園芸でちょこっと科学

園芸でちょこっと科学
タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2023年1月20日金曜日

水耕栽培レタスの遮光と倒れ防止作戦

 リーフレタス「ハンサムグリーン」が、緑色の藻だらけになってます。


そりゃあそうだ。液肥をおおっていなくてむきだしだもの。しかも、苗が育ってきてるのに下の黒いポットが小さいままだから、あたまでっかち。ころんころん転がってることが多々あり。

よく見れば、右下の1株はえらく元気がない。


茎が折れて、昇天なさっていました。


レタスの栽培で、たまにあるんだよなあ、このポッキリ事件。うっかりさわってしまったのか、みずから折れるのかわからんのですが。

ともあれ、この劣悪な栽培状態を、なんとかせねば。

といっても、栽培容器は今、ちょうどいいのが出払っていて、この水切かごしかないのである。

うーむ。で、考えました。まずは黒いポットを安定のいい大きいのにしてやりましょうと。今までは、直径6センチだったのを、9センチにね。善は急げ。

苗をキッチンに運び、黒ポットからとりだそうとするも、なかなかでてこない。根がはってますからね。たまにちぎってしまいながら、なんとか引きずり出す。


キッチンネットを入れた直径9センチの大きいポットに、苗をいれる。当然、隙間ができますわねえ。


この隙間に、バーミキュライトを珈琲豆用のスプーンで4杯ほどいれてみた。だいたいいいかも。


なお、水切かごのざるの床には、遮光用にアルミホイルを敷いてみました。この方法は、以前、読者さんからコメント欄にて教えていただ作戦です。

こうして全12株を整えてみました。ど、どうかしら?

そのうち、個別にしきられた栽培容器にあきができたら、この苗をキッチンネットごと引っ越してやろうと思います。それまでどうかよろしく、なのだよ。

【きょうの収穫】
レタスにアブラムシがうろちょろしはじめていました。このところ、日中はあたたかいですからねえ。数日収穫してなかったし、茂りすぎて風通しがよろしくないのでしょう。
いつになく、がんばってたくさん葉をちぎりとりました。
水に放つと、キッチンボール2杯分にもなる分量。

昼間の日差しが、ベランダにたっぷりあたるこの時期。南向きの効用でしょう。でも、冬至がすぎ、じわじわ、お日様は室内側からベランダのフェンス方面に移動しているのさ。

当ベランダは、秋頃から翌年の5月くらいまでが、北風なしのお日様あたりほうだい。そして、7月8月ともなると、フェンスの真下くらいまでしか陽が当たらないのである。
かくして、5月頃までが野菜栽培の勝負ざます。

てなことで、レタスよ、ここがチャンス。
左側中央に鎮座している小さい苗のトマトもナスも、今だ、育てよ、早く早くと願うんでありました。

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

水耕栽培ランキング

2023年1月18日水曜日

冬の結球レタスが巻くとき

 9月28日に種まきしたレタス「オンタリオ」。こちらの3株は、ゴミ箱容器での水耕栽培です。


結球するレタスだそうで、そのとおり、中央がクルンと巻いています。やれやれよかったあ。


ところで、これよりさらに遅く、約一か月遅い、10月24日に種まきしたレタスは、葉が巻いているでしょうか?

冬だから育ちがゆっくりで、巻いていないかもしれません。けれど、わりとあたたかいベランダだから、巻いてるかもしれません。さて、どうでしょう。

【予想】
ア.巻いている。

イ.巻いていない。


種まき10月24日組のレタスはこちらです。栽培容器は、2リットル入りのプラ容器。品種は、「オンタリオ」と「レガシー」の2種類あります。


ゴミ箱容器と同じ品種「オンタリオ」の場合。


見たところよくわからないので、葉を少しめくってみました。
クルリン! 巻いてる。


それなら、もう一丁の10/24種まき品種「レガシー」はどうかな。


うーん、巻いてる、とまではいってないような。同じ種まき日(10/24)でも「レガシー」は遅いんだねえ。

ちょいと調べてみたら、
「オンタリオ」は「高温結球のすぐれた極早生品種」だそうな。
今は「高温」時期じゃないけど、極早生ということだから、巻きが早めなのかも。
葉っぱは、薄くて、ギザギザがいっぱい。


ちなみに、「レガシー」は「耐寒性が強く、栽培容易な中早生」だって。葉っぱがごわごわしてます。


ところで、ここにも2リットル入りのプラ容器に入った3株のレタスがあります。

このうち、どれが「オンタリオ」で、どれが「レガシー」でしょうか?

