園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年5月21日土曜日

紫カラシナの色をめでる

 長い名前のカラシナ「コーラル リーフ プルーム」。種まきは3月11日。水耕栽培で全18株あり。今、少しずつ摘んではサラダにのせて楽しんでいます。

5月19日。少しずつとは、ほんとにこんな一握りもないくらい。それぞれの株から1~2本の葉をかき集めてのことです。


5月21日。収穫は、ケチケチ作戦で毎日ではなくて、2日おきぐらい。毎日なんてもったいなくてできまへーん。

ところで、どの株もみな狭いベランダにあるのに、葉色はさまざま。こちらの一角は緑色に近い色味になってます。

これは紫組と緑の半々ぐらいでしょうか。

こちらが最も紫色っぽいですかね。葉のサイズも大きいです。たしか最初に発芽して生長も早い組だったかと。

まあなんです、紫というより海藻のワカメ色って感じがいたしますがね。

そして、お味はカラシナなのに、ほとんど辛くありません。5月始めの頃はピリッと際立つ辛さだったんだけどなあ。いまやミズナに成り下がってしまったというか。色味のやばいミズナといいますか。

とはいえ、茎は鮮やかな緑色なのがうれしいし、歯触りシャキシャキでたいそうよろしです。

もしも種を秋まきにしたら、気温が低くなるわけで、またちがった風味に仕上がるのかもしれません。

今、葉物の収穫はミツバと、このカラシナだけなので、そばを通るときは葉を折らないよう細心の注意を払う(といっても、ベランダ狭いから無理なんだけど)努力はしつつ、だいじだいじにしてますのさ。

こんなちまちま収穫作戦やらで、なんとか少しでも長持ちさせたいと願っておるわけですが、じき暑くなったら一発アウトになる気もする。ううう…


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2022年5月20日金曜日

トマトやれやれ初収穫

 狭い狭いベランダに、トマトを全部で5株(あと1株は写真からもれてる)も並べております。種まきは今年(2022年)の1月1日。今やベランダの相当部分を占めるお邪魔なジャングル状態。


そして、上記写真右から2本目(中玉トマト:Mr.浅野のけっさく)が、もっかの注目の箇所であります。1段目あたりにあるのが、ぼちぼちよろしいんじゃないかと思うのですが、どうでしょう。


下のこれなんですが。上にある2個をいただこうと思います。



それと、もう1株、ミニトマトの「シュガリーテール」(芯まりタイプ)。これの1段目。

これも2個、いけるんじゃないかなあと。

ま、食べてみたらよろしいわけで、以上4個を収穫。プチ、プチ、プチ、プチッ!

こうして並べてみたけど、2種類とも色にちがいが感じられませんねえ。
浅野は赤味があり、シュガリーはピンクっぽいらしいですが。

さてと、体重測定をしてみますか。種のサイトさん(渡辺採種場)によれば、中玉:Mr.浅野のけっさくは「Ⅰ果重30グラム程度」だそうですが、当ベランダ育ちは、どんなもんですかねえ。

Mr.浅野のけっさく、1個目。33.9グラム。

Mr.浅野のけっさく、2個目。44.2グラム。

おお、基準値超え。珍しや。当ベランダ浅野さん栽培史上初かも。こりゃ明日は嵐にでもなるんじゃあるまいか。

一方、ミニトマトのシュガリーテール。お初栽培です。こちらは種のサイトさんに重さの表現はなかったので、基準値はわかりません。

シュガリーテール、1個目。17.9グラム。

シュガリーテール、2個目。ガクがとれちゃってますが、18.5グラム。

てなことで、なんかよくわりませんけど、めでたくお育ちになったということで。ともあれ頂きましょうぞ。


いずれもうまし。シュガリーテールはお初栽培だったのでどんなもんやらと心配しておりましたんですが、「あまっ!!!」「砂糖かあ?」って感じ。こういうお味だったんですねえ。お菓子な風味。すっぱさもあるみたいだけど、甘さが勝ってる。なるほど、シュガリーでした。

Mr.浅野のけっさくは、雨続きだったのでどうかなあと思ってたけど、しっかりお味がのってます。甘味あり、すっぱさあり、お出し味あり。じゃっかん皮が固めかな。
糖度計で測定もしてみたんですが、計器が不調なのか、私が見方をよくわかってないためか、記録できず。次回までには勉強しておくとしましょ。

【感想あれこれ】
はあ、やれやれ、ホッです。種まきから138日。ということは、1か月を30日として割ると、ざっと4か月半のちに初収穫したことになります。長かったなあ。
ことに、青い実ができ始めてからの期間が長く感じられました。

今年は、アブラムシがまったくみられず、ヒヨドリも来ず、幸運だったように思います。
しかし今後は太陽が真上に来るため、南向きの当ベランダには直射日光が1~2時間ぐらいしかあたりません。そうなれば、トマトはしだいに徒長したヒョロヒョロ苗に衰弱していくことでしょう。
そしたらお次は「切り戻し作戦」。枝葉を切り落とし、めざせ秋トマトでまいろうかと。
けど、それもあやういとなれば、すでに手は打ってありますのさ。

こちら、次世代トマト苗!
シュガリーテール(3/13種まき)1株と、Mr.浅野のけっさく(3/27種まき)2株。

つまり、こうして時期をずらして育ててみようってわけです。

でもでも、これだってあぶないかも。最終手段は、6月中にまた種まきすればなんとかってシナリオを考えております。なにしろ種はまだまだあるわけで。ありがたや種。買うときはけっこう高いなあって思うけど、失敗してもまたやり直せる勉強代金含む、ということで買っちゃうのである。ハハハ


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2022年5月18日水曜日

ミニキュウリなんとか収穫

 ミニキュウリ「半白きゅう太郎」は、もっかうどん粉病のまっただ中である。梅雨めいたこのところのお天気であるかしょうがないやね。

ミニキュウリは3全部で株。それぞれ栽培容器が異なり、「ざるに苗を入れて底面に液肥を吸収するタイプ」と「液肥を入れたごみ箱容器に苗が植わってるタイプ」と、「エアレーション装置付き(「ホームハイポニカぷくぷく」)の苗です。


うどん粉病で一番ダメージが大きいのが、ざる育ちの苗。それでも、なんとか収穫サイズ近くにはなってくれたようです。

3個とれたあ! 


