園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年9月8日水曜日

めざせ秋トマト、なるか?

 5月1日に種まきしたトマトの脇芽を伸ばして、秋にも収穫したいもんだとたくらんでおります。

作戦はまず、今育っている幹(?)の根元付近から出てきた脇芽1本を生かし、今の幹は実が終わったらボツにします。残った1本の脇芽を大きくして実をつけてもらおうという寸法なんですが。はたしてうまくいくんかい?

さて現状は、ひたすら棒だらけ。元々の幹にはもうほとんど葉が残っていなくて、大きく育てるつもりの脇芽もヒョロヒョロのほそほそ。ほらね。


その隣りのこっち側のも。


左側の実がついてるのが「フルーツゼブラ」で、「1」が最初の幹、「2」が脇芽なんですけど、ご覧になれますかねえ。



こんなに細い脇芽ですが、かろうじて新しい実が3粒。ランララン♪
でも、だいぶ花芽が落ちたらしい形跡があるから、キビシイ打率には違いない。


そのとなりは、橙色の実ができる(はず)の「ピッコラカナリア」。すでに最初の幹はおしまいになって、脇芽だけがほそ~~~く伸びてるところです。


いちおう花芽はつけてますけどな。落っこちたらしいあとが見られます。ううう…


こちらは、「プチぷよ」。苗のスタートからどうも育ちがよろしくないので、エアレーション付きの栽培容器(ホームハイポニカぷくぷく)を使用して延命をはかっておるお品です。

これも最初の幹が終わって(実、ほぼなし)、脇芽世代になったところ。

根元から1メートルほど、すでにすっからかんの棒だらけでーす。うどん粉病にお弱くて、傷んだ葉を取り去っていったらかような姿に。


花芽は次々に落下。はたしてこの「プチぷよ」に未来はあるのか?

せめて、脇芽の上部にできつつあるこの花芽たちに、「こんどこそ」の希望をもとうと思う。


こちらは、中玉の「Mr.浅野のけっさく」。株姿が大きいので、ゴミ箱容器より大きいスチロール箱で育てています。エアレーションなし。

「Mr.浅野のけっさく」は、当ベランダでは一番収穫量が多い稼ぎ頭(といっても、今年はかなり少なめ)。

脇芽にできている花芽を見るに、わりとまともなような気がするんだけど、これ、どうですかねえ。


さあさ、夏は終わった。暗い過去は忘れて、秋のトマトに期待しましょう!

・これからは涼しくてしのぎやすい気候になるんだし。(でも秋の長雨っていうけどな。)
・日差しが傾いてベランダの室内側まで差し込んできてくれるんだしさあ。(でも温度は低いぞ。)
・それに、秋のトマトはゆっくり育つからおいしさが凝縮されて甘くなるっていうじゃないですか。(あのな、花よりもまず、葉や茎を太くしっかり育てようぜ。)

ま、いろいろと前途多難ではあります、はい。


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2021年9月7日火曜日

終わりかけのトマト

 種まきが遅めの5月1日だったトマト。久しぶりにまとまった数の収穫がありました。(撮影:9/6)


雨のせいですかね、真っ赤になってなくても割れるんだなあ。赤いのは中玉の「Mr.浅野のけっさく」、黒っぽいまだらが「フルーツゼブラ」です。お味は全体的にぼんやりさん。いいのいいの、収穫できただけでもありがたし、と思おう。

さあ次なる収穫に期待いたしましょう。とはいってもたいがいは数粒ぶら下がってるだけ。こちらが一番まともな房風に育ってるところです。「Mr.浅野のけっさく」。



「フルーツゼブラ」。うーん、あと5粒か。


この5粒の段の上にもできてはいるけど、それは2粒のと3粒のだけなのだ。ううっ


ところで、友人らと近所にお借りしている畑でも「Mr.浅野のけっさく」を植えておりまして、そちらはちょうど実ができはじめたところです。(種から苗までは当ベランダ産。)

こちらはその畑。トマトのあるところです。(撮影は以前のものです:8/24)


その畑のトマトの待ちに待ったお初収穫がこちら。(9/5)

爆発!


むずかしいわなあ。畑でトマトは去年も挑戦しましたが、鳥と雨で食べる前にほぼ全滅でした。今年は、たとえパックリ大割れしてても食べますぞお!

【おまけ】

雨降りつづきのおり、ベランダの向こうに見える屋根にハトのご一行様あらわる。


さらにその向こうの青い屋根にも10羽ほど。


な~んでか?

そういえば最近、この近くで草刈りなさってたよなあと思い出す。そうかそうか、草刈り後の草の実がお目当てだったんだねと、ずっと後になって気がつく。


それにしても、ハトはどうして草刈り後をこんなにもめざとく見つけられるんだろう。不思議。ご近所さんから回覧板でも回ってるのかね?

