

なお、この栽培容器には助けられました。六角形になってるので洗うときに滑り落とさずにすみましたし、ザルの穴がソバにぴったりでこれまた粒がこぼれずいい具合でした。


一方、ヒマワリとダイズは無残。上の緑の容器では根がうまく出ていかないので、黒いポットにスポンジをおいた入れ物でやってみたんですが。なんかどうも、発芽率が悪く、傷む物多し。ポットがビニールだから風通しがよくなかったかも。


ダイズ。すでに本葉でてます。ハハハ


でも考えてみれば、このまま育てて枝豆になっていただくのも有りかも。だってほら、根っこまできれいに張ってるし。

じつはこれまで、枝豆を育てたって私、まともな発芽ができたためしがない。茎が伸びっぱなしの徒長街道まっしぐらですもん。それがなんと根も茎も無駄のない美形なエダマメができておるとですよ。たわわに実るやもしれぬ前途有望なエダマメの苗。むざむざ食べて終わらせていいものであろうか。

どうしよう、食べるか、育てるか。迷います。
結局、食べる方向で。タネ袋を見ましたらば、「大豆もやし(姫大豆)」とありまして、この「姫大豆」という名前からするに、枝豆にしてもごく小さいのしかとれないんじゃなかろうかと、思えるわけですよ。かくして栽培はあきらめたしだい。あ、でちゃった本葉も食べますぞ。

ヒマワリ。ポットから出してみたら、そろいがまちまちで、まだ発芽したばかりのものもあり。なんでかなあ。



ちなみに、ソバも取り出してみると、発芽してないタネがどっさり残ってました。

ソバは、ふだん40グラムくらいのタネまきしているのに、今回は在庫を作らないために残らず全部、たぶん80グラムくらい、一つの容器につぎ込んでいます。

つまりソバは、「ものすごくたくさんタネまきしたから、たくさん発芽して、そろいもよくみえていたが、じつは発芽しない物多し」ということでしょうかねえ。

さてと調理です。ダイズはかじったら双葉が固かったのでお味噌汁の具に。

ソバとヒマワリはサラダで頂きました。お皿にのっけてみると、なんか目減りしますなあ。


美味しくいただきました。ソバは彩りよろしくシャキシャキ。ヒマワリはかみ応えがありおもしろかったです。

てなことで、これにてスプラウト終了。ごちそうさまでした。

ところで、からっぽになったこの容器、どういたしましょ?


とりあえず資材入れの中に放り込んだけど、なんかお邪魔様な雰囲気になってしまってる。

やばい、このまま闇に葬られるんじゃあ…

何かよい使い道はないものか。うーーーーん、もったいないっ。


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2021年7月9日金曜日

シロナという葉っぱ

 こちら、約2リットル入り容器で水耕栽培しております葉っぱあれこれ。このなかに「シロナ」というのがあります。


これです。コマツナのような、でもコマツナでないような。なんでも、巻かないハクサイの仲間だそうな。(「サントウサイかハクサイ+タイサイ」らしいです。)

一つの容器にシロナ1株だけ植えとけばいいものを、容器が足りないもんで、下記の右側のように何株もつっこんだままとか、左側はシソと同居させたり、じつにぞんざいな扱いしてます。


それでもそこそこ大きくなってくれました。けど、虫食いありよ。


住んでいるマンションの大規模修繕工事で、養生用ネットが張り巡らされている間は虫なんていなかったけど、外されたとたん、どっかからわいてきましたがな。シロナに限らずバジルもルッコラも葉が穴ぼこ被害にあっとります。もうね、日々ギランギランのまなこで捕獲に精力つぎ込んでおるんですが、ヤツのほうが上手。ふう…


ま、でも洗えばウンチクンは落ちるし、熱湯でゆでればヤツもタンパク質として補給できるんでよしとしましょう。

こちら、湯がいて絞ってお皿にのせたところ。加熱するとだいぶちんまりしますわなあ。


とはいえ、コマツナよりも茎の部分がわりとしっかりしているとみえて、食べ応えがあります。満腹度高いかも。クセはなし。さっぱりといただけました。お揚げと一緒にお出しとたいてもよいかも。
よおし、タネがまだあるので、また植えてみましょ。3月~11月まで随時タネまきできるそうですし。ただし、畑では虫対策がめんどくさそうだから、ベランダ推奨ですな。


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2021年7月8日木曜日

シソのお初収穫

 バジルにひきつづき、シソも育ってきました。タネまきは5月5日。水耕栽培です。


しめしめ、もっとたくさん葉っぱをださせようじゃないか。というわけで、茎の脇芽のでているすぐ上付近をプチプチ折る。食べられるブーケができましたぜ。


けっこう大きな葉もありました。


こちら、アフター姿です。ショボンな感じになっちゃったけど、新しい芽がでてくる、はず、ですよね?

根っこをのぞいてみた。ありゃま、色がグレーなんだが…だいじょうぶかいな。

根にさわった感じはしっかり固めなので弱ってるわけでもないようです。シソの根ってこんな色で推移するんだろか。よくわかりません。

さて、摘み取ったシソを何につかおうか?
せっかく新しいのがたくさんあるのだから、ちまちま薬味にするより、ドーンと一気に使ってしまおう。
ペペロンチーノにドサッと放り込んでみた。

じつにけっこうなお味です。トウガラシは、昨年近所にお借りしている畑で収穫・冷凍しておいたものですが、辛みがキリッと立ってました。
でも食べたら全部なくなっちまった。うえーん。育つまでは長いけど、食うのはあっちゅうま。おーい、次の収穫はまだかいな?


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2021年7月7日水曜日

バジルお初収穫

 バジルの「ボロッソナポリターノ」が大きくなりました。タネまきは5月5日。水耕栽培です。(撮影:7/5)


このたびは,、栽培容器を2リットルのペットボトルから食品保存用のプラ容器(ダイソー/ロックパック/2.6リットル/ブログ内関連記事はこちら)にしてみました。そのままだと半透明なのでフェルトでカバーを作って遮光してみました。


とはいえ、フェルトはアルミホイルほど遮光率はよろしくないだろうし、うまくいきますかねえ。

蓋持ち上げてみる。おっ、根が白い。液肥も透明。よしよしいけるかも。

根元を見たら、一鉢に4本も植わってました。いかん、まん中の2本は切り取っておこう。


ついでに摘心も。

切ったものは、今年度のバジル初収穫ブツ。デカいです。バジルには見えませんわなあ。

このバジルは毎年育ててるけど、うちではこんなオバケサイズになるのは最初だけで、次回からはもうちょっと小ぶりになります。ボロッソナポリターノというのは大きくなる品種だそうですが、このサイズが普通かどうか、およそのと比べたことがないのでわかりません。

あちこち剪定したらこれだけありました。この分量だとサラダにちょいのせする感じでしょうか。

とりあえず1組を夕食に作ったピザにのせようと思うけど、どんなふうに飾ったもんだか。

ま、いいやね、てきとーで。食べれば一緒だし。

お味は、うん、バジルですなあ。あたりまえか。香りもちゃんとバジル臭。ああよかった、どうやら今年もバジルを楽しめそうです。ウヒョヒョ

なにしろ今年は、住んでいるマンションの大規模修繕工事が2月からスタートし、6月頃までベランダが使えず、夏野菜栽培がすっかり遅れてのスタートでした。また、ベランダの片付けついでに栽培容器も変更したりして、それがどんなもんだか試作状態。焦りつつだいじょうぶかいなの日々でありまして。

ともあれ、すこしずつまたベランダで遊べそうであります。うれし。


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