園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2024年8月2日金曜日

水耕栽培容器を作り替える

 便利に使っていたプラスチック製の容器。穴あき鉢をのせておく蓋のところが割れちゃった。


そりゃそうですわなあ。蓋に穴を開けてそこに鉢と植物の重みがかかるんだもの。
そこで、この割れた部分に割り箸を渡しガムテープで貼っておさえて使ってました。


けれど、ガムテープが劣化してそれもできなくなり、いよいよもってどうしよう?

で、考えましたぞ。壊れた蓋は廃棄。かわりにプラ容器に穴をあけ、小さな角材を切って渡し、たこ糸で縛るというアイデア。プラ容器はキリでわりと簡単にあくんだねえ、びっくり。


これを容器の両端に施します。

で、この植えに穴あき鉢(苗が植わってる容器)をのせようってわけ。容器の口が若干狭くなっているので、角材がストッパーになり、穴あき鉢が下に落ちにくいってわけですなあ。

だけど、角のところに隙間ができるんです。この隙間に光が入って液体肥料に藻がはびこりそうじゃないですか。こりゃイカン。


そこでですねえ。この隙間を隠すべくフェルトを穴あき鉢の下にかませてみようかと。

約12センチ角のフェルトに穴を開けてかぶせて、四隅を糸で止めてみました。ど、どうかしら?

そして穴あき鉢を設置。これで隙間に光が差し込むのを防げるんじゃないかと思うのです。
下記の写真は、四隅のフェルトの出っぱりを切ってみたバージョン。

でも、結局この四隅を切ってしまうのはあまりよろしくありませんでした。
このフェルトをめくって液体肥料を注ぐので、出っ張っている方が持ちやすかったです。

フェルトを切って不要になった部分がこちら。なんかあ、これ捨てるのもったいないような。いえ、使い道はたぶんありません、私の場合。なので、ポイしました。


こうして、2個の栽培容器は修繕できました。右手前の2個がそれです。


でもまだこれ、あと残り10個が未修繕。うーむ、道のりは長い。

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2024年8月1日木曜日

トマトのラスト前

 この日も、トマトを2株処分する。一つは、ミニの「フラガール」。もう葉はほとんどない。


上のほうにこの3個があるだけになりました。

根は、やはり茶色茶色っぽくなりつつありますなあ。

そして、もう一株。ミニの「フラガール」です。下のほうにある葉がわりとお元気で残ってます。上の葉がないのは、たぶん天井に設置したエアコンの室外機の吹き出し風にあたってしまったからではないかと思います。


このてっぺんの枝はエアコンにあたっていただけあって、茎が茶色。実もショボいんだなあ。


この株の根元付近にはわき芽がでています。去年ならこれを育てて秋冬トマトとしてたのしむんだけど。これがむずかしいのだなあ。もうすでに茎の間が間延びしてる。徒長ってやつですかね。どうしてもこうなりがちなのだ。これをうまく育てるのがなかなかでして。

根はまだりっぱなのでもったいないんだけど。

はいっ、店じまいでーす。おしまい。

まあ、なんてあきらめがいいでしょう。というのも、じつは7月13日に新しく種まきしちゃってるんだなあ、これが。

ずらり、並んだ今年のトマト第2軍団。

新しい恋人ができたもんだから、前のお人はお払い箱みたいな態度ですが。

第2弾の種まきを7月にしたのは初めてです。今までは5月とか6月でした。ですが、これだと早すぎてみな徒長してしまうんでした。そこで、今年はそれより遅く種まきしてみたんですが、さて、どうなりますやら。「徒長はしないけど、実がなる頃に冬が来ちゃって霜枯れる」パターンになりそうな気もします。ま、ともかくもやってみることにしましょ。

こちら、終わらせた2株の最後の収穫です。


そうそう、下記はそれより前の7月26日の収穫。このときはもうちょっとはとれていたんだねえ。


フラガールは甘く、セレブスイートは甘さとすっぱさがあり、美味しい。どちらもお初栽培でしたが、あたりのトマトでした。ありがたや~

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2024年7月24日水曜日

トマトのおしまいが進む

 今年(2024年)1月1日に種まきしたトマトがだいぶお疲れモードになりました。

7月19日。この日の収穫なんですが、果実の表面がシワシワだったり、ガクの色が枯れてきたり。それでも美味しいんだなあ。


7月24日。

ほとんど実がついていない3株を店じまいすることにしました。
こちらは、ミニのフラガール。根っこはまだ固くしっかりしています。



同じフラガールではあるが、こちらは、種まきが遅く2月13日。しかも、発根が約一ヶ月後の3月17日という、たいそうのんびりな株でした。発育が遅いだけあって、その後のお育ちも芳しくなく、収穫も少ない。そして、根もさしてふさふさになりませんでした。こんな大きめのコンテナに引っ越してみたにも関わらず、どうもうまくいきません。
弱い苗は最後まで弱いのだという実験になったみたいですな。


こちらは、ミニトマトのオレンジパルチェ。根っこ、りっぱ。この1株でずいぶんと収穫できました。オレンジパルチェ、やるなあ。そして、パルチェは、これにて全部おしまいです。

この日の収穫。バジルとシソもちょっと。トマトは、わりとまともなのは、これが最後でしょう。トマトはあと残り3株。けれど、痛んだり小さかったりで、しょんぼりな実になるんだろうなあ。


