園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2020年8月25日火曜日

秋近しのタネまき(前編)

夕方散歩してましたら、ツクツクボウシの声を聞きました。この夏初めてじゃないかなあ。

もう夏の盛りも終わりなのか、まだまだ半ばなのかわかりませんが。ともあれもうじきカレンダをめくるわけだし、朝夕は若干涼しくもなってきたことだし、ぼちぼちタネまきでもと思い立ちました。といっても、新しくタネを買ったわけではなく、以前に育てたことのある在庫の品ばかりですが。

あれこれドーンと。(撮影:8/24)



こちら、ちゃんこネギとエルバステラとルッコラ。黒いポットにバーミキュライトを入れ、キッチンの水きりかごに並べました。


【ちゃんこネギ】冬、泥ネギなどは一束300円とお安くて栽培しなくてもいいのですが、ベランダで作れば新鮮だし摘み取るのが楽しいからやっぱりやろうぜと思い直しました。

【エルバステラ】オオバコの一種だそうな。どうりで草っぽい味がいたします。噛むとサクッと折れる感じがおもしろく、そんままなまでサラダに入れてます。

【ルッコラ】ピリッと辛いのがよろしい。写真のタネ袋はルッコラの姿をお見せしたくて別物です。実際に使ったタネは、ブログのお仲間の方から分けていただいたタネ。よく発芽してくれます。

こちらも、黒ポットまき3種類。

【味こがね】小カブです。春に育てたときは、カブ部分が固くて残念感満載でした。そこで再びチャレンジ。今度こそ「肉質は緻密で歯ごたえがよく、甘味がありたいへん美味です」を実現して、ぜひその魅力的なお株を上げていただきましょうぜ。

【セルリー ミニホワイト】セロリのミニ版。ちいさくてもちゃんとセロリでした。夏に育てたときは、緑の葉がにがいのでスープや味噌汁に。茎は白さが際立ち、サラダが引き立ちます。摘み取って使えるのがうれしかったです。

【二十日大根 ビットリア】およそ二十日大根というものを育ててうまくいったためしがない私。よって、このたびも割れたみすぼらしいできになるに決まってるんである。ただね、タネが残ってしまってるのでその在庫処分でさあ。ぜんぜん期待してませんから。1個ぐらいまともなのができるかもとさえ思ってませんから。たのしみなのは、緑のきれいな葉っぱですので、そちらをよろしく。

てなことを思っていたら、タネまきの翌朝(25日)には発芽してました。はやっ。


さすが、二十日大根の名にふさわしいスピード感であります。なんかちょっと見直しちゃったりなんかして。(後編につづく)


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2020年8月24日月曜日

夏の後始末・トマト

 トマトは今年、2回タネまきしています。1回目は1月1日、2回目が6月1日。その6月の分のトマトは今頃、それなりに収穫できてたのしめる予定でござんした。しかし、長い梅雨と激アツの夏であえなくフニャフニャの徒長苗になっちゃいましたとさ。

こちら、そのフニャフニャ株のひとつ。ミニトマトの「キャロルパッション」。(撮影:8/21)

とはいえ、まるで実がつかなかったわけでもなく、若干ちらほらできてはいます。

途中が欠損してる房とか。


ブドウの房めいたのとか。


これらの実が赤くなるのを待つとしても、どうなんですかねえ。実のガクの色がすでに茶色に変色しているので、まともに熟してくれないように思うのです。

そこで、すべて取り去って、枝葉も始末することにしました。
なんか、残念だけど…


でもまあ株の根元付近からは脇芽ができていますんで、今後はこちらさんになんとか育っていただきましょう。たのんだぞ、キャロルパッション君。



中玉の「Mr.浅野のけっさく」もしかり。

てなことで、夏から秋にかけて収穫しようともくろんだ6月1日のタネまきは失敗したといっていいでしょう。

秋から冬にかけて収穫することを期待するのであれば、タネまきは7月あたりがよろしいのかも。よし、来年は、そのせんでやってみよ~。


ところで、1月にタネまきしたトマトはその後、それなりに収穫完了。脇芽があらわれたので、かつての茎はバッサリ切断。これまた秋冬トマトを目指しているところです。

こちらがその1月タネまきの「Mr.浅野のけっさく」。

なんか脇芽が傾いていて今にも折れそうだなあ。危なっかしい感じではありますけど。


また、下のは同じく1月1日タネまきの「Mr.浅野のけっさく」の株ですが、脇芽がちっともでてこないんである。おーい、どうなってんだあ?

しばらく様子をみて、何の音沙汰もなかったら諦めてボツにするしかないかなあ。


さて、6月タネまき分の収穫した実のうち、わりと赤くなってたのがこの4個でした。

そうか、これって夏のトマトの食べ納めなんだなあ。

甘みうす~く、皮かちかち。昼に収穫したから熱々にゆだってる。トホホなお味をかみしめたことでした。

さあてお次は、秋トマトをがんばろう! です。ま、私ががんばるわけじゃないですが。


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2020年8月19日水曜日

ちょっぴり収穫

「暑いですねえ」を連発する日々であります。そういえば、1回言ったら100円没収とかいうお遊びがありましたなあ。

さてさて、早朝の涼しいうちにベランダへ。本日の収穫ブツがこちらです。

ミニセルリー、シソ、バジル(ボロッソナポリターノ)、ミブナ(壬生菜)、オカヒジキ。

なにかしらとれるものがあって、うれしい限りであります。たいていは、なにもなくてさびしく室内にひっこむんですがね。

あ、もう一つ、ミニトマトも気になります。といっても、1月にタネまきした苗のものなので、実はほとんど残っておらず数えるほど。

それでも、ちらほら赤みがさしてきた実があるので、これが気になりますのさ。

近づいてみる。ほら、右はじのとかいけるんじゃないかと。


3粒、もぎました。「プチぷよ」です。おいしいのか?

