園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年9月23日金曜日

エアーありキュウリ終了

 ちょいと野暮用で旅行しておりました。旅にでてもめったにお土産など買ってこないのですが、新幹線駅での待ち時間が長すぎたもんで珍しく立ち寄ってしまいました。

さて、私はどこへいったでしょう? の品揃えであります。


答えは、岩手県盛岡市。「ふかひれ」はお隣、宮城県気仙沼市のお品です。お土産って、当該の県のものだけじゃなくて、お隣の県のお品も置いてあったりするんですねえ。知りませんでした。

さて、帰宅してベランダ点検。ミニキュウリ「半白きゅう太郎」(水耕栽培/エアレーションあり)がどうも生長してないんじゃないかと気がついたしだいです。

だって、あんなに雌花が咲いていたはずなのに、ちっとも実が大きくなってないんだもの。


なら、もうしょうがない、やーっと、株をばっさり始末しちゃった。

雌花はいっぱいついてるんですけどねえ。

実が大きくならず、しぼんで朽ちているんです。

毎日見ていると、明日こそは大きくなるか、昨日よりちょっとはふくらんでる気がすると期待ばかりふくらんでたんでしょうね。こうして家をあけて戻ってみても、やっぱり変わらないのだと現実を受け止めました。うううっ

というわけで、バッサリでありました。

ほかにも、弱ってる現象あり。生長点付近はことに柔らかいはずの葉が凍ったみたいにカチカチに固くなる「落下傘」(だったかな?)状態だし。


うどんこ病さんに襲われてるし。


根だけは、タワシみたいにごわっと固くてお元気そうだったんだけどなあ。


かくして、キュウリ時代、終わりましたなあ。

なお、肝心の収穫量ですが、この前撤収したエアレーションありの株と無しの株を比べてみると、

エアレーション無し→14本

エアレーションあり→11本

えーっ!なんで? 
エアレーションありのほうが枝葉がしっかりしてたし、数も多かったのに、収量じゃ負けてるって…

というかあまり変わらない、ともいえそうな近い値ですがね。

理由はわからんけど、結果がそうなのだからしかたがありません。

てなことで、来年のキュウリ栽培、どうしますかねえ、なのだ。

・とりあえず、枝葉をよく茂らせたいから、エアレーションの器具をもう1セット用意。(設備は増やさないと固く誓ったのだが、この際、忘れたことにしましょーっと。)
・品種は別のにして(どれもさして変わらないかもしれんけど)。

・種まきは、今年と同じ7月21日あたりで。

ってことで、ためしてみようかなあと思ってます。


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2022年9月19日月曜日

紫キャベツの植えかえと台風対策

紫キャベツ「キャンディーレッド」。種まきは7月21日。
ベランダの手すりに設置しているのですが、台風の風であおられ、倒れそうです。なんとかしてやらねば。とりあえず、手すりから下ろしてどうしたもんかと思案。(栽培容器は、2リットル入りのプラ容器。)


このまま手すり上部に設置すれば辺りにさえぎるものがなく最も陽当たりがいいのだが、葉っぱがこんなに横広がりな姿になってはバランスが悪い。かといって、床置きでは周囲のなにかしらで陽当たりがちと弱くなるわけで。

結局、安定した場所優先と考え、床置きにし、植えかえもやってしまうことに。

プラスチックのゴミ箱容器(約4リットル入り)と、穴をあけた植木鉢用皿をセット。(あ、皿が大きすぎてゴミ箱容器にきちんと収まってないとか、どうか気にしないでくださいましな。ぴったりとはいかんのよ、全部百均さんの別々のコーナー御用達のお品ですんで。)


2リットル入りのプラ容器からキャベツの苗を引き抜き、ゴミ箱容器に設置。根は20㎝程度で小振り。プラ容器でもまだ大丈夫そうなくらいではありますが。


ゴミ箱は、1容器あたり4リットル強入ります。液肥を計量しつつ、キッチンの水道まで行ったり来たりしながらベランダまで運ぶのがちょいと面倒。
ま、でもできましたあ!

