園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年6月11日土曜日

番外編:エシャ『ロット』とエシャ「レット」

 ご近所さんから『エシャロット』なるものをいただきました。「早どりのラッキョウじゃなくて『エシャロット』ですよ」とのことです。


エシャロット』ってなんだろう?

よくにてる名前に「エシャレット」というのがあるが、なにがどう同じなのか、ちがうのか。

ウィキペディアによれば、『エシャロット』は、「ヒガンバナ科/ネギ属/タマネギ種」とありました。ベルギーをつけて『ベルギーエシャロット』とよんで間違えないように区別していることもあると知りました。

一方の「エシャレット」。束になって緑色の葉も一緒に紐で結んで売ってたりするするものかなあ。ラッキョウの若採どりした物だそうな。こちらは、「ヒガンバナ科/ネギ属/ラッキョウ種」。エシャロットと呼ぶエシャレットもあったりするそうです。うーん、混乱。

てなことで、最後の「種」にあたるところが、『エシャロット』は「タマネギ種」で、「エシャレット」は「ラッキョウ種」ということのようです。

なにやら、ややこしいことで。

ともあれ頂いた『エシャロット』を洗ってそのままかじってみました。

形状は、どうみても小粒のラッキョウだけど…


まず匂いがタマネギ。いや、タマネギよりもずっと穏やか。ラッキョウのような強い匂いはありません。タマネギだものあたりまえか。

シャキシャキするけど、筋はなくやわらかくて爽やかな甘味あり。じつにおいしい。

頂いた『エシャロット』はなんでも、「ほとんど手を入れず、雑草の中に混じっているような状態だったから粒が小さいのよ」ともおっしゃってました。

せっかくだから自分でも『ベルギーエシャロット』を育ててみたいもんだと思い、苗(球根?)を調べてみましたらば、けっこうなお値段で!

球ですと、

.Sサイズ25粒で350円くらい。

.100粒入りで880円というのもありました。

種子だと、3グラムで600円かなあ。

あ、そうそう、タマネギ、ですからねえ。1苗から1珠しかできないのだよなあ。

…てなことで、お財布とよーく相談いたさねば、です。

それにしても、お初の食べ物『エシャロット』という貴重なお品をいただき、ありがたいことであります。


【おまけ】

近所にお借りしている畑がありまして、友人らと一緒に野菜をつくってたのしんでおるんですが、その畑の敷地にはカキやクリ、ウメ、ユズ、グミ、ワラビ、フキ…などいろんな木や野草なども育ってまして、折々にそれらの果物などもいただいています。

先日は、友人が「これ、キクラゲだよ」と、とってとってくれました。初めてみる、なまのキクラゲ。


さわると、ブインブイン戻ってくる弾力があります。すごいね、生きてるものって。
お味噌汁に入れて食べました。(とはいえ、ほんとは、本物のキクラゲかどうかビクビクものではありましたけど。)
さて、お口にいれたら、こりゃまあ、なんともはやおいしい。
乾燥のキクラゲと、こうもちがうものだったとは。いやびっくり。

なお、今のところお腹もこわしてないし、笑いすぎたりもしないからだいじょうぶ、かなっ。あ、よく物忘れするのは、キノコのせいじゃないのかなあ。

2022年6月9日木曜日

遅くなったけど種まき3種

 シソなんてとうに苗で売られているというのに、今頃あわてて種まきしました。

青チリメンシソと、バジルの「ボロッソナポリターノ」、そして「関西ミツバ」。



とはいえ、シソもバジルもだいぶ古い種なので、発芽するかどうかあやしいです。

ミツバは、植え方をちょっと工夫してみました。前回、バーミキュライトが少なくて苗が容器の下のほうに植える格好になったら、どうも風通しが悪かったみたいで、茎が腐り、虫がわいてしまいました。

そこで、このたびは、バーミキュライトを多めに入れてみたのです。

容器のふちから5.5㎝下まで。


もっと入れることも考えたけど、発芽したあと茎をヒョロヒョロにしてしまうことがままあるので、増し土をする場合を考慮して、この高さまでにしてみたんだけど、どうですかねえ。

一応、バジルよりは分量が多めです。
バジルは6.5㎝ですし。あ、たったの1㎝しかちがってないじゃん。あらま。

おケチなわたしなので、なかなかたっぷり使うことができませんなあ。ハハハ

ところで、バジルなんですが。翌日のぞいてみたら、種が白っぽい半透明の粒々に変身してました。ううっ、なんとも不気味。バジルって種まきすれば毎度こうなるんだけど、いつ見ても、ギョッとしてしまいます。


…てなことで、なんとか、夏場の素麺やらパスタ、ピザのときの飾りと香りづけに間に合うといいんですけど。
どうもなんか、育つ前にスーパーで買って間に合わせちゃいそうな予感…


