園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年4月11日月曜日

トマトの水耕栽培容器

 水耕栽培用に使うスチロール箱が痛んでしまったので、プラスチックの「バックル付きツールストッカー」なるものを買ってきました。そのままじゃあ使えんので、その加工をいたさねばです。

といっても、ふたにハンダごてで穴をあけただけの簡単なものです。ちと波打ってますが。

穴ぼこにトマト苗の入った黒い穴あきポットをさしこんで。


おお、無事、入りました!

このサイズが問題で、大きすぎたら水没しちゃうし、小さけりゃはいらんわけだし。
よしよし、これでよし。

ふたの裏側をのぞくと、黒い穴あきポットが7㎝くらい出っ張っています。根がまだ充分育ってないみたいなので、ポットの底も2㎝くらい液肥の中につかっているほうがいいかなあ。

この容器は、全部で21リットル入るそうですが、今回は19リットルくらい入れたように思います。

ストッカーの下には、痛んだスチロール箱のふたを取り置いていたので、それを敷いてみました。じかに床だと照り返しであつくなるかもしれないので。

てなことで、設置終了。液肥運びが大変だったけど、やれやれです。
ストッカーの両隣にもトマトあり。右側の銀色の栽培容器は、まだ痛んでいないスチロール箱です。

ストッカーの苗(中玉トマト:Mr.浅野のけっさく)は今、1段目に実ができはじめています。

左隣りの「シュガリーテール」も同じく。


このところぐっと暖かくなって、いや、かなり暑くて野菜が育つのもぐいぐい進行。
おかげさんで植えかえものが大忙し。まだまだつづきそうです。


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2022年4月10日日曜日

キュウリの水耕栽培法3種

 ミニキュウリの「半白きゅう太郎」。水耕栽培の栽培容器を見繕ってきたのがおとといでした。お次は、その装置作りです。ブログ「いつでもレタス」さんの方法をまねさせていただこうと思います。

まずは、バスケット。底面と横の一部には穴があいていたけど、この横部分には穴がなかったのでハンダごてでいくつか穴をあけました。これで、空気の通りがよくなるといいなあ。


バスケットというか、穴だらけだから、もはやこうなるとざるですな。キッチンのゴミ入れ用不織布にバーミキュライトを入れつつ、キュウリの苗も植え込んで先ほどのざるにのせました。外側の長方形の容器の底には液肥もちょいと入れてます。

とりあえず、これで底面から液肥が補充されることになるのかな。

けれどこのままではいずれ液肥が枯れてしまうから、新たに補充する工夫がいります。そこで、ペットボトル登場なのだ。ボトルには液肥を入れてあります。


そうそう、ボトルの底、下から1.5センチくらい上のあたりに、ハンダごてで直径7ミリくらいの穴をあけましたぞ。


えーっと、これでいいんでしたっけ?

これで、「液肥がへっていった分、ボトルから補給される」はずなんだけど、ど、どうでしょう? うまくいきますかねえ。

ま、やってみましょ。

てなことで、キュウリは下記の3種類の栽培方法でのぞもうと思います。

左端は、先ほど作った「ざる方式」。中央が「ごみ箱」。右端だけが電動のエアレーションありで、市販の「ホームハイポニカぷくぷく」です。


さあて、お育ちの具合はどんなもんですかねえ。そもそも苗の育ち方が一様ではない(まん中が一番よく育ってる、その次が右、しんがりが左です)のでスタートが異なり比べようもない気もしますが、まあだいたいってことで、様子をみていきたいと思います。

私の予想では、通気性の良さで一番良く育つのが「ざる」だと思うんですけど、どうですかねえ。

【余談】

9日の土曜日。友人らと近所にお借りしている畑に出動。この畑の管理人さんは、私たちの畑のお隣で作物を作っておられ、さらにシイタケの栽培もなさっていて、たくさんできたからとおすそ分けしてくださいました。

それがまあ、なんとでかいこと!一番大きいのがこんな。お見事なり。

網焼きしてお醤油たらり。う~ん、うまっ。ごちそうさまでした。


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2022年4月8日金曜日

栽培容器を手に入れる

 このところ栽培容器破損問題(といっても、ようはスチロール箱が2箱古くなってひび割れただけのこと)でおろおろ。暖かい陽気で野菜はどんどん育っているから、急ぎ大きな容器がいります。夕べは布団の中でネット行脚。どんなものがよさそうかと検索・検討。さらにそれが近所のどこのお店にあるかも調べ、先ほど手に入れてきました。

そして、こちらが本日のお買い物品一式です。


一番大きい入れ物が、こちら。枝葉が大きくなる中玉トマトの苗用にしようと思います。これと同じ程度の容量のスチロール箱は約700円だったので、お値段からすると、その2倍長持ちしてくれたらうれしいのですが、どんなもんでしょうかねえ。

ふたをどけると、中はこんな感じ。お店での箱をかぶってみましたらば、蛍光灯の光は入ってこなかったので、遮光はおそらく合格かと。(他のお客様にジロジロ見られました。ハハハ)

白い持ち手付きの歯、「ハンディーバスケット」というものだそうで、シャンプーやソープを持ち運ぶときに使うらしいです。これがちょうど、キュウリの苗を入れて外側に液肥を満たした箱を置いて使う装置にいいサイズでして。隣りに補充用の液肥を入れたペットボトルが置けるんですねえ。
ブログ『いつでもレタス』さんの水耕栽培の方法をまねしてみようと思ってます。

