園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年4月10日土曜日

スプラウト:ソバとヒマワリ

 家の修繕工事と仕事の締め切りが重なり、ついついスプラウトの水かえがおろそかになってしまいました。その結果がこちらです。

(写真をいつもより大きめの「特大」サイズにしてみます。タネなので「大」サイズよりはご覧になりやすいかもと思いまして。でも、はみでて見えにくかったらすみません。)

タネは「ソバ」。下の写真右側のがその犠牲者でして。こちらは、4月3日にタネまきしたのですが、数本だけみょうに伸び、ほとんどが腐敗してしまいました。(匂いが…)


一方、その反省から新たにタネまきしたのが、上の左側です。といっても別の会社のタネです。(商品は「玄ソバ」。吉粋株式会社の製品)

こちらは、毎日きちんと水かえしたおかげか、よく生えそろってます。はい、こうでなくっちゃね。

反省ついでに、もう一度同じ会社のタネをまくことにしました。今度こそ成功させよう!(左は、ひきつづき栽培。)


といっても、もうこのタネはこれで最後なんですわ。といいますのも、失敗したソバは全部で約40グラムほど入ってました。そのうちの半分量(20グラム)を一度にまき、それが失敗したので、残り20グラムをこのたび新たにまきなおしたわけで。もうあとがありませんのさ。

つまり、一袋275円のタネは2回栽培するとなくなるということです。そのうちの1回分をしくじってますからなあ。ううう…

いかんいかん。この手の計算をしてしまうとお楽しみ意欲がなえます。暗い過去はポイッと忘れて、次へまいりましょ。


こちら4月4日のヒマワリ。お賑やかに阿波踊りですわ。


ネまきが3月7日でしたから、28日もかかってようやくにこの状態。スプラウトの中でも、時間がかかるタイプなのかもです。

このヒマワリは、普通にこの黄緑色のザルにタネをおいたところ、根が太すぎて穴を通れずにクネクネしてしいました。
そこで、不織布でできたお茶のパックにバーミキュライトを入れ、そこに植え直したしだいです。


ふむふむ、栽培容器のザルの目が小さい場合は小粒のタネがよろしくて、大きければヒマワリみたいなでかいのが有効ってわけだ。
でも、そんなうまい具合に都合のいい穴の大きさを備えたザルなんて、あるんですかねえ。
いずれザル探しの旅にでなくちゃかも、だわ。(長い旅になりそ…)

ともあれ、収穫です!


お初、ヒマワリ。おいしい。シャキッと食感よろし。茎ふといから食べ応えありだし。いいですなあ。だがしかし、パクッと食べたらもうおしまい。少なすぎるじゃないか。

「ヒマワリのスプラウトは、洗面器で育てたい」と思ったことでした。

ヒマワリのタネがどっさり手に入ったら、ぜひやってみよう。(収穫まで28日。そのあいだ洗面器が使えないのが辛いけど。)


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2021年4月4日日曜日

番外編:シイタケとツクシとサクラ

 マンションのベランダで、シイタケ栽培をはじめたのが2020年5月のことでした。といっても、シイタケ菌を植え込んだたった1本の木片だけですけどね。


とはいえ、収穫できたのは一度だけ。その後はシーンとなしのつぶて。さらにこのたびマンションの大規模修繕が始まったので、ベランダにおいておくわけにはいかず、近所にお借りしている畑に移動させたのでした。それがたしか今年(2021年)の1月末だったでしょうか。

この日、4月4日。畑のすみっこの木の下に、こうやって寝かせておりましたんですが、


そしたらなんと、ご本体がひょっこり顔を出してたんでございます。棒のはしっこにほら。

棒の中間あたりにもありそうな。


合計4個のお宝収穫です。うへへ


じつは、これより1週間前にも1個だけ小さいのを収穫してましたので、それも合わせると5個になります。

まさかねえ、こんなふうにとれるようになるとは。

ベランダから避難させておくぐらいのつもりだったので、びっくりしてます。

この場所は、上にけっこう広い範囲で植え込みが広がっており、その下で暗くしめっているのがよかったのでしょうか。水やりするわけでもなく、そのまんまです。ありがたいことで。お次の収穫も期待しちゃいますなあ。

ところで、同じくお借りしている畑には今、ツクシがたくさんでてまして。あ、写真とるの忘れてました。すみません。

そのツクシを、一緒に畑をお借りしている友人がお料理してくれました。これがたいそう旨し。ほんのり苦味ありで、はる~~~って感じ。


作り片は、ツクシを洗って袴を外し(たぶん、これがたいそうお手間)、さっとゆがいて油で炒め、お醤油とちょっぴりだしの素を入れるらしいです。だけど、自分で作ってもうまくできるんだろか…、いや、できない気がする。あ、もう一つ、友人がヨモギを摘んで草餅にしてくれたのに、これも撮影し忘れてました。春のおたのしみいろいろ。ごちそうさまでした。