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2022年6月7日火曜日

キャベツとミツバ、ひっそり終了。

 キャベツの種まきは、3月11日でした。3か月たつわけだけれど、ちっとも大きくなる気配がありません。葉ボタンのまま固まってるふうなの。


上からのぞいてみた。どの葉もガッチリと固い。

中心部分。わずかに巻いているような、いないような。


根は、これまた伸びず。


葉を少しかじってみたら、特に苦いとかまずいとかいう味はしないのだが、固いです。歯が疲れます。

ま、これが結果ですからいたしかたありません。終わりにいたしましょう。


もう一丁は、ミツバ。朝に晩にちょくちょく摘んで重宝しておりましたんですが、どうもあやしい。


収穫するたびに、栽培容器付近からブオーッと飛び出してくるごく小さな羽根のある虫。ご近所さんにもご迷惑になりそうである。

たぶん原因は、この根元部分かと。密集させていたことや、栽培容器のふちよりだいぶ植えたので通気性がよろしくなく、腐ってしまいました。


引き抜いた根は真っ黒。うううっ

種まきがいつだったかと調べたら、去年の8月20日だそうな。おお、私にしてはかなりの長持ち野菜でしたなあ。よくがんばった、がんばった。(ミツバが、ですね。)
ちょうど花も咲いてしまったことだし、こちらもおしまいにいたしましょ。


あ、可食部分を選んで、洗っていただきます。すてませんぞ。


それにしても、キャベツ、残念であります。ひたすら観葉植物で終わってしまったなあ。

よおーし、次回はぜひ、秋の陣でやってみようじゃないの。
種袋には、「甘さがちがう」とか「良質でやわらか」とか、ワクワクなお誘いの文言がならんでるんですもん。


そして、ミツバ。これがまたどっさり入ってる種袋なのだ。2デシリットル入りで、たしか1袋700円くらいのをネットで買ってしまったのよね。まちがって。(この手のまちがいはたびたびで、同じ種を3袋もポチってしまった前科あり。)

近所でお借りしている畑を一緒にやっている友人らには「ミツバなんかわざわざ買わなくても、その辺の土手にいくらでもはえてるじゃん」「畑にだってはえてるんだから、根っこごとベランダに持っていけばいいのに」とか、言われ倒されております。(チッ)

ま、その通りなんですが、買っちゃった種を無駄にはできませんからなあ。

さ、暗い過去は片付けたことだし、未来にむかいましょ。
キャベツ、ミツバ、待っとれ~!


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2022年6月6日月曜日

最後のミニキュウリ1株

 関東甲信越は梅雨入りだそうで。どよ~んと暗い日中です。

ベランダのミニキュウリは3株ありましたが、ウドンコ病で2株がすでにおなくなり。残る1株は、発芽が遅くしかも最もひ弱な苗だったので、エアレーション付きの栽培装置(ホームハイポニカぷくぷく)に入れました。そのおかげですかねえ、ウドンコ責めにあいつつもまだ生き延びてます。

しかも、実をつけているんだなあ、これが。


律儀にも、節ごとに必ず実をつける「半白きゅう太郎」。ありがたや。

悩ましいのは、白く傷んできた葉をとってしまいたいのだが、葉の付け根に実あり。もしもこの葉をとってしまったら実も育たないような気がするんだなあ。だから、これはそのままにしておこうかと。

たぶん、とっていいのは、実より下の節にある葉っぱだろうと考え、ちぎってボツにしちゃいました。こんなんでよかったのやら…わかりません。


ミニキュウリと一緒に、トマト(中玉:Mr.浅野のけっさく、ミニ:シュガリーテール)とカラシナの「コーラルリーフプルーム」も収穫。

おお、珍しくなにやら豪華な雰囲気だわん!



なお、カラシナは日ごとに紫色がうせ、辛みもうすくなり、今やなんだかわからん怪しい色味の「ミズナ」(?)になりました。これ、辛いのが苦手な方には朗報かもです。

そうそう、爽やかなシャキシャキ感は健在。ミズナだと思うことにして、美味しくいただいてまーす。


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2022年6月5日日曜日

食用ホオズキの花

食用ホオズキの「太陽の子」。お初栽培で、種まきは3月3日でした。2リットルのプラスチック容器で水耕栽培しています。スタートはなかなか大きくならず心配しましたが、5月あたりからすんなり育っています。

6月1日。身長は30センチメートルくらいでしょうか。


最初の花芽がぼちぼち開きそうです。

6月2日。ひーらいた、ひーらいた。黄色の中に茶色の花びらマーク。ほう、こんなふうな花になりますか。

6月5日。花芽が実になってくれたみたい。だいぶちいさいですな。これが完成サイズなんだろか? これじゃ、食べたかどうかわからんだろなあ。

一番下が一番花でその上にも花芽がいくつかできていました。

脇芽を伸ばすらしいのですが、どのあたりから伸ばすんですかねえ。よくわかりません。
根元から20センチくらいの脇芽は泥はねなどがあるので取ってしまったほうがいいらしいけど、水耕栽培ですと泥もはねませんし。

全体像は、こんな感じです。うまく育ってくれるとうれしいなあ。はて、どんなもんでしょう。



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