いずれも10月24日種まきだったようです。


えーっと、ギザギザいっぱいなのが「オンタリオ」だったから、「2」かなあ。
で、ごわっとしただだっぴろい葉っぱが「レガシー」だと思うから、「1」と「3」じゃないの?
容器に貼ってあった名札を見たら、ピンポーン、でした。
私にもやっと見分けがつくようになりましたわ。

苗が小さいうちは、なにがなにやら。おまけに名札をつけ忘れてるもの多しで、不明レタスだらけなんです。

ベランダは、今、ほとんどがレタスだらけでして。



お天気がよかったので、中央にはトマトとナスの苗も並べてます。

まあ、レタスの名前がどれがどれでも収穫はできますんで。てきとーに摘み取っていただいてます。


カラシナやワサビナが終わっちゃって、結球レタスはまだ収穫にいたらず、ひたすらリーフレタスばかりなり。な~んか、黄緑色でやわやわなおからだになりそ。

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

水耕栽培ランキング

2023年1月17日火曜日

チコリの「ひも縛り作戦」

 紫キャベツみたいになる(はずの)チコリ、「パラロッソ」。
ちっとも紫じゃないし。


ひもでかろうじて押さえつけてるから、巻いてるキャベツとまではいえない。

中はどうなってるだろう? ひもを緩めてのぞいてみた。

上記左端「1」の株。赤紫色以外のところが、薄き緑色。白とまではいえないかなあ。


「2」の株。赤紫部分が多い。けれど、これもそれ以外のところが白にはなっていない。

「3」の株。こちらは、中央部分ががっちり固くてひもをほどいてもあまりゆるみません。

「3」の株を、無理やり広げてみた。赤色は少なく、全体に薄い黄緑色。

さて、どしたものか?

そこで、以前、同じ品種を栽培したときの記録を調べてみました。

2018年の3月13日。今と同じ品種の「パラロッソ」。

このときも、葉は緑色だったようです。


中をのぞいてみると、葉は枯れてるみたいなグレー色。


なんだけど、めくっていったら、赤紫と白になってた。

       

…ということのようでした。

うーむ。ということは、まだこれから中が変色していくのかもしれません。
枯れてるくらいなんだから、思い切ってさらにひもで上部をしぼってしまったらどうだろう? 光が届かないような状態にしてみたら?

というわけで、やってみました。ひも縛り作戦。


真上からみると。どうじゃな?


ただし、こうすると、中が腐っちゃうこともあったような。ときどきひもをゆるめて風を通しておくといいのかもしれません。

忘れないようにしなくっちゃだわ。そこが難問。
むむう、めんどくさ。
そのうち、ハエが飛び回っていたりして…

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

水耕栽培ランキング

2023年1月14日土曜日

カラシナの撤退とホオズキの発芽

 カラシナの「コーラルリーフプルーム」が、どうにもいけません。

葉は赤紫色が鮮やかで、茎の黄緑色が美しい、ように見えるんですが。


容器の上は、気色悪いぬちゃーっとした感触。


昨日以上にアブラムシが増殖したみたいで、もう、どこもかしこもメタメタな手ざわりになってしまいました。こうなったら、あきらめるしかないでしょう。

根は元気なんだけどなあ。


はい、降参しますです。全部刈り取って収穫としました。


水に浸けて洗うんだけど、小さいアブラーの粒々がいつまでも消えず、何度も水をかえて洗って。もう冷たくて手がしびれちまった。

このカラシナは、種まきが10月24日だったんですが、それより前、9月7日だったかににたねまきしたときのものはアブラムシはつかず、とてもきれいなままでした。まだ暑さが残ってるはずの時期なのに、なんで今のほうがアブラムシだらけなんだろう?

うーん、思いつくのは「密集」かなあ。前回のときは、フェンスに据え付けた棚の上で風通しがいい場所だったですからねえ。このたびのは、床置きで周り中レタスに囲まれていたし。

次回育てるときは、この「風通し」を考慮してみようと思います。

ときに、もう一丁の話題は、食用ホオズキ「太陽の子」です。1月5日、水で濡らしたキッチンペーパーの上に種まきして、タッパーに入れ、布団の中においといたんだけど、運でも住んでもなく日がうちすぎ、けさのぞいてみたら。

やっとこさ根が。(あ、写真の「たねまき1/1」とあるのは、まちがいで、1/5です。)


まさか発芽するとは思っていなくて、その後1月13日に再び種をまきなおしたもんだから、それがこんなに残っています。まさか、これも発芽したりしない、よ、ねえ。

とりあえず、きょう発根したぶんの4粒をポットにうつして植えました。

今頃根がでているということは、実ができるとすれば5月とか6月ごろになるのかな。ホオズキは前回育てたけど、虫にやられてうまくいきませんでした。苦手だなあ。
ま、なるようになるさ、ってことで。

PVアクセスランキング にほんブログ村


にほんブログ村

にほんブログ村

水耕栽培ランキング

閲覧回数の多い記事