園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年9月19日月曜日

紫キャベツの植えかえと台風対策

紫キャベツ「キャンディーレッド」。種まきは7月21日。
ベランダの手すりに設置しているのですが、台風の風であおられ、倒れそうです。なんとかしてやらねば。とりあえず、手すりから下ろしてどうしたもんかと思案。(栽培容器は、2リットル入りのプラ容器。)


このまま手すり上部に設置すれば辺りにさえぎるものがなく最も陽当たりがいいのだが、葉っぱがこんなに横広がりな姿になってはバランスが悪い。かといって、床置きでは周囲のなにかしらで陽当たりがちと弱くなるわけで。

結局、安定した場所優先と考え、床置きにし、植えかえもやってしまうことに。

プラスチックのゴミ箱容器(約4リットル入り)と、穴をあけた植木鉢用皿をセット。(あ、皿が大きすぎてゴミ箱容器にきちんと収まってないとか、どうか気にしないでくださいましな。ぴったりとはいかんのよ、全部百均さんの別々のコーナー御用達のお品ですんで。)


2リットル入りのプラ容器からキャベツの苗を引き抜き、ゴミ箱容器に設置。根は20㎝程度で小振り。プラ容器でもまだ大丈夫そうなくらいではありますが。


ゴミ箱は、1容器あたり4リットル強入ります。液肥を計量しつつ、キッチンの水道まで行ったり来たりしながらベランダまで運ぶのがちょいと面倒。
ま、でもできましたあ!

ん? けど、ベランダを移動させようとすると、お、お、重い!

そりゃそうだ。4㎏以上はあるんだもの。腰が危ないです。

そうだ、たしか、あれがあったはず。あれ、あれ、なんていうんだっけ?

自在車のついたやつ。そう、カタカナで、キャスター。前に百均屋さんで買ったんです。値段は百円じゃなくて、1個200円だったかな。これよ、これ。


このキャスターの上に苗の入ったゴミ箱容器をば持ち上げて置くのだが。ここ要注意。うっかりすると腰にくるからね。膝を曲げてかけ声かけて。よっこらしょ! これを3個分だから3回。

でけた!


これならベランダ床をそれこそ自在に移動できるってもんです。

だが、一つ気をつけねばならんことが。自在すぎて止まらない。ストッパーがないから、ゆるやかだけど傾いているベランダ床の上を、スルスル~ッと溝側に行っちゃうのだ。これが泣き所。

まあ、そんときは、なにか、木片とかストッパーになるもんを噛ませておけばなんとかなるでしょう。(ここまでが昨日、9/18。)

さて、もう一つの気がかりは台風のゆくえ。時折突風が吹いたり強い雨があったり、急に日が照ったり。

ベランダ野菜は、とりあえず、昨日夕方、すべてフェンスから離して室内側に寄せて床置きにしました。


キュウリも上から吊っている紐ごと室内側に結わえ直し。

ネギやチコリも床に。

くだんのキャベツはこのあたりに。

きょうは19日。雨は今のところ振ったり止んだり。ただ風は夕方からずーっとひっきりなしに風が鳴っています。夜中までつづくんでしょうか。どうか、どちらさまもご無事でありますように…


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2022年9月17日土曜日

ミニキュウリ1株終了

 全部で2株のミニキュウリ「半白きゅう太郎」。エアレーション無しの株の若い葉っぱが固くなってました。なんでも、この症状を「落下傘葉」というんだそうな。


原因は、「日照不足や低温が続き、その翌日が晴天高温になると、蒸散によるカルシウムの補給がつづかなくなるため」(タキイ種苗さんのサイトより)だそうな。

このところのお天気具合からするに、ぴったりでしょう。日中は28度をこえる暑さだが朝晩は涼しくなってきてますしねえ。

しかたがありません。撤収ですわ。

でもその前に、見納めの勇姿をパチリ。写真下の左側がおしまいにする株です。なお、エアレーションありの株はまだその兆候は見られないようでほっ。けど、時間の問題かも?