もうちょっと大きくしたかったけど、株が弱りそうだったんで収穫を早めました。

その後、実がついていた茎を切り取りました。

だって、こんな真っ白なんだもん。


切り取った茎の下には脇芽あり。今後は、こちらの新芽に期待したいところなんですが。なんだかなあ…すでに白い粉の嵐だし。


収穫した3個は、軽く塩でもんでガブリ。おいしいなあ。うんうん。

このキュウリは、今のところ雌花ばかりで雄花はまだありません。おかげで種ができてません。まあ、食べやすいからいいでしょう。

てなことで、満身創痍、前途遼遠ではありますが、節々には必ず雌花が1~2個ついてくれているので、もう少したのしめるかなあと、あわ~~く期待しておるしだいです。


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2022年5月17日火曜日

トマトの実見物

 初収穫はまだかまだかと待っておるわけですが、それがなかなかでして。

今年2022年1月1日に種まきしたトマト2種類。ミニの「シュガリーテール」1株と中玉の「Mr.浅野のけっさく」3株。水耕栽培です。


上の写真で右から2本目のスチロール箱育ちの株がもっかの注目箇所。その1段目が色づいてきて、もういいじゃないかなあと思うわけで。

中央の実はOKかなあ。でも1個だけじゃああんまり食べた気がしないんだよね。となるともう1個、右側のも一緒にとりたい。となると、まだもう少し待たねばならん感じだよなあ。

だったらいっそのこと房取りに挑戦しようかしら。あ、でもそんな長期間、我慢できんでしょう。のんびりしてると、鳥さんに持ってかれちまうかもだし。

今年のトマトは珍しく節間が短くて、すぐ隣りぐらいに次の段ができています。お天気がうまいことトマト向けだったのかもしれません。


ちなみに、こちらはプラスチックの箱の株ですが、こちらも節の間隔が狭め。粒はスチロール箱の株のものより小さいみたい。粒のサイズは、株によるのか、栽培容器のちがいなのかはわかりませんが。

一方、お初栽培のミニトマト「シュガリーテール」は、「芯どまり」という性質があり、脇芽をとらない仕様だそうで、もうあっち向きこっち向き大暴れ。紐で吊すも追いつきませず。

でも、花芽がほんとによくできて、これお得ですわあ。

こちらも実はかなり赤くなってきました。赤というかピンクみを帯びた色合いです。

このシュガリーテールも2個一緒にとれるまで待ってみますか。
てなことで、収穫、おあずけ状態で、がんばってみますか。

2022年5月15日日曜日

種まきから2か月後のとんがり紫キャベツ

 3月11日に種まきしたキャベツ「キャンディーレッド甘藍」(小林種苗)。「甘藍」て、「かんらん」と読んでキャベツの意味だったんですねえ。家で育てるまで知りませんでした。

このキャンディーレッドは、紫色のとんがったキャベツになるんだそうです。

3株を水耕栽培しています。


この3株、くるっとこちら側に向きを変えると…

ガラリ雰囲気が変わって、葉がうっとうしいくらい広がって茂ってました。


お日様に向いている側とその反対側で、こうも違って見えるとは。いやびっくり。

せっかくだから、フェンスの柵からとりだして1株ずつ眺めてみることにしました。

紫キャベツその1:葉の形は丸かったり細長かったりもするんだね。


紫キャベツその2:深い緑と紫色の中心に赤紫の葉脈。なにやら血管の用にも見え、不気味感がありますなあ。

紫キャベツその3:これが一番大きな葉になっています。


こんなに広がっているのだから、根もさぞかし伸びているんだろうなあとのぞいてみましたらば、それほどでもないようです。

まだこの小さい栽培容器でもだいじょうぶかな。もっと茂ってきたら、プラスチックのごみ箱容器に植えかえてやらねば。
さて気になるのは収穫時期ですが、種袋記載の記事によれば「定植後、約70日で収穫期に達する」そうです。
当ベランダの場合は、どうなるんでしょう?

中央部分をのぞいてみるに、巻きが1㎝にもなってないよなあ。前途遼遠か。


種袋のキャッチフレーズは「従来のレッドキャベツの常識を破った良質で柔らかなおいしいキャベツ!」だそうですよ。

そういえばレットキャベツって、小さくてお高いからめったに買ったことがありません。そんなんであまり食べてないから「常識」もないのだけれど、「固い、おいしくない」というのが一般的ってことなんですかねえ。
種袋の裏面にも、「葉質は特に良質で柔らかく甘い。生食用」とあり。
品種改良のたまもの、なのかもしれません。

とはいえ、当ベランダ育ちとなると、水耕栽培だし、コンクリートの床で暑いし蒸すから、すんなりいかんだろうなあと思われます。固いわ、まずいわ、でも、なんとか形になってくれただけで上々…「細かくミンチにしてでも食べてやるわい」と、今から覚悟だけはしてますのさ。


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