茶色の箱は、下の入れ物だけを買ってきました。ふたはしばらく前に手に入れており、穴をあける加工もしてあります。今回買ってきたのは、こんなふうに低い高さのが欲しかったからなんです。このサイズだと、葉物野菜がちょうどいい感じですかね。


これより深いタイプのも持っているのですが、これはちと問題ありでした。深さがありすぎて水圧で箱の横の口部分が広がり、ふたがうまく閉じなくなってしまうんです。
そこで、同じサイズの容器を2個重ねて厚みをもたせてるとかなり改善。使えるようになりました。

なお、この深さはいいこともありまして、ゆとりがあるので根が大きく育つみたいです。


おかげでレタスのパリグリーンが絶好調。ずいぶん長く収穫できています。これはきょうの分。ありがたや~。

明日は、さっそくコンテナ類に穴を開ける作業と、植えかえになりますかね。

きょうはいいお天気でした。買い物ついでのお花見たのし。しかし、ちと遠いホームセンターまで自転車で行ったので、お腰がだいぶくたびれました。よく眠れそうです。


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2022年4月7日木曜日

ホームハイポニカに出場願う

 昨日、水漏れしたスチロール箱の件で、新しく栽培容器を見繕わねばならなくなったのだが、そういえば、家にはこれがあるじゃないかと取り出したのが、「ホームハイポニカぷくぷく」という水耕栽培用の容器。エアレーションを使うので電気代はかかるのだが。(100円/月)


けれども、一つ問題がある。ふたの中央にあるこの穴ぼこに苗が入るかどうかなんだなあ。


「根があまり育っていない苗」でないと、くぐり抜けそうもないわけだし。
で、選んだのがこちらのミニキュウリ「半白きゅう太郎」。根がちょびっとだけだからなんとかいけるかも。

さすがにこのままじゃあ無理でしょう。まず穴のあいたポットから抜き取り、水の中でバーミキュライトを洗い落としました。何度か水をかえて、これぐらいまで落としました。ど、どうかしら?


そして、こちらのプラスチックの入れ物に挟み込みます。途中が割れているので、


苗の茎にスポンジを巻いて、このプラスチックの入れ物に挟むのに便利にできてるんであります。ほらね、うまいこと収まりましたぜ。これなら苗の茎が大きくなってもそれなりに対応してくれそうです。


それから、このプラ容器付き苗を白いふたの中央の穴につっこむ。
無事、おさまりました。イエーイ!

ふたをめくると、根がでています。この根がやがて大きくなって広がって、白い中ブタの上に漂うように育っていく、はず、であります。


さらにこの栽培容器の一番下の底では、ぷくぷくと空気が泡だってでているという寸法。

よかったあ、これまた無事エアーがでてきてくれて。古くなるとこれが詰まってでなくなったりするみたいで、この瞬間がドキドキもんです。

かくして、キュウリ用の栽培容器はこの「ホームハイポニカぷくぷく」という装置でやっていけそうであります。やれやれ、新しく買わずにすんでよかったですわい。

ところで、キュウリのとなりのトマト苗なんですが、じつはこれ、昨日スチロール箱に植えかえてホッとしたのもつかのま、きょうになって、ベランダ床にじわわ~んと液肥が流れ出ているのを発見。
えーっ、またあ! はい、またスチロール箱みずもれ事件発生とあいなりました。

というわけでして、結局またもとのごみ箱容器に移しかえたというしだいです。
あ~あ、スチロール箱、無念。
丈夫な栽培容器をはやいこと手に入れなくては。急げ急げ…


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2022年4月6日水曜日

ネギとスティッキオ終わる

 分けつする「ちゃんこネギ」は、去年の8月20日に種まきしました。3個のプラスチック容器で水耕栽培しており、この春になってぼちぼち収穫開始。2個はすでに刈り取り、最後の容器に取りかかろうという段になって…


根元付近に、閲覧注意の黒いアブラムシ軍団がおでまし。どんどん増えてます。

もう、毎年これだもん。苗を水で洗ってもどこかしらに住み着いているらしく、じきにウロウロしだすんだよなあ。

降参です。全部撤収。全長80センチくらいでしょうか。根元の白いところを伸ばすために巻いていた青い厚紙約33センチよりちょっと短いくらいには白くなったようです。


ここまで白くするのに、種まきから7か月あまり。はあ、ずいぶん時間がかかりました。次回栽培のおりには、この紙巻き作戦はほどほどにして、アブラムシの餌食にされる前にとっとと収穫してしまおうと思います。

暖かくなると、ネギ坊主も出現しちゃいますしね。


この3個目の容器より先に根元5センチくらいの残して収穫したネギにも、もれなくネギ坊主さん付きです。


てなことで、ネギぜーんぶ撤収。

ついでに、スティッキオもおしまいにします。


根元がだいぶ固くなってきてしまったのでね。それでも、かじると甘くてお菓子みたいな感じ。なんか不思議なんだなあこれが。

てなことで、プラスチック容器がたくさんあきました。洗って、干して。

容器外側にかぶせてあるフェルトのカバー(ポリエステル100%/百均屋さん)もざっと水洗いして干しました。


洗い物いっぱいだったけど、お水が冷たくないのがありがたいです。

これにて一件落着、かな。あしたは、洗った容器に植えかえしなくっちゃ。

春は忙しいなあ。



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