こちら、切り取った枝葉。前回主枝をとったので、側枝(わき芽)のみです。こうしてみると、葉がやけに小さいし、なんか貧弱。

根っこは、固くてしっかりしてました。ヘチマみたいに、乾かして丸めたらタワシができそうな雰囲気ではあります。

はい、これにてミニキュウリ1株終了。
種まきは7月21日でした。収穫量は、全部で14本。ごちそうさまです。
残り一株、まだもつでしょうか。どうですかねえ。

【余談】
今日は、友人らと近所にお借りしている畑の作業日でした。畑は、空中をトンボがいっぱ飛んでて、足元はイナゴがぴょんぴょん。もうあき~~~って感じ満載。草もはえてましたが、先週よりはぐっとおとなしい生え方になってて、だいぶ楽でした。

お隣の畑でいつも立派な野菜を作っていらっしゃるHさんから、「ピーマンと甘とう美人狩りをどうぞ」とお誘いいただき、こんなにどっさりとらせていただきました。


写真手前のシシトウとナスだけは、われらの畑でできたもんなんですが、だいぶとこじんまり、おちいさく見えます。ハハハ

ジャンボピーマン、甘とう美人、シシトウを、手にとって並べてみました。
ジャンボピーマン、でかっ!

これ、とっても美味しいです。ピーマンが苦手な友人も「おいしく食べられた」っていってました。
「イチゴ狩り」やら「ミカン狩り」というのを一度もしたことないんですけど、いやもう、ピーマン・甘とう美人狩り、ほんに楽しかったです。
これからも、農作業のあれこれをHさんに教えてもらえたらいいなあと思ったことでした。


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2022年9月16日金曜日

キュウリの背丈を変える

 早朝。ベランダのミニキュウリ「半白きゅう太郎」を眺めていたら、なんかどうも気配がする。


まちがい探しの図にありそうなところに、それはいた。キュウリの茎にも見えるのだが、なにかがへん。ここに茎があるのは、へん。

近づくと、いましたね。カマキリ。ひもの向こう側に隠れるように回り込んで隠れているつもりらしい。


当方、マンションの上階ですが、よくぞまあ、こんな高いところまでお越しで。

カマキリはその後もご滞在で、もしや卵を産んでいくんだろか、卵がかえるまでどうやって保管しておいたものか、このキュウリはもうじき片付けるし…と案じていたけど、昼過ぎになったら姿はなく、杞憂に終わりました。

ではでは、安心して作業にかかれます。きょうはキュウリの背丈を低くしました。

こちら、作業前の株姿。
14日の写真より。てっぺんの横棒に届きそうな勢いのつるもあります。


作業後。ちょっと背丈が下がりましたかね。これで少しは茎の中の液肥の循環が楽になるんじゃないかと思うのですが、どうでしょう。


作業は、わりと簡単でした。上から吊っている紐を下ろすのと、下にたまったキュウリのつるを巻き取ればいいわけで。

こちら根元で、クルンとつる(茎)を丸めたところ。ちょっとイガイガが痛いけど、できましたあ!


これ、「ツルおろし」っていうんでしたっけ? もしも網のネットで育てていたら、ツルおろしは大変だったろうなあ、とぞ思う。

さてと、そのあとはゆっくり、花見といきますか。エアレーションありの株は花盛り。

なかには、一節から3本も雌花ができていたりして、にんまり。

でもな、これが全部「実」になるとは限らんのだよ。こんなふうにふくらんでくれればいいけど。

黄色くなって、ふにゃふにゃとしぼんでしまうのが得意な当ベランダのキュウリ。

それにしても、この黄色がまあなんとも美しや。
秋のお花見ってのも、なかなかによろしいかもぉ。
(あ~あ、晩飯用に、キュウリ買ってくるか。)



