園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年7月21日木曜日

在庫一掃種まき祭り

 もうじきトマトの収穫が終わるとなると、ベランダのお楽しみ野菜の残りは、まだ背丈が10センチほどのバジルが2株、細々としか育ってないミツバ、豆粒みたいな実が10個程度ついてる食用ホオズキのみ。

さすがにさびしいので、種まきでもしますかね。冷蔵庫に保管している種あれこれを持ち出して、今種まきできそうなのはないかと一人検討会を開催。

ざっと眺めたところ、これくらい。でも、これぜーんぶ種まきするスペースはないから、選びませんとな。


物置から栽培容器もとりだしてくる。あ、そうそう、こんなものも買ったんでした。
「ロックウール」なるもの。初めて使います。


パッケージをはがす。1個1個外せるようになってました。この穴ぼこに種をいれて苗にしようってことのようです。

じつはこれ、間違って買っちゃったのでした。ほんとはロックウール部分だけでよかったのに、下の白いケース付きのを注文したらしい。Amazonさんで合わせ買いすべく慌てたもんで。
白いケースはわりに厚手のプラスチックでできているみたいなので、くり返し使えそうです。おうちにトレーとか、なにかしらのお皿があれば不要だろうなあと思ったことでした。

さ、種まきしましょ。穴あきのポットに、キッチン用の不織布を敷き込み、バーミキュライトを入れて種をまきました。ロックウールには種を入れて並べたんだけど、これはNGだったようです。

ロックウールの使用方法を読むと、なんでも、種をいれたまま水に浸しっぱなしじゃいかんそうで、乾いてきたなあというタイミングで水をいれるそうな。

そこで、ロックウールだけ別のお皿にお引っ越し。ミニキュウリ「半白きゅう太郎」と紫キャベツの「キャンディーレッド」。どちらも春にお試し栽培して失敗したので、今度こそ、なのだ。

穴あきポットには、「ルッコラ」とチコリ「PALLA ROSSA SEL AGENA」(←長いのでパラロッソとよんでます)、「ちゃんこネギ」、「エルバステラ」です。

「エルバステラ」は、これで種は全部使い果たしました。
このキッチン用の水切かごに収まる程度を基準にしてポットの数を加減したので、ベランダのお邪魔にはならんでしょう。
9月になったら、レタスやらワサビナなども種まきできそうかな。
種は他にまだ、ダイコンやらニンジン、葉ゴボウなども冷蔵庫にありましたぞ。
ひろ~いベランダならば遊べそうですけどなあ。
ま、おいおい、考えることにしますかね。

2022年7月20日水曜日

食用ホオズキのちょびっと初収穫

けさ、実が1個おっこちてました。


 食用ホオズキ「太陽の子」です。これって「収穫」っていってもいいのかなあ。

種まきは3月3日なので、約4か月あまりたったことになります。

株の全体像はこんなです。途中に葉がなく、ヒョロヒョロでたいそう貧弱。


拾ってしげしげと見物。薄茶色の枯れ色なんだね。これ、小さすぎて道ばたでおっこちてたらゴミにしか見えないかも。


皮、めくってみよう。ワクワク


ありゃま、黄緑色じゃん。黄色じゃないんかい。まだ完熟していないうちにおっこちたってことですかね。

ところで、食用ホオズキはこの株のほかに、もう1株育てておりまして。種まきから苗にするところまで当ベランダで育て、その後は近所にお借りしている畑のすみっこに植えたものです。こちらは、ご近所さんからのいただきものの種で品種が不明。「ふつうの子」とか「畑の子」と呼んでます。
「畑の子」は「太陽の子」と異なり、背丈が低く、節が短いのかな。なんかコンパクトで実がぎっしりついてるふうになるからお得な感じがいたしますなあ。

先日(7/17)、「畑の子」にも落下した実があったので持ち帰って保管しています。

「太陽の子」と「畑の子」を並べてみました。

「畑の子」のほうがちょいと大きめですかね。色は落下したときからすでに黄色で、今はさらに、中の種がうっすら透けて見えるようになりました。
これ、黄色くなったらぼちぼち食べてもいいんだろか? 

