園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年3月15日火曜日

1月種まきトマトに花

 こちらのトマト3株は、円柱のごみ箱にてエアレーションなしの水耕栽培です。種まきは、今年(2022年)1月1日。夜は室内で、日中はベランダに並べてます。


最初の花芽が咲きそうな気配。中玉の「Mr.浅野のけっさく」です。

種まきから3か月あまり。こんなに早く咲くものでしたっけ?びっくり。

もう一丁、ミニトマトの「シュガリーテール」も花芽がふっくらしてました。こちらは、先端に花芽があるだけで、その先に葉や茎になりそうな芽がみあたりません。なるほど、こうなるのを「芯止まり」というのでしたか。


「じゃー、その後は花芽がどこにもなくなっちゃうじゃないか」と心配になるけど、脇芽をとらずにおいとけば、その脇芽の先に花芽がつくんだそうな。ふむふむ、そういうわけですか。

なんかそうなると、株のありようが上ではなく、横にどんどん広がってお邪魔になりそうだなあ。うち、超狭いベランダなんだけど、だいじょうぶだろうか。

じつは、同じシュガリーテールがもう1株あるんです。まだベランダのフェンスで、2リットル入りのプラ容器にはいり、ちょこんと小さくおさまってますけどね。


種のサイトさんによれば「脇芽が出てこなくなるとそれ以上の開花は無くなるので、一般の品種よりも収穫時期は短期集中型となります」とあり。

ということは、いっときわーっと実ができてじきおしまいになるみたいな? 収穫量が少ないってことかな。株の広がりすぎは、そう心配するほどのことはないのかも。ふう、お初栽培はドキドキです。


いいお天気つづきのおかげでしょう、葉物がまたまたもっさりになりました。



このことろ2日おきくらいに収穫してるかも。これは、ちまたでもきっと葉物野菜がお安いかもしれませんね。お肉だけでなく、チーズやらお漬物やら焼き魚にお好み焼きまでレタスの葉を巻いて食べてます。そのうち、爪だの髪の毛が緑色になっちゃうかもよお~




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2022年3月14日月曜日

お好み焼きだよネギとろう

 こうあったかくちゃかないません。ぼやぼやしてたら花が咲きそうなネギです。大量消費をいたさねばというんで、お好み焼きに入れることに。

こちら、その「ちゃんこネギ」。白い根元をふやすべく、厚紙を巻いてます。


厚紙を上に持ち上げると、こんな感じ。

お隣の栽培容器のはこの前収穫したあとなんですが、もれなく花芽ができてますのさ。こうなったらおしまいですもんね。ぼやぼやしておれんのです。

5本収穫。1個の栽培ポットに詰め込みすぎたみたいでどれも細い仕上がり。

根元は抜き取らずに、1センチほど残しました。ここから中の葉が生えてくるだろうから、それをまた薬味にいただこう。とはいえ、どうせまた、花、咲いちゃうんだろうけどさ。

根は若干薄茶色になってました。残りのネギを食べ終わるまで、もちこたえておくんなさいましよ。

それにしても、お好み焼きみたいな加熱調理に採れたてのネギを使うのは、なんだかもったいないような気がしますなあ。包丁を入れたら汁がピューッって飛び出してましたわ。

【余談】
散歩をしていたら、道路わきでハナニラがもう咲いていました。

ブルーがなんとも鮮やか。

写真下に黒い影が映り込んでまして。これは、私がさしていた日傘です。だいぶ暑かったもんで。トレーナーにスカート、ハイソックスの軽装にもかかららず、汗かきました。
数日前には、今年お初にウグイスの鳴き声あり。なんだか一気に春がきたみたいです。


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2022年3月12日土曜日

エルバステラの春

 あったかいあったかい。ベランダは26度。日向ぼっこでお昼寝したいようなお日よりです。花粉も飛び放題ですがね。


エルバステラは、去年(2021年)の8月に種まき。葉が垂れ下がるほどフサフサになってきたので、ハサミでざっくり切り取って収穫しました。

今までは、1本ずつちまちまとっていたんですが、これだけあたたかくなれば、いちどきにたくさん収穫しても大丈夫だろうと思いまして。

すると、中のほうに花芽、発見! こちらさんも、もれなく春ですなあ。


まあ、花が咲いてしまっても、エルバステラは多年草だそうですのでまだお元気でいてくれるでしょう。あ、そういえば冬も葉をだしてたけど、多年草でも休眠しないことがあるんですかねえ。

根は、若干茶色みをおびてきてました。要注意かな。液肥を全部とりかえておくことにしましょう。



ついでに、レタス2種(パリグリーンとハンサムグリーン)とスティッキオも収穫しました。


あたたかくなったおかげで、レタスも生でいただくのがたのしくなりました。焼いたお肉や魚に巻いて食べることが多いです。

エルバステラは、サラダにも入れますが、スープや味噌汁の浮き実風に使うことが多いかな。サクサクした歯応え、ちょいにが、ほわっと感じる甘みをたのしんでます。道ばたの雑草にしかみえませんが。

