園芸でちょこっと科学

園芸でちょこっと科学
タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年6月19日日曜日

食用ホオズキ「太陽の子」の背丈と実

 食用ホオズキ「太陽の子」は、種まきが3月3日でした。約3か月あまりたち、身長はぐんぐん伸びて40㎝ほどになりました。2リットル入りのプラスチック容器による水耕栽培です。


節々にはもれなく花が咲き、実が1個ずつ。


当初、実は花の大きさと同じくらいの豆粒程度しかなく、これが完成サイズかと失望しておりましたが、どうやらすこ~しずつ大きくなるもののようで、ほんのちょとだけど食べた感がありそうなサイズにはお育ちです。


ところで、食用ホオズキといえば、これが通常モデルかと思いきや、ちがった雰囲気に育つこともあるようで。

うちのと同じ「太陽の子」の種をマンションのYさんにさしあげたところ、ご自宅のバルコニーと共用の花壇にも鉢植(土栽培)にしてくださいました。

こちらが、マンションの1階・花壇に置いてくださっている「太陽の子」です。


まだようやく花が咲き始めたところ。葉脈の紫色が鮮やかで、葉の厚みとか、なんかこうワイルドな感じ。軒下育ちのやたらスマートなうちの株とはちがうもんだなあと思いました。


ところで、食用ホオズキはもう一つ、別の品種のホオズキも育てています。
先ほどの「太陽の子」を育ててくださっているマンションのYさんからの頂き物で、品種は不明。とりあえず「普通の子」とよんでますが、この「普通の子」は、さらにさらに様子がちがいます。

こちら、うちで発芽させたのち、近所のお借りしている畑に植えた「普通の子」。
5月28日。2株あり。

上記左側の株はのちに茎が折れてしまって、右側の1株だけになりました。「普通の子」は、葉の形がギザギザで、背丈が低めのようです。

6月18日の「普通の子」。
背丈は以前とあまり変わらないのに、実が6個ぐらいはついているでしょうか。びっくり。な、なんなんだあ?!

えらい豊作の予感ありあり。「普通の子」は「普通」じゃないじゃん。
この種をくださったマンションのYさんも、「ベランダで育てている“太陽の子”は背丈ばかり育ってちっとも花芽がつかないけど、“普通の子”は大きい実がたくさん。すごいよ~!」とおっしゃってました。

「普通の子」は、いったいなんていう品種なんでしょう。
Yさんも北海道のご実家の方が送ってくださった種でそれ以上のことはわからず。不明なのがなんとも残念です。

食用ホオズキはざっと調べてみただけでも、ずいぶんといろんな種類があるようで。
「ストロベリートマト」、「キャンディーランタン」、「ハニーゴールド」、「ゴールデンベリー」。
ま、なんであれ、無事お口にはいるもんができてくれればうれしいです。
どうか、観葉植物だけ(わたしの特技)で終わらないことを祈るばかりなり。


にほんブログ村

にほんブログ村

水耕栽培ランキング

2022年6月18日土曜日

3月種まきトマトの場合


 元旦種まきトマトの他に、3月27日に種まきしたトマトもありまして。全部で3株。

こちらの2株は今、身長1メートルちょっとくらいでしょうか。下の写真中央がそれです。

2株は中玉の「Mr.浅野のけっさく」で、1段にようやく青い実ができつつあるところ。

そして、3月27日組はもう一丁、ミニの「シュガリーテール」が1株。フェンスに設置してます。

このシュガリーテールは、「芯まり」にしては枝葉が少なくて間延びしています。南向きベランダの悲哀でしょうな。ベランダには夏至頃までほとんどお日様が入らないから徒長しちゃいました。3月に種まきしてはよろしくないという実験結果ここにあり。

根っこ比べをしてみました。

3月27日種まき組の「Mr.浅野のけっさく」の根っこ。


そして、1月1日種まきの「Mr.浅野のけっさく」の根っこ。コンテナ育ち。

こちらも1月1日種まきの「Mr.浅野のけっさく」の根っこ。スチロール箱育ち。

1月1日組は、たっぷりとすそが広がってます。そうか、根はこういうふうに変化していくんだね。
あ、スチロール箱がだいぶ老朽化してました。次回は廃棄してプラスチックのコンテナを買わなくては。たしか1箱が千円程度だったかと。むむう、貯金しておこう。