とりあえず、冷蔵庫へお持ちし、冷え冷えになっていただきますかね。お味の予想ですが、この暑さですからねえ。薄ぼんやりしたはっきりしないものになっているかと。冷えているのだけがご馳走な気がします。うえ~ん。

この「プチぷよ」の株ですが、根元に脇芽ができていますのさ。そこで、今、実がついている背の高い茎はそのうち切り離し、脇芽を大きくして秋の収穫をともくろんでおるのですが、うまいこといきますやら。見守り中です。


シソは、ペットボトル栽培のものがわりと好調です。日光が直接あたらない場所に設置したおかげですかね。こちらは、収穫したあとのこざっぱりしたお姿であります。

そして、こちらが収穫したブツ。

10枚ぐらいでしょうか。お飾りなら1,2枚でいいんだけど、よくばって、お刺身の一切れずつを巻き、バリバリゆわしていただこうかと。貴重なビタミン補給でもありま~す。

それにしても、暑いですなあ…


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2020年8月18日火曜日

水耕栽培のすずなりブロッコリー

 「アレッタ2早生」。なんのことかちっとも想像できない商品名ですが、〈ブロッコリー×ケール〉の品種だそうです。「すずなりブロッコリ-」とよんだりするのかな。
タネまきの5月31日から79日たちました。全3株。

お初栽培なもので、生育ぐあいがこれでいいのかどうかわかりません。

上から見るとこんな感じ。

けっこう広がるもんですね。種のサイトさんによれば「葉・茎・つぼみもおいしくあまみを感じられます」そうな。ふむふむ、まずはこの葉っぱが食べられるということか。

お次、茎はどうじゃろ。ほっそ~~~! だいじょうぶかいな。

サイトさんによれば「細長い茎」も特徴のひとつだそうだ。ツルの足みたい。骨折防止用に紐をわたして支えてるけど、そのうち支柱を添えようかと。

水耕栽培なので根を観察。

その1の株の根。細かい根がフワフワと。



その2の株の根。これも同じく。なんか短いぞ。


その3の株の根。長い根が少々と、短い根はすこし密集してるかな。


地上部は茂ってるみたいだけど、根はまだ大きくなっていないようだ。かよわそうだからだいじにしなくっちゃね。といっても、株にぶつからないこと、液肥を切らさないことぐらいしか思い浮かばんのだが。


葉の表面が煙ったように白いので指でこすってみたら、ありゃま、濃い緑色出現。

「ブルーム」というものだそうである。ブドウの実の表面にあるアレですな。

「水分の蒸発を防ぎ、病気などから保護する」(ウィキペディアより)とありました。しまった、はがしてしまったぞ。そのうち復活してくれるかなあ…。

さてさておたのしみな収穫ですが、いつ頃になりますかねえ。

サイトさんの図面によれば、

〈タネまきが6月末→11月始め頃〉になっておるようです。なか4か月あって翌月から収穫スタートってことか。ということはですよ。

当ベランダのは〈タネまきが5月末→10月始め頃〉かも?

なんだ、まだあと1か月半ほどあるんですかい。道のりは長いのぅ…。



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2020年8月15日土曜日

葉物野菜を摘む

ふえ~~。今日は最高気温36度とか。ひたすらエアコンにしがみついておるしだいですわ。早朝と夕方だけはかろうじてベランダにいられそうなので、この時間帯に液肥の追加をえっさえっさして、たまに収穫の作業をしております。

この日(8/14)は、ミブナ(壬生菜)がだいぶ茂っておるので、摘み取りました。

ミニセルリーもけっこう暴れてます。これもいただこう。

バジル(ボロッソナポリターノ)は、葉ができるのが早い早い。しかも背が高くなりすぎて倒れがち。頻繁に摘まねばなりますまい。

クレソンもモジャモジャですな。
横にはうように育っていくみたいなので、上になってるキッチンの水切りざるにバーミキュライトを敷き詰め、下の四角いボールに液肥を流し込んで水耕栽培。お日様は余りあたらない場所に置いてます。ほそり小型に育ってるけど、辛さは充分ピリリ。

こちらオカヒジキ(岡ひじき)なんですが、細すぎで雑草のスギナに見えてしかたがない。

これの収穫箇所はよくわかりません。たぶん、枝分かれして上に伸びたあたりじゃなかろうかと。

収穫ブツをお盆の上に集合させたら、けっこうな分量になりました。

ほとんどはサラダだけど、ミニセルリーの葉だけは苦いのでスープにしようと思います。

ところで、けさは友人たちと一緒にお借りしている近所の畑に行ってきました。雑草とりをしたけれどかなり暑いので早々に切りあげ、日陰でスパークリングのポンジュースをごくごく。なんとも旨し!

ちょいと収穫もありましたぞ。3人で山分けの品々です。
とってもとっても増える空心菜、まだまだとれてるインゲン、ぼちぼち育ってきたモロヘイヤ、たくさんできているトウガラシ、カメムシも狙ってるピーマン。

おかげさまでいつになく豊かな食卓になりそうです。

畑ではこんな収穫?もあり。セミの抜け殻ざます。(撮影:8/8)

家に帰って虫眼鏡片手にネットで分類の仕方を見る。たぶん全部メスかと。

じつは、セミのことなどまったく興味無かったけど、友人がうれしげに拾って「これはミンミン」「これアブラ」とためつすがめつめでるもんだから、ついつい気になってしまうのである。アウトドアが苦手な私だが、畑作業のおかげで、すこーしずつたのしみ方を伝授されてる気がするなあ。
かくして、机の上にはセミの抜け殻がお皿に山盛り。佃煮になりそうだわ。


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