園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年4月4日日曜日

番外編:シイタケとツクシとサクラ

 マンションのベランダで、シイタケ栽培をはじめたのが2020年5月のことでした。といっても、シイタケ菌を植え込んだたった1本の木片だけですけどね。


とはいえ、収穫できたのは一度だけ。その後はシーンとなしのつぶて。さらにこのたびマンションの大規模修繕が始まったので、ベランダにおいておくわけにはいかず、近所にお借りしている畑に移動させたのでした。それがたしか今年(2021年)の1月末だったでしょうか。

この日、4月4日。畑のすみっこの木の下に、こうやって寝かせておりましたんですが、


そしたらなんと、ご本体がひょっこり顔を出してたんでございます。棒のはしっこにほら。

棒の中間あたりにもありそうな。


合計4個のお宝収穫です。うへへ


じつは、これより1週間前にも1個だけ小さいのを収穫してましたので、それも合わせると5個になります。

まさかねえ、こんなふうにとれるようになるとは。

ベランダから避難させておくぐらいのつもりだったので、びっくりしてます。

この場所は、上にけっこう広い範囲で植え込みが広がっており、その下で暗くしめっているのがよかったのでしょうか。水やりするわけでもなく、そのまんまです。ありがたいことで。お次の収穫も期待しちゃいますなあ。

ところで、同じくお借りしている畑には今、ツクシがたくさんでてまして。あ、写真とるの忘れてました。すみません。

そのツクシを、一緒に畑をお借りしている友人がお料理してくれました。これがたいそう旨し。ほんのり苦味ありで、はる~~~って感じ。


作り片は、ツクシを洗って袴を外し(たぶん、これがたいそうお手間)、さっとゆがいて油で炒め、お醤油とちょっぴりだしの素を入れるらしいです。だけど、自分で作ってもうまくできるんだろか…、いや、できない気がする。あ、もう一つ、友人がヨモギを摘んで草餅にしてくれたのに、これも撮影し忘れてました。春のおたのしみいろいろ。ごちそうさまでした。

ときに、当方のご近所さんのサクラですが、もう見頃がすぎたようです。散歩のとちゅうで拾った小さい房を盃に浮かべてみました。


拾ったときから花びらが落ちてしまってるのもあったけど、そのままにしてます。
その下のまん中の小さい花は、盃に入れてから開きました。へえ、こんな簡単な装置でも花は咲き進むんですねえ。知らんかったです。これまた春のおたのしみかな。


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2021年4月1日木曜日

ものみな春。ネギも春。

 いやあ、いつのまに冬が終わったのでしょう。ご近所散歩をすると、なにもかも花盛りでびっくりです。わずかしかない当方のベランダ野菜までも花咲きムード。

こちら、ペットボトルで水耕栽培しているネギなんですが。(タネまき:8/24)


もれなく花芽が。


じつはネギは、もう1本ペットボトル栽培していたものがあり、すでにそちらは花が咲いて収穫済みでして、残りがこちらの2本なのです。

ネギの根元の白いところを伸ばすべく紙で覆ってたんですが、それをはずしてみました。



紙の長さ分だけおおよそ伸びてくれたってところでしょうか。

さて、収穫。ペトボトル2個分、全部をバッサリ。


わがやの小さな冷蔵庫には収まり切らん分量です。ほんとはちょっとずつ収穫していきたかったんだけどなあ。
ま、とりあえず、ビニール袋に入れて野菜室にぎゅーっと突っ込んでおきました。せっせと食べねば。ネギ三昧、ネギ尽くし。お好み焼きにいれる、すき焼きにする、ぬたにする。あ、他にはなにも思いつかんです。料理苦手だもん。


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2021年3月31日水曜日

スプラウトのヒマワリ:だら~ん

 タネまきから24日めのヒマワリ。発根したものの、太すぎて栽培容器のザルの目からでられず、不織布のお茶パックにバーミキュライトを詰めな中に入れ直して育てるはめになった悩ましきスプラウト。はたしていかがなるや。

これですわ。あっち向きこっち向き、ふぞろいの極みなり。


早く育ったものは、本葉がでるし。


のんびりなものは、のんびりなまま背丈が低くていらっしゃる。


根っこは、それなりにザルから突き出てはいるようです。バーミキュライトが多少は効いたか。


ともあれ、本葉がでてきているので、このまま日陰栽培を続けるのはよろしくないような気がします。覆いをはずして日光にあててみますか。

収穫のときには、もうちょっと緑くっきりの新鮮な顔色になっていてほしいんだが。このままの薄黄色じゃあ食欲がどんよりしそうですわ。


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2021年3月23日火曜日

スプラウト:ヒマワリの場合

 ヒマワリのタネを、スプラウト容器にタネまきしたのが3月7日。なかなか芽がでませんで、ようやくでてきたのが13日後あたり。

これなんですが。根っこが下にいかず、横にウニョウニョはってます。(撮影:3/18)