2021年9月4日土曜日

とちょ~~~

 雨、雨、雨。毎日が雨曜日。トマトはうどん粉病やらなんやらで下葉が痛んで枯れ落ち、さびしい限り。でもおかげさんで、そのトマトの栽培容器であるスチロール箱の上、がらあきじゃん。チャンス到来とばかりに種まきした諸々をならべましたね。狭いベランダゆえ、ありがたいこのスペース。


種まきはみな8月20日。ということは、15日たったことになりますか。さっそく食べられたらいいのに、育つのはなかなかですなあ。

サクサクの歯触りがたのしい「エルバステラ」。たくさん発芽しました。

紫キャベツみたいな姿になるチコリ「ヴェネチア」。ですが、当ベランダで育てると、緑色のままで巻きもせず。ひらひらのホウレンソウみたいになっちまう。なんで?


薬味と鍋に大活躍、を期待してます「ちゃんこネギ」。ビュンビュンまっすぐ伸びている。


密集しちゃったミツバ。間引かなくちゃね。


カラシ菜系の「パーマグリーン」。本葉がでましたよ、と喜んだんですが、なんかみょうに茎が長い。


「とんがりキャベツ」も。

やばいです。とちょ~~~の予感。この雨ですもんねえ。いやんもう。
こういう場合、上からバーミキュライトを追加してかくしてしまうわけだけど、そんなんでおさまってくれりゃあいいけどさ。
お天気予報は雨雨雨雨だもん。ろくろっ首な苗になりそ…


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2021年9月2日木曜日

ミニトマト:フルーツゼブラ初収穫

 寒い雨です。長袖着て長ズボンはいて長靴はいてでかける日でありました。

帰宅してベランダ観察。ミニトマトがぐっと色づいてました。といっても、こんな不気味カラーですが。


「フルーツゼブラ」という商品名だそうですが、以前育てた「ブラックゼブラ」と色柄がとてもよくにています。

うれしがってくるっとひっくり返してみましたらば、割れてましたよ。

なぜに雨だと割れるんだろう? この場所は、雨が直接あたるところではないのだが。
一緒に収穫した中玉の「Mr.浅野のけっさく」にも割れてるのがありました。


こうしてなにやら景気よく収穫してるふうですが、じつは今、トマトは瀕死の状態でして。
葉っぱが枯れてほぼ上のほうにしかありません。スッカスカ。

その幹の中間あたりに、かろうじて実ができておるというしだい。

さすがにこれではあかんでしょうというわけで、根元にできた脇芽(2代目)を育ててなんとか栽培を継続させようとの魂胆。

さいわい、2代目はヒョロヒョロながらもわずかですが実をつけたようです。ちっちゃ。

ずっと暑くて花が落ちてばかりだったけど、ここへきて涼しく(寒く?)なってきましたし、もう少しは結実してくれるだろうと淡い期待(いや強い願望)してるんですが、どんなもんでしょうか。

さてさて、フルーツゼブラ。5月5日に種まきしてから4か月。お味やいかに?
私の予想は、「ブラックゼブラ」を食べたときはたしか、おだしのような旨味ありですっぱさなし、甘み薄い、だったような気がしますんで、おそらくフルーツゼブラもそんな感じじゃないかと。いやあ、割れてますからねえ、さらにお味うす~~い予感ですな。
では、これから晩ご飯にいただきます。ドキドキ


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2021年9月1日水曜日

バジルの終末近し

 涼しくて長袖を着ました。カレンダーをめくったら即、秋でしたみたいなびっくりな9月1日です。このぶんではバジルに花が咲いてしまうかもしれんと、急いで先端の葉の収穫をしておかねば。

カット前。


カット後。あんまり変わったようにみえませんなあ。


それでも、全4株分集めるとけっこうな分量になってます。バジルソース4人分ぐらいにはなるんじゃなかろうか。


ところで、このバジルは、葉っぱの大きい「ボロッソナポリターノ」という品種でして、収穫のスタート時は特に大きくなります。(撮影:7月28日)

それとくらべると今頃のはどうなんでしょう?(撮影:9/1)

だいぶ小さくなったかな。それでも普通にみかけるバジルよりはちょっと大きめのような気もします。まあこれぐらいサイズのほうが料理には使いやすいでしょう。あまりに大きいと料理が隠れんぼしたり、お皿からはみ出たりして、お笑い系として活躍してもらうことになっちゃいますから。

バジルの定位置は、ベランダのフェンスに引っかけたネットです。当ベランダでは一番陽当たりのいいところではありますが、それもじきに日差しは弱くなってくるんでしょうねえ。
あとどれくらい収穫できるだろ。むむ~、夏、終わるんですなあ。



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