園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年6月5日日曜日

食用ホオズキの花

食用ホオズキの「太陽の子」。お初栽培で、種まきは3月3日でした。2リットルのプラスチック容器で水耕栽培しています。スタートはなかなか大きくならず心配しましたが、5月あたりからすんなり育っています。

6月1日。身長は30センチメートルくらいでしょうか。


最初の花芽がぼちぼち開きそうです。

6月2日。ひーらいた、ひーらいた。黄色の中に茶色の花びらマーク。ほう、こんなふうな花になりますか。

6月5日。花芽が実になってくれたみたい。だいぶちいさいですな。これが完成サイズなんだろか? これじゃ、食べたかどうかわからんだろなあ。

一番下が一番花でその上にも花芽がいくつかできていました。

脇芽を伸ばすらしいのですが、どのあたりから伸ばすんですかねえ。よくわかりません。
根元から20センチくらいの脇芽は泥はねなどがあるので取ってしまったほうがいいらしいけど、水耕栽培ですと泥もはねませんし。

全体像は、こんな感じです。うまく育ってくれるとうれしいなあ。はて、どんなもんでしょう。



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2022年6月4日土曜日

芯どまりのミニトマト「シュガリーテール」の花と実

 ミニトマトの「シュガリーテール」は今、花芽がいっぱい。なんでもこの品種は「芯どまり」という性質だそうで、一定の背丈になると生長点が止まってしまうから、脇芽をとらずに伸ばして育てるものだそうな。おかげさんで、花はあちっちにもこっちにも咲き放題。なんてお得なトマトなんだろう。


…と思っていましたらば、なんだかどうも思いのほか実ができていないんだなあ、これが。

こちら6月2日の収穫ですが、シュガリーテールは5個だけで、あとは中玉の「Mr.浅野のけっさく」ばかりなり。


シュガリーテールは全2株あり、Mr.浅野のけっさくは3株です。浅野さんのほうが1本多いとはいえ、こんなに差があるもんかしらねえ、と思っておりましたらば。

ベランダの床掃除をしているときに、見つけましたぜ、その残骸を。

床に、シュガリーテールの花芽がポツポツと抜け落ちていたのです。


株のほうを見ますと、実のあるはずのところは茎ばかり。そんなふうに先が欠けた房があっちにもこっちにも。


どうりで実の数が少ないわけだ。
なかにはこんなふうに実がずらりと並んだ房もあるにはあるけど。整った房は珍しいみたい。当ベランダの場合、花は咲けども、着果に至るのは難しいってことですかねえ。

ところで、このシュガリーテールですが、お色がピンクになるらしいんですけど、当ベランダではちょいと微妙です。

Mr.浅野のけっさくと比べると、あまり違いを感じません。よーく見れば、浅野はオレンジよりの赤で、シュガリーテールはピンク寄りの赤って感じですかねえ。

そういえば、以前ピンク色のミニトマトを育てたことがありました。
同じく芯どまりタイプで「タイピンクエッグ」。(撮影:2015年6月2日)

タイピンクエッグは、まさにピンク色でした。まぶしいくらい。

お味はさっぱりスッキリって感じだったように思います。
なお、タイピンクエッグの種は2013年にブログ「いずみのベランダ水耕覚書」のいずみさんから頂戴したものでした。

そういえば、シソとかバジルの種まきをしていなかったと気がつく。このままじゃあ夏の葉物野菜がないじゃないかと今頃慌てる。
ベランダのトマトだって夏には収穫終わってるだろうし。ありゃま、7月8月はな~んにもなくなってますぜ。
今からでもなにかしら種まきして間に合いますかなあ…


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2022年6月3日金曜日

トマトが徒長するわけを考えてみた

 こちら、今年2022年1月1日に種まきしたトマト。中玉の「Mr.浅野のけっさく」と、ミニの「シュガリーテール」です。

シュガリーテールは隙間無く葉がしげり、浅野さんは、茎が太くて、節と節の間が短いです。(現在、9段目まで花芽あり。実は2段目あたりまで収穫中。)



一方こちらは、3月17日(シュガリーテール)と27日(Mr.浅野のけっさく)に種まきしたトマト。背丈が短いのはあとから種まきしたのだから当然だけど、節と節の間が長くてずいぶんとヒョロヒョロです。最初の花芽までがなが~~~い。


なんでだろう。みな同じベランダ育ちなのに。種まき時期がちがうとこうなっちゃうのだろうか。

でも、なんで1月種まき組がしっかり者で、3月種まき組がひょろ長なんだろう。

3月種まき組のほうが、当時の気温は高かったはずだからきちんと育つと思うんだけど。


うーん、ひょっとして陽当たり量とも関係があるのかも。

当方は南向きベランダです。冬は室内側にまでよく日差しがはいります。

1月種まき組は、まだ寒いから生長が遅くゆっくりゆっくり伸びていくのだけれど、お日様にはよくあたることができるので、時間をかけつつも正常に育っていく…のかも。

ところで、3月種まき組は、暖かいので生長のスピードがアップ。どんどん伸びていけるんだが、夏至まで、ベランダにあたるお日様がどんどんへっていく。6月に入った今頃ですと、直射日光があたるのは、お昼ごろの2時間くらいでしょうか。

