園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年7月24日土曜日

トマトの背くらべ

 極小ベランダにもかかわらず、トマトを欲ばって8株も並べております。見切れて左右の2株は見えませんが。


実がなり始めてあらうれしや、ですが、その位置がだいぶ上のほうなんですわ。

こちら中玉の「Mr.浅野のけっさく」(スチロール箱育ち)は、根元から70㎝くらい上のあたりにできてます。


写真右のMr.浅野。実の案配は、こんな感じ。11個だから、おー、上出来!

左のMr.浅野。間隔があいてるけど10個あり。よしよし。


そして、もう一丁の「Mr.浅野」(ゴミ箱容器)なんですが。実は、根元から80㎝上にあり。

これの実の出来具合やいかに。7個かあ…。なんかちょっと危なっかしいかも。


一方、ミニトマトのほうが低い位置で着果してまして。実ができてる節のところにオレンジ色の点をつけてみました。いかがなもんでしょうかねえ。

右2株がミニの「プチぷよ」で、左の1株が根元から80㎝の「Mr.浅野」です。

なお、ミニの「フルーツゼブラ」は、まだ実がなくて、花が咲いてる位置にマル印つけました。

わりと低い位置にできてるミニの「プチぷよ」一段目の実。


「プチぷよ」2段目は、花数がいぱい。

「プチぷよ」さん、なかなかに成績よろし。

同じくミニの「ピッコラカナリア」。12個くらい。へえー、あまりポピュラーじゃないトマトだから期待してなかったんですが、意外や意外。


ところで、なぜにトマトの背たけが気になるかと申しますと、この先てっぺんがつかえてしまうからなんです。あと40㎝ほど上にいくと天井から吊っているエアコンの室外機に到達してしまうんだなあ。(撮影:7/23。夕焼け空のベランダ。)

となれば、これより上に行けば室外機の風にあたってひからびてしまうわけで。
いかん、危険だ、どうしよう?

そこで、考えました。まず、今すでに実をつけているののてっぺん(生長点)は、室外機の直前でカットして終わりにするのです。そして同時に、根元からでてくる脇芽を新たに育てていけば再び収穫できるだろうって作戦。おほほ。どうかしらん?

そうね、できるだけ根元に近い脇芽がいいですわねえ。こちらさんみたいに。

期待してますよ~!


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2021年7月23日金曜日

味がたのしい「ルッコラ」

バジルとシソは香りをたのしみ、ルッコラは味をたのしむ。なんかそんな気がしています。キャベツの千切りをよく食べるのですが、これにルッコラを混ぜるとなかなかによろしい。ほんわかしたキャベツに、辛みと青っぽさとほろ苦の野趣を加えるというか。

てなことで、冬でも夏でもルッコラを育てておるわけですが、他の野菜と同じく徒長するんですねえ。しばらく日陰で育っていたせいでしょう。茎が間延びして倒れてしまってます。


ルッコラは別名「ロケット」ともいうそうで、「茎のまわりに葉がぴんと立ってる姿がロケットににてる」てな話をネット記事で知りましたけど、これじゃ打ち上げもならず台無しですわ。

とりあえず、身辺を身軽にすべく外側の葉を収穫いたしました。


痛んだ葉もどけておこう。


床屋サンしたら、こざっぱりしたルッコラ。根元には、バーミキュライトも追加しておきました。


なお、このあいだから、栽培容器を黒いポットから穴のあいたざるのようなポットに変えています。根の風通しがよくなるような気がしてるんですが、どうでしょう。

あ、そうだ、こうして収穫うれしやと喜んでるまに花咲いて終わっちまうかも。

ならば、次世代用のタネまきもしておきましょうぞ。

とりいだしましたるルッコラのタネ。なんと3種類も冷蔵庫に保管しておりました。どんだけルッコラを食べようというのだ。


今回は、右下の「有機種子 ルッコラ」というのを蒔きました。以前に、ブログのお仲間のかなたさんから頂戴したお品です。説明書がついてましたのでたのしくお勉強ができちゃうのだ。

これで準備万端、よーし。

そうだ、味わいをたのしむ葉っぱ類をもう少しふやしてみよう。冷蔵庫からタネ袋一式をとりだし、該当しそうなものを並べてみた。けっこうありますなあ。

よしよし。では、8月になったらとりかかるとしよう! 