この数量じゃしかし、もったいなくて食べにくうございますわ。
とりあえず「太陽の子」はこのまま保管して追熟させるとして、「畑の子」は、もう2、3個手に入ったら1個は種用に保管して、残りを食べてみるというのはどうかな。うん、そうしよう。

となると、お次の収穫ブツはどれかと気になりますわなあ。再びベランダへ行って観察確認。ありましたぜ。こちらさん。かなり茶色になってるところをみるに、落下は近いかもだわ。むふふです。


あらっ、新しい脇芽発見! 今までちっとも脇芽が育たなかったけど、こちらさんはもしかするといけるかも。期待の新人脇芽。なにしろ株の下のほうはスカスカな茎ですからねえ、このむなしい空間をうめてほしいもんであります。


さらに、さらに、花芽もありましたよ。いいですねえ、いいですねえ。

がしかし、これが無事育つかどうかが問題でしてな。

じつは昨日。床にこちらがおっこちてたんですわ。着果への道は険しい…

2022年7月19日火曜日

バジルとトマトと水耕栽培肥料

 「バジルの葉のどれを摘みとるか」に注目しています。

バジルは、2リットル入りのプラ容器にそれぞれ4株ずつ入れて水耕栽培。


てっぺんのところを収穫したあと、横っちょにある葉っぱが気になるんだなあ。


すでに脇芽ができているのだから、しかもけっこう大きくなっているのだから、この下にある2枚はとって食べちゃってもいいんじゃないかと思うのですが、どうでしょう?

葉をこのままほっておいたら株の栄養のためにはよさそうだが、じきに固くなったり病気っぽくなって廃棄することになると思うのですよ。

ほら、こんなふうに黄色っぽくなってですねえ。


食べる気力が失せるお姿になるんだなあ。


こんなふうにボツになるのがもったいないんで、脇芽の下にある葉はさっさと収穫してしまおうってわけです。

で、ビシバシ収穫。

下の写真の手前にあるばらのがその葉っぱ。向こう側は、生長点のところです。

うん、これで下にある葉をむなしく廃棄することは少なくなるでしょう。よしよし。(か、どうかは知らんけど。)

あ、トマト、収穫しました。

中玉の「Mr.浅野のけっさく」は、11段あるうちの9段とか10段あたりになりました。
てっぺん付近には、あやしげな実ができています。尻ぐされの一歩手前なのかなあ、模様あり。食べても変な味はしませんが。


中玉トマトの残り個数を数えてみました。
1月種まき組…全3株→49個
3月種まき組…全2株→22個

全部あわせて70個ほどですか。ああ、もうじき今年の第一次トマト時代が終わる。ううっ

ときに、残り少なくなった水耕栽培用の肥料「ハイポニカ液肥」を急ぎネット注文。到着。間に合いましたあ。

去年は8月始めにこのセットを買い求めているので、だいたい1年で1セットを消費する勘定になりますかね。
お値段は「A液」と「B液」合わせて約6千円(送料無料)。
ということは、500円/月かあ。
おこづかいが…へりますわ。500円あったら、幕の内お弁当が1個、あ、買えまへん。足がでちゃう。卵1ケースと魚肉ソーセージ4本セットだとぎりぎり買えるか。いつのまにやら500円の値打ち、下がっちゃったなあ。

2022年7月18日月曜日

トマトの収穫を遅らせてみたら

 お初栽培のミニトマト「シュガリーテール」。なんだかもうひとつパッとしないお味なので、収穫時期を待って遅くしたらどうだろうとやってみた。

結果は、ここまで赤くならないときとさして変わらないような…でした。甘みが薄くすっぱさもなし。


粒々はこんなにも美しいんですけどねえ。つやピカ!