ん? けど、ベランダを移動させようとすると、お、お、重い!

そりゃそうだ。4㎏以上はあるんだもの。腰が危ないです。

そうだ、たしか、あれがあったはず。あれ、あれ、なんていうんだっけ?

自在車のついたやつ。そう、カタカナで、キャスター。前に百均屋さんで買ったんです。値段は百円じゃなくて、1個200円だったかな。これよ、これ。


このキャスターの上に苗の入ったゴミ箱容器をば持ち上げて置くのだが。ここ要注意。うっかりすると腰にくるからね。膝を曲げてかけ声かけて。よっこらしょ! これを3個分だから3回。

でけた!


これならベランダ床をそれこそ自在に移動できるってもんです。

だが、一つ気をつけねばならんことが。自在すぎて止まらない。ストッパーがないから、ゆるやかだけど傾いているベランダ床の上を、スルスル~ッと溝側に行っちゃうのだ。これが泣き所。

まあ、そんときは、なにか、木片とかストッパーになるもんを噛ませておけばなんとかなるでしょう。(ここまでが昨日、9/18。)

さて、もう一つの気がかりは台風のゆくえ。時折突風が吹いたり強い雨があったり、急に日が照ったり。

ベランダ野菜は、とりあえず、昨日夕方、すべてフェンスから離して室内側に寄せて床置きにしました。


キュウリも上から吊っている紐ごと室内側に結わえ直し。

ネギやチコリも床に。

くだんのキャベツはこのあたりに。

きょうは19日。雨は今のところ振ったり止んだり。ただ風は夕方からずーっとひっきりなしに風が鳴っています。夜中までつづくんでしょうか。どうか、どちらさまもご無事でありますように…


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2022年9月17日土曜日

ミニキュウリ1株終了

 全部で2株のミニキュウリ「半白きゅう太郎」。エアレーション無しの株の若い葉っぱが固くなってました。なんでも、この症状を「落下傘葉」というんだそうな。


原因は、「日照不足や低温が続き、その翌日が晴天高温になると、蒸散によるカルシウムの補給がつづかなくなるため」(タキイ種苗さんのサイトより)だそうな。

このところのお天気具合からするに、ぴったりでしょう。日中は28度をこえる暑さだが朝晩は涼しくなってきてますしねえ。

しかたがありません。撤収ですわ。

でもその前に、見納めの勇姿をパチリ。写真下の左側がおしまいにする株です。なお、エアレーションありの株はまだその兆候は見られないようでほっ。けど、時間の問題かも?


こちら、切り取った枝葉。前回主枝をとったので、側枝(わき芽)のみです。こうしてみると、葉がやけに小さいし、なんか貧弱。

根っこは、固くてしっかりしてました。ヘチマみたいに、乾かして丸めたらタワシができそうな雰囲気ではあります。

はい、これにてミニキュウリ1株終了。
種まきは7月21日でした。収穫量は、全部で14本。ごちそうさまです。
残り一株、まだもつでしょうか。どうですかねえ。

【余談】
今日は、友人らと近所にお借りしている畑の作業日でした。畑は、空中をトンボがいっぱ飛んでて、足元はイナゴがぴょんぴょん。もうあき~~~って感じ満載。草もはえてましたが、先週よりはぐっとおとなしい生え方になってて、だいぶ楽でした。

お隣の畑でいつも立派な野菜を作っていらっしゃるHさんから、「ピーマンと甘とう美人狩りをどうぞ」とお誘いいただき、こんなにどっさりとらせていただきました。


写真手前のシシトウとナスだけは、われらの畑でできたもんなんですが、だいぶとこじんまり、おちいさく見えます。ハハハ

ジャンボピーマン、甘とう美人、シシトウを、手にとって並べてみました。
ジャンボピーマン、でかっ!