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2021年7月22日木曜日

シソの害虫と格闘

 シソは栽培が苦手な野菜の一つです。発芽しにくいし、株が大きくならないし、たいがいはさして収穫もできずに終わっていました。それがまあなんとこのたびは、ふっくらフサフサにお育ちでして。


葉もときに、大きなものができていたりします。

栽培容器は、百均屋さんの蓋付きコンテナ(縦26㎝×横37㎝×高さ24㎝)。


蓋に穴をあけ、穴のあいたザルのような鉢をセット。欲ばって、一鉢に苗を3本とか4本も詰め込んじょります。


根っこはお元気だろうか? 蓋をめくってみた。


うーん、色がグレーっぽいんだけど。さわると固め。とけたりしてないみたいだから、そこそこ大丈夫なのでしょう。

問題は、葉にあけられた穴ぼこ。特に新芽のところの被害が著しい。下手人は判明しておるんです。調べましたもん。ナスノミハムシという黒い小さなつやっと光ってる虫。


こやつがちょろちょろしてるのだ。すばしっこくてなかなか捕まえられん。指がふれたとたん、するっと下に落ちるように消えてしまう。するともう見つからない。

そこで、葉の裏がわをのぞき、丸い黒い影が見えたら、即、葉と一緒にブチッと圧迫する作戦にでる。これがわりとうまくいくので、調子よくブチブチしてたら、やけに手応えのごついのにあたった。「ちょっとなんか変」と思って見たら、見たら、ナナホシテントウムシ!

すまん、ごめん、申し訳ない。なんでも無闇にやたらにつぶしちゃいかんのだ。あ~あ、合掌。


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2021年7月21日水曜日

バジルの風対策

暑いさなかにもかかわらず、風が吹きバジルがなびいています。いや、こりゃちょっとなびきすぎでしょう。


当ベランダはマンションの上の階にあり、かような突風に見舞われることがままあります。

はて、どうしたものか。支柱を立てるんだが、地面がないこの水耕栽培装置にどうやって棒を固定すべきか、それが問題。

まずは、バジルのぐるりにひもをかけて、棒に結んだ。


棒は、プラ容器と外側にかぶせてあるフェルト布のあいだにつっこみ、小さな目玉クリップではさんでみる。


おお、ぐらぐらしません。なかなによいではないか。われながらGOODアイデア~!

そして、棒の先には白いガムテープを貼る。なぜなら、棒が目に刺ささらんように注意喚起の目印をつけてみたってわけです。(過去におっと危ねえの経験あり。)

うん、これでどうじゃろか。むっふっふ

上の写真の左端にあるシソは、バジルと同じ場所にあるのに、風が吹いてもわりと平気で今のところ支柱いらず。
うーん、このバジルは葉がとても大きくなるタイプ(ボロッソナポリターノ)だからなあ。抵抗が大きくなって風にあおられやすくなるのかも。

ま、これでなんとか当分しのいでもらおう。

それにしても液肥の消費量がすごい。朝と晩のおかわり対応におわれるしだい。ふぇ~い、夏ですなあ。


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2021年7月20日火曜日

フェルトでプラ容器のカバー作成

 ベランダのフェンスに、バジルとシソとシロナを並べています。


栽培容器は、約2リットルはいるプラスチックの入れ物で、全部で6個あり。百均屋さんで手にいれたものなんですが、なかなかに具合がいいので、さらに4個追加購入。

プラ容器は、苗を入れた穴鉢(=メッシュポット=ネットバスケット)を差し入れられるよう、ふたに穴をあけています。


穴はハンダごてで溶かしてあけるんですが、この作業がちとたいへんでして。ただでさえ気温が暑いっていうのに、発熱体を手にして作業するんだもの、あち~あち~。エアコンすればよかった。夏に慣れてないもんですっかり忘れてましたわ。

ま、ともあれできましたぞ。


お次は、光が入って藻をつくらないように、プラ容器のまわりを何かでおおわなくっちゃね。で、フェルト布(百均屋さんで1枚60㎝×70㎝のお品から4個分とれる)を縫い合わせてカバーを作成。ミシンより手で適当にくっつけるつもりで縫う方が簡単でした。接着剤でもよかったかも。


やれやれ完成。前回も同じ物を作ったから、今度はちょいらく。


できたプラ容器にはミツバとちゃんこネギをセット。どれも5月5日にタネまきしました。暑いから半日陰くらいのところにおきますかね。

さてさて、プラ容器の水耕栽培はこれでなんとかいけるかなあと思うんですが、今度はゴミ箱容器の改良を考えねばですわ。

ゴミ箱容器は、外側にアルミホイルを巻き、ひっかき傷防止のためさらにその上からアルミ箔を蒸着させたシートを巻いてるんですが…


そのうち劣化したアルミ箔がポロポロ床に落ちてくるんですなあ。これがなんか悲しいのだ。う~む


よおし、お次は、このゴミ箱の外側にもフェルト布を貼ってみますか。

あ、フェルト布はポリエステル100%なんで、汚れたら水で洗い。干さずにそのまま容器にはかせて(着せて?)ます。そのうち乾くんで、ハハハ

そうそう、遮光カーテン生地というのもよさそうな気がするんだが、どうなんだろう?

遮光効果はあるんだろか。洗えるんだろか。お財布にやさしいとありがたいのだが。


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