たぶん、栽培容器のザルの編み目がタネに対して小さいのだと思います。

当然、根っこは穴から出てないわけで。


いかんなあ。どうしましょ…

とりあえず、不織布のお茶パックにバーミキュライトを入れ、タネを入れ直してみますか。
なんか、タネは濡れてるし、根も一部でてるから気を使うしで、入れにくいのなんの。やっとこさ収納。ギュウギュウだけどね。


これでなんとか。すこしは培地があるから、根の出始めくらいまではしのげるんじゃなかろうか。
がしかし、この作戦だとバーミキュライトの分だけ費用がかさむのである。むむう…


それから5日後(3月23日)。ど、どうでしょう?


まあなんとか芽が立ち上がるところまではきたようです。伸び上がりすぎてかなり傾いてるのもあるけど。

根は、どうでしょう? 
ピロピロリンとでてますねえ。

こんなんでいいのかしら。よくわからんが、こんなもんで続けてみます。

それにしても、ヒマワリは発芽まで時間がかかってますなあ。ソバなら、もう収穫までいってるくらいなんだが。ヒマワリにはまだこの時期の気温が低めなのか、それとも「ヒマワリはゆっくり発芽する」という特性なのかはわかりませんが。
お初栽培は毎度、緊張・ドキドキであります。

【余談:シーリング施工その後】
前回の記事のつづきです。私の不注意により痛めてしまったベランダのシーリング跡地はその後、工事の方が点検にこられたようで、痛んだところを切り取ってくださってました。


さらにその後、新しく充填ピッカピカ。そしてただ今、乾燥待ち。まことにもって恐縮の極みです。


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2021年3月19日金曜日

たまには葉物収穫です

住んでおりますマンションの大規模修繕工事が始まり、ただいま足場ができて修繕作業あれこれをしていただいてるところです。洗濯物が干せる日があると、「やったー!」。ベランダにいそいそと運ぶのは、葉物野菜が入った容器。といってもこれぐらいの数ですが。(他にネギがペットボトル3個分。)


ふだんは比較的明るい室内の窓際に並べてます。けれど窓は開けられんし、外は工事用のネットがかかっているしで差し込む日差しはわずか。こうなりますと、じき、コバエがうろつき始めます。ううう、です。もしも、室内だけで栽培するなら、食虫植物も一緒に育てるべきでしょうなあ。

てなわけで、ベランダ解禁日が待ち遠しいのなんの。もうね、曇りでも雨でもベランダに出せるだけで御の字さって思うんであります。

クレソン、お元気です。もはや雑草的存在。雑草だけど食べたら美味しい。

こちらも雑草感満載。エルバステラ。生でサラダに入れられるのがありがたい。


ミニのセロリ。小さいおかげか、緑色の葉も苦味が気になりません。

ルッコラは、スプラウト栽培用の容器で育てていますが、本葉を食べたいので、スプラウトにはせずもうちょっと大きくしようと待ってるところです。

それぞれちょっとずつ収穫。全部サラダにしよう。

ああ、久々の収穫。ベランダうろうろ。生き返る心地ぞする、です。
なお、洗濯物は、お風呂場に干して扇風機が活躍。タオル類は洗濯機の乾燥機能が担当。文明の利器、ありがたや。

【余談】
修繕工事には、「シーリング」という工程もあるそうで、この日、窓ガラスに「シーリングうちたて」と書かれた張り紙が貼られました。

ほう、どんなふうになってるのやら、どんな感じかしらと気になってサッシの窓をあけ、サンダルを床に置いてベランダへ。なるほど、こうなってますかと感心しつつ床をみると、なにやら白いペンキがところどころ張り付いてる箇所がある。なーんだ、けっこう荒っぽい工事なんだねえと思いつつ、ふとわが身のサンダルを見れば、サンダルの足先に白いものが。

そして、窓のサッシの下側が……えぐれてる。

犯人は私です。ごめんなさい。凶器はサンダル。(とても柔らかなシュークリーム状態でした。なだらかにしようにも、指ではくっついてうまくいかず。絵の具の筆でならしたらだいぶましになりました。)
「シーリングうちたて」って「ベランダに出てはいけません」てことだったんだね。ううう…アホでした。


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