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2022年9月15日木曜日

葉物をめでる

 9月7日に種まきしたレタスやカラシナに本葉がでてきました。

こちら、レタスの「レガシー」。パリッと固めに巻くレタス、になってくれるはず。たのしみです。


ほほう、本葉はこういう形になりますか。そうですか。


同じくレタスの「パリグリーン」。わりと柔らかい感じで巻かないレタスです。


なーんか、レガシーとあまり変わらんなあ。ま、どっちもレタスですからね。


ワサビナとカラシナの「コーラルリーフプルーム」です。


ワサビナは、葉の先がイガイガしてるんですね。

カラシナ「コーラルリーフプルーム」は、前回育てたことがありまして、葉が赤紫で茎が黄緑色になってましたけど。今は少し紫色がかってますかね。

葉物は、まだ暖かいおかげか順調に育ってて、日々変化あり。ながめるのが楽しみであります。
全体に若干徒長ぎみだったので、バーミキュライトを根元にパラパラのせておきました。


そうそう、ミニキュウリ「半白きゅう太郎」も見ておこうじゃないの。
エアレーションありの株の側枝にずらりと並んだ雌花。ところどころ2本とか3本とかもあったりします。これぜーんぶ実になってくれたらうれしいんだけどなあ。
あ、一節に2本とはいいません。せめて1本でいいから、うまくいってくれたら…
まあねえ、例によってこのかた、実が小さい家にしぼんでしまう特技がありますんで、あまり期待しないでおきましょーっと。



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2022年9月14日水曜日

ミニキュウリ側枝時代

ミニキュウリ「半白きゅう太郎」。水耕栽培で、エアレーションありと無しの2株を育てています。(種まき:7月21日)

【9月9日】エアレーション無しの株。今期、もっともよく実が連なった光景となりました。でもこれはとても珍しいことで、右側下のしぼんでしまった小さな2本みたいになることが多いです。


上の写真のうち4本を収穫。豪華ですな。

【9月10日】今度はエアレーションありの株に、ちょいとでかめのが1本できてました。


収穫して手にのせてみる。うん、たしかにでかいぞ。

【9月12日】エアレーション無しの株で1本。皮の色合いが薄いような感じですがね。

【9月14日】4本収穫しました。左の2本がエアーあり、右が無しです。無しの実の色味がこのたびも薄いなあ。イボイボも小振りだし。いびつなのもできてるし。株が弱ってきているんだろうか?


それぞれの株の全体像はこんな感じです。左側がエアレーション無し、右側があり。

どちらも下のほうの葉は、痛んで取ってしまっのでほとんどありません。それから主枝(最初にできた茎のところ)には、もう実になりそうな雌花はしぼんじゃったりしてすべてなくなりました。終わったってことかなあ。
ということは、これ、切り落としてしまってもいいんじゃなかろうか?
側枝(わき芽からでたつる)をいかしていったほうがいいんじゃなかろうか?

というわけで、両方の株の主枝を切り取りました。長さは同じくらいです。

残った側枝つきの株。エアレーションありも無しも3本ずつの側枝です。
スッキリしたといっていいのかなあ。この作戦がまちがってるかもなんだけど。


側枝には、雌花がいくつか咲いているようなので、これがうまく実に育ってくれたらいいんですがねえ。これもしぼんじゃったら、ウエーンだわ。

収穫量ですが、9月14日現在でのトータルは、
・エアレーション無し→14本
・エアレーションあり→12本

株の姿を見るとエアーありのほうが葉っぱが多いし、つる勢いもあるし、実の形が整っていたりするんですが、収穫量はさして変わらないんだなあ、今のところ。

これから「側枝の時代」になったら違いがはっきりでてくるのやら。どうなんでしょう。

秋の夜。ベランダに座り込み、月もめでつつ、そんなこんなのキュウリをぼーっと眺めてます。(虫のが声いっぱいだあ)


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