さて、問題は秋にも食べたいトマトであります。
今の苗が秋まで持ちこたえればOKだけど、たいがい夏場にサビダニにやられちまうこと多し。その場合は、切り戻しして脇芽の育成に励むことになりますかね。それとも、いまのうちに新しく種まきして秋に備える作戦もありかと。はて、どんなもんですかねえ。

【番外】
友人らと近所にお借りしている畑がありまして。そのすぐ隣りに咲いている花ショウブが真っ盛り! 青梅市の市川さんとおっしゃる方が何年も育てていらっしゃいます。けれど一昨年にお怪我をなさって菖蒲のお世話もお休みされていましたが、その後回復され、見事、蘇った菖蒲園です。


あっちにも、こっちにも。いっぱいなのだ。

今年は一輪一輪がとても大きいみたいです。

こちらは、八重のお花ですってさ。

遠くに、お花のてっぺんがツンツンしているのが見え、なんともすがすがしい出で立ちだななと、近づいて見たら、こんなお花でした。

畑作業のあとのひととき。花に囲まれ、うっとり花に酔わせていただいたことでした。
泥だらけで汗臭い我が身のことは忘れてね。ホホホ


にほんブログ村

にほんブログ村

水耕栽培ランキング

2022年6月17日金曜日

1月1日種まきトマトの皮算用

 トマトを久しぶりに収穫しました。前回は6日前(6/11)で、10個ぐらいだったでしょうか。訪問してくれた友人に急いでおもたせしたので、記録無しです。

実はできているけど、このところずっと雨降りで気温低めだったからか、赤くなるのがゆっくりみたいです。


お味は、こんなお天気で期待してなかったんですが、中玉の「Mr.浅野のけっさく」は、とっても美味しい。バッチリって感じ。一方、ミニの「シュガリーテール」は、お砂糖味がややぼんやりさんでした。

今回収穫したのは、1月1日に種まきしたこちらの4株です。


この16日の収穫で「Mr.浅野のけっさく」は、1段と2段がほぼ終わりました。

この浅野さんは、あと何段まで収穫できるかなあと見上げると、8段まで実がつき、9段は花盛り状態。その9段ですが、すでに天井に吊っているエアコンの室外機まで到達していました。


うーん、ここらあたりが限界でしょう。これより上の段になると、踏み台にのっからないと届かないから、グラグラしてだいぶとあぶないだろうし。

ふむふむ、となりますと、この「快適トマトつみ生活」があとどれくらい続だろうか気になるところ。取らぬ狸の皮算用をしてみたくなりますな。

1段につき8個収穫するとして、1段と2段が終わったから、残りは7段分となり、

1株…8個×7段=56個

とりあえずこの育ちの早い2株だけで計算すると、56個×2株=112個

…となりますか。なんか、いっぱいあるような、ないような…だいじに食べようって思ってしまいますなあ。


ところで、ミニトマトの「シュガリーテール」ですが、


花はいっぱい咲いてるけど、ちっとも実にならんよなあ。ときどき花芽がボトッと落っこちてたりするし、と思ってたんです。


それがそれが、かがんで枝葉の裏側からのぞいてみると、実がいっぱいついてました。あれま。

シュガリーテールは、「芯どまり」タイプだそうで、脇芽をとらずに育ててるもんだから、枝葉がごちゃごちゃ。それで見つけにくかったんですねえ。

シュガリーはミニトマトだから中玉よりも早く収穫できるだろうと思ってたけど、こんなふうに何本立てだかわからんようなありさまですもん、栄養が全身にまわるのに時間がかかるでしょうし。なかなか進まないわけですわと、思ったことでした。


にほんブログ村

にほんブログ村

水耕栽培ランキング

2022年6月15日水曜日

夏だ!薬味だ!間に合うか!