まだ出始めの頃のほうが、ジュースっぽいお砂糖みたいな特徴のある甘さがあったように思うんです。このところの雨つづきがたたったのだろうか。

この「シュガリーテール」は1月1日に種まきしたのが、全部で2株あり。

その一株は、背丈は1メートルくらい。葉が茶色く痛み始め、順に切り取っていたら坊主頭さんになってきました。(以下の写真は収穫前です。)


おかげで、実のつきかたがよく見えまーす。「あ、もうそろそろいいかも」「なんだ、きのうとちっとも変わってないじゃないか」とか、たいそう観察がしやすいですわな。


そして、もう1株も状態は同じような感じで、上記の株より二回りくらい小さいです。


これらはまだ青い実がいくつかあるので、順に収穫したら、1月種まき組のシュガリーテールはこれにておしまい、かな。

ときに、シュガリーテールは「芯まり」タイプだそうで、「脇芽がでなくなるとそれ以上の開花は無くなるので、一般品種よりも収穫時期は短期集中型となります」(←種のサイトさんより)だそうな。そういえばこの3月種まき組は、花、もう咲いてないし。あっというまなんだねえ。

…てなことで、収穫時期遅らせ作戦はなんともはやの結果となりました。

さて、そんな駆け足トマトのシュガリーさんを、じつはもう4株もご用意しておりますんですよ。

一つは、3月3日に種まきした株で、


もっか花芽バシバシ追加中。

で、もう一丁は、6月24日種まき組の3株。


というわけで、シュガリーの旅はまだまだつづく。

はたして3月種まき組は、真夏になったら今度こそおいし~くなるんでありましょうか?

6月種まき組は、そもそもこれからむかえる盛夏を徒長せず耐え忍び、秋に実をつけるやら?

むむう、いかがなりますやら。1袋1000円の種袋だったシュガちゃんに今後の期待がかかります。(種を消費して元をとるつもりが、益少なく、無駄に育てて泥沼におちそうですぜ。)


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2022年7月17日日曜日

番外編:畑のキュウリやらナスやら

 久しぶりの晴れ間。友人らと近所にお借りしている畑に出勤。草取りと収穫をしてきました。

なんとも息苦しいキュウリあり。


これなんて、想像を絶するお苦しみだったのでは…


いろんな形やらサイズやら。たのしいな。

こんなに山盛りキュウリ、いったいどうすりゃいいんだか。シシトウもだ。


うれしい悲鳴あげちゃってるけど、キュウリはもう花があまりなく、支柱の中間から上のほうにしか元気な葉がありません。収穫がどっと来たかと思うとあっというまにおわっちゃうんだなあ。

あ、だからキュウリは何回も種まきするって、そういえば聞いたことがありますわ。

また、次の種まきやらの準備をしなくっちゃだわ。

おかげさまでいい汗をかき、しあわせな時間を過ごしました。

【おまけ】

そうそう。畑作業をしていると、大きなりっぱな網を持った少年(中学生さん?)が通りかかったので、ちょいと立ち話。聞けばおたのしみでトンボとりをしているとか。たった今、捕獲したばかりという珍しいトンボをみせていただきました。ごく小さな綺麗なトンボでした。

ただこのあたりは野原も地主さんがいらっしゃるみたいなので、簡単にはいれてもらうことができないのですとのこと。私たちの畑周辺はたぶんだいじょうぶだからと、お誘いし、しばらく滞在してのち帰られました。

さて、畑作業も終わりあたりを見渡していると、「あ、トンボだ。さっきみた小さいやつ!」となり、しばしトンボ観察に夢中になる我らおばちゃんたち。この畑にこんなトンボいたっけか。いやあ知らなかったぞ。かわいいじゃないか。などなど。なにやらトンボ熱にうかされてしまったようで。
「ありがとうございます」といってペコリとおじぎをしたあのトンボ中学生さん、「また来ます」ってよ。よし、トンボの勉強しておこう。


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