園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2020年10月20日火曜日

番外編:畑のブロッコリー

 先日、お借りしている近所の畑に行ってきました。こちら、茎ブロッコリーの「アレッタ2早生」。ベランダで育てた苗のおすそ分けを植えたわけなんですが、だいぶ姿が異なります。

ベランダ育ち→背丈が70センチほどある。葉っぱもでかい怪物くん。



畑育ち→背丈50センチほど。葉も小ぶり。キュッとしまったボディーですな。

また、脇からでるつぼみ(側花蕾)のできにもちがいがあるようです。

ベランダ育ちの場合→茎の長さ5センチくらい。細身。花数少なめ。


畑育ち→茎の長さ10センチほど。太めで花数多し。ごりっぱざます。

なお、畑育ちは、やわらかくお味もよろしいです。おかげさまでお客様にもたいそう喜ばれ、見事ブチブチの穴ぼこになるまでお召し上がりになり、お帰り遊ばされました。むむ~

茎ブロッコリー付近におられたのは、このかた。幼齢期のトノサマバッタでしょうか。


調べたところによると、バッタの食草は単子葉植物だそうですので、茎ブロッコリーの無銭飲食犯とするのは濡れ衣でしょう。誤認逮捕ですまん。すぐさま地面に釈放いたしやした。

ベランダ育ちと畑育ち。それぞれだなあ。

なんだか「都会のネズミと田舎のネズミ」のお話を思い出しました。
そうだなあ、ベランダ育ちにもいいところがあるかもよ。ベランダ育ちはきっと、葉っぱが美味しいにちがいない。うん。まだ食べてないけどさ。


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2020年10月19日月曜日

秋雨のベランダ風景

 さめざめと降っております雨。最高気温が16度、最低が8度だそうです。

ベランダには、まだトマトがいます。切り戻しの株や6月にタネまきした株だったり。


トマトの根元付近には、小カブの「味こがね」。なんだか育ちが遅く弱々しいです。

「葉ゴボウ」とネギは、お元気。

ことに「葉ゴボウ」。ゴボウの葉がこんなにも美しいとは。お初栽培での発見です。


レタスの「ハンサムグリーン」とカラシ菜「パーマグリーン」。もうすこししたら初収穫できるぞ。ワクワクるんるん

だが、こういう期待感最高調ってときに、これだもん。

先を越されちまった。むむ~にっくき青虫軍団。ブチッ


トマトはもう1カ所、ベランダの端っこにもおわします。曲がってるのは、これから横にはわせようとの魂胆。折れないようにしたいけど、うまくいくかしらね。


その根元付近には、ルッコラやらイチゴやらレタスやらが、ごちゃごちゃ。

そして、その背後(室内側)にドーンと。いかにもお邪魔な茎ブロッコリー「アレッタ2早生」ですわ。1株、縦横70センチの巨大観葉植物。だって、花芽が少ししかできてないんだもん。

なお、手すり側も満席になっております。ミブナ「京なじみ」と四季なりイチゴの「めちゃウマ」、カラシ菜の「パーマグリーン」。

「ミブナ」がことにフサフサざます。毎日30本くらいをとっては食べ続けられる収穫量あり。当ベランダは、たいがい数本がやっとですので、画期的な葉物さんであります。

また、ありがたいことに虫軍団には無視されておるんだが、おそらく、優れて旨いもんじゃないと見破られているんでしょうな。
いいのいいの。サラダに入れれば彩りよろし。ビタミンだってあると思うよ、たぶん


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2020年10月18日日曜日

じみ~に期待エルバステラ

 タネまきは8月24日でした。発芽後、ほぼネギとかニラにしか見えんエルバステラ。オオバコ科だそうで、歯応えプツプツ、後口がピーナツ風味のたのしい草(野菜?)です。

9月18日。タネまきしてから25日後だけど、こんなです。弱っちくてふわふわなのだ。


9月23日。ポットの中では倒れがちなので、ザルとゴミ箱の容器へ引っ越し。ゴミ箱には液肥を入れて水耕栽培。どうしても横たわってしまう。貧弱だなあ。無事に育つんですかね。


10月3日。緑色が濃くなったような。葉の長さも伸びたような。

10月7日。おや、ザルのふちから飛び出してるのが増えたみたい。

10月10日。ごちゃごちゃしてきましたわ。

今日、10月18日。ザルの培養土が隠れつつあるほどに、茂ってるわん。

こうなるとがぜん注目度アップしますなあ。しげしげと観察してみる。
葉にトゲトゲの出っ張りができてました。やっとこれでニラじゃないっていえるよなあ。

ところで、このエルバステラですが、じつはこれまで、どでかいずうたいのブロッコリーの鉢と鉢のあいだにギューッと押し込んでました。が、今日、陽当たりのほうへ鉢をぐぐっと押し出しておきましたよ。

