園芸でちょこっと科学

園芸でちょこっと科学
タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年8月4日木曜日

6月種まきトマトに花

 トマトの種まきは今年3回目(6/24と6/28)。よくばって秋冬頃の収穫もたのしもうぜ、と思っておるんですが、どうなりますやら。
(なお、1回目は、1/1、2回目は、3/24でした。)

中玉の「Mr.浅野のけっさく」は、ゴミ箱容器が2株で、コンテナ1株、スチロール箱1株の合計4株です。(ゴミ箱のは、先日1株の茎をうっかり折ってしまいボツに。)


こちら、スチロール箱育ち。なんとなーく、節と節の間が長めかなあ、徒長ぎみかなあといったところ。でも、2回目の3月に種まきしたときよりは、まし、な感じですかね。

最初の花が咲きました。うまく実になるか心配だったので、絵具の筆で人工授粉しました。


一方こちら、ミニトマトの「シュガリーテール」。すべてゴミ箱容器で全3株です。
「シュガリーテール」は、「芯どまり」だそうなので脇芽をとっていません。ですが、その肝心な脇芽がほとんどでてませんなあ。しかも、激しくまのびしてヒョロヒョロ。暑いせいですかねえ。

根っこもあまりのびていないようです。

ちなみに、「Mr.浅野のけっさく」のゴミ箱育ちの根はこんな感じ。シュガリーテールよりは本数が多く、固めでしっかりしてそうです。



そんなお弱い育ちでいらっしゃる「シュガリーテール」ではありますが、よく見れば花芽ができていました。小さいけど。

このところ35度とか37度とか、強烈な暑さが続いてましたからねえ。トマトにはキビシイのでしょう。

ただし、きょうは曇りと雨降りで25度くらいのちょいと涼しめの気温です。こういう日があるとすこしは盛り返すかも。そうあってほしいがなあ。

お天気予報をにらんでは、一喜一憂、ハラハラドキドキ。


にほんブログ村

にほんブログ村

水耕栽培ランキング

2022年8月2日火曜日

めざせ!キュウリのうどんこ病阻止

 春にキュウリ(ミニの「半白きゅう太郎」)を種まきしたときは、早々にウドンコ蔓延でほとんど収穫できずに終わる。種袋には「うどんこに非常に強い」って書いてあんたんだけどなあ…

残った種を見るともったいなく、今度こそと、チャレンジ。種まきは、7月21日。このたびも水耕栽培です。

かといって、さしたる対策も思い浮かばないのですが。ま、とにかくやってみよう。

さしあたり、お日様にはよくあてておこうというわけで、当ベランダ陽当たり一等地のフェンス棚に苗を設置。きょうもベランダ気温40度でガンガンに暑いですが、この位置のままにしてます。


ほんとは、さすがに暑すぎてすぐしおれるんじゃないかと冷や冷やものだったんですが、今のところだいじょうぶみたい。


ただ、この装置では不備があると思われます。というのは、根元の白いふたが薄いプラスチックの板(プラ板)を加工してのせてあるだけなので、光が中の液肥に届いてしまうだろうと思うのです。そこで、アルミホイルをふたの裏側に重ねてみました。
これでどうじゃろか?


たったこれだけのことをしただけで、大汗。ふう、ベランダ作業は手早く手短に。

うどんこ病は、こういうお天気つづきのときよりも、その後の雨が降ってからお天気になっちゃった、というときが問題になるのかもしれません。うーん、そのあたりを調べておきますか。

ところで、この暑い場所にはほかに、ネギとエルバステラも置いてます。


エルバステラは雑草なのか、暑さには耐えられるみたい。


でも、ネギはどうなんですかねえ。いつも気にしながらみているんですけど、こちらもとろけてしまうふうでもなく、ふつうに育ってるみたいに思います。
もしかすると、苗の分量に対して液肥がたくさん(約2リットル)入っているので、根の付近の温度があまり上がらずにすんでいるのかもしれません。苗が大きくなったら危ないかも。注意しておこう。


そして、本日の収穫ブツ、バジル(ボロッソナポリターノ)。よくお育ちで。朝に晩に液肥のお酌にかり出されてます。毎度みごとな飲みっぷり。



にほんブログ村

にほんブログ村

水耕栽培ランキング

2022年7月31日日曜日

暑いときのベランダ作業

 日差しが痛い。ベランダの野菜をなんとかせねば。とりあえず、日向側においてあったまだ小さい苗のキャベツとチコリとルッコラとミツバを日陰側に運んだ。写真左の奥です。暗くてよく見えませんけど。


そうだそうだ、ネギとキュウリもあるんだった。フェンスの棚にあるから直射日光ビリビリ。煮えちまうよ。日陰に急げ。

よしよし、これでひとまずなんとか。

あ、トマトはどうする? カンカン照ってますぜ、フェンスの下。移動させようにも、紐で苗を上から吊ってあるからねえ、簡単に引っ越しはできんし。

そうだ、物置に古い着物で作ったカーテンがあるはず。フェンスにたらして、洗濯ばさみで止めて。ど、どうかしら? ありゃ、太陽が上すぎて、あんまり日陰になっとらんじゃないか。