トマトは、当ベランダでは水耕栽培で、ごみ箱容器とコンテナで育てています。液肥の追加は、最盛期ですと、ごみ箱容器=毎日、コンテナ=3日に1度くらい。コンテナのほうが慌てなくてすむんだけど、毎日世話できるなら、ごみ箱でじゅうぶんな感じがします。
そもそも、株は天井につっかえるので8段までしか大きく育てられませんしなあ。

てなことで、家を空ける日があるならコンテナだけど、たいていはごみ箱容器ですみそう。じつは、コンテナが1個しかないから買い足そうと思ってたんだけど、今のところ不要でしょう。

夏真っ盛り。あちー、あちー。ときどき雷雨がざんざか降ってます。少しは熱気が和らぐでしょうか。残り3株のトマト。よーし、ユニーク果実をたのしむことにしましょ。

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2024年7月19日金曜日

トマトとキュウリの種まき

 この前キュウリを撤収したばかりなんだが。というのも、キュウリの種まきをしたから撤収する決断ができたっていいますか。それでもう次の栽培に心が移るという。新しい恋人ができたから、今のお人とはハイさよなら、みたいなノリですわなあ。

7月13日。ミニキュウリ「ラリーノ」と、中大玉トマト「セレブスイート」ミニトマト「オレンジパルチェ」「フラガール」の種まきをしました。トマトは、水で濡らしたキッチンペーパーにはさんで。キュウリは、バーミキュライトの鉢に。

7月16日。あらま、もう発根、発芽しちゃってる。
トマトは、濡れたキッチンペーパーの間で、根がふにゃーっとでてた。


キュウリは、二葉が持ち上がってるよ。


夏場は発芽が早い、早い。慌てます。

トマトは、バーミキュライトを入れた穴あきの鉢に移しました。


7月19日。
ミニキュウリ「ラリーノ」は、2リットル入りのプラ容器で、液肥(協和ハイポニカ)をいれて水耕栽培スタートです。ここまでは、水だけでした。

トマトも二葉がでたので、水だったけど、液肥も入れました。薄い液肥の状態だと思います。本葉がでたら、2リットル入りのプラ容器に移そうと思います。

やれやれ、これで第2弾のトマト・キュウリ栽培が始められそうです。簡単だなあ夏は。
ただ、これからは日差しがベランダにほとんど入らなくなるので、徒長注意なのだ。
南向きなので、今、ベランダに入る直射日光は2時間あるかないかなのだなあ。夏至が過ぎたから、だんだんには入るようになるんだけれども。育ち過ぎないように育っていただかねば、なのだ。ガッチリ太い苗にしたいもんだが、どうだろう?

そして、こちらは、今年1月1日に種まきしたトマトのその後です。

ミニトマト「フラガール」。苗の中間くらいまではこのように葉があり、まだ実もついていたりします。



といっても、房の下の方にちょっと、って感じだけどね。



中大玉の「セレブスイート」。上のほうにほんの4個ほど実があるんだが、その先に、葉っぱがなーーーーい!この付近はエアコンの室外機が放出する風で傷んでしまうのだ。で、こうなっちゃう。


こちらのミニトマト「フラガール」と「セレブスイート」もしかり。

あ、「フラガール」じゃなかったこれ。「オレンジパルチェ」だったわ。すみません、まちがいました。
てなことで、いずれにせよ、1月1日種まき組は、あと数個も収穫したらおしまいになるでしょう。となると、もう食べられる実もの野菜がなーんもなくなる。お口がさびしくなりますわ。シソとバジルとモロヘイヤと。あと、ネギとミツバだけ。うーん。さびしい。夏が終わりましたなあ。まだ梅雨あけてないけど。

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2024年7月17日水曜日

ミニキュウリ「ラリーノ」店じまい

ミニキュウリ「ラリーノ」は、種まきが4月13日。初収穫が6月9日でした。
当ベランダにしては、いつになくたいそう収穫量が多くたのしんでいます。
しかし、葉の色がかなり褪せてきました。


それでも、わき芽の先端はまだまだご健在の雌花です。すごいんだなあ、このつきかた。 


ですが、それも最初だけ。じきにシオシオとしなびていくのだった。


あまたある雌花のうち、左端の1本がちょっとイケそうだけど、あとは、黄色くなってふにゃふにゃして終わっていくんだよなあ。

ま、ぼやいても仕方ありません。あきらめましょう。はい、店じまいいたしましょ。
その前に、根の観察をば。

こちら、エアレーション(ホームハイポニカぷくぷく)ありの株の根です。


これは、エアレーションなし。四角いコンテナ育ちの根。

どうでしょう? 色とかさわり心地とか、あんまり変わらないんじゃないかなあ。

エアレーションのありなしは、今回は影響がなかった感じです。
まだ梅雨どきのせいでしょうか。盛暑になってもっと気温が上がったら、エアーがあるほうがうまくいくのかもしれません。毎月100円の電気代が無駄だったかも?です。ハハハ

最後に収穫したミニキュウリ「ラリーノ」と、トマト。

ラリーノは皮が固くならず、パリッと美味しくいただくことができました。

さて、今後栽培する場合、あのむなしく散っていく雌花をいかしてみたいんだけど。
ポイントは、わき芽の摘心でしょうか?やたらわき芽ができてしまいましたからねえ。実をつくるエネルギーがそがれたのかもしれませんな。
やはりセオリー通り、「2節で摘心」「子ヅル孫ヅル二葉で摘心」を実行かしら。
むむう、めんどくさーい、なのだなあ。

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