 夏野菜といえばちまたでは、売れ残りのくたびれた姿でしょんぼりお店のすみっこに置かれているであろうこの時期。「やばっ、遅刻じゃん」と、寝坊してあたふた駅に走りこむかのごとく、雑に種まきした(6/7)、シソとバジルとミツバがこちらでございます。

「青チリメンシソ」、ちっさい双葉でた。


バジルの「ボロッソナポリターノ」。数年前の種だからさぞ発芽率悪かろうと山盛りタネまいたら山盛り発芽。間引かなくちゃ。間引くの苦手なんだが…

そうかと思えば、関西ミツバは、なかなか発芽せずやきもき。やっときのう双葉が持ち上がってきたとこ。

はあ、はあ、とりあえずみな発芽してくれそうではあります。ほっ。

さて、これらの薬味まだまだヒヨコ軍団ですが、そうめん食べてるあいだにお皿に盛り付けるところまでなんとかこぎつけることができるんありましょうや。

このところずっと雨降りだし、気温は20度にもならない日々なんですけど。

しょーがない、なるようにしかならんわけで。小さくてもスプラウトとして食べられるだろうから、ま、いいやね。

薬味軍団は、ベランダのフェンス付近に設置しています。ここが当ベランダでは精一杯の陽当たり一等地。夏至がすぎれば、ここにもすこーしずつお日様が来てくれるからね。


あーしまった! 肝心のネギがないじゃないか。ネギって、そういえば収穫まですごく時間がかったような気がするなあ。そもそも、夏でも種まきできるんだろうか。

調べてみましたらば、「葉ネギ」というのは4月~8月くらいまでが種まき時期だそうで。
おっ、それなら今、種まいてもいいんだね。まず、種買わなきゃ。で、いつ収穫だろか?
もしや9月とか10月とか? いやん、そうめん食べ終わってるじゃん。

2022年6月14日火曜日

雨だから道具類のメンテ

 きょうもザーザーです。カラシナを撤収したあとのからになった栽培容器を洗って、ベランダに干しました。

下の写真の四角い形で丸くくり抜かれた「わっか」は、中心部が発泡アクリルらしきものでできていて、表面は紙が張り付いています。お見苦しいカビだらけで申しわけないのですが、使っておりましたらば、こんなありさまに。


赤紫色のほうのわっかは、白いのと同じ材質で表裏にアクリル絵具を塗っています。

この「わっか」の使い道はこうです。
水耕栽培につかっている穴をあけたプラ容器のふたに、穴のあいたざるのような黒い鉢をのせて使っておりましたんです。

ところが、その後、新たにこの直径8.5センチよりも小さい直径のざる(直径7センチ)を買ってしまったもんですから、そのまま設置すると沈没してしまうのです。そりゃそうですわなあ。

困ったともこさんは考えました。
ストッパーをつければどうじゃな、と。
これがその「わっか」であります。みごと、小さいざるは穴ぼこにおさまり具合良く鎮座しているではないですか。

ところが、そのままだと表面の材質が紙ですから、めっぽうカビに弱い。水耕栽培ですんで、ざるの部分はつねに水にふれているわけで。

そこで、アクリル絵具で防水というわけです。上記の写真のうち、色を塗っていなかったのは、急ぎで設置せねばならず、全部を塗り切れていないまま使ったためにカビカビのわっかになっちゃったというてんまつでして。お恥ずかし。

こんな梅雨どきですからねえ、カビを放置しておくわけにはいかんでしょうというわけで、カビてたわっかにも絵具をぬりをしました。
何度か裏返してはかわかしつつ、つ、ついに全部ぬりました。やったぜぃ!

どうです、この出来映え。
(注:拡大してご覧になり、塗りが甘いとか、くり抜いた穴がばっちいとか点検しませんように…)


なお、このわっかは、別の栽培容器のときにも使っています。このプラスチックの箱も、穴ぼこがでかすぎなので、このわっかがおおいにご活躍。

というか、最初から穴ぼこのサイズを統一しておけば、こんな作業はいらんかったわけで。
ハハハ、でした。

ま、これでやっとこさカビとはおさらば。爽やかに野菜栽培をたのしめるってもんです。めでたし♪


にほんブログ村

にほんブログ村

水耕栽培ランキング

閲覧回数の多い記事