でも、もう、こんなところでかんべん。
温度計40度だし。

人間は早々に、エアコンガンガンの室内に退散。炭酸水一気飲み。グビ~ッ。

なお、このベランダ灼熱地獄をものともしない(と思われる)バジルは放置しました。液肥をたっぷり追加しましたんで、たぶんだいじょうぶ。な、はず…

2022年7月30日土曜日

バジルのどこをどう収穫するか

 バジルの収穫。いちどきに全部収穫するのならどっからでもお好きなようにだけど、少しずつたのしもうとすると、これがなかなか悩ましい。

こちら、大きな葉になるタイプのバジル、ボロッソナポリターノ。さて、これのどの葉っぱをとるか、なんですわ。


「1」は、生長点に近いてっぺん付近のひとかたまりをとる、というもの。
「2」は、「1」はそのままに、「1」の下にある両脇の葉っぱをとる、というもの。

「1」をとった場合、どうなるか。まん中の茎の両脇にある小さい葉のところ(脇芽)が育って2本の茎になる。わーい、茎が1本増えたあ…ってなる。


こうなれば、その下にある古い葉っぱは、たぶんとってもいいんじゃないかなあ。

というわけで、葉、2枚を収穫。



ところが、ちと悩ましい体型の株もあったりするわけですよ。
脇芽がちっとも育たない。小さいまま。そうすると、上の茎のところを切っててっぺんの生長点側を収穫する気になれんのですわ。で、そのまま見送ってみてるだけになっちゃうのだなあ。

こちらも、その一つ。脇芽が育たなくて待っていたら、茎がえらく長くなってしまったのだ。


こちらも、変形タイプでしょうか。中央の茎の両脇に脇芽が2個あるんだけど。1枚の葉は消失していて、もう一枚だけがついているのだ。たぶん、残ったこの1枚もとっていいんじゃなかろうか。


こんなふうに、「先端を切った横から出ている脇芽が2本、その後ちゃんと生長しています」みたいなわかりやすい育ち方をしてくれると悩まずにすむんですけどねえ。

てなことで、このたびもなんだかよくわからんまま収穫したのがこちらです。彩りと香りがうれしい。とれた葉はちぎってサラダにいれたり、生春巻きの具にしていただきますかね。


散髪後のバジル。すこしは風通しがよくなったでしょうか。

それにしても、暑いのに(だから?)ほんによく育ちます。当ベランダでは、もっか他に収穫出来るものなしのベランダですんで、貴重なビタミン草。
なお、液肥もよくお吸いになるんで、おかわり追加のお酌をさせられてます。(ベランダ暑い!)


にほんブログ村

にほんブログ村

水耕栽培ランキング

2022年7月29日金曜日

夏だ本葉だぴょんとでた

 空が青い。高い。雲、白い。


ベランダ午後3時頃の気温、38度を示す。むお~っとしますなあ。


液肥を追加しつつ、野菜観察。

さすがにこの暑さじゃ、ミツバはあやしい。葉の色が黄色くなってます。


紫キャベツの「キャンディーレッド」は、今のところお変わりなくのようです。春に育てたときは生長が止まって食べるまでに至らず終わってしまいました。秋に向けてなら少しはうまくいくでしょうか。



ルッコラとチコリ(ボロッソナポリターノ)はどうでしょう?


ルッコラは、発芽率がたいそうよろしくてポットいっぱいになってしまいました。てきとうに間引き収穫して食べながら進めていったほうがよさそうです。


チコリ(ボロッソナポリターノ)もお元気。本葉がちらり。とうぶん緑色のままでしょうけれど、寒くなったら色が変わって紫キャベツみたいに結球してくれる、はず。

それにしてもこの暑さ、ルッコラみたいな雑草系はいいとして、一番心配なのがミニキュウリの「半白きゅう太郎」。このかた、ウドンコ病にめっぽうお弱くて、春に育てたときはまだ実が1個2個できたあたりであっという間に全滅した前科あり。
どうか、今度こそ、お丈夫に育っていただきたいもんであります。


食用ホオズキ(「太陽の子」)はいくつか実をつけており、袋が茶色になってきました。

これだけ枯れ色なら、中身も黄色になってるんじゃないこと?
業を煮やして、そーっと袋を爪で割ってみた。

なーんだ、残念。

ひょっとして、中の実が黄色く色づくのは、外側があのスケスケな感じにならないとだめなのかも。ふう、前途遼遠なり。

うへー、それにしても暑いです。滝の汗。観察もそこそこに、室内へ退散しましたとさ。

ところが、どういうわけか夕方は涼しい風がすーっと通る心地よさ。おや、もう秋かしら?


にほんブログ村

にほんブログ村

水耕栽培ランキング

閲覧回数の多い記事