園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年3月11日金曜日

遅ればせながら葉物の種まき

 もっと早く種を注文すべきであったが、なんじゃかじゃでうち過ぎ、やっとこさ注文しご到着。このうち、ラディッシュは施設にいる母への届けもので、お花の百日草は注文した日光種苗さんがおまけでつけてくださったお品です。


「カラシナ コーラルリーフ プルーム」

先日まで育てていたカラシナ系の「パーマグリーン」が終わり、今度は葉の柔らかいカラシナをと、こちらを選びました。「コーラルリーフ」には、もう1種類よくにた「コーラルリーフ フェザー」というのもあるそうで、どちらにしたもんだかと迷いました。

フェザー:辛みがほとんどなく、味に深みが感じられます。葉の形が細く切れ込んでいるので、生のままサラダに加えると見栄えが良いです。

プルーム葉柄がフェザーよりもややしっかりとしていて、お浸しにしても歯ざわりがよく美味しいです。

う~ん、結局、「カラシナなんだから辛みがないとさびしいぞ。お浸しでたのしめるのもよいよい」というんで「プルーム」に。


「F1 新芯菜(しんしんさい)」

四季を通じて一年中トウ立ちする菜だそうです。葉物の少ない夏でも収穫できるそうなので、空心菜のかわりにたのしめるんじゃないかと。「アスパラ風味。柔らかく非常に味の良いトウ立ち菜」とのキャッチフレーズが種袋の裏で踊ってるけど、ど、どうかしらねえ。


「キャンディーレッド 甘藍」

去年まで「とんがりたけのこキャベツ」を育ててました。甘くて芯が小さくて、とんがったキャベツはなかなかいいぞと思ったもんですから、このたびもとんがったキャベツを選んじゃいました。ふつうのキャベツよりもとんがってる分収量が少ないのに、ですが。

「葉質は特に良質で柔らかく甘い。生食用」ですってよ。「従来のレッドキャベツの常識をやぶったおいしいキャベツ!」と裏書きあり。またまた言葉が踊ってますなあ。

「従来のレッドキャベツと比べて」ですと、レッドキャベツがさして美味しくないとするなら、そんなにうれしくない気がするのだが「通常のキャベツと食べ比べるとまったく甘さが違います!」とも表書きに記されており、ほうほう、ならばためしてみるべか、と思ったしだいです。


「わさび菜」

こちらは以前も栽培したことがあります。そのときは、アブラムシの猛攻にあい、縮れた葉の間に潜んでいるヤツらを洗い流すのにおお苦労。もう二度とやるまいと固く誓ったのでした。が、お味は大変よろしく、去年アブラムシのいなかった当ベランダですので、それなら今年はいけるかも~と期待してます。なお、これの種まきは、秋に。

二十日ダイコン ころころラディッシュミックス

最初、黄色のラディッシュもミックスされた「カラフルラディッシュ/FRANCHI社」のお品が賑やかでよさそうだと思ったのですが、育てるのは、失敗してもまあいいかと遊んでる私ではなく、いちおう母へのプレゼントのつもりなわけで。全色発芽するかどうかが不安になり、安全を期して(何があんぜんかあ?ではありますが、なんとなく)タキイ種苗さんのお品になりました。

ときに、母は私とちがってラディッシュ栽培が得意。施設の職員さんにまでお配りしてるそうなので、どこの種でも大丈夫だったかも、と今は思ってます。


…さてさて、春は駆け足。急いで種まきしちゃおうぜ!

すべてお初栽培。どんなふうに育つもんですかねえ。種はスポンジにのっけて発芽観察をたのしもうじゃないの。


【おまけ:メカブと茎ワカメとワカメ】

海育ちの私です。メカブが食べたくて、実家、岩手県陸前高田市の広田(ひろた)漁協さんから取り寄せました。

ハサミで茎とヒラヒラの部分を切り分けました。


ヒラヒラ部分を、ざっと水洗い。沸騰した湯の中に入れると、即、色が変わるので、すかさず取り出し、再びまな板の上へ。(色止めに水につけるという方もいるそうなんだが、ぬめりが消えてもったいないからと、実家では洗わなかったなあ。)

熱いうちにまな板の上できざんでおしまい。ふつうのまな板の上に、プラスチックの薄いまな板をのせてきざんだら、きざんだあとまな板を曲げてお皿にうつせるので簡単でした。

調味料なし、すでに塩味があるのでそのまま頂きます。



ついでに、注文しちゃった茎ワカメと塩蔵ワカメ。一般に食べるワカメより、葉のひらひらが厚くて弾力のあるワカメかと。茎ワカメは、塩出ししたあと、細く薄切りにし、おろしショウガをのせていただきます。酒の肴ですな。

【思ひで】
小学生の頃、ワカメの開口があると学校が休みになり、一家総出でワカメ刈をしました。早朝に起き、子どももわらじをはき、竹の先に鎌をくくりつけ、開始の合図とともに刈り取りに精を出します。
採ったワカメは背負子に入れてかつぎ(海水を含んだワカメは重い重い)、砂浜まで運んで一枚ずつ砂にまぶして干しました。砂浜一面に、家々の砂まみれのワカメが整然と並びます。もうくたくた。お日様がまぶしくて暑かったです。
夕方には集めて、また翌日も干す作業。(ここから先は大人の作業で)数日のち乾いたのをむしろにくるんでかついで漁協に運び、めでたく換金。

ワカメの質と重さが勝負の現金収入になる家内作業でありました。
…それって、いったいいつの時代じゃぁ~ですわなあ。


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