その結果、トマト苗は日陰の植物状態になり、間延びした苗に育ってしまう…ってことかなあ。


でも、それなら1月種まき組のトマトだって陽当たりが悪いのは一緒なわけで、たとえば苗の上の方は、ちょうどお日様があたらなくなってから育ってる部分なのだから、そのあたりが徒長してしまうんじゃないのかなあ。

でも、そんなふうには見えず、どの節も伸び過ぎてしまったようすはないのだ。

うーん、もしや、1月種まき組の場合、実を作る作業に入っていることが関係あるのかもしれない。

実を作るのに時間と手間(というのかどうかわからん)を要していて、3月種まき組みのような幼い苗みたいに、茎が上に伸びることにだけに集中できず間延びできなかった、ということかもしれない。(日照が少なさは、実や葉には影響してくるだろうとは思う。)

……てな仮説を考えてみました。ほんとのところは知らんけど、です。ハハハ


ともあれ、3月種まきのひょろ長苗は今、風にあおられ横倒しにされてます。このままではいかんので、若干の位置移動をしました。

2株の「Mr.浅野のけっさく」は、栽培容器をゴミ箱にして、床置きに。


「シュガリーテール」1株は、もう床にあきがないので、そのまま手摺りにいてもらうことに。たしか身長が1メートルくらいにしかならいないそうなので、この位置でもなんとかなるだろうと思うんだがどんなもんでしょう。物干し竿に結わえています。


いやあ、じつは3月の種まき組は予備のつもりだったんですがねえ。ここまで育ってしまうともったいなくて。なんとか延命をはかりたく思うんでした。無駄な抵抗かもですけどね。


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2022年6月2日木曜日

衰退するミニキュウリ、ううっ…

 ミニキュウリの「半白きゅう太郎」全3株。2月に種まきしています。それが、どうも弱々しいのだなあ。強烈なウドンコ病に負けてます。

5月30日。こちらは、ざるにバーミキュライトを詰めた水耕栽培容器で育てていますが、どうにもこうにも、実の一つだになきぞ悲しき状態。ついに葉がしおれました。ああ無念の終了ゴング、ゴーン。


6月1日。残るは2株。ゴミ箱容器の株は、1個の実を下げています。



この1個は貴重品。(上の節の衰弱した2個は見なかったことにしよう。)


6月2日。その1個を収穫してゴミ箱容器の株も終了とする。ゴーン。
こうして写真サイズを特大にしても、キュウリは別に大きくはならんのでした。ハハハ


最後の株は、エアレーションあり(「ホームハイポニカぷくぷく」という水耕栽培用の装置:約100円/電気代月額)にて、かろうじて生息中。

この株ももれなくウドンコ病で下半分は葉を落としています。上方にいくつかの雌花がみられますので、これらがうまく実れば御の字。でもその前にウドンコがせり上がってくるのか予断を許しまへん。ドキドキの、キュウリVSウドンコ。
さてその結果はいかがなるや、次号に続く、ですな。


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2022年5月30日月曜日

難しかった春の新芯菜(しんしんさい)

 新芯菜(しんしんさい)の種まきは3月11日でした。とうだちしてきた花芽のついた茎を摘み取って収穫していく野菜だそうです。菜の花とかつぼみ菜みたいな感じでしょうか。

夏に向かう時期でもOKだそうで、こりゃあいいなあと、お初栽培をしています。

新芯菜は、まだ小さいうちからほんによく脇芽をだしてくれます。あっちにも、こっちにも。


3株育てていますが、どれももれなく脇芽のオンパレードでございまして。

しかしながら、茎が伸びず、短い茎のまますぐに花が咲いてしまうので、大急ぎで摘み取ると、こうなっちゃうんだなあ。
花と短い茎と小さな葉っぱが少しついてるだけ。


ならば、しばらくこのまま放置しておいたらどうだろう。茎が伸びていい感じ育つかもしれない。

やってみました。4日後のお姿がこちらです。

花のついた茎はぐい~んと伸びてます。


けれども、摘み取る位置が難しい。次回の脇芽が出るであろう場所をのこして、その上の茎を折ることになるんだが。


そうすると、またもや花と短い茎と…になっちゃうんだなあこれが。


原因は「水耕栽培」だからかなあとも考えられます。

でも、近所にお借りしている畑でも同じく、花と若干の茎だけのションボリな収穫となります。


うーん、むずかしいですなあ。

結局、ベランダのも畑のも撤収。降参。


なんかねえ、なんとも無念なもんですから、今更ながら種袋をじっと見る。

そういえば、この表の写真の茎って短いよなあとぞ思う。

「生育適温」は15~20度、ということは、もう今とっくに20度ごえしてるし。


裏面を見るに、「夏野菜として評価が高い」に憧れてのラインナップだったと思い返す。


考えてみれば、菜の花は春になったら花が咲いてタネができて終わっていく植物でしたもん、新芯菜とて同じアブラナ科でしょうから同じ運命になるわけで。

ともあれ、新芯菜は花が咲いちゃっても味噌汁の浮き実にして食べたりしたけど、苦味もなく爽やかでしたし、茎は(細いけど)ポキポキと歯切れよく、ちゃんと育ったら「アスパラナ」みたいにきっと美味しいだろうなあとおもうのです。

うん、秋になったらもう一度やってみましょ。脇芽がじゃんじゃん出るタイプなのはわかっているので、涼しくなる秋ならすんなり育って、食べきれないやあ~なーんて、豊作になっちゃくかもだわん。

だって、種、まだいっぱい残ってるしねっ。


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