ときに、当方のご近所さんのサクラですが、もう見頃がすぎたようです。散歩のとちゅうで拾った小さい房を盃に浮かべてみました。


拾ったときから花びらが落ちてしまってるのもあったけど、そのままにしてます。
その下のまん中の小さい花は、盃に入れてから開きました。へえ、こんな簡単な装置でも花は咲き進むんですねえ。知らんかったです。これまた春のおたのしみかな。


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2021年4月1日木曜日

ものみな春。ネギも春。

 いやあ、いつのまに冬が終わったのでしょう。ご近所散歩をすると、なにもかも花盛りでびっくりです。わずかしかない当方のベランダ野菜までも花咲きムード。

こちら、ペットボトルで水耕栽培しているネギなんですが。(タネまき:8/24)


もれなく花芽が。


じつはネギは、もう1本ペットボトル栽培していたものがあり、すでにそちらは花が咲いて収穫済みでして、残りがこちらの2本なのです。

ネギの根元の白いところを伸ばすべく紙で覆ってたんですが、それをはずしてみました。



紙の長さ分だけおおよそ伸びてくれたってところでしょうか。

さて、収穫。ペトボトル2個分、全部をバッサリ。


わがやの小さな冷蔵庫には収まり切らん分量です。ほんとはちょっとずつ収穫していきたかったんだけどなあ。
ま、とりあえず、ビニール袋に入れて野菜室にぎゅーっと突っ込んでおきました。せっせと食べねば。ネギ三昧、ネギ尽くし。お好み焼きにいれる、すき焼きにする、ぬたにする。あ、他にはなにも思いつかんです。料理苦手だもん。


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2021年3月31日水曜日

スプラウトのヒマワリ:だら~ん

 タネまきから24日めのヒマワリ。発根したものの、太すぎて栽培容器のザルの目からでられず、不織布のお茶パックにバーミキュライトを詰めな中に入れ直して育てるはめになった悩ましきスプラウト。はたしていかがなるや。

これですわ。あっち向きこっち向き、ふぞろいの極みなり。


早く育ったものは、本葉がでるし。


のんびりなものは、のんびりなまま背丈が低くていらっしゃる。


根っこは、それなりにザルから突き出てはいるようです。バーミキュライトが多少は効いたか。


ともあれ、本葉がでてきているので、このまま日陰栽培を続けるのはよろしくないような気がします。覆いをはずして日光にあててみますか。

収穫のときには、もうちょっと緑くっきりの新鮮な顔色になっていてほしいんだが。このままの薄黄色じゃあ食欲がどんよりしそうですわ。


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2021年3月23日火曜日

スプラウト:ヒマワリの場合

 ヒマワリのタネを、スプラウト容器にタネまきしたのが3月7日。なかなか芽がでませんで、ようやくでてきたのが13日後あたり。

これなんですが。根っこが下にいかず、横にウニョウニョはってます。(撮影:3/18)


たぶん、栽培容器のザルの編み目がタネに対して小さいのだと思います。

当然、根っこは穴から出てないわけで。


いかんなあ。どうしましょ…

とりあえず、不織布のお茶パックにバーミキュライトを入れ、タネを入れ直してみますか。
なんか、タネは濡れてるし、根も一部でてるから気を使うしで、入れにくいのなんの。やっとこさ収納。ギュウギュウだけどね。


これでなんとか。すこしは培地があるから、根の出始めくらいまではしのげるんじゃなかろうか。
がしかし、この作戦だとバーミキュライトの分だけ費用がかさむのである。むむう…


それから5日後(3月23日)。ど、どうでしょう?


まあなんとか芽が立ち上がるところまではきたようです。伸び上がりすぎてかなり傾いてるのもあるけど。

根は、どうでしょう? 
ピロピロリンとでてますねえ。

こんなんでいいのかしら。よくわからんが、こんなもんで続けてみます。

それにしても、ヒマワリは発芽まで時間がかかってますなあ。ソバなら、もう収穫までいってるくらいなんだが。ヒマワリにはまだこの時期の気温が低めなのか、それとも「ヒマワリはゆっくり発芽する」という特性なのかはわかりませんが。
お初栽培は毎度、緊張・ドキドキであります。

【余談:シーリング施工その後】
前回の記事のつづきです。私の不注意により痛めてしまったベランダのシーリング跡地はその後、工事の方が点検にこられたようで、痛んだところを切り取ってくださってました。


さらにその後、新しく充填ピッカピカ。そしてただ今、乾燥待ち。まことにもって恐縮の極みです。


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