これ、とっても美味しいです。ピーマンが苦手な友人も「おいしく食べられた」っていってました。
「イチゴ狩り」やら「ミカン狩り」というのを一度もしたことないんですけど、いやもう、ピーマン・甘とう美人狩り、ほんに楽しかったです。
これからも、農作業のあれこれをHさんに教えてもらえたらいいなあと思ったことでした。


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2022年9月16日金曜日

キュウリの背丈を変える

 早朝。ベランダのミニキュウリ「半白きゅう太郎」を眺めていたら、なんかどうも気配がする。


まちがい探しの図にありそうなところに、それはいた。キュウリの茎にも見えるのだが、なにかがへん。ここに茎があるのは、へん。

近づくと、いましたね。カマキリ。ひもの向こう側に隠れるように回り込んで隠れているつもりらしい。


当方、マンションの上階ですが、よくぞまあ、こんな高いところまでお越しで。

カマキリはその後もご滞在で、もしや卵を産んでいくんだろか、卵がかえるまでどうやって保管しておいたものか、このキュウリはもうじき片付けるし…と案じていたけど、昼過ぎになったら姿はなく、杞憂に終わりました。

ではでは、安心して作業にかかれます。きょうはキュウリの背丈を低くしました。

こちら、作業前の株姿。
14日の写真より。てっぺんの横棒に届きそうな勢いのつるもあります。


作業後。ちょっと背丈が下がりましたかね。これで少しは茎の中の液肥の循環が楽になるんじゃないかと思うのですが、どうでしょう。


作業は、わりと簡単でした。上から吊っている紐を下ろすのと、下にたまったキュウリのつるを巻き取ればいいわけで。

こちら根元で、クルンとつる(茎)を丸めたところ。ちょっとイガイガが痛いけど、できましたあ!


これ、「ツルおろし」っていうんでしたっけ? もしも網のネットで育てていたら、ツルおろしは大変だったろうなあ、とぞ思う。

さてと、そのあとはゆっくり、花見といきますか。エアレーションありの株は花盛り。

なかには、一節から3本も雌花ができていたりして、にんまり。

でもな、これが全部「実」になるとは限らんのだよ。こんなふうにふくらんでくれればいいけど。

黄色くなって、ふにゃふにゃとしぼんでしまうのが得意な当ベランダのキュウリ。

それにしても、この黄色がまあなんとも美しや。
秋のお花見ってのも、なかなかによろしいかもぉ。
(あ~あ、晩飯用に、キュウリ買ってくるか。)



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2022年9月15日木曜日

葉物をめでる

 9月7日に種まきしたレタスやカラシナに本葉がでてきました。

こちら、レタスの「レガシー」。パリッと固めに巻くレタス、になってくれるはず。たのしみです。


ほほう、本葉はこういう形になりますか。そうですか。


同じくレタスの「パリグリーン」。わりと柔らかい感じで巻かないレタスです。


なーんか、レガシーとあまり変わらんなあ。ま、どっちもレタスですからね。


ワサビナとカラシナの「コーラルリーフプルーム」です。


ワサビナは、葉の先がイガイガしてるんですね。

カラシナ「コーラルリーフプルーム」は、前回育てたことがありまして、葉が赤紫で茎が黄緑色になってましたけど。今は少し紫色がかってますかね。

葉物は、まだ暖かいおかげか順調に育ってて、日々変化あり。ながめるのが楽しみであります。
全体に若干徒長ぎみだったので、バーミキュライトを根元にパラパラのせておきました。


そうそう、ミニキュウリ「半白きゅう太郎」も見ておこうじゃないの。
エアレーションありの株の側枝にずらりと並んだ雌花。ところどころ2本とか3本とかもあったりします。これぜーんぶ実になってくれたらうれしいんだけどなあ。
あ、一節に2本とはいいません。せめて1本でいいから、うまくいってくれたら…
まあねえ、例によってこのかた、実が小さい家にしぼんでしまう特技がありますんで、あまり期待しないでおきましょーっと。



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