エルバ君、聞いてくれてるだろうか。ブロッコリーは姿が大きくはなったが花芽が小さくて収穫は見込めそうもないピンチである。
そこでだ。これからは、地味だが小さくとも確実に葉をつけて食べられる君のような葉物野菜にこそご活躍願いたいと思っておるしだい。期待してますよ。
今頃になって陽当たりにだされても、時すでに遅しかもしれんが…


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2020年10月16日金曜日

からし菜系パーマグリーン伸びる

 爽やか快適気温のお天気のおかげでしょうか。ベランダ野菜がよくお育ちであります。

からし菜系の「パーマグリーン」は、1株ずつ黒ポット植え。キッチンの水きりかごに並べてて水耕栽培してます。集合住宅住まいって感じですかね。

10月7日。本葉のふちにフリルができて、いかにもパーマって感じ。


10月14日。フリル感増大。

10月16日。たった2日後ですが、容器から飛び出しちゃってます。縦にも伸びたらしい。


ポットを1個持ち上げてみたら、やけに長い根がピロリ~ン。

ポットハウスが狭くなったみたい。引っ越しせねばなりますまい。
(いったいどこに?もうスペースないんだが。)

一方、こちら、同じくパーマグリーンで、ペットボトル容器の水耕栽培組。1株を1ペットボトルに植えてフェンスの手すりに取り付けました。陽当たり良好の一等地・一戸建住まいってとこですかね。

10月14日。ペットボトル組の葉っぱは、ぐっとオトナな感じで葉脈もくっりきり。

10月16日。2日後は葉全体がクネクネとうねりだしました。いよいよ食えるか?

まあ、さすがに収穫はまだ早すぎかなあ。
生食ですとピリ辛ありなので、半生程度にゆがいて漬物にしようと思いますのさ。おつまみ味です。なお、サラダに入れると、「辛っ!」ってなります。
タネまきは8月24日でした。

【パーマグリーンとは】
元は、三池高菜とちりめんカラシ菜が親御さんだそうです。ワサビ菜より弾力のある葉で、そのままかじるとお口の中でゴワゴワ。おもしろいです。


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2020年10月15日木曜日

葉ゴボウを間引いてお味見

 葉ゴボウは、9月16日にたねまきして19日後。けっこうな茂りっぷりになりました。


根はどうかしらね。ザルを持ち上げてのぞいてみました。ほう、細いのが何本かでています。あ、液肥が茶色なのは、たぶんバーミキュライトがこぼれたのだと思います。


それにしても、なんだかあっという間に大きくなった感じ。発芽もすぐだったし、なんのうれいもなくすくすくここまできちゃったみたいな。お初栽培なもので、葉ゴボウがこういうものなのかどうかわからんけど、わりとあっさり簡単に育った感があります。

ま、それはありがたいですが、ちょいと茂り過ぎな気がしますので、間引くことにしました。抜けそうなものは抜き取り、あとはハサミでチョキチョキカット。

おお、だいぶすっきり。まだ取り足りないかもしれんけど、また今度でいいやね。


さてと、どれどれ、間引いた葉っぱはどんなかな。気になります。



葉ゴボウの調理法を検索してみると、茹でる、炒める、水にさらすなどなど。どれも加熱してから食べるらしい。ですが、この間引いた葉はだいぶ小さいですからねえ。茹でても箸でつかめるんかい、みたいなショボいものになりそうなんだなあ。

ええい、どうせベビーリーフではあるのだから、サラダのつもりでそのままお口にポイでいいんじゃない?
てなことで、生でかじってみることにする。一応、部位別に3カ所に分けちぎって味わうという方法にて。

緑色の葉→苦いです。ちょっと、いやだいぶ苦いな。
茎→歯ごたえシャキシャキ心地よし。
根→根といいましても、たかだかこれだけのもんですからねえ。


とりあえずかじってみたけど、なんだかなあ。よくわかりませんでした。
でも、諸々噛んで飲み込んだのち、口中にほんわかとゴボウの味が残るのでした。そりゃそうだ、ゴボウだもの。
へえ、根を食べたわけでもないのに、ちゃんとゴボウの味がするって、なんかおもしろいです。

ところで、間引いた葉ゴボウを、「どうだ、小さくてもちゃんとゴボウになってるんだぞ」と自慢して家の者に見せたら「それなら根っこをキンピラにして食べたいです」といわれ、チッ。どうせちょびっとしかとれませんでしたわい、と内心苦々しい気分。

そこで反撃にでた。「一休さん」の屏風の虎の話をまねて、
「この根っこをささがきに切ってくれたら、キンピラにしてさしあげますよ」と申しておきましたぜぃ。


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