【おまけ】

友人たちと近所にお借りしている畑に行き、ジャガイモの種イモをまいてきました。管理人さんが耕運機で耕してくださったので、カッチカチの固い土だったのが、ふっくら柔らか。寝転んで遊びたいような土のベッド状態。いいジャガイモが育ちそうです。(だが、モグラもいるらしい。ううっ)

畑の横にはフキノトウ。たっぷりいただいてきました。湯がいたあとの黄緑色がなんともすがすがしいです。


そしてこれは、畑で食べるおやつ用にと思ってけさ焼いたパンなんだけど。
どうみても、どっかの気持ち悪いイモ虫みたいな感じがしてならんのだ。

去年、畑でとれた紫イモをつぶして冷凍しといた餡を、ロール状に巻いたパン生地にはさみこんで並べて焼いたらこのありさま。パン生地に入れた抹茶が黄緑色が、いっそう「虫」っぽさを助長したかも。ま、ちょうど啓蟄のこの時期にふさわしい造形でよしってことで。

2022年3月11日金曜日

遅ればせながら葉物の種まき

 もっと早く種を注文すべきであったが、なんじゃかじゃでうち過ぎ、やっとこさ注文しご到着。このうち、ラディッシュは施設にいる母への届けもので、お花の百日草は注文した日光種苗さんがおまけでつけてくださったお品です。


「カラシナ コーラルリーフ プルーム」

先日まで育てていたカラシナ系の「パーマグリーン」が終わり、今度は葉の柔らかいカラシナをと、こちらを選びました。「コーラルリーフ」には、もう1種類よくにた「コーラルリーフ フェザー」というのもあるそうで、どちらにしたもんだかと迷いました。

フェザー:辛みがほとんどなく、味に深みが感じられます。葉の形が細く切れ込んでいるので、生のままサラダに加えると見栄えが良いです。

プルーム葉柄がフェザーよりもややしっかりとしていて、お浸しにしても歯ざわりがよく美味しいです。

う~ん、結局、「カラシナなんだから辛みがないとさびしいぞ。お浸しでたのしめるのもよいよい」というんで「プルーム」に。


「F1 新芯菜(しんしんさい)」

四季を通じて一年中トウ立ちする菜だそうです。葉物の少ない夏でも収穫できるそうなので、空心菜のかわりにたのしめるんじゃないかと。「アスパラ風味。柔らかく非常に味の良いトウ立ち菜」とのキャッチフレーズが種袋の裏で踊ってるけど、ど、どうかしらねえ。


「キャンディーレッド 甘藍」

去年まで「とんがりたけのこキャベツ」を育ててました。甘くて芯が小さくて、とんがったキャベツはなかなかいいぞと思ったもんですから、このたびもとんがったキャベツを選んじゃいました。ふつうのキャベツよりもとんがってる分収量が少ないのに、ですが。

「葉質は特に良質で柔らかく甘い。生食用」ですってよ。「従来のレッドキャベツの常識をやぶったおいしいキャベツ!」と裏書きあり。またまた言葉が踊ってますなあ。

「従来のレッドキャベツと比べて」ですと、レッドキャベツがさして美味しくないとするなら、そんなにうれしくない気がするのだが「通常のキャベツと食べ比べるとまったく甘さが違います!」とも表書きに記されており、ほうほう、ならばためしてみるべか、と思ったしだいです。


「わさび菜」

こちらは以前も栽培したことがあります。そのときは、アブラムシの猛攻にあい、縮れた葉の間に潜んでいるヤツらを洗い流すのにおお苦労。もう二度とやるまいと固く誓ったのでした。が、お味は大変よろしく、去年アブラムシのいなかった当ベランダですので、それなら今年はいけるかも~と期待してます。なお、これの種まきは、秋に。

二十日ダイコン ころころラディッシュミックス

最初、黄色のラディッシュもミックスされた「カラフルラディッシュ/FRANCHI社」のお品が賑やかでよさそうだと思ったのですが、育てるのは、失敗してもまあいいかと遊んでる私ではなく、いちおう母へのプレゼントのつもりなわけで。全色発芽するかどうかが不安になり、安全を期して(何があんぜんかあ?ではありますが、なんとなく)タキイ種苗さんのお品になりました。

ときに、母は私とちがってラディッシュ栽培が得意。施設の職員さんにまでお配りしてるそうなので、どこの種でも大丈夫だったかも、と今は思ってます。


…さてさて、春は駆け足。急いで種まきしちゃおうぜ!

すべてお初栽培。どんなふうに育つもんですかねえ。種はスポンジにのっけて発芽観察をたのしもうじゃないの。


【おまけ:メカブと茎ワカメとワカメ】

海育ちの私です。メカブが食べたくて、実家、岩手県陸前高田市の広田(ひろた)漁協さんから取り寄せました。

ハサミで茎とヒラヒラの部分を切り分けました。


ヒラヒラ部分を、ざっと水洗い。沸騰した湯の中に入れると、即、色が変わるので、すかさず取り出し、再びまな板の上へ。(色止めに水につけるという方もいるそうなんだが、ぬめりが消えてもったいないからと、実家では洗わなかったなあ。)

熱いうちにまな板の上できざんでおしまい。ふつうのまな板の上に、プラスチックの薄いまな板をのせてきざんだら、きざんだあとまな板を曲げてお皿にうつせるので簡単でした。

調味料なし、すでに塩味があるのでそのまま頂きます。



ついでに、注文しちゃった茎ワカメと塩蔵ワカメ。一般に食べるワカメより、葉のひらひらが厚くて弾力のあるワカメかと。茎ワカメは、塩出ししたあと、細く薄切りにし、おろしショウガをのせていただきます。酒の肴ですな。

【思ひで】
小学生の頃、ワカメの開口があると学校が休みになり、一家総出でワカメ刈をしました。早朝に起き、子どももわらじをはき、竹の先に鎌をくくりつけ、開始の合図とともに刈り取りに精を出します。
採ったワカメは背負子に入れてかつぎ(海水を含んだワカメは重い重い)、砂浜まで運んで一枚ずつ砂にまぶして干しました。砂浜一面に、家々の砂まみれのワカメが整然と並びます。もうくたくた。お日様がまぶしくて暑かったです。
夕方には集めて、また翌日も干す作業。(ここから先は大人の作業で)数日のち乾いたのをむしろにくるんでかついで漁協に運び、めでたく換金。

ワカメの質と重さが勝負の現金収入になる家内作業でありました。
…それって、いったいいつの時代じゃぁ~ですわなあ。


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2022年3月10日木曜日

水耕栽培・根っこ見物あれこれ

【タイム】

 去年(2021年)の秋、ご近所さんからいただいたタイムの苗。秋に少し収穫したあとは緑色の葉っぱがほとんどなくなっていました。

2月25日。ちょっとさわっただけでも枝葉がおっこちてきます。収穫なんかしたら二度とはえてこないかもなので、じっと眺めるだけにしてました。


それがそれが、ここ数日でもっさりと茂ってきたような。(撮影:3/9)


葉っぱ部分も伸びてきたような。


それなら根っこはどうでしょう。冬場よりしっかりしてきているのでしょうか。

2月25日の根。



3月9日の「タイム」の根っこ。

うーん、相変わらずグレーな色だし。でも、若干長さが伸びましたかな。本格的にあたたかくなるまでもうしばらくなので、持ちこたえてほしいです。

【トマト】

今年2022年の1月1日に種まきしたトマトの「Mr.浅野のけっさく」。今、最初の花芽ができたところです。3株あるうち、この1株が一番大きな苗に育ってます。栽培容器はごみ箱。


根は、穴のあいたポットからはみ出してきたところでしょうかね。

一方、ミニトマトの「シュガリーテール」。これも栽培容器はごみ箱。背はあまりのびていませんが、横に張り出すように広がってきました。“芯止まり”という性質なんだそうで、脇芽はとらずにそのままにしています。


シュガリーテールの根。こちらも、穴のあいたポットの隙間から10センチほど根がでてきていました。


そしてこちら。同じく「Mr.浅野のけっさく」ですが、苗がまだ小型なので2リットル入りのプラスチック容器で育てています。葉の色が黄色っぽくてだいぶ危ない感じ。うっ

この「Mr.浅野のけっさく」の小さい苗の根はどうでしょう? 小さいのだから、根もあまり育ってないかも? 
結果は、はみ出ている根は何本もありませんでした。

それなら、「シュガリーテール」の2リットル入りプラスチック容器の苗は、どうでしょう?


やっぱり小振りなんですかねえ。どれどれ… はい、ちょびっとでした。



【キュウリ】
それならそれなら、まだ本葉が出始めたばかりのキュウリなんかはどうでしょう?

ミニキュウリの「半白きゅう太郎」。2リットルのプラスチック容器で育ててます。

穴あきポットをめくってみれば。やっと1センチくらい根がおでましになったところでした。


【食用ホオズキ】
最後にもう一丁。食用ホオズキが2種類ございまして。一つは、ご近所さんからいただいた銘柄不明の種から、このたび根がにょろり。ヤッホー!

それより2日前に種まきしたネットで購入の種「太陽の子」(1袋/550円)はというと、
それが…音沙汰なしでございます。

焦りますなあ。550円があ… ま、私が焦っても発芽にはなんのお役にもたたんのですが。
とりあえず、包んでいたキッチンペーパーを閉じてタッパーに入れ、ヨーグルトの発酵容器に戻しましたけども。ああ、「太陽の子」さんに、春の日差しは来るんでありましょうや